Tier 8 イギリス 重戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 130/35/35 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 33.0 | ボーナス | シルバー | 50% | |
後退 | 12.0 | 車輌経験値 | 10% | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 396.41 | 搭乗員経験値 | 0% | ||
移動時 | 421.30 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
Caliban G:10,000 | Caliban E:0 S:0 |
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G:購入価格(ゴールド)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Caliban | Meteorite Mk. 202 | QF 6-inch Caliban | Caliban | Caliban | 1,500 | SR C45 | |
950 | 30 / [27.27] | 250/80/50 | 750 | ||||
23.36 | 1.0/1.1/1.9 | 23 | 370 | ||||
Caliban | Meteorite Mk. 202 | QF 6-inch Caliban Mk. II | Caliban | Caliban | 1,500 | SR C45 | |
950 | 30 / [27.27] | 250/80/50 | 750 | ||||
23.36 | 1.0/1.1/1.9 | 23 | 370 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 装填時間 | 合計[装填時間] 連射[間隔] | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
QF 6-inch Caliban | HESH APCR | 1,850 12G | 180 292 | 850 600 | 2.67 --- | 354 500 | 720 720 | 残1[40.00] 残0[25.00] | 合計[65.00] 連射[2.00] | 4.10 | 0.58 | 30 [2] | +12 -10 | |
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
QF 6-inch Caliban Mk. II | HESH APCR | 1,850 12G | 180 292 | 850 600 | 2.67 --- | 354 500 | 720 720 | 2.67 | 1,602 (APCR) | 4.10 | 0.52 | 30 | +12 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
弾道は山なりだが重装甲以外への火力は抜群。
Tier 8のKV-2。- QF 6-inch Caliban
152.4mm榴弾砲の2発装填オートリローダー。貫通させることが出来れば威力は絶大である。
通常弾の貫通力はHESHとしてはかなり高い180mm。同格重戦車の弱点に貫通させるには物足りないが、側面や軽装甲・中装甲車輌の装甲であれば貫通させることが出来る。
課金弾の貫通力は駆逐戦車並で非常に高い292mm。口径が大きいため50mm以下の装甲には跳弾されず、俯角も10°と良好。
特にHE弾の弾速は354m/sと同格の自走砲のHE弾よりも遅い。また、課金弾APCRの弾速もAPCRなのに弾速500m/sと「コレ壊れてない?」と疑うレベル。
装填時間についても初弾が40秒もかかるため、最初の会敵に間に合わない事も多い。2発目は25秒とかなり短縮されるがそれでもKV-2よりも遅く、オートリローダーであることから装填棒も載せる事ができない為、実質的なDPMはかなり低い。
2発撃ち切ってしまった後は長い隙を晒すことになるため味方の援護は不可欠である。 - QF 6-inch Caliban Mk. II
基本的な数値はオートリローダー砲と同じ。
オートリローダー砲はとっさの時に長い装填時間と引き換えに2連射出来るという利点が存在するが、運用方法は実質2発目を装填しながら1発ずつ撃つという事になる。
そこで気づいた識者は、「アレ?これ単発砲のほうがイインジャネ?」と考え開発された(憶測)のがこの砲である。
装填時間は22.50秒、APCRのDPMは1,602と落ちるが2連射出来ない代わりに通常車輌並の装填速度を手に入れた。
が、精度・拡散・弾速はリローダー砲を変わらず最低レベルであること考えた立ち回りが求められる。
- QF 6-inch Caliban
- 装甲
- 砲塔
俯角を10°取ることができ、砲塔の傾斜とあわせてハルダウンとの相性が良い。
砲塔正面は傾斜30°の装甲厚145mm、実質装甲厚290mmと同格通常弾であればおおよそ防げる。
キューポラは正面底部80mm・上部60mmと弱点。
俯角を最大限に取ると砲塔の装甲は傾斜込みで300mm程度と格上の砲弾でも防ぐことのできる値になる。
砲塔上部は揺動砲塔のように分離しているため、俯角を取った状態では傾斜が減り250mm程度になってしまう。
砲身を上に向けることで砲塔上部の傾斜もきつくなり弱点であるキューポラも隠すことができるが、砲身を上げすぎると砲身真下の240mm程度の部分を見せてしまうので注意。
よそ見をすると砲身や砲塔の側面の装甲が薄い部分を晒してしまうので注意。
砲身付け根の周りは狭いが250mmの垂直装甲となっている。 - 車体
正面上部はやはり220mm程度と砲塔とそれほど変わらない。アメリカ重戦車のような曲面になっているため昼飯の角度をとっても防御効果は薄い。
砲塔と同様に俯角を最大限に取ると300mm程度になるのでハルダウン時に晒して多めに前に出ることができる。
車体下部は170mm程度とやや薄い。
側面装甲は全域にわたって35mmしかなく、相手によっては3倍ルールで貫通されてしまう。
豚飯の姿勢を取ると40mm前後しかない突き出た砲塔基部や車体後部の出っ張りを晒してしまうため、状況によっては豚飯で貫通可能な面積を減らせるが多用できるものではない。
- 砲塔
- 機動性
前進速度33km/h・後退速度12km/hと重戦車の中でも低めの値だが、出力重量比は重戦車の中でもトップクラスであり加速は良好。
走り出しの加速力も重戦車としては悪くない。
また車体の旋回速度も平均的な値であるため短距離の移動などは数値ほどのストレスは感じさせない。 - 拡張パーツ
おすすめの拡張パーツは、新型射撃装置・砲安定装置・改良型換気装置の3つ。
新型射撃装置で劣悪な照準速度を緩和。
砲安定装置でハルダウン等での砲拡散を緩和。
改良型換気装置で搭乗員の関わる車輌性能を強化。*1
新型装填装置(装填速度)は装備できないため改良型換気装置が代役となる。照準速度+12% 4.10秒→3.60秒 車輌移動の精度+20%
砲塔旋回精度+20%2.69m→2.15m
1.07m0.85m搭乗員能力+5% 搭乗員の関わる車輌性能を強化 - 総論
絶大な瞬間火力と引き換えに自走砲並の取り回しという極端な主砲を搭載し、条件付きの装甲に瞬発力重視の足回りといった実に英国らしい一台である。
その性能から最前線での撃ち合いをしたくなるが、車両のロールにあるように本車両は支援型重戦車である。
長い照準時間や装填時間から味方のカバーは必須であり、単騎で活躍するタイプの車両ではない。
一歩引いた位置でチャンスを伺い味方と連携して確実に戦果を挙げていきたい。
史実
1962年に英国ロイヤル・ミリタリー・カレッジで提唱された計画のひとつがCalibanである。
見た目のエレガントさやインパクトには欠けるものの、相当の機動性、信頼に足る正面装甲、そして脅威的な火力のすべてを兼ね備えた優秀な車輌になるはずだった。
しかし、その実現に不可欠な先進技術があまりにも複雑かつ高額であったため、同時期に生産または開発されていた他の車輌と比べると量産兵器としての優秀さに欠けると判断された。
結果的に計画は設計段階で打ち切られ、試作車輌の製造には至っていない。