1938年 フランス共和国 戦艦 ダンケルク級
2018年8月30日にグラフィックが公開され、その後のVer.2.00.021のアプデで実装されたフランスツリー高ティアプレミアム戦艦。
中口径砲を搭載し快速を誇る一方で防御装甲が薄弱(デフォルト状態)と、戦艦というよりはむしろ巡洋戦艦に近い性格を持っている。
アップデートVer.2.00.033にてグラフィックが更新され、地味ながら全体的にブラッシュアップされた。気になる人は差を探してみるのも一興。
Ver.2.00.032までのグラフィック。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1938 | 国家 | フランス | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 30020 | 戦闘成績(BR) | 405 | ||||
無装甲排水量(t) | 16457 | 無装甲速力(kt/h) | 36.3(34.6) | ||||
基準排水量(t) | 26507 | 最大速力(kt/h) | 31.0(29.5) | ||||
最大排水量(t) | 34884 | 最大舵角 | 39.6(35.0) | ||||
可視距離(km) | 11.8(10.75) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 2500G | 購入費用 | 120000S |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 4.5 | 4.5 | 4.5 | 25 | ||
舷側部 | 8.9 | 8.9 | 8.9 | 25 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1,2 | 1931年型 52口径 330mm 四連装砲 | 1300 | 35.0 | 26 | 6 | 1841 | 78 | 320/320 | ||
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
1,2 | 1932年型 45口径 130mm 連装速射砲 | 510 | 22.0 | 6.5 | 8.5 | 89 | 70 | 100(AA)/100 | ||
3~5 | 1932年型 45口径 130mm 四連速射砲 | 510 | 22.0 | 6.5 | 8 | 217 | 70 | 200(AA)/200 |
艦載機
機種 | 名称 | 耐久 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 海面視界 (km) | 空中視界 (km) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水偵 | Loire 130C | 680 | 50/680 | 930 | 220 | 12.3 | 12.5 | 2 | 100 | 200kg 対潜爆弾 Mark.Ⅶ | 480×2 | 191×2 |
※最大搭載数3機、パイロット数3名。
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
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Ⅰ | 照準システム(主砲射撃精度+5%) | 新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%) | ボイラー(巡航速度+5%) | ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック) | ||
Ⅱ | 新式徹甲榴弾(徹甲弾ダメージ+5%) | 電波探信儀(理想発見距離+4%) | ビルジキール(安定速+18%) | 側面装甲帯(被雷ダメージ-15%) | ||
Ⅲ | 強化弾頭(装甲貫徹力+5%) | 電波探信儀(理想発見距離+6%) | 注排水装置(スキル『機関全速』アンロック) | 対空自動計算(自動距離計算) | ||
Ⅳ | × | 水中聴音機(水中聴音機アンロック+2.1km) | 変速機(加速性能+10%) | 高品質装甲(徹甲弾被弾ダメージ-5%) | ||
Ⅴ | × | × | 舵輪(最大舵角+13%) | 傾斜装甲(装甲HP+5%) |
立ち回り
格下狩りに徹しよう。
本艦は優秀な機動力と積み増しすれば相応に当てに出来る装甲に恵まれているが、火力面には難を抱えている。
敵戦艦との砲戦よりは自慢の速度を活かして味方巡洋艦に追従し、妨害してくる敵中型艦艇を蹴散らすようなトリッキーな動き方をした方が戦果を挙げやすいかもしれない。
主砲
本艦特有の33センチ四連装砲を艦体前部に二基装備している。
この主砲配置はリシュリューと同様(というより本艦の設計をさらに発展させたものがリシュリュー級)で、前方に最大火力を向けられる反面、後方が完全な死角になる。後ろを取られないように気をつけよう。
性能面は残念ながら凡庸で、貫通力も高いわけではなく装填速度も26秒と即応性に欠ける。
部品で徹甲弾ダメージと貫通は強化可能だが、巡洋艦以下に対しては脅威となっても重防御の戦艦と真っ向勝負で撃ち合うには無理がある。
副砲
連装砲を片舷一基ずつ搭載し、四連装砲を艦体後部に三基集中配置している。門数そのものは多い方ではなく、副砲ゆえの低精度から対艦火力としては期待しづらい。
一方で、全ての副砲が手動対空砲火に対応しており、装填時間も短いので対空面では平均以上の火力を発揮可能である。
砲旋回が遅めな点には要注意。
航空兵装
艦載飛行艇ロワール130を3機搭載することができる。
視界が広めで防御力が高いこと以外は慨嘆すべき低性能っぷりで、敵戦闘機に発見されたり対空砲に狙われたりした場合に生還はほぼ望めない。観測射撃の際はとにかく敵に見つからないような飛行ルートの選定を行おう。
哨戒させつつ敵機が視界に入ったら即座に自艦に向かって退避させ、追いかけてくる相手を対空砲で狙い撃つという戦術も一考の余地はある。観測機程度なら撃墜を見込めるだろう。
Ver.2.00.034以降は対潜爆弾を2個装備可能になったが、ダンケルク本体が潜水艦を探知可能な範囲は極めて狭いため、有効な抑止手段にはなり難い。
対空
上述のように副砲全てを対空砲として使用できるため、手動対空を行う場合はそこそこ当てにできる。本艦は格上戦艦に狙われた場合に砲戦で撃ち勝つのが困難なので、敵戦艦の観測機を発見したら最優先で対空砲を撃ち込んで叩き落とすようにしよう。
ちなみに自分の観測機を自艦付近に飛ばしておくと、対空視野が広がるため敵観測機を捕捉しやすい。
装甲
デフォルト状態では巡洋艦より多少マシ程度の装甲しか有していない。
幸い装甲重量は軽い方で排水量にも余裕があるため、限界まで積んだ場合はかなり分厚く張ることが可能。また、部品の恩恵により徹甲弾相手ならそこそこ頼れる装甲となる。
ただし、限界まで積んだ状態ではボイラーを開発していても26ノット程度が限界となり、敵戦艦に捕捉されて逃げる際や陣地転換を行う際にはスキルを使わないと難儀する。
防御力を程々に抑えて速度を維持するか、積めるだけ積んで砲戦でのリスクを減らすか、プレイスタイルに合わせて決めよう。
機動性
デフォルト状態ボイラー込みで31ノットを発揮可能で、多少装甲を積んでも30ノット弱は出すことができる。
旋回性能は戦艦として標準的なところであり、巡洋戦艦のようにスイスイと曲がることはできない。また旋回時の速度低下も激しく、舵を切り続けていると直ぐに10ノット台まで速度が落ちてしまう。
なお本艦はスキルとして『機関全速』を有しており、これを使用した際は最高速度が跳ね上がる。高速の空母や巡洋艦もある程度追跡することが可能になり、逆に自身が優勢な敵戦艦から退避する時も役立つ。チャージタイムが長いので、使いどころはしっかり見極めること。
総評
プレミアム艦らしく、かなり癖の強い戦艦である。
大抵の艦艇が主砲やら魚雷やらで格上艦に対しても有効打を与えうる手段を何かしら持っていることが多い中、本艦は一切そうしたものを有していないため、真っ向勝負で格上を相手取るには相当のベテランであってもハードルが高い。
運用方法を間違えたり立ち回りをミスると碌なダメージも出せずに撃破されてしまうので、残念ながら初心者向きの艦とは言えない。
巡洋戦艦や砲戦型巡洋艦の立ち回りに慣れているプレイヤーであれば使いこなすことが出来るだろう。
歴史背景
コメント
- テスト -- 2018-09-25 (火) 09:18:12