ラーテル 20

Last-modified: 2024-05-18 (土) 11:38:54

イギリス/南アフリカ RankVI 軽戦車 Ratel 20

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概要

イギリスRankVI装輪装甲車、ラーテル 90と同じく南アフリカ共和国のIFVであるがこちらは20mm機関砲搭載型である。砲塔上には対戦車兵器としてミラン対戦車ミサイルを備える。

車両情報(v2.5.0)

必要経費

必要小隊レベル15

車両性能

項目数値
砲塔旋回速度(°/s)24.0
俯角/仰角(°)-8/38
リロード速度(秒)
8.0
スタビライザー/維持速度(km/h)無し / -
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
20 / 10 / 10
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
10 / 10 / 10
船体崩壊
重量(t)18.9
エンジン出力(hp)538
2,400rpm
最高速度(km/h)117
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -***
視界(%)84
乗員数(人)3

武装

名称搭載数弾薬数
主砲20 mm GI-2 cannon11,200
ATGMMILAN ATGM17
機銃7.62 mm Browning MG4 machine gun26,000

弾薬*1

名称ベルト名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
20 mm GI-2既定HVAP-T/HEF-I0.1227.21100575237241510
HEHEI-T/HEI-T/HEI-T/HVAP-TI0.1227.21100575237241510
APTHVAP-T/HVAP-T/HEF-I0.1227.21100575237241510

弾種

名称弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
HVAP-T0.11-1100575237241510
HEF-I0.1227.210542

ATGM

名称弾種弾頭重量
(kg)
弾速(m/s)誘導システム射程(km)爆薬量(kg)リロード貫徹力(mm)
距離10~2000m
MILANATGM6.7200半自動*22.001.83530

装備

設置場所装備名説明
砲塔発煙弾発射機視界前方に煙幕を張る

小隊ツリー

前車両-
次車両トータス

解説

特徴

WTMで1番早くミサイルを扱う事ができる。

 

【火力】
この車両の20mmは非常に威力が低く、10mで57mm、500mmでは37mmしか抜けない。この威力では距離が開いてしまうと軽戦車ですら安定して抜けず、長時間撃ち続けることになるため敵から位置がバレバレになってしまう。距離や相手を見て、短い時間で確実にキルできると確信できる相手以外に撃つことは控えよう。
また、本車は半自動誘導ミサイルであるMILANを装備している。ランクⅥにして半自動誘導のミサイルを発射可能な車両は他におらず、これは本車の最大の強みである。以上の点から、本車は軽戦車としてではなくミサイルキャリアーとしての運用が望ましい。
しかしそのミサイルの性能がお世辞にも強いとは言えない。貫徹力は530mmとこのランク帯では非常に高い性能を有しているが、HEAT弾なので加害範囲は狭く、弾速も200m/sと相手と距離が離れていれば遮蔽物に隠れられてしまう程遅い。そのため味方との連携で相手の不意を付く運用が求められるだろう。

 

【防御】
ラーテル 90でもそうだが車体が異常にデカい。装甲は言わずとも紙であり、M2 ブローニングは容易に貫徹を許してしまう。乗員は前の方にしかいないが、榴弾系を撃たれれば即死してしまうので撃たれないように心がけよう。

 

【機動性】
最高速度こそ速いものの機動性は装輪車としては良くはなく、もっさりとしたように感じるだろう。装輪車の例に漏れず、水に入ってしまうと速度が2ケタも出なくなってしまうことも。可能な限り舗装された道を選んで走ろう。
また、ステアリング速度が遅く指を離した後もしばらくは曲がり続けるため、慣れないうちはをボタンを真っ直ぐ押してもフラフラしながら進むことになるかもしれない。

 

史実

クリックで解説

「ラーテル」(Ratel:ミツアナグマ)装甲車は、それまで南アフリカ陸軍が使用してきたイギリス製のサラセン装甲車の代替車両として、サンダック・アストラル社(現アルヴィス・サウスアフリカ社)が1968年に開発に着手した6×6型の装輪式装甲車である。
1974年に最初の試作車が完成し、1976年には先行生産型が生産された。

