Tier 5 イギリス 重戦車
スペック
HP | 650 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 177/63/50 |
最高速度(km/h) | 25 |
重量/最大積載量(t) | 38.41/39.0 |
本体価格(シルバー) | 340,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | ━ | ━ | ━ | ━ | ━ | ━ | Churchill GC (49,050/965,000) | |||
┃ | ┏ | ━ | ━ | ━ | ━ | Churchill VII (27,000/900,000) | ||||
Churchill I (11,500/340,000) | ┳ | Churchill Mk II (5,550/54,000) | ┻ | Churchill Mk II* (7,750/62,000) | ┻ | Churchill Mk III (8,050/72,000) | ━ | Churchill Mk V (9,050/77,000) | ||
┗ | Churchill Mk I* (2,100/30,000) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Churchill I | Meadows D.A.V. | QF 2-pdr Mk. X | Churchill I | Churchill I | 650 | 400 | |||||||
300 | AP HEAT HE | 78 121 23 | 50 50 60 | 150 | 30 3G 15 | 28,57 1,70 0.36 | 20 | 102/89/89 | 34 | 330 | |||
Churchill Mk II | Bedford Twin-Six | QF 6-pdr Mk. III | Churchill IMeadows | Churchill III | 700 | 450 | |||||||
350 | AP APCR HE | 105 170 30 | 75 75 100 | 84 | 45 6G 32 | 27.27 1.89 0.43 | 22 | 88/88/76 | 34 | 350 | |||
Churchill Mk I* | Meadows D.A.V. | OQF 3-inch Howitzer Mk. I | Churchill I | Churchill I | 650 | 450 | |||||||
300 | HE HEAT | 38 100 | 175 110 | 115 | 56 7G | 15 2.09 0.52 | 20 | 101/88/88 | 34 | 330 | |||
Churchill Mk II* | Bedford Twin-Six | QF 6-pdr Gun Mk. V | Churchill III | Churchill III | 700 | 550 | |||||||
350 | AP APCR HE | 110 180 30 | 75 75 109 | 84 | 45 6G 32 | 27.27 1.89 0.40 | 22 | 88/88/76 | 34 | 350 | |||
Churchill Mk III | Bedford Twin-Six | 75 mm Gun Mk. V | Churchill III | Churchill III | 700 | 550 | |||||||
350 | AP APCR HE | 91 144 38 | 110 110 175 | 84 | 56 7G 56 | 20 1.89 0.41 | 22 | 88/88/76 | 34 | 350 | |||
Churchill Mk V | Bedford Twin-Six | 75 mm Vickers HV | Churchill III | Churchill III | 700 | 550 | |||||||
350 | AP APCR HE | 145 202 38 | 135 135 175 | 84 | 100 7G 56 | 12.50 2.29 0.36 | 22 | 88/88/76 | 34 | 350 |
旧スペック
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | ||||
馬力 | 武装名 | 弾種/貫通力/ダメージ | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | |
Churchill I | 300 | QF 2-pdr Mk. X | AP / 78 / 50 APCR / 121 / 50 HE / 23 / 60 | 28.57 1.7 0.36-0.37 | 20 | 101.59/88.9/88.9 | 34 | 330 |
Churchill Mk II | 350 | QF 6-pdr Mk. III | AP / 105 / 75 APCR / 170 / 75 HE / 30 / 100 | 27.27 1.89 0.43 | 22 | 88.9/88.9/76.19 | 34 | 350 |
Churchill Mk I* | 300 | OQF 3-inch Howitzer Mk. I | HE / 38 / 175 HEAT / 100 / 110 | 15 2.09 0.52-0.54 | 20 | 101.59/88.9/88.9 | 34 | 330 |
Churchill Mk II* | 350 | QF 6-pdr Mk. V | AP / 110 / 75 APCR / 180 / 75 HE / 30 / 100 | 27.27 1.89 0.4-0.43 | 22 | 88.9/88.9/76.19 | 34 | 350 |
Churchill Mk III | 350 | 75mm Gun Mk. V | AP / 91 / 110 APCR / 144 / 110 HE / 38 / 175 | 20 1.89 0.41-0.45 | 22 | 88.9/88.9/76.19 | 34 | 350 |
Churchill Mk V | 350 | 75mm Vickers HV | AP / 145 / 135 APCR / 202 / 135 HE / 38 / 175 | 12.5 2.29 0.36 | 22 | 88.9/88.9/76.19 | 34 | 350 |
