1943年 ドイツ帝国 戦艦 ティルピッツ
2018年4月に期間限定課金艦として実装されたドイツツリーの高ティア戦艦。
ビスマルクの姉妹艦だが、本艦はなんと四連装水上魚雷発射管を装備している。
運営がプレミアム艦優遇のために追加したとかそんなことではなく、これは史実通りの武装。
アップデートVer.2.00.033にて恒常販売の課金艦となった。
同時にビスマルク共々リモデリングも為され、より史実に即した精緻なグラフィックになった。迷彩も艦首部の中抜け鉤十字が鉄十字へと変更されている。
ティルピッツの史実迷彩。
効果はREXP取得率+4%、火災発生率-40%……そして隠蔽率-4%。
迷彩を付けたことで却って目立っている。誤植か何かだと信じたいところであるが……。
史実において、北海に引き篭もりながらもその存在を以ってイギリス海軍の行動を掣肘し続けた逸話の反映かもしれない
以前のグラフィック。
基本性能
※数値は全て初期値
年代 | 1943 | 国家 | ドイツ帝国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 36960(33000) | 戦闘成績(BR) | 460 | ||||
無装甲排水量(t) | 000 | 無装甲速力(kt/h) | 00.0(00.0) | ||||
基準排水量(t) | 42900 | 最大速力(kt/h) | 30.0 | ||||
最大排水量(t) | 52600 | 最大舵角 | 46.3(41.0) | ||||
可視距離(km) | 12.5(12.0) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 課金 | 購入費用 | 115000S |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 4.7 | 4.7 | 4.7 | 30 | ||
舷側部 | 13.0 | 13.0 | 13.0 | 30 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
52口径 38センチ SK C/34連装砲 | 1500 | 36.52 | 26 | 5 | 1372 | 85 | 200/200 | |||
52口径 38センチ Spgr 連装砲 | 1500 | 36.52 | 26 | 5 | 1372 | 83 | 200(AA)/200 | |||
52口径 40.6センチ SK C/34連装砲 | 1600 | 36.8 | 30 | 5 | 1715 | 81 | 120/120 | |||
副砲(1~6) | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
55口径 15センチ SK C/28連装砲 | 590 | 22 | 10 | 8 | 128 | 85 | 200/200 | |||
55口径 15センチ Tbts KC/36(T)連装砲 | 590 | 23.1 | 8.5 | 8 | 73 | 41 | 60(AA)/60 | |||
副砲(All) | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
65口径 10.5センチ SK C/33連装砲 | 410 | 17.7 | 4 | 10 | 43 | 20 | 400(AA)/400 | |||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(kt) | 基本弾数 | ||
533ミリ 四連装魚雷 Type G7e T2 | 3300 | 14 | 60 | 10 | 122 | 37 | 8 | |||
533ミリ 三連装魚雷 Type G7e T3 | 3300 | 14 | 60 | 10 | 92 | 37 | 8 | |||
53.3センチ G7e T3 三連装魚雷 | 3450 | 7.5 | 60 | 10 | 118 | 30 | 18 |
艦載機
機種 | 名称 | 耐久 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 海面視界 (km) | 空中視界 (km) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
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水偵 | Ar196 A-5 | 610 | 325/475 | 985 | 311 | 9.5 | 3.7 | 3 | 120 | 220lb 爆弾 | 600 | 100 |
※最大搭載数5機、パイロット数3名。
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
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Ⅰ | 副砲装填装置(副砲装填時間-20%) | 新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%) | ビルジキール(安定速+15%) | 側面装甲帯(被雷ダメージ-18%) | ||
Ⅱ | 改式榴弾(榴弾発火率+20%) | 電波探信儀(理想発見距離+4%) | 新型艦首(旋回抵抗-10%) | 傾斜装甲(装甲HP+12%) | ||
Ⅲ | 新式榴弾(榴弾燃焼継続時間+35%) | 精密探信儀(強制発見距離+8%) | 変速機(加速性能+12%) | 船体強化(HP+12%) | ||
Ⅳ | 砲塔旋回装置(主砲旋回速度+20%) | 精密探信儀(強制発見距離+12%) | 舵輪(最大舵角+13%) | 強化装甲(装甲硬度+10%) | ||
Ⅴ | 強化弾頭(装甲貫徹力+12%) | 逆探(スキル『対艦通信士』アンロック+1%) | 注排水装置(スキル『機関全速』アンロック) | ダメージコントロールシステム(スキル『応急修理』アンロック) |
立ち回り方
主砲
デフォルトではビスマルク同様の38cm連装砲を四基搭載している。有視界での砲戦では散布界の広さが少々足を引っ張るが、それ以外は貫通力も装填速度も良好。
観測射撃を行う上では命中弾を得やすいため、散布界は広いままでいいかもしれない。
主砲はH級戦艦のものと同じ40cm連装砲に換装することもできる。威力向上と引き換えに重量増を招くため、防御面は手薄になる。
Ver.2.00.033以降は新たにO級巡洋戦艦の38cm主砲も搭載できるようになった。重量や射程はデフォルト砲と全く同一、貫通力がやや下がる代わりに対空砲撃が可能となっている。
これらと換装するかどうかは自身の戦闘スタイルと相談して決めよう。
副砲
いっぱいあります
15センチ砲と10センチ砲の混載で、所狭しと並んでいる。対艦用としては近距離でしかまともな命中弾は期待できないため、放火用と思っておこう。
対空面ではデフォルト装備の15センチ連装砲をZ52の主砲である15センチ連装砲に換装することで、副砲全てを使っての手動対空砲火を実施することが可能。
流石に空母の航空隊に被害を続出させるような真似は難しいが、観測機に対してはかなりの圧力をかけられる。
魚雷
雷速がやや遅めで片舷1基ずつしか積めないが、水上発射管であるため射角が非常に広いのが特徴。
射程も14キロとそこそこ長いので、戦艦同士の近距離砲戦における牽制用としては充分な能力を持っている。超近距離戦となった場合には積極的な雷撃も狙えるだろう。
魚雷が命中した場所に主砲で榴弾を撃ち込んでやれば、大ダメージを与えることもできる。
装甲
硬い。積み増ししていけばアイオワの18インチMark.Aを弾くことすらある。
装甲耐久もかなり良好な模様であり、乗組員で補正をかける必要はほぼない(散布界がアレなのでそっちを優先的に補正しよう)
航空兵装
他のドイツ艦同様にアラドAr196を艦載機として運用可能。
最大搭載数5機と戦艦としては多めに積める。
ただしAr196は視界が狭いので、観測射撃をする場合は深入りに注意しよう。
機動性
良好。満載しても25ノットを発揮可能であり、さらに旋回性能も戦艦としてはかなり高い。魚雷に関しては早めの対応さえ出来れば余裕で躱すことができる。旋回時の速度低下は大きいが、加速が良好なので気になることはほぼないであろう。
さらにスキル『機関全速』を使用した場合は満載状態ですら一時的に30ノットオーバーの快速を叩き出すことが可能となる。
総評
攻防速全ての面でバランス良く高い能力を持つ良艦。
多数の観測機に加えて使い勝手の良い魚雷も装備しており、スキルはダメコンに機関全速と有用なものが揃っている。軽快艦艇の排除や戦艦同士の砲戦、場合によっては空母追撃すらこなせる器用さがあり、とにかくあらゆる方面に隙が少ない。
課金艦という欠点はあるが、初心者でも扱いやすい部類に入るのは間違いないだろう。当然だがベテランが使うと非常に厄介な船となる。