開発期間とコストの削減のため本車には多数の民生用部品が採用された他、砲塔についてはイーランド戦闘偵察車のものが流用された。
このため、生産コストは25万ラント(約6,000万円)に抑えることができた。
この先行生産型はラーテルMk.1と呼ばれ、1979年からナミビアなどでの戦訓を採り入れた改良型のラーテルMk.2の生産が開始された。
さらに1987年からは冷房システム、ブッシュでの防御力、20mm機関砲のコッキングの自動化などの改良を加えたラーテルMk.3の生産が開始された。
南アフリカ陸軍では、古いタイプの全てのラーテル装甲車をMk.3仕様に改修して使用している。
ラーテル装甲車の基本型はラーテル20と呼ばれるIFV(歩兵戦闘車)で、100口径20mm機関砲F2と7.62mm機関銃FN-MAGを同軸装備するLIW社製の全周旋回式砲塔を搭載した世界で最初の装輪式IFVである。
この砲塔は、イーランド20装甲偵察車と共通のものである。
ラーテル20歩兵戦闘車は全長7.212m、全幅2.516m、戦闘重量18.5tという大型の6輪装甲車である。
装輪式装甲車としては重たいが、これは車体前面で20mm、側面で最大10mmという装輪式装甲車としては極めて厚い装甲を持っているためである。
このため、車体前面は12.7mm重機関銃弾の直撃に耐えられる。

操縦手席は車体前部中央にあり、3方を防弾ガラスの窓に囲まれ視界が良好である。
戦闘時には、普段は展開してある防弾シャッターで操縦手席の窓を覆う。
車体中央部は兵員室となっており、操縦手席の後方には20mm機関砲と7.62mm機関銃を同軸装備する全周旋回式砲塔が搭載されている。
この砲塔は2名用で、砲塔の旋回と機関砲の俯仰は手動で行う。

主武装であるLIW社製の20mm機関砲F2はAP(徹甲弾)で1,000m、HE(榴弾)で2,000mの有効射程を持つ。
砲塔上面左側の車長用キューポラには、対空射撃が可能な7.62mm機関銃架が設けられている。
20mm機関砲弾は1,200発、7.62mm機関銃弾は6,000発を搭載している。
兵員室の左右側面には第1輪と第2輪の間に前開き式のドアが設けられており、ガンポートと視察用ブロックが各1基ずつ備えられている。

ドアの後方の兵員室左右側面にも、ガンポートと視察用ブロックが各3基ずつ設けられている。
車内側の各ガンポートの下には、5.56mm自動小銃の予備弾倉を10個収容できるマガジンラックが備えられている。
また兵員室の上面には外開き式の4個のハッチが設けられており、搭乗歩兵がここから身を乗り出して射撃を行うことも可能である。

車体後面右側にも左開き式のドアが設けられており、搭乗歩兵は極めて迅速な乗降が可能となっている。
後面ドアに繋がる通路の上面には、キューポラと対空射撃が可能な7.62mm機関銃架が設けられている。
パワーパックは、ブッシング社製のD3256BTXF 直列6気筒液冷ターボチャージド・ディーゼル・エンジン(出力282hp)と、ランク社製のHSU106自動変速機(前進6段/後進2段)の組み合わせとなっている。

パワーパックは車体後部左側の機関室に収められており、上部の点検用ハッチを外すことにより容易に交換が可能である。
サスペンションは、コイル・スプリングと油圧ショック・アブソーバーの組み合わせとなっている。
ラーテル装甲車には、このラーテル20歩兵戦闘車以外にも多くのヴァリエーションが存在する。

小ネタ

生かされる技術

ラーテル 20のミサイルとランクVIIのマルダーA1のミサイルは同じである。しかし弾数が7→4発も減っている

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 視点移動による移動