解説
車体と砲塔にそれぞれ榴弾砲と戦車砲があるが、砲塔の戦車砲のみが使える。
おすすめ運用方法
この戦車をはじめとするChurchillシリーズはどれも似たような特徴を持っているので、このChurchill I でしっかり車両特性を掴んでおきたい。
- 味方と足並みを揃える。
この戦車は多対一の状況に非常に弱い。例えTierTOPだったとしても単独行動していると見つかってからあっという間に爆散というケースも珍しくはない。
試合前半で敵も味方も多くの車両が残っているうちは何が何でも味方と足並みを揃え、敵の弾の分散役及び火力支援を行うようにしたい。
- 昼飯の角度を徹底する。
前述の通りこの戦車は前面装甲厚に極端な偏りがあり、弱点を知っている人と対峙した場合容易に貫かれてしまう。
そこでこの戦車では昼飯の角度が活きる。
履帯が車体より前に突き出ているため、昼飯の角度を取ることで車体前面の弱点を隠すことができる。
史実
歩兵戦車Mk.IVチャーチル(A22)の基本設計は、歩兵戦車マチルダの後継として1939年に提案・放棄された戦線突破用多砲塔大型戦車A20を小型化して再設計もので、フランスにおけるドイツの電撃戦からダンケルク撤退までに大損失を蒙り戦車不足に陥ったイギリス軍は、即量産可能なものの1つとして、このプランを掘り起こし、短期間で大改修して使用可能にしようという目論見から誕生しました。
1940年12月には試作車が完成しましたが、開発を担当したヴォクスホール社が、戦車を手がけたのがこれが初めてということもあり、1941年6月から部隊に引き渡された初期生産車両にトラブルが続発してしまいます、それでも量産を続け着々と部隊配備が進められました。
前面装甲最大101mmの装甲厚は当時のイギリスでもっとも重装甲でした、主武装はMk.IとMk.IIこそ2ポンド砲でしたが、Mk.IIIは溶接砲塔に6ポンド砲が据えられ、これを鋳造砲塔に替えたMk.IVへと改良が進みました。
続くMk.Vは、95mm榴弾砲を搭載する接近支援型として作られました。
初陣は1942年8月、北アフリカでフランス軍が抵抗を続ける、ディエップ強襲作戦にMk.IとMk.IIIが参加し活躍しています。 その後、エル・アラメインに6両のMk.IIIが実戦テストとして送られ、戦闘に参加しています。
初期のチャーチルには、歩兵戦車共通の2ポンド砲が徹甲弾しか使えないという短所があり、榴弾砲を使用するために、車体前部に3ポンド榴弾砲を装備していました。 そのほか、最初期の計画ではA20多砲塔重戦車の影響が見られ、車体側面にもケースメイト方式(車体固定砲方式)の副砲が取り付けられる計画もあったとされ、その痕跡が残っているといわれています。
歩兵戦車チャーチルの名称は、第2次大戦当時のイギリス首相ウィンストン・チャーチルから付けられました。
第1次大戦時に海軍大臣であったウィンストン・チャーチルは、海軍の飛行場警備に装甲車が活躍している事を知り、一次大戦時のアスキス英首相に陸上戦艦計画を提言、後の新兵器となる戦車を投入して膠着した戦線打開を後押しする直接的な要因になり、この事から「戦車の父」と呼ばれるようになったのでした。(陸軍は当初、敵砲兵の格好の的になるだけと拒否していました。)
また、高い超壕性能を示すエピソードに、1943年のチュニジア戦で、ドイツ国防軍第999アフリカ軽師団がクリスマス山をチュニスの防衛拠点にしていました。 ここは、起伏の多く険しい地形のために戦車での進軍が難しいことから、連合軍には「ロングストップ・ヒル」と言われていました。
あるドイツ軍司令官は、イギリス軍が攻めて来ると言う伝令を聞いて、自分の経験からそんなはずはないと一笑に付してしまいます。
しかし、やって来たのはチャーチルで、元々深い塹壕や、その前に置かれた障害物などを乗り越える、第一次大戦の敵陣突破を目的とする戦車が基礎設計となっていたので、普通の戦車では無理だと思われたロングストップ・ヒルを、難なく超えて来たのでした。
この時、その優秀な登攀力(とうはん)を生かして、クリスマス山をも登り切ったそうで、これには、その司令官も度肝を抜かれたと言われています。(ゲーム中でも、その登攀性能が再現されています。)
ヴォクスホールは中堅自動車メーカーで、GM(ゼネラルモータース)傘下のイギリスを中心としたチャンネルで、オペル(独)、ホールデン(豪)やGM傘下の車のバッジエンジニアリング(エンブレム/車名を変えたもの)を主としています。
イギリス戦車に搭載されるベドフォードエンジンは、同社の商用車ブランドからつけられています。
コメント
- 似たように見える歩兵戦車三両は特徴的な車体構造と鈍足以外性能バランスが異なる。チャーチルⅠは強めの砲&弱装甲の駆逐的な性格、次のⅦは砲も装甲も並、ブラックプリンスは精度以外取り柄がない豆鉄砲&硬い装甲と一部の弱点箇所を克服した動く壁のような存在になる。 -- 2015-01-04 (日) 10:16:53
- Tier5ともなれば中戦車が10榴を振り回しているというのにこいつときたら榴弾砲がたったの75mm相当で笑えるというか泣けるというか -- 2015-03-31 (火) 21:29:43
- 榴弾の泣き所である装填時間と照準収束に時間が掛かる相手をHTにしては速い速射性で返り討ちにするのが首相Ⅰでしょうねw。装甲の内張をすればSPGからの攻撃にもある程度耐えられるしw。 -- 2015-03-31 (火) 22:50:28
- 初期砲とMk I*パッケージはダメージを与えられないド産廃だな。フリー経験値をどうしても投入できない場合以外は使ってはいけない。同格重戦車と遭遇しようものなら、全くダメージを与えられずに撃破される。 -- 2016-03-06 (日) 15:50:10
- チャーチルシリーズは登り坂での速度減退が他の車両に比べて小さいという特徴がある、もともと足遅いから恩恵を受けてるとは感じにくいけど -- 2016-03-07 (月) 07:11:25
- ハリソン・フォード主演のインディー・ジョーンズシリーズの第一作で出てきてましたが、履帯が剥き出しで固定砲身が出てるので第一次大戦時の戦車使ってるのかと思いましたけど、チャーチルⅠだったんですね。知った時はちょっと感慨深かったね。最終砲でTierトップだとトップガンも獲れるぐらいの働きも出来るけど剥き出しの履帯が壊される頻度が高いので修理等スキルと修理キット大、工具箱で直ぐに修理完了だと無双も可能かも。 -- 2016-03-07 (月) 10:32:20
- 工具箱、修理スキル、メンテ特訓スキル、修理キット大が揃えば2.5秒くらい、換気扇、戦友、紅茶もあれば超速wwで直せますもんね -- 2016-03-07 (月) 17:55:06