Type 95 Heavy

Last-modified: 2018-05-12 (土) 15:40:49

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Tier 4 日本 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP440
車体装甲厚(mm)50/40/35
最高速度(km/h)22
重量/最大積載量(t)28.96/29.6
本体価格(シルバー)166,000
修理費(シルバー)

パッケージ

O-I Exp.
(14,730/445,000)
Type 95
(1,240/166,000)
Type 95 No.2
(2,100/15,000)
Type 95 No.4
(2,100/44,000)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
Type 95BMW IV Kai7 cm Gun Type 94Type 95Type 95440300
250AP
HEAT
HE
30
95
35
100
100
160
10025
7G
45
18.18
2.30
0.42
2850/35/3532340
Type 95 No.2BMW IV Kai Ni7 cm Gun Type 94Type 95 No.2-4Type 95440350
290AP
HEAT
HE
30
95
35
100
100
160
10025
7G
45
18.18
2.30
0.42
3050/35/3532350
Type 95 No.4BMW IV Kai Ni7.5 cm Tank Gun Type 99Type 95 No.2-4Type 95440425
290AP
HEAT
HE
70
100
38
110
110
175
9052
6G
60
18.18
2.30
0.40
3050/35/3532350

解説

  • 概要
    2016/10/06に追加された、日本Tier4重戦車。
    他のTier4重戦車系と同じくTier5までの特殊マッチングとなっている。
    重戦車カテゴリーではあるが、前身の九一式同様……むしろ九一式以上に問題を(主に火力で)抱えている。
     
  • 火力
    車体前部左に搭載された副砲塔と干渉する範囲だと俯角が減るのは九一式と同じだが、九一式よりはましになった。が、九一式で装備できた47mm砲はない。
    • 7 cm Gun Type 94(九四式七糎戦車砲)
      九一式より性能は向上しているが、ほぼ誤差の範疇。
      弾速に劣り弾道も山なりで精度も低く、遠距離では当てにくいのには変わらない。
    • 7.5 cm Tank Gun Type 99(九九式七糎半戦車砲)
      一式中戦車にも搭載可能な7.5cm砲だが、発射速度は向上している。
      単発ダメージは悪くないのだが、貫通力は70mm程度とドイツの5cm砲並で少々頼りない。
      同格でもMatildaのような重装甲戦車には通じにくく、Tier5辺りになると中戦車相手でも弱点を狙わないと通じない。
      足りない貫通力は課金弾で補いたい所だが、貫通力が100mm程度しかないHEATのため安定性には欠ける。
      弾速も7cmよりは優れているが、一般的な戦車砲と比べると少々遅いのも難点。
      このように色々と問題を抱えている砲ではあるが性能的には7cm砲の上位互換であり、九五式はこの二門しか砲の選択肢がないので、これを最終砲にして戦っていかねばならない。
       
  • 装甲
    九一式より厚くなったが、それでも車体前面50mm・側面40mm・背面35mmしかない。
    砲塔も前面50mm、側背面35mm程度しかなく、機関砲や格下の戦車砲ならともかく同格以上の攻撃を弾くのは厳しい所。幸い、側面はそれなりに硬いので昼飯や豚飯で決して厚くない装甲を補うこともできる。
    HPは440と大きく増加しており、Tier4としては最大級。
    105mm榴弾砲での即死はなくなったのは嬉しい所だが、上記の通り被弾即ダメージなので油断するとあっさり死ぬのは変わらない。
    図体が大きく、被弾しやすいのも九一式と同じ。
     
  • 機動性
    九一式よりさらに重くなった。
     
  • 偵察
    視認範囲や通信距離は決して悪くない。
    ただ図体の大きさから敵に発見されやすいのは難点。九一式よりも隠蔽率が悪化している。
     
  • 総論
    Tierは上がったものの九一式とそこまで代わり映えするわけでもなく、九一式のバリエーションのような戦車。
    火力に関しては優秀な47mm砲の代わりに癖の強い7.5cm砲を使わなくてはならないため、上位戦車にも対抗可能な47mmと違い、同格でも相手次第で厳しい戦いを強いられる場面も多い。
    buff以後は前みたいななんちゃって重戦車では無くなった。しかも
    ここから先は重装甲高火力のイメージ通りの重戦車に乗れるようになるので、その希望を胸に頑張っていこう。

史実

九五式重戦車は日本陸軍がイギリスのインディペンデント戦車を参考に製作した多砲塔式重戦車です。
試製九一式重戦車を元に昭和7年12月からロ号の秘匿名で製作し、昭和9年9月に完成、昭和10年に制式採用されました。
主砲塔に九四式七〇粍戦車砲1門(100発)と九一式六.五粍車載機銃1丁をかんざし式に搭載、前部左の砲塔に九四式三七粍戦車砲1門(250発)、後部の小砲塔に九一式六.五粍車載機銃1丁(計2,940発)を装備していました。
九四式70mm砲は歩兵支援が主目的の短砲身となっています。
装甲厚は砲塔前面30mm、側後面25mm、上面12mm、車体前面35mm、側面30mm、後面25mm、上面12mm。
対戦車戦闘を考慮されていなかった為に装甲厚が薄く、後の中戦車並の重量と同等になっていました。
足回りは9個の小転輪と4個の上部転輪を持つもので、起動輪は後部、誘導輪は前部にあります。
テストされた際の比較対象がクラス違いの九五式軽戦車で、なぜ性格も運用も違う2両が比べられたのかは不明ですが、恐らく当時の状況から、1933年の熱河討伐作戦に参加した川原挺進隊の機械化部隊の活躍や、それに同行した八九式中戦車、九二式重装甲車などの外地での有用性を見るに付け、将来の戦場ではこれら機動力に優れた中戦車や軽戦車が主力装備になると推測されたものと思われます。
当然と言えば当然ですが、機動性が軍部の求めた要求に届かず、九五式軽戦車の方が使い勝手が良かったという判断が下され、最終的に4両しか製作されませんでした。
この内の1両が三菱重工業で10cm加農砲を搭載する自走砲に改造され、「ジロ車」として使用されました。
また、これとは別に九五式重戦車の第4号車を使い、前面部分に防盾を設置し斯加式12cm速射加農砲を搭載した車両も試作されていました。
生産破棄の理由の一説には、生産や運用が高コストになるため、世界大恐慌の当時としては、軽戦車の方が大量生産で安価になると考えられて、コストの安い戦車を大量投入する方が合理的と参謀部は考えていた為だったからだそうです。
全長6.47m、全幅2.7m、全高2.9m、自重26t。エンジンは航空機用のBMW液冷V6ガソリンエンジン(290馬力)で、最大速度22km/h、燃料搭載量400リットル、航続距離110km。乗員5名(6名とも)。
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