T29

Last-modified: 2023-06-18 (日) 17:20:04

A11_T29.png

Tier 7 アメリカ 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)102/76/51本体価格(シルバー)1,450,300
最高速度(km/h)前進35.0マッチング範囲(戦闘Tier)7~9
後退12.0派生元車輌M4A3E2
発見可能範囲(m)静止時411.82M6
移動時428.41

パッケージ

初期LVL1LVL2LVL3LVL4LVL5LVL6LVL7LVL8
T29
E:42,070
S:1,450,300
主砲
E:?
S:81,000
無線
E:?
S:54,000
エンジン
E:?
S:48,500
履帯
E:?
S:22,000
砲塔
E:?
S:25,500
エンジン
E:?
S:59,000
主砲
E:?
S:118,000
戦車
T32
E:100,000
S:2,610,000

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比旋回速度視認範囲
初期
T29
Ford GAZ76 mm Gun M1A2T84E1T1231,150SCR 508
72020 / [12.08]279/127/102395
11.431.1/1.9/2.626330
LVL.1
主砲
Ford GAZ90 mm Gun M3T84E1T1231,150SCR 508
72020 / [11.35]279/127/102395
11.351.1/1.9/2.626330
LVL.2
無線
Ford GAZ90 mm Gun M3T84E1T1231,150SCR 528
72020 / [11.35]279/127/102745
11.351.1/1.9/2.626330
LVL.3
エンジン
GMC Allison V1710-E3290 mm Gun M3T84E1T1231,150SCR 528
76020 / [12.66]279/127/102745
11.981.1/1.9/2.626330
LVL.4
履帯
GMC Allison V1710-E3290 mm Gun M3T84E3T1231,150SCR 528
76025 / [20.04]279/127/102745
11.981.1/1.5/2.626330
LVL.5
砲塔
GMC Allison V1710-E3290 mm Gun M3T84E3T1231,250SCR 528
76025 / [19.82]279/127/102745
11.851.1/1.5/2.626380
LVL.6
エンジン
Continental AV-1790-390 mm Gun M3T84E3T1231,250SCR 528
80025 / [20.86]279/127/102745
12.471.1/1.5/2.626380
LVL.7
主砲
Continental AV-1790-3105 mm Gun T5E1T84E3T1231,250SCR 528
80025 / [20.74]279/127/102745
12.401.1/1.5/2.626380

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

砲性能

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ攻撃半径砲弾速度砲弾射程発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
76 mm Gun M1A2AP
APCR
HE
96
7G
68
128
177
38
115
115
185
---
---
1.09
792
990
792
720
720
720
16.671,9172.300.40126+15
-10
16.671,9172.300.40126
90 mm Gun M3AP
APCR
HE
255
11G
255
160
243
45
240
240
320
---
---
1.46
853
1,066
853
720
720
720
7.891,8942.300.3873+15
-10
7.891,8942.300.3873
105 mm Gun T5E1AP
APCR
HE
1,000
12G
680
198
245
53
320
320
420
---
---
1.91
945
1,181
945
720
720
720
4.381,4022.300.4263+15
-10
5.261,6832.300.4263

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
緑字:改良砲塔

解説

  • 概要
    Tier 7アメリカ重戦車
    ドイツの新型戦車に対抗するために開発された試作車両。
    飛びぬけて硬い砲塔と強力な105mm砲を擁し、人気重戦車筆頭とも言われる。
    • 引継ぎ・開発に関する注意点
      ジャンボから経由した場合、文字通り何も引き継がない
      初期パッケージは性能が低く、楽をした分の報いとでも言わんばかりの悲惨な乗り出しとなる。
      特に初期砲は全く通用しない性能で、完全に戦犯なので、フリー経験値投入を含めて最優先で中間砲の開発をすること
      フリー経験値が足りなければ一旦M6T20の開発に軸足を移し、そちらで入手する方法もある。
      M6を経由した場合、すぐに90mm砲を搭載できるため最低限の火力は確保できる。
      上位戦車を相手するには頼りないが、幸い防御力は初期状態でも高いので、運用次第では乗り出しから活躍することも夢ではない。
       
  • 火力
    • 76 mm Gun M1A2
      初期砲。
      M6の中間砲。
      発射速度・精度に優れるが単発火力は低い。
      同Tier帯で使って行くには少々厳しく早めに中間砲へ載せ替えたい。
       
    • 90 mm Gun M3
      中間砲。
      精度と発射速度・DPMに優れるが、AP貫通力と単発威力の不足から同格以上の重戦車や重装甲駆逐戦車を相手取るには力不足。
      正面戦闘では石頭を活かしながら敵の無駄撃ちを誘ったり、弱点を晒した敵を狙い撃つ方向で慎重に立ち回る事になる。
      一方で、性能の良い金弾を惜しまず投入すれば、高いDPMを遺憾なく発揮する事も可能。
      また、中・軽戦車への対応や履帯切りなどのサポートに回る場合にも精度と発射速度が有効に働く。
      小さな弱点をピンポイントで狙い撃つような場合もこちらが強い。
       
