Tier 8 イタリア 重戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 100/70/40 | 本体価格(シルバー) | 2,600,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 45.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | ||
後退 | 12.0 | 派生元車輌 | Carro P.88 | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 397.60 | ||||
移動時 | 421.30 |
パッケージ
初期 | Lv.1 | Lv.2 | Lv.3 | Lv.4 | Lv.5 | Lv.6 | |||
Progetto 54 E:57,750 S:1,480,000 | ━ | エンジン E:14,000 S:85,000 | 無線 E:6,000 S:43,700 | 砲塔 E:13,500 S:33,900 | 履帯 E:20,000 S:34,000 | 主砲 E:41,490 S:125,000 | ━ | 戦車 Progetto 66 E:150,190 S:3,600,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 旋回速度 | 視認範囲 | |||||
初期 Progetto 54 | Daimler–Benz Typ MB 837 A | Cannone da 105/53 | Progetto CC55 mod. 54 A | Progetto CC55 mod. 54 A | 1,400 | SEM-35 | |
600 | 25 / [16.87] | 200/100/100 | 525 | ||||
13.03 | 1.1/1.7/2.5 | 28 | 360 | ||||
Lv.1 エンジン | Hanomag D831 A | Cannone da 105/53 | Progetto CC55 mod. 54 A | Progetto CC55 mod. 54 A | 1,400 | SEM-35 | |
850 | 25 / [24.04] | 200/100/100 | 525 | ||||
18.57 | 1.1/1.7/2.5 | 28 | 360 | ||||
Lv.2 無線 | Hanomag D831 A | Cannone da 105/53 | Progetto CC55 mod. 54 A | Progetto CC55 mod. 54 A | 1,400 | SEM-80 | |
850 | 25 / [24.04] | 200/100/100 | 710 | ||||
18.57 | 1.1/1.7/2.5 | 28 | 360 | ||||
Lv.3 砲塔 | Hanomag D831 A | Cannone da 105/53 | Progetto CC55 mod. 54 A | Progetto CC55 mod. 54 B | 1,450 | SEM-80 | |
850 | 25 / [23.03] | 180/100/100 | 710 | ||||
17.79 | 1.1/1.7/2.5 | 30 | 370 | ||||
Lv.4 履帯 | Hanomag D831 A | Cannone da 105/53 | Progetto CC55 mod. 54 B | Progetto CC55 mod. 54 B | 1,450 | SEM-80 | |
850 | 28 / [25.80] | 180/100/100 | 710 | ||||
17.79 | 1.1/1.2/2.3 | 30 | 370 | ||||
Lv.5 主砲 | Hanomag D831 A | Cannone da 105/71 | Progetto CC55 mod. 54 B | Progetto CC55 mod. 54 B | 1,450 | SEM-80 | |
850 | 28 / [25.68] | 180/100/100 | 710 | ||||
17.71 | 1.1/1.2/2.3 | 30 | 370 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | |||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 装填時間 | 合計[装填時間] 連射[間隔] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
Cannone da 105/53 | AP APDS HE | 550 8G 750 | 202 230 105 | 320 320 420 | --- --- 1.91 | 903 1,111 827 | 720 720 720 | 残2[13.00] 残1[17.00] 残0[21.00] | 合計51.00] 連射[3.50] | 1,946 | 2.90 | 0.39 | 33 [3] | +20 -9 | |
残2[13.00] 残1[16.00] 残0[20.00] | 合計[49.00] 連射[3.50] | 1,946 | 2.70 | 0.38 | 39 [3] | ||||||||||
Cannone da 105/71 | AP APDS HE | 765 9G 815 | 220 242 105 | 320 320 420 | --- --- 1.91 | 1,147 1,386 827 | 720 720 720 | 残2[13.00] 残1[17.00] 残0[21.00] | 合計[51.00] 連射[3.50] | 1,946 | 2.90 | 0.39 | 33 [3] | +20 -9 | |
残2[13.00] 残1[16.00] 残0[20.00] | 合計[49.00] 連射[3.50] | 1,946 | 2.70 | 0.38 | 39 [3] |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
※緑字:改良砲塔
解説
- 火力
本車はイタリア重戦車ツリーの中で改良型自動再装填砲を初めて使用できる車輌となる。基本的にはイタリア中戦車ツリーの自動再装填砲(オートリローダー)と同様のシステムで、装填途中でもすでに装填されている砲弾を発射できるというものである。
