Tier 9 イギリス 駆逐戦車
スペック
HP | 1,500 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 76/51/38 |
最高速度(km/h) | 35 |
重量/最大積載量(t) | 50.76/52.5 |
本体価格(シルバー) | 3,440,000 |
修理費(シルバー) |
ツリー
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | FV4005 (259,000/6,100,000) | |||||
Conway (125,900/3,440,000) | ━ | Interim Heavy Gun Tank (-/84,000) | ━ | FV4004 Conway (-/161,800) | ┛ |
パッケージ
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
FV4004 Conway | Rolls-Royce Meteor Mk. IVB | 120 mm AT Gun L1A1 | Interim Heavy Gun Tank | FV4004 Conway | 1,500 | WS No. 19 Mk. III | |||||||
650 | AP APCR HESH | 259 326 120 | 400 400 515 | 35 | G | 7.69 1.90 0.32 | 26 | 132/95/37 | 16 | 380 | 550 | ||
Interim Heavy Gun Tank | Rolls-Royce Meteor Mk. IVC | 120 mm AT Gun L1A1 | Interim Heavy Gun Tank | FV4004 Conway | 1,500 | WS No. 22 | |||||||
750 | AP APCR HESH | 259 326 120 | 400 400 515 | 35 | G | 7.69 1.90 0.32 | 26 | 132/95/37 | 16 | 380 | 700 | ||
Interim Heavy Gun Tank | Rolls-Royce Griffon | 120 mm AT Gun L1A1 | FV4004 Conway | FV4004 Conway | 1,500 | SR C42 | |||||||
950 | AP APCR HESH | 259 326 120 | 400 400 515 | 35 | G | 7.69 1.90 0.32 | 28 | 132/95/37 | 16 | 380 | 750 |
解説
- 火力
- 120 mm AT Gun L1A1
単発は400と同格TD最下位、つまり単発勝負ではまず話にならない。
照準時間は1.9秒とかなり速いものの、肝心の精度は数値上は良いが実際には拡散しやすく狙撃には向かない。
おまけにセンチュリオンシリーズの宿命で移動時のレティクル拡散が大きいため、走り撃ちも期待できない。
仰角10°、俯角5°と可動範囲が前身よりも狭くなっており、地形への適応力が低い。
DPM自体は3000超えと高めだが、後述する様々な理由により活かすのは難しい。
- 120 mm AT Gun L1A1
- 装甲
Charioteerよりはマシだが、依然としてMT以下であることに変わりはなく、このTierではまず確実に貫通されると考えるべきだろう。- 車体
Centurion Mk. Iと同じでTier9ではただのデカイ豆腐である。 - 砲塔
砲塔の装甲と防盾が重なっている部分は格下車輌の砲を弾く可能性がある(砲塔装甲132mm+防楯140mmの空間装甲)。
砲塔を持つTD全般に共通することだが、旋回が遅いため快速MTやLTに接近され格闘戦に持ち込まれると一方的に撃破されかねない。
砲塔はあくまで飛び出し撃ちや側面に密着されたときの保険として考えよう。
- 車体
- 機動性
最高速度は35km/hと下手なHTより低く、側面に回り込むと言った運用には向かないが、出力比は高めで不整地でも最高速度を維持するのは容易い。
後退速度が20km/hも出るので飛び出し撃ちは得意な部類。
- その他
LT並の静止隠蔽を誇ったCharioteerから一転、超重戦車に匹敵する車高を手に入れ迷彩ネットが無用の長物となった。
おまけに視認範囲も380mとやや短いため、相手は見れるがこちらは見れないという状況が頻発する。
- 総論
高DPM・全周旋回砲塔・高出力比を持つ代償として、それらの長所を潰し有り余る短所を抱えている。
火力は数値こそ良いものの、劣悪な仰俯角や薄い装甲、低めの機動力にHT並の隠蔽性が祟り、マップによっては射撃ポジションに付くことすらままならないこともある。
基本的に射撃機会が少ない車輌には一撃の重さが求められるが、残念ながら本車の単発火力は同格TD最下位。
3000超えのDPMを活かそうにも、HPはTier8MT程度しかないため無闇に行けば即座に溶かされるのみ。
終いには主砲が高い位置にあるせいでT-54などの車高の低い車輌に密着されると砲塔すら撃てず一方的に嬲られることもある等、兎にも角にも欠陥だらけの苦行産廃存在地雷の粗大ゴミ駆逐である。
2つ前のChallenger同様、乗り手が十分な知識と確かな判断力を備えていなければ高い戦果を出せない車輌だと言える。
運用としては、迷彩関係のスキルやパーツがほとんど意味を成さないので、敵車輌に対して最大発見距離(445m)以上描写限界距離(564m)以内の距離を保つように動こう。
マップによってはそれが無理な場合もあるので、その時は高火力な紙装甲MTだと思って味方HTに随伴し、一歩下がった距離から支援してあげよう。
この時本車は高いレートを活かし敵車輌の数を減らすのを最優先にすること、味方HTが潰れれば次は自分の番である。
以上のことをしっかりやれば、後はどうにかなるだろう。
史実
ソ連の主力である、IS-3を冷戦時の脅威として捉えたイギリス軍は、FV214コンカラーを開発しますが、これに先立って120mmL1戦車砲をセンチュリオンに搭載した、FV4004コンウェイが作られました。
FV4004は当初、センチュリオンの車体に限定旋回の主砲を応急で搭載した状態でしたが、すぐに全周旋回能力を持つ弾片防御のための軽装甲を施した砲塔に変更されました。
移動時には、長砲身がぶれて照準がずれないように、砲身を後ろに回して車体後部のトラベルクランプで固定しました。
さすがに、センチュリオンに120mmクラスの戦車砲を乗せるのは無理があったようで、それを示すかのように砲塔は縦長の異様な姿をしていました、なにしろ、あまりの長砲身と砲塔のギャップ故に、全体の重量バランスはかなり危険な状態であったといいます。
大仰角による遠距離射程攻撃を可能とするため、砲塔が非常に高くなっているのは、砲尾が長く仰角を付けるとセンチュリオンのターレットリング径では後座長(射撃時に砲尾が後退する長さ)のクリアランスがとれないため 、砲耳位置を高く取る事で問題解決を図ったのではないかと言われています。
ですが、砲塔を側面に向けて射撃した場合に、反動で車体の片側が浮き上がるか、横転する危険性があると重心の高さから容易に想像できるでしょう。
砲塔自体は均質圧延鋼板で出来ていましたが、防御力は限定的であったそうです。
結局、FV4004の計画は1951年に中止され、試作車両の1両が完成するに止まりました。
13世紀末にエドワード1世がウェールズ征服の拠点として、英国ウェールズ北部の町にあるコンウェイ川の河口に築いたコンウェイ城が、由来となっているようです。
コメント
- 涙を堪えてチャリオティアを売ってようやく手に入れたぞ!何かこの戦車評判良くないから不安だったけど、少なくともそれを払拭するくらいには使える戦車(120mmの威力が少し上がり装填速度が向上!装甲も厚くなって正面でもtier8の砲をたまに弾ける!) -- 2017-01-25 (水) 17:39:03
- 涙を堪えてチャリオティアを売ってようやく手に入れたぞ!何かこの戦車評判良くないから不安だったけど、少なくともそれを払拭するくらいには使える戦車(120mmの威力が少し上がり装填速度が向上!装甲も厚くなって正面でもtier8の砲をたまに弾ける!) -- 2017-01-25 (水) 17:39:06
- あ、失敗した... -- 2017-01-25 (水) 17:39:43