T-34(第1親衛戦車旅団)

Last-modified: 2024-05-18 (土) 12:54:09

ソ連 RankI 中戦車 T-34(第1親衛戦車旅団)

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概要

車両情報(v2.25.0)

車両性能

項目数値
砲塔旋回速度(°/s)25.0
俯角/仰角(°)-5/30
リロード速度(秒)
6.9
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
45 / 45 / 40
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
40 / 45 / 45
スタビライザー/維持速度(km/h)無し / -
船体崩壊
重量(t)28.1
エンジン出力(hp)954
2,050rpm
最高速度(km/h)54
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -***
視界(%)83
乗員数(人)4

武装

名称搭載数弾薬数
主砲76 mm F-34 cannon177
主砲7.62 mm DT machine gun12898

弾薬*1

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
76 mm
F-34
BR-350B(MD-5 fuse)APHEBC6.80.098680939283736456
BR-350SPAPBC6.8-6801019990807163
BR-350A(MD-8 fuse)APHEBC6.30.150665868476675952
OF-350MHE6.80.62168021
Sh-354TShrapnel6.285560353430262219
D-350ASmoke6.20.0506803

小隊ツリー

前車両KV-2 (1940)
次車両T-34E

解説

具体的な解説はT-34 1941を参照。

特徴

車体性能はT-34 1941と何ら変わりないが砲塔は溶接砲塔から鋳造砲塔に変更されているので僅かに防御力が下がっている。

史実

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第1親衛戦車旅団のもととなったのは第15戦車師団と第20戦車師団である。大祖国戦争勃発後、ドイツやほかの枢軸国と激戦を繰り広げた赤軍の戦車部隊は僅か2か月足らずで壊滅状態に追い込まれた。とりわけ被害の大きかった第15戦車師団と第20戦車師団は1941年7月の終わりごろには前線での運用がされなくなった。第15戦車師団は所属していた第12軍の指揮官パーヴェル・ポネジェーリンがウーマニの戦いでドイツ軍の捕虜になったことを受けて1941年8月14日に解散。第20戦車師団は第9機械化軍団に所属しており、大祖国戦争勃発当初は36両の戦車を有していた。しかし6月24日のクレーヴェンを巡る戦いでドイツの第1装甲軍第13装甲師団に敗北を喫し、9月9日に解散した。

戦車部隊の壊滅を受け、赤軍総司令部は戦車部隊の再建を図った。1941年8月19日、第9機械化軍団第20戦車師団の指揮官だったミハイル・カトゥコフを指揮官に据え、第15戦車師団の残党勢力及び第20戦車師団の一部によって組織された第4戦車旅団が、スターリングラード州プルドボイの村で発足した。これを受け、スターリングラードトラクター工場で製造された新型のT-34が、第4戦車旅団に配備されることになった。第15戦車師団から配属されていた後のトップ戦車エース、ドミトリー・ラヴリネンコはこのときT-34小隊の小隊長に任命されており、「これでヒトラーに借りを返せる」と発言している。また、ウラルからはKV-1を主力とする重戦車中隊が加わった。

旅団としての体制が整うと、9月23日に必要な人員や物資を列車に積み込んで移動を開始し、9月28日にはモスクワ州クビンカ近郊のアクロヴォ村に到達した。移動を開始した時点で旅団には戦車が29両(T-34/76が22両、KV-1が7両あり、さらにクビンカでBT-7やBT-5、修理中だった旧式のBT-2なども合流したため、最終的に49両の戦車を抱える規模へと成長した。なお、コンスタンチン・コジャノフ上級中尉指揮下の第3戦車大隊に関しては、この時点で戦闘装備の受領が完了していなかったため、クビンカに留まることとなった。

クビンカにおける保有戦車数49両では、1941年8月12日に発せられた国防人民委員部第0063号命令で定められた戦車旅団の基準を完全には満たしていなかった(旅団の戦車数は、46両や56両だったとする説もある)。10月3日までに完全に体制を整えた第4戦車旅団は、作戦上ドミトリー・レリュシェンコ少将指揮下の第1親衛狙撃兵軍団と行動を共にすることとなった。

小ネタ

外部リンク

 

公式Devログ

 

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*1 爆薬量はTNT換算