&attachref(./GB-Conqueror.png,nolink,30%);
#contents

*Tier 9 イギリス 重戦車 [#k56ae5e0]
[[公式紹介ページ >http://console.worldoftanks.com/encyclopedia/vehicles/uk/GB12_Conqueror/]]
*スペック [#n0e6b9d4]
//''車体''
|CENTER:|CENTER:SIZE(11):|c
|~HP|1,850|
|~車体装甲厚(mm)|130/51/38|
|~最高速度(km/h)|34|
|~重量/最大積載量(t)|59.96/65.0|
//|~実用出力重量比(hp/t)||
|~本体価格(シルバー)|3,600,000|
|~修理費(シルバー)||

**戦車パッケージ [#o5706628]
|CENTER:|c
|パッケージ名&br;(必要経験値/購入シルバー)|
|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:|c
|>|>|>|>|>|>||┏|BGCOLOR(#dddddd):[[FV215b]]&br;(210,000/6,100,000)|
|BGCOLOR(#DDDDDD):Conqueror&br;(110,000/3,600,000)|┳|BGCOLOR(#DDEEFF):Conqueror Mk II&br;(104,300/323,000)|━|BGCOLOR(#DDF8DD):Conqueror Mk III&br;(123,300/393,000)|┳|BGCOLOR(#f0f8ff):Conqueror Mk IV&br;(156,300/521,000)|┻|BGCOLOR(#dddddd):[[Chieftain Mk. 6]]&br;(255,000/6,100,000)|
||┗|BGCOLOR(#FFDDBB):Conqueror Mk I**&br;(76,000/264,000)|>||┗|BGCOLOR(#ffffbb):Conqueror Mk III*&br;(141,300/401,000)|>||
***詳細 [#tf7a0820]
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(11):|c
|パッケージ名|エンジン|>|>|>|>|>|武装|履帯|>|>|砲塔|>|他|h
|~|出力|弾種|貫通力|ダメージ|総弾数|弾代|発射速度&br;照準時間&br;精度|旋回速度|砲塔装甲|旋回速度|視認範囲|HP|通信範囲|h
|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|>|>|BGCOLOR(#f0f8ff):RIGHT:SIZE(11):|>|>|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|>|>|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|>|CENTER:SIZE(11):|c
|BGCOLOR(#DDDDDD):Conqueror|Rolls-Royce Meteor Mk.IVB|>|>|>|>|>|OQF 20-pdr Gun Type A Barrel|FV214|>|>|Centurion Mk. III|1,850|550|
|~|650|AP&br;APCR&br;HE|226&br;258&br;42|230&br;230&br;280|65|680&br;11G&br;170|8.69&br;2.29&br;0.33|24|165/112/112|36|400|~|~|
//
|BGCOLOR(#FFDDBB):Conqueror Mk I**|Rolls-Royce Meteor Mk.IVC|>|>|>|>|>|OQF 20-pdr Gun Type B Barrel|FV214|>|>|Centurion Mk. III|1,850|700|
|~|750|AP&br;APCR&br;HE|226&br;258&br;42|230&br;230&br;280|65|680&br;11G&br;170|9.23&br;1.89&br;0.31|24|165/112/112|36|400|~|~|
//
|BGCOLOR(#DDEEFF):Conqueror Mk II|Rolls-Royce Meteor Mk.IVC|>|>|>|>|>|OQF 20-pdr Gun Type B Barrel|FV214|>|>|Conqueror Mk. II|1,950|700|
|~|750|AP&br;APCR&br;HE|226&br;258&br;42|230&br;230&br;280|65|680&br;11G&br;170|10&br;1.70&br;0.31|24|152/89/70|34|400|~|~|
//
|BGCOLOR(#DDF8DD):Conqueror Mk III|Rolls-Royce Meteor M120|>|>|>|>|>|OQF 20-pdr Gun Type B Barrel|FV214A|>|>|Conqueror Mk. II|1,950|750|
|~|810|AP&br;APCR&br;HE|226&br;258&br;42|230&br;230&br;280|65|680&br;11G&br;170|10&br;1.70&br;0.31|26|152/89/70|34|400|~|~|
//
|BGCOLOR(#ffffbb):Conqueror Mk III*|Rolls-Royce Griffon|>|>|>|>|>|OQF 20-pdr Gun Type B Barrel|FV214A|>|>|Conqueror Mk. II|1,950|750|
|~|950|AP&br;APCR&br;HE|226&br;258&br;42|230&br;230&br;280|65|680&br;11G&br;170|10&br;1.70&br;0.31|26|152/89/70|34|400|~|~|
//
|Conqueror Mk IV|Rolls-Royce Griffon|>|>|>|>|>|120 mm Gun L1A1|FV214A|>|>|Conqueror Mk. II|1,950|750|
|~|950|AP&br;APCR&br;HE|259&br;326&br;120|400&br;400&br;515|35|1,060&br;11G&br;1,200|5.71&br;1.89&br;0.33|26|152/89/70|34|400|~|~|

