Tier 10 イギリス 駆逐戦車
スペック
車体
HP | 2,000 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 152/51/76 |
最高速度(km/h) | 34 |
重量/最大積載量(t) | 59.96/64.0 |
本体価格(シルバー) | 6,100,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
FV215b 183 (235,000/6,100,000) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
FV215b 183 | Rolls Royse Meteor Mk12 | 183 mm L4 | FV215b | FV215b | 2,000 | 750 | |||||||
800 | * * * | 310 275 92 | 1,150 1,750 1,750 | 12 | * *G * | 2 3.4 0.4 | 32 | 254/102/76 | 16 | 400 |
解説
時期は不明だが、名称が「FV215b(183)」から「FV215b (183)」に変更された。
史実
ソ連のIS-3を冷戦時の脅威として捉えたイギリス軍は、これに対抗できるようにFV214コンカラーを開発しますが、コンカラー開発に先立って、120mmL1戦車砲をセンチュリオンに搭載したFV4004コンウェイが作られました。
FV4004は当初、センチュリオンの車体に限定旋回の主砲を応急で搭載した状態でしたが、すぐに全周旋回能力を持つ砲塔に変更されました。
移動時には、長砲身がぶれて照準がずれないように、砲身を後ろに回して、車体後部のトラベルクランプで固定しました。
さすがにセンチュリオンに120mmクラスの戦車砲を乗せるのは無理があったようで、それを示すかのように砲塔は縦長の異様な姿をしていました、なにしろ、あまりの長砲身と砲塔のギャップ故に全体の重量バランスはかなり危険な状態であったといいます。
砲塔自体は均質圧延鋼板で出来ていましたが、防御力は限定的であったそうです。
結局、FV4004の計画は1951年に中止され、試作車両1両が完成するにとどまりました。
120mmL1戦車砲の搭載は取り止めになりましたが、1952年頃、更に強力な183mmL4加農砲を搭載するFV4005が開発されます、旋回砲塔を限定旋回砲塔に戻し183mmL4加農砲を架装、100kg近い大口径の砲弾を装填するために機力装填装置が追加され1両だけ完成しました。
この後、この計画を元に、プランとしてFV215案が立てられます、そのうちのFV215b案はFV214コンカラーMk.IIに183mmL4加農砲搭載する計画として、長砲身のバランスを補うために、戦闘室もしくは砲塔を後部へ移動する車体レイアウトに変更しましたが、センチュリオンに105mmL7ライフル砲が開発されると現実的でないとされ、1957年に計画は中止、FV215bは試作されずに終わりました。
ゲーム中では、プランの中の1つである183mmL-4加農砲を積む限定旋回砲塔のプランを区別して(183)としているようです。 車体後方に搭載した揺動式砲塔が特徴で、ダミー車両の製造後間もなく計画が中止されています。
ちなみに、ベースとなったFV4005は現在でもボービントンに実車が保管されており、その姿を見ることができます、ただし、砲の旋回能力は失われているとのことです。