ただし通常の自動再装填砲と違い、装填途中に砲撃しても残り装填時間に応じて次の装填時間にボーナスが付与される。
そのため、装填途中に発砲しても装填時間が完全には無駄にならずアドバンテージを得ることができる。
装填時間のボーナスは4段階に分かれており、次弾の装填時間が残り時間に応じて最大50%短縮される。
本車に関しては装填時間のボーナス1段階につき次弾の装填が2秒程度短縮されると覚えておけばよいだろう。
1発目は装填済みの砲弾がなく途中発砲ができないため、装填時間のボーナスが発生するのは2発目と3発目の装填時のみであり、装填ボーナスが適用されるのは1発目と2発目の砲弾となる。
自走砲の砲撃によるスタン状態になると装填時間は伸びるがボーナスの発生タイミングは通常通りである。
弾薬庫が破壊された場合装填時間が伸び、ボーナスゲージの段階の間隔も大きくなる。- Cannone da 105/53
初期砲。
平均的な性能の主砲だが、DPMと貫通力が不足している。
ハルダウンで正面から戦うことの多い本車では貫通力の不足を実感しやすいだろう。
防御姿勢を取った同格重戦車に対しては厳しい戦いを強いられる。
貫通力の不足分は金弾の使用や機動力を活かした側面攻撃などで補っていきたい。
HE弾の貫通力が105mmと高く背後を取れば十分貫通可能であり大きな可能性を秘めているが、通常砲に比べ弾種切り替えのリスクが高いため使用の判断は慎重に行いたい。 - Cannone da 105/71
最終砲。
初期砲から貫通力と弾速が改善した。
全体的に平均的な性能であるがDPMは低いまま据え置きである。
同格のTier帯の主砲の中では弾速に優れている。連射間隔は3.5秒と他の自動装填車輌に比べて長くスキが生まれやすい。
幸い照準時間は短めなので、連射時でも軽く前後運動を入れるよう癖をつけておくと良いだろう。
装填時間の合計がかなり長いのに対して、弾倉合計攻撃力は960と低めである。俯角は-9°と良好な値であり、砲塔の重装甲と合わせてハルダウンを得意とする。
搭載できる砲弾は33発と、重戦車としてはもちろん自動装填砲を搭載した車輌としてもかなり少なめである。
しかし、発射速度自体が低いため意外と弾切れにはなりにくい。
- Cannone da 105/53
- 装甲
- 初期砲塔
貫通220mm以上の相手には通用し辛い。
防楯は240mm~、防楯横は200mm~。絞られた側面(100mm)も正面時の傾斜角が65°止まりであるため、AP、APCRの跳弾は難しい。
一応上向きにも傾斜が掛かっているので、撃ち上げさせれば多少装甲厚を水増しできる。
キューポラはサイズが大きく狙われやすい。傾斜の付いた中段は200mm程度あるが、円筒部分は100~70mm厚しかなく非常に脆い。 - 改良砲塔
スペック上の装甲厚は初期砲塔から減少するものの、傾斜により防御力は改善される。
防楯は260mm~、角張った防楯横は上下ともに45°傾斜で255mm相当(APで235mm)となる。
ただしこれは水平から撃った場合の話であり、撃ち下ろされたり撃ち上げられたりすると、上下どちらかの傾斜が相殺されてしまう。
ハルダウンの際は主砲と上半分だけを露出させ、下半分は隠すようにしよう。
キューポラは110mmの円筒形だが、大きめに俯角を取ってハルダウンすれば完全に隠すことが出来る。 - 車体
正面装甲は傾斜がきつく、特に外縁部はAPやAPCRを跳弾しやすい。
上部は100mm+65°傾斜で240mm相当(APの標準化と撃ち下ろしを加味すると190mm程度)。操縦手用ペリスコープより上は傾斜のきつい65mm。
下部は65mmだが傾斜がかなりきつく、特に近接戦などで撃ち下ろされる場合は大部分が傾斜角70°に達する。弱点は誘導輪に近い左右端であり、膨らんでいるため傾斜が甘くなっている。
側面は概ね均一な70mmであり、豚飯や逆豚に使うにはギリギリの厚みである。昼飯の角度を取ると正面上部の傾斜が相殺される上、見た目ではわかりにくいがターレットリングの膨らみが弱点となる。
- 初期砲塔
- 機動性
初期状態であってもスピードは出しやすく、並の重戦車よりも速く動き出すことができる。
しかし旋回速度は劣悪極まりなく、市街地戦では角を曲がるごとに減速する必要がありその機動力を生かすことができない。
エンジンの開発を進めることで改善する。
開発エンジンを搭載すると同格重戦車の中では頭一つ抜けた機動力を発揮し、平地ではあっという間に40km/hまで到達する。
中戦車にも随伴可能な機動力は十分備えているため、重戦車戦場での活躍が見込めそうにない場合は柔軟に進行ルートを変更しよう。
本車の機動力は接近戦ではなく長距離移動による配置転換のためのものであると覚えておくとよいだろう。 - 総論
本車の強みは、良好な機動力と改良型自動再装填システムを搭載しつつ優秀な砲塔装甲を持つことである。
基本的にはハルダウン状態から単発で相手の体力を削り、弾倉合計攻撃力で削りきれる状態になったところで一気に撃破するといった戦い方になるだろう。
一方で同Tier帯の重戦車には強固な装甲や高い貫通力を持つ車輌が多く、重戦車戦場での正面切っての戦闘は不利になりやすい。
特に装填時間の長さは大きな問題であり、単発での撃ち合いになると敵の装填が先に完了するため照準をつける時間を与えてしまう。
また、旋回性能の悪さと装填時間の長さから接近戦を挑まれると脆い場面が多い。
これらをカバーする最善の方法は常に味方と行動をともにすることだろう。極力単独行動は避けて味方の援護を受けられる位置取りを意識しよう。
また、移動速度の速さは柔軟な配置転換や裏取りを可能にするため、正面戦闘にこだわらず状況を見て積極的に移動することで戦果につながるだろう。
史実
1954年、指導者であるQuinzioが2種類の無限軌道車輌、carro da combattimento(戦闘車輌)およびcarro per tutto il resto(汎用戦車)で構成された戦車部隊の結成を提案しました。
彼は、carro da combattimentoを強力な主砲を搭載した50トン級の車輌として考えていましたが、試作車両が作られることはありませんでした。
コメント
- 初乗り。コレ、エンジン開発しないとまともに動けないな。 -- 2021-07-21 (水) 17:24:20
- 実装されたけど装填がnerfされてるし普通のリローダーだから味方への負担が更にヤバい産廃ツリーの始まりである -- 2021-07-24 (土) 10:15:45
- PC版くらいリロード時間短縮されないとツライ -- 2021-07-25 (日) 13:52:04