旧スペック
#region
|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|c
|パッケージ名|エンジン|>|>|武装|履帯|>|>|砲塔|h
|~|馬力|武装名|弾種/貫通力/ダメージ|発射速度&br;照準時間&br;精度|旋回速度|砲塔装甲|旋回速度|視認範囲|h
|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|CENTER:SIZE(11):|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|BGCOLOR(#f0f8ff):CENTER:SIZE(11):|c
|BGCOLOR(#dddddd):Conqueror|650|OQF 20-pdr Gun Type A Barrel|AP / 226 / 230 &br;APCR / 258 / 230 &br;HE / 42 / 280 |8.69&br;2.29&br;0.33-0.4|24|165/112/112|36|400|
|BGCOLOR(#DDEEFF):Conqueror Mk II|750|OQF 20-pdr Gun Type B Barrel|AP / 226 / 230 &br;APCR / 258 / 230 &br;HE / 42 / 280 |10&br;1.7&br;0.31-0.36|24|152/89/70|34|400|
|BGCOLOR(#DDF8DD):Conqueror Mk III|810|OQF 20-pdr Gun Type B Barrel|AP / 226 / 230 &br;APCR / 258 / 230 &br;HE / 42 / 280 |10&br;1.7&br;0.31-0.36|26|152/89/70|34|400|
|Conqueror Mk IV|950|120 mm Gun L1A1|AP / 259 / 400 &br;APCR / 326 / 400 &br;HE / 120 / 515 |5.71&br;1.89&br;0.33-0.4|26|152/89/70|34|400|
#endregion

*解説 [#s38a2f08]

*史実 [#o71cefbe]
FV214コンカラーは、第二次大戦終了後のベルリンパレードに参加したソ連が乗り付けた[[IS-3重戦車>IS-3]]を見たショックから、対抗し得る性能を持った最後の汎用重戦車として開発されました。

それまで、イギリスは60tを超える重量の重戦車の開発・運用経験がなかったので、まず、FV221として[[カーナヴォン>Caernarvon]]を少数生産し経験を積んでから、FV214の開発に取り掛かりました。
車体は、カーナヴォンと同型ものを使用していましたが、ステレオスコープをキューポラに搭載、車長と砲手の照準がリンクすると言う射撃管制システム(FCS)をもって、新型の55口径120mmL1戦車砲を運用すると言う当時としては最新鋭の計画でしたが、イギリス陸軍では[[センチュリオン>Centurion Mk. I]]の20ポンド戦車砲や[[パットンシリーズ>M48A1 Patton]]の90mmM3A1戦車砲と、90mm以上の大口径戦車砲を搭載する経験がなかったために、米軍が第二次大戦中に開発した120mmM1高射砲を元に、これを戦車砲として120mmL1A1/A2戦車砲を王立造兵廠が開発しました。
120mmの異例な大口径を選択した理由は、遠距離からのIS-3撃破には、どうしてもこのクラスでないと無理であると判断したことに起因するためでした。 同時期に米軍でも[[M103ファイティング・モンスター>M103]]の搭載砲として、120mmL1戦車砲と同じ120mmM1高射砲ベースの60口径120mmM58戦車砲を選択していることから、両国とも同じ結論に至っていたようです。

コンカラーは、最前線で近接戦闘するセンチュリオンを遠距離砲撃で支援するという任務が与えられており、159両が生産されて1個戦車連隊あたり3個小隊が配備され、1個センチュリオン中隊を1個コンカラー小隊3両で支援する形態をとっていました。

コンカラーのもう1つの特徴として、砲の俯仰を動力制御していましたが、不整地走行の際に重い長砲身が振られて、砲身を動かすギアを破損するのを防ぐために、これをロックするセーフティーが設けられていました。 これは、走行時に時速25キロを超えるとセーフティーロックが自動で作動し、砲とギアをロックする装置で、通常移動時は良かったのですが、戦闘時では、これが原因で低速移動をしながらの行進射撃でセーフティーが作動してしまい、目標追尾ができなくなってしまうと言う問題を抱えていました。

