Richelieu(1944)

Last-modified: 2025-10-31 (金) 14:52:40

1944年 フランス共和国 戦艦 リシュリュー(1944)

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フランスツリーの高ティア戦艦。公試イベントで無料で手に入れる事ができた。(現在はゴールドのみ)
リシュリューから艦載水上機を取り払った代わりに対空武装を満載した、アメリカにおける完工時の姿である。
Ver.2.00.033のアップデートに伴い、グラフィックが微修正された。

他画像

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Ver.2.00.032以前のグラフィック。

基本性能

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1944国家フランス
艦種戦艦対潜×
耐久値31650戦闘成績(BR)465
無装甲排水量(t)13472無装甲速力(kt/h)38.6(36.7)
基準排水量(t)34682最大速力(kt/h)30.0(28.5)
最大排水量(t)47548最大舵角41.8(37.0)
可視距離(km)11.8(10.75)絶対視認距離(km)-
アンロック費-S購入費用120000S
3000G

装甲防御

※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部0.00.00.035
舷側部00.000.000.035
装甲性能諸元強化前強化後
装甲硬度-96%
装甲HP-78%

搭載武装

※購入時は非武装

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
1,245口径 38cm 四連装砲150041.7314256285160/160
副砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
旋回
速度(°/s)
重量(t)貫通力基本弾数(HE/AP)
1~355口径 15cm 三連装砲59026.47.5725472300(AA)/300
4~945口径 10cm 1930年式 連装高角砲41015.83.5115378500(AA)/500

部品改修

改修段階火力索敵速度装甲
I照準システム(主砲射撃精度+5%)敵射撃検知(大口径砲から攻撃を受けた際、敵の座標を割り出し、一定範囲内の友軍に情報を共有する。+5km)ブレーキ(後進加速度+15%)大型館応急班(スキル『応急修理』アンロック)
II主砲装填装置(主砲装填時間-5%)電波探信儀(理想発見距離+4%)ビルジキール(安定速+18%)側面装甲帯(飛来ダメージ -5%)
新式徹甲榴弾(徹甲弾ダメージ+5%)新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%)変速機(加速性能+10%)防護装甲帯
(入射角の低い徹甲弾被弾時の貫通力・ダメージ・乗組員死亡率 -5%)
強化弾頭(装甲貫徹力+5%)電波探信儀(理想発見距離+6%)舵輪(最大舵角+13%)高品質装甲(徹甲弾被弾ダメージ-5%)
新型の防空火薬(対空砲弾火力+10%)水中聴音機(パッシヴソナーを使用可能。水中目標探知半径+1.75km)ボイラー(巡航速度+5%)対空弾幕(スキル『緊急対空』アンロック
自動対空ダメージ+5000%)

立ち回り方

性能は基本的には前期型と大差が無い為、前期型の項目も合わせて見ることを推奨する。

主砲

リシュリューのトレードマークとも言える四連装38cm主砲は艦体前部に二基、計八門が搭載されている。中~近距離における貫通力と集弾性が高いのが特徴。
また、前部に主砲を集中させた設計ゆえに艦首方向に全ての砲門を指向することが可能であり、前方から側方にかけての隙が他の戦艦と比べ圧倒的に少ない(仮に敵艦にT字を描かれても、進路に合わせて多少舵を切るだけで常に最大火力を向け続けることができる)。しかし後方が完全な死角になるので、背後を取られないよう注意。

副砲

主砲の死角を補うように15.2cm砲が後部に3基搭載されている。配置の関係上、同時に片舷方向に向けられるのは2基までとなっている。
10cm高角砲は片舷3基ずつの計6基である。前期型と比べ、高角砲は半減している事に注意。
どちらの砲も速射性が高く、放火や駆逐艦の迎撃等、それなりに火力は期待できる。しかし、2種類の混載であるので遠距離になるほど偏差のズレが大きくなる。

装甲

前期型に準ずる。

対空

自動機銃が大量に装備されているが、機銃の迎撃力は期待できない。(これは全ての艦に当てはまる事であるが)
手動対空についても、門数が減っており対空火力は向上どころか低下しているかも知れない。幸い、部品には対空火力が上がるものが有るので、多少は補うことができる…かもしれない。
しかし、本艦に搭載された新たなスキル「緊急対空」を用いれば話は変わってくる。このスキルは、爆弾、魚雷、ロケット弾を搭載した航空機に対しての自動対空ダメージがなんと5000%も上昇する。これをうまく用いることで、空母の攻撃機からはなんとか生き残れる可能性がある。

機動性

前期型と大差ない。
実は前期型と同じ装甲厚と弾薬数にした時、ほんの僅かだけ遅い

航空兵装

無い
航空兵装は改装によって全て取り払われ、そのスペースは対空機銃に当てられている。
前期型にも言える事だが、リシュリューは視界が良くない為、船員で補強するなど対策をしたい。

総評

悲しい事に性能的には前期型の下位互換でしかない。自動対空が前期型以上の可能性はあるが……それは無料の迷彩の効果と高角砲半減、航空兵装撤去に見合うほどのものではないだろう。
さらに悲劇的な事に戦闘成績(BR)が前期型より高く、ゴールドでアンロックすると(初回購入イベント全てを含めても)前期型より高くつく。
フランスツリーがシルバー解放されていない現状、リシュリュー級が使いたいならおとなしく前期型にした方が良いかもしれない。REXPも貰えるし


歴史背景

[添付]
リシュリュー級戦艦(リシュリューきゅうせんかん / Richelieu class battleship)とは、ワシントン海軍軍縮条約における代艦建造規定に基づきフランス海軍が建造した戦艦。第二次世界大戦前に完成しないまま、未完成状態のままで米英各国軍と戦闘を交えた稀有な艦歴を持つ艦である。

1935年度計画艦として、建造はネームシップであるリシュリューが1935年に、クールベ級の艦から名前を引き継いだ2番艦ジャン・バールが1936年から建造が開始されたが、1940年にフランスがドイツに降伏するまでにどちらも竣工できず部分的に未完成なまま両艦共に本国から脱出(特にジャン・バールは第二主砲塔が未完成状態だった)。リシュリューはダカールにてヴィシー・フランス海軍としてイギリス艦隊と戦い(ダカール沖海戦)、完全な状態とは言いがたい状況下でイギリス艦隊を撃退するも、乗員不足で応急要員不足であったために航空攻撃と特攻モーターボート攻撃により艦尾を大破してしまった。結局、戦闘後に自由フランス海軍に編入されてアメリカ本土ニューヨーク海軍工廠にて完工工事をするために回航された。完工工事前の姿はこちら


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