Tier 3 ドイツ 中戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 30/20/20 | 本体価格(シルバー) | 41,000 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 42 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 3~5 | ||
後退 | 18 | 派生元車輌 | Pz. III E | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.25 | ||||
移動時 | 0.19 |
パッケージ
┏ | ━ | ━ | Pz. IV D E:4,140 S:150,000 | ||||
Pz. IV A E:1,250 S:41,000 | ━ | Pz.Kpfw. IV Ausf. B E:770 S:14,630 | ┻ | Pz. Kpfw. IV Ausf. C E:770 S:25,080 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Pz. IV A | Maybach HL 108 TR | 5 cm Kw.K. 38 L/42 | Pz.Kpfw. IV Ausf. A | Pz.Kpfw. IV Ausf. A | 250 | FuG 2 | |
320 | 35 / [25.67] | 30/15/15 | 265 | ||||
17.86 | 1.1/1.5/2.5 | 44 | 320 | ||||
Pz.Kpfw. IV Ausf. B | Maybach HL 120 TR | 5 cm Kw.K. 38 L/42 | Pz.Kpfw. IV Ausf. B | Pz.Kpfw. IV Ausf. B | 270 | FuG 5 | |
350 | 40 / [36.56] | 30/20/20 | 310 | ||||
19.29 | 1.1/1.3/2.3 | 44 | 330 | ||||
Pz. Kpfw. IV Ausf. C | Maybach HL 120 TR | 7,5 cm Kw.K. 37 L/24 | Pz.Kpfw. IV Ausf. B | Pz.Kpfw. IV Ausf. B | 270 | FuG 7 | |
350 | 40 / [36.37] | 30/20/20 | 310 | ||||
19.19 | 1.1/1.3/2.3 | 44 | 330 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
5 cm Kw.K. 38 L/42 | AP APCR HE | 30 5G 18 | 60 96 25 | 70 70 90 | 27.27 | 1,909 | 1.90 | 0.46 5.60 3.24 | 150 | +20 -10 | |
27.27 | 1,909 | 1.90 | 0.46 5.60 3.24 | 150 | +20 -10 | ||||||
7,5 cm Kw.K. 37 L/24 | AP HEAT HE | 30 5G 38 | 43 87 38 | 110 110 175 | 15.00 | 1,650 | 1.90 | 0.50 6.09 3.52 | 122 | +20 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
機関砲が無くなり、III号軽戦車より引き継いだ5cm砲と新たに開発可能な短砲身7,5cm砲を搭載できる。- 5 cm Kw.K. 38 L/42
初期砲。
Pz. III Eより総合的な性能が向上し取り扱いやすくなっている。
最終砲の7,5cm砲と比べ、手数で勝負する砲性能である。
しかし、分間ダメージ量は大きく、DPM1,909を誇る。貫通可能な相手であれば十二分な性能。
スペック通りの火力を発揮するためには、停止して姿をさらしたまま連射する必要があり、紙装甲なこの戦車では、被弾しない工夫が必要。
精度も低いので、遠距離狙撃には向かない。
丘陵や遮蔽物を利用した中距離戦につとめよう。 - 7,5 cm Kw.K. 37 L/24
最終砲。
AP(徹甲弾)運用よりも、HE(榴弾)運用に向いた短砲身砲。
AP(徹甲弾)運用をする場合、初期砲より貫通力・発射速度が落ちてしまいDPMも1,909→1,650と落ちてしまい非常に苦しい戦いとなる。
だがこの最終砲には1つだけ良い点が存在する。それはHE(榴弾)だ。HE(榴弾)をメインで戦う場合HE(榴弾)運用と呼ばれる。
榴弾は非貫通の場合、砲弾が直撃した点の装甲が薄いほどダメージが大きくなるので、極力装甲の薄いところを狙おう。
また、この砲を取り扱う際は、貫通力の関係でAPの出番がほぼ無い(HEと比較して5mm差しかない)為、出撃前に弾種設定でHE(榴弾)多めにしていくと良いだろう。
人によっては全てHE(榴弾)にするプレイヤーも存在する。
HEAT(対戦車榴弾)の貫通力は87mmと前述の5cm砲のAPCRと大差ない。
HEでは貫通しにくいが、HEATなら確実に貫通できる(実装甲厚40~60mm程度の相手)に効果を発揮しやすい。
- 5 cm Kw.K. 38 L/42
- 装甲
中戦車にも拘わらず、車体装甲は非常に薄い紙装甲。
まだ耐える運用が可能な程の耐久力は持ち合わせていないため、極力被弾しないよう心がけよう。
- 機動性
初期エンジンでもそこそこ機動力は確保されている。
しかし、最高速が下がっているため、速度を生かした軽戦車のような振る舞いは出来ない。
改良型エンジンを搭載することで、中戦車としては必要十分な機動力を確保出来る。
- 総論
III号軽戦車に比べると、機動力と車体装甲、隠蔽率を落とした代わりに、攻撃力が強化されている。
紙装甲のため最前線で戦うには厳しい部分があるが、装甲以外の部分ではこれといって問題ない。
7.5cm最終砲の榴弾火力は無視出来ない存在であり、被弾を極力避けつつ後方から前線を支援するのが適している。
次TierのD型では車体は殆ど変わりないが、7,5cm長砲身砲が手に入る事で火力面が飛躍的に向上する。
史実
プロトタイプであるB.W.I(随伴車両I型)をベースにした先行量産型。
当時としては強力な短砲身24口径75mm砲を搭載していたが、ニッケルを含まない圧延装甲板は車体前面が20mm、砲塔前面が16mm、その他が14.5mmと不十分で、小銃・機関銃用の7.92mm弾を防げる程度であった。
最後の5両のみB型車体を流用したため、車体前面装甲板が30mmになっており、後にそれ以前の車両にも30mm厚の増加装甲が追加された。
エンジンはマイバッハHL108TR(230hp)で最大速度は32.4km/h、車長用キューポラはIII号戦車B型と共通である。
慢性的な戦車不足の状況で、バルバロッサ作戦当時にもまだ少数が配備されていた。生産期間は1937年10月から翌年3月まで、シャーシナンバーは80101 - 80135(35両)全てクルップ社で生産された。