使用弾は装甲目標用のAPDS(装弾筒付徹甲弾)とHESH(粘着榴弾)が用意されていましたが、弾頭と炸薬が分離式で大きく、大柄なコンカラーといえども、35発しか搭載できませんでした。 これは、大口径ゆえに、50kg近い砲弾と6kg前後の炸薬を装填することで負担を減らすためと、砲弾形状を変更することは困難だったためとされています。
当初は、自動装填装置と巨大な撃ち殻を車外へ排出する自動排莢装置を搭載する予定でしたが、先に実装された自動排莢装置は空薬莢が排莢シュートに落下すると、チェーン駆動のホルダーが砲塔右側面のイジェクションポートから自動排莢するというプロセスの複雑さから、薬莢が途中で詰まるなどのトラブルが続出したために、更に複雑になる自動装填装置を諦めて手動装填とされました。 制式配備後も自動排莢装置の故障がよく起こって悩まされ続けたそうです。

ここまで斬新な装置を搭載するのには訳があり、[[ファイアフライ>Sherman Firefly]]の運用以来、イギリス軍では中戦車に対して遠距離火力支援戦車を少数配備すると言う形態が出来上がっていたのを、主力のセンチュリオンに対する遠距離火力支援としての位置づけにすることから、FCSや多種の自動装置が必要だったとされています。

これらを収める砲塔は、鋳造製でソ連製122mmの砲弾に耐えられるように正面203mm、側面76.2mmと重装甲で、車体が圧延防弾鋼板の溶接構造で構成された装甲厚は前面127mm、側面50mmと、IS-3に匹敵するものでしたが、避弾経始ではIS-3が勝っていました。
動力となるロールスロイスM120V12気筒液冷エンジンは、センチュリオンが使用するミーティアV12気筒液冷エンジンの流れを汲んでいて、810馬力を搾り出すものの、重装甲故に65tの車重では路上で時速34km/hがやっとというものでした。

コンカラー重戦車は、Mk.Iの量産が開始されてからマイナーチェンジした、FV214コンカラーMk.IIも作られました。 砲身中ごろにあるカウンターウェイトの外側に排煙機を設けた120mmL1A1戦車砲に換装され、操縦席の3つのペリスコープは、1つの大型広角のものに変更されました。 そのほか、砲塔後部には車外搭載物用増設ラックも追加されています。

試作車は1950年に完成したコンカラー重戦車でしたが、主に自動排莢装置を始めとする数々のトラブル解決に追われて、量産に入ったのは1955年までずれ込んでからになってでした、1959年半ばまでにMk.Iが20両が生産されますが、これにカーナーヴォン重戦車から改修された7両が加わります、そして、マイナーチェンジ後に新規生産されたMk.IIの155~165両を含めて、最終的に180両前後となっています。
生産数の幅があるのは、改装された分や予備パーツとして生産された分が混同されているためと思われます。
その多くは、冷戦の緊張下でIS-3重戦車との対決を見据えて西ドイツ駐留のBAOR(British Army of the Rhine:イギリス陸軍ライン派遣軍団)に配属されていました、しかし、その頃にはソ連軍が擁するワルシャワ条約機構側はIS-3の発展型である[[T-10重戦車>IS-8]]の配備を行っていた上、重戦車のコンセプトそのものが時代にそぐわなくなり、BAORのコンカラー重戦車はついに1度も戦火を見ること無く1966年に全て退役しました。
戦火を見なかったことはコンカラーにとって幸運でしたが、退役後は不幸と言える運命が待っていました、コンカラー重戦車は一部がイギリス本国で試験車両や特殊車両や装甲回収型・[[自走砲の試作型>FV207]]に改造されましたが、多くはスクラップとして売却されたり、実弾射撃演習の標的になり蜂の巣にされてしまったりと、最期はまさに踏んだり蹴ったりでした。

現在、残った内の1両のコンカラー重戦車は、ボービントン戦車博物館にて静かに余生を送っています。

コンカラーの名称は「征服者」の意味で、イギリスでは特にノルマン・コンクエストによってイングランドを征し、ノルマン朝を開いた、“征服王”ウィリアムI世を指すとされています。
*コメント [#s2479c02]
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