    • 105mm Gun T5E1
      最終砲。
      精度に難点を抱えるものの、十分な貫通力と威力、弾速、照準速度を持ったバランスの良い強力な砲。
      本車以降の砲とほぼ同じ性能なので、扱いに馴れておこう。
       
  • 装甲
    米重戦車ツリーはここからが真骨頂。巨大な砲塔の装甲がとにかく厚い。
    砲塔・車体とも天板が薄く、自走砲や榴弾砲、車高や地形を利用した撃ち下ろしには注意が必要。
     
    • 車体
      正面上部は140mm程度で、ここだけはそれなりの硬さ。
      格下とのタイマンなら信頼できるが、貫通150mm以上になると正面から安定して抜かれる。
      また車体下部や車体正面右側の機銃口は貫通100mm前後で抜かれる。
       
      正面が薄いため昼飯の角度はかなり深く取らないと意味がないのだが、そうすると機銃口側面や76mmしかない車体側面を抜かれる。
      豚飯をしても大口径HEが容易に大ダメージとなるばかりか、角度を間違えればAPにすら貫通される。
      履帯で受けての時間稼ぎは相手の腕と砲精度しだいなのでアテにはできない。
      平地で車体を晒しての接近戦は、HPで受けて競り勝てる局面以外では避けた方が良い。
       
    • 改良砲塔
      ハルダウンを心掛ければ、無類のタフネスを発揮できる。
      砲塔の余りの巨大さ故に、旋回させると正面を隠している遮蔽物から前後がはみ出すことがある点に気をつけよう。
      防盾は279mm、正面は178mmで向かって右側が約42度、左側が約48度傾斜であり、正面を向けていれば貫通240mm程度までは防げる。
      ただ、KV-2に代表される大口径砲榴弾に対しては分が悪い。防楯で防げれば良いが、そうでなければ砲塔正面で受けても無視できないダメージが発生する。
      また、格上重戦車や駆逐戦車の貫通300mmを超えるような金弾にも注意が必要。
      砲塔側面は大部分が127mmだが、前方だけは178mmある。敵に回したら後部を狙おう。
      正面の弱点としてキューポラとオデコの三角形部分があり、ここだけは200mmクラスの砲で貫通される可能性がある。
      ただしハルダウン時はキューポラの大部分を隠すことが可能。
      その他、両面に大きなステレオスコープがあるが、そこには当たり判定がない。
      しかし、当てられるか微妙な穴があり、そこにダメージを受けると、結構大きい損傷になるので注意は必要。
      ハルダウンしたT29を敵に回したときは、無理に相手せず無駄なダメージをもらわないようにポジションを保持するか、陣地転換しよう。
      ハルダウン

      ハルダウン時の敵車輌からの見え方
      T29armor-2.PNG
      10度という極めて良好な俯角と遮蔽物をうまく使い、砲塔だけを見上げられるようにすると無敵ともいえる要塞っぷりを発揮する。
      さらに平地では若干弱い車体上面も、車体前方を持ち上げて角度をつければ200mm厚ほどになる。

       
  • 機動性
    重量は増加したが元々エンジン出力に恵まれたアメリカ戦車だけあり、エンジンの開発が進めば実用的な速力を発揮できる。
    履帯と砲塔の旋回性も重戦車としては高い数値を維持しているので、接近戦の対処能力も確保されている。
    M6の(重戦車としては)軽快な機動力には及ばないが、動かす事に関してはさほどストレスを感じないだろう。
     
  • 総論
    長所短所のハッキリした強力な車両に発展している。
    砲塔正面は極端な硬さを持つが、車体は同格重・中戦車に簡単に抜かれるためハルダウンのできない場所では脆い。
    「車体を隠す」「砲塔正面だけを見せる」を心がければ生存率が上がり、成績も伸びるだろう。
    ただし、正面装甲を過信して動かないままで居ると自走砲のいい的にされたり、味方に置いていかれて碌に撃つ事無く試合が終わったりする。
    動くべき時・そうでない時はきちんと見極めよう。

史実

後にM26パーシング中戦車となる、T26試作重戦車を対ティーガーとして投入を決定したものの、ティーガーIIの出現でT26では火力・装甲共に不足していると言う結論に達しました。
そのため、急遽、T26E3の車体をベースに延長拡大と重装甲化、M6A2E1でテストされた105mmT5E1高初速砲の搭載を決定、T29として開発が進められました。
最終的な重量は、T26が45tクラスだったのに対して、ティーガーIIと同じ70tクラスになりましたが、750馬力のフォードGACエンジンにより、カタログ上では32km/hという速度が出せる性能を持っていました。
試作車両が完成した頃、ヨーロッパではドイツの降伏によって戦争が終結してしまったために、対ティーガーIIの為に戦投入する必要はなくなってしまいますが、
もう一方で、太平洋戦線に展開していたアメリカ軍が手を焼いていた、日本軍の防御陣地攻略のために限定的に生産発注するとされました。
しかし、そうこうしてる内に太平洋戦線も終結してしまい、結局、試作を数量生産したのみで正式化には至りませんでした。
同時並行開発にT30試作重戦車もあり、こちらは155mmT7砲とさらに強力なアリソンV1710V12気筒エンジンを搭載していましたが、T29と同じく正式化されずに開発が終了しました。

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