Tier 10 傭兵 中戦車 砲塔 (イベント砲塔)
スペック
車体装甲厚(mm) | 1/1/1 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 10~10 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 50.0 | ボーナス | シルバー | 0% | |
後退 | 25.0 | 車輌経験値 | 75% | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.000 | 搭乗員経験値 | 0% | ||
移動時 | 0.000 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
砲塔 G:0 |
G:購入価格(ゴールド)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
砲塔 | Ford GAZ | 75mm GUN M3 L/37 | 砲塔 | 砲塔 | 300 | SCR 508/1 | |
700 | 1,350 / [1,350.00] | 1/1/1 | 150 | ||||
6.84 | 1.03/1.03/1.03 | 125 | 300 |
※青字:オートローダー砲・機関砲
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 連射[間隔] 弾倉[交換時間] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
75mm GUN M3 L/37 | AP | 0 | 999 | 125 | 6.00 連射[2.00] 弾倉[6.00] | 750 | 2.00 | 0.30 3.60 6.75 | 12 [2×6] | +20 -10 |
解説
- 概要
強くて活きの良い砲塔。車輌動く砲塔である。
戦闘はHPバー、プレイヤーIDが非表示で自動照準、照準アシスト、チャットの使用ができないという特殊なルールで行われ、撃破されても3回まではリスポーン可能だった。
また、戦闘モードはゴーストタウンで行われる4vs4の複基地強襲戦のみ。
- 火力
- 75mm GUN M3 L/37
1マガジン2発のオートローダー。
車輌は全て砲塔であり、装甲は全周1mmのため貫通力を気にする必要はない。
単発火力は125、弾倉火力は250しかなく、砲塔のHPは300のため1マガジンでは倒しきれないので注意。
貫通力やダメージよりもいかに敵車輌を発見できるかが勝負の分かれ目。
- 75mm GUN M3 L/37
- 装甲
全周1mmのため被弾すれば貫通する。
また、敵車輌と接触すると通常通りダメージが入るほか、大きく吹き飛ぶ。
- 機動性
スペック上の出力重量比は6.84と非常に劣悪だが、宙にでも浮いているのか軽戦車のごとくスルスル動く。
車体がないため今現在自分がどちらを向いているのか判断するのがやや難しい。(背面にはしごがある)
ちなみに履帯はObj. 279 (e)の様に4本ある。
史実
戦車と砲塔
今でこそ戦車と言えば車体の上に砲塔がついている物ですが、戦車が生まれて間もない第一次世界大戦時の車輌には砲塔が無い車輌も少なくありませんでした。
一応、イギリスのMark Iの先祖に当たるリトル・ウィリーの初期型には砲塔を載せられていましたが、砲塔の真下にエンジンが配置されていたことから撤去されています。
当然射界は限られてくるので、車輌の前後左右に砲を複数装備したり、車体側面のスポンソンに砲を装備させたりしていましたが、根本的な解決には至りませんでした。
↑ちなみに車体側面に付いている砲や機銃は「絵」です | |
フロト・ラフリー(フランス/1915) | シュナイダー突撃戦車(フランス/1916) |
メンデレーエフ戦車(帝政ロシア/1916) | フォード3t戦車(アメリカ/1918) |
現在の様な回転砲塔を初めて搭載したのはフランスのFT-17です。
これは当時としては非常に画期的な発明であり、各国も追随して回転砲塔つきの戦車を開発するほどでした。
しかし、FT-17の砲塔は小さすぎたため、車長が砲手や装填手も兼任しなければならず、オーバーワークになっていました。
FT-17の内部構造 |
この問題を解決したのはドイツでした。
三号戦車では砲塔を大型化し、車長・砲手・装填手の三人用として運用し、役割を明確にしました。
これにより、作戦行動をスムーズに遂行することが可能になり、第二次世界大戦初期での電撃戦の大成功を支えました。
当然、各国もこれに習い、砲塔に車長・砲手・装填手、車体に操縦手・通信手という現代では一般的な乗員配置が普及していったのでした。*1