1936年 大英帝国 駆逐艦 トライバル級
アップデートVer.2.00.026にて追加された英国ツリー高ティア駆逐艦。
魚雷発射管を一基しか持たない代わりに砲兵装が充実している珍しいタイプの駆逐艦である。
その性質から、日本の防空駆逐艦秋月に近い動き方を要求される。
Ver.2.00.033にてグラフィックが一部修正された。
Ver.2.00.032以前。甲板色などが異なっている。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1936 | 国家 | 大英帝国 | ||||
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艦種 | 駆逐艦 | 対潜 | ○ | ||||
耐久値 | 17820 | 戦闘成績(BR) | 215 | ||||
無装甲排水量(t) | 1148 | 無装甲速力(kt/h) | 44.4(40.3) | ||||
基準排水量(t) | 1959 | 最大速力(kt/h) | 35.9(32.7) | ||||
最大排水量(t) | 2520 | 最大舵角 | 34.0 | ||||
可視距離(km) | 9.3(8.5) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 828000S | 購入費用 | 8280S | ||||
1200G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 15 | ||
舷側部 | 0.7 | 0.7 | 0.7 | 15 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
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45口径 11.9cm(4.7inch) Mk.Ⅻ 連装両用砲 | 470 | 15.54 | 5 | 10 | 35 | 57 | 210(AA)/210 | |||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(kt) | 基本弾数 | ||
53.3cm 四連装魚雷 | 3400 | 10.0 | 60 | 10 | 85 | 41 | 20 | |||
53.3cm Mk.Ⅸ 三連装魚雷 | 3500 | 12.3 | 60 | 10 | 122 | 41 | 8 | |||
爆雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 沈降 速度(m/s) | 重量(t) | 最大深度(m) | 基本弾数 | ||
爆雷 | 2800 | 0.0 | 10 | 5 | 7 | 100 | 10 |
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | 照準システム(主砲射撃精度+7%) | 発煙装置(スキル『煙幕』アンロック) | ボイラー(巡航速度+5%) | 消火器(自艦火災継続時間-10%) | ||
Ⅱ | 射撃管制装置(主砲射程距離+5%) | 特殊塗装(隠蔽性+10%) | 新型艦首(旋回抵抗-5%) | 排水ポンプ(自艦浸水継続時間-10%) | ||
Ⅲ | 改式榴弾(榴弾発火率+10%) | 水中聴音機(水中聴音機アンロック+6km) | ボイラー(巡航速度+5%) | 高品質装甲(徹甲弾被弾ダメージ-8%) | ||
Ⅳ | × | 電波探信儀(理想発見距離+9%) | × | × | ||
Ⅴ | × | 水中探信儀(スキル『水中探信儀』アンロック+5km) | × | × |
立ち回り
火力こそ秋月と並んで駆逐艦最高クラスだが、機関全速スキルや魚雷装填スキルがないので積極的に攻めに出ることはあまり得意ではない。
本艦と同時に実装された潜水艦への抑止力、戦艦・空母の護衛、敵駆逐艦の牽制および撃破を狙って活動するといいだろう。
主砲
4.7インチ連装両用砲を四基八門搭載している。
火力だけなら堂々駆逐艦トップであるが装甲貫通力については控えめ。とはいえ装填は速い方であり、これだけの数になると秋月以外の駆逐艦との砲戦では遅れを取ることはまずないと言って良い。全門斉射が可能な動きを心がけよう。
砲旋回性能は駆逐艦の主砲としては平均的かやや低めで、即応性はあまり高くない。対空砲火は敵機を追従しにくいので少し苦労する。
魚雷
四連装発射管と三連装発射管から選択可能。
投射数が減り重量が増えるが、三連装魚雷が射程距離がわずかながら長い。火力か射程距離か好みに合わせても良いだろう。
だが、雷速はどちらとも41ノットで同速なので射程距離以外で使い分ける必要はないことは覚えておこう。
いずれにせよ、魚雷スロットは一基だけなので積極的には使っていきづらい。
対潜
爆雷を二基装備できる。
攻撃するには敵潜水艦の直上を通過して投下する必要があるが、艦体が大きく旋回性能が鈍い本艦は隙を晒しやすい。
敵潜を発見したら慎重に動くようにしよう。居場所を他の味方駆逐艦に通報し、共同攻撃を行うようにすればリスク回避をしやすくなる。
敵が浅い深度にいるようなら、砲門数の多さを活かして探知した場所の水面下へ主砲で榴弾を大量に撃ち込み攻撃するという手もある。ラッキーヒットで火災を発生させられれば潜水艦は浮上せざるを得なくなり、そうでなくとも周囲に砲弾が絶え間なく撃ち込まれては満足な攻撃動作に入ることは困難。
砲駆逐ならではの対処法である。
対空
主砲が両用砲扱いなので、手動対空砲火が可能。
だが、機銃を載せているはずのブルワークには何も装備されておらず、敵機が接近していても気づきにくいので注意。
アップデートで機銃が追加された。ただし数が少ないので対空火力としては当てに出来ない。
装甲
購入時の仕様変更が為されるまで、舷側0.7インチ・甲板0.4インチと駆逐艦としては厚い装甲設定になっていた。
現在は購入すると無装甲状態なので、装甲を張る場合は0から増厚していくこととなる。
トライバルはどうしても他の駆逐艦より被弾しやすい。またそもそも砲戦向きの駆逐艦であるため、敵駆逐を砲撃戦で強引に排除できるよう装甲は多少なり張っておいた方が良い。
いずれにせよ装甲耐久はそこまで高くない模様なので、駆逐艦同士の戦闘が生起した際は油断しないようにしよう。
機動性
基本状態の装甲では32ノット程度、ボイラー開発しても36ノット弱とこれまた秋月と並んであまり速くはない。
しかし、少し装甲をいじったり魚雷・主砲の弾数を調整すれば易々と40ノット超えができる。
その一方で加速性能や旋回性能や駆逐艦ワーストクラス。舵角最大にしても巡洋艦のような航跡を描くほどまでに曲がらない。
低速時ではそれに拍車がかかるので、対潜戦闘の時は敵潜水艦との位置関係に気をつけよう。
速度と旋回反応を上げられるイギリス専用船員のクインがいるなら、是非載せておきたいところである。複数人載せることができれば機動力も少しは改善され、装甲を多めに積んでも高速をキープすることができる。これは秋月には無い大きな長所。
総評
駆逐艦としては異例とも言える雷装の少なさが際立つ。また艦体も大きく隠蔽性もあまり高くない。
他の駆逐艦のように敵艦隊への奇襲雷撃では戦果を期待し辛く、どちらかと言えば味方艦隊への攻撃を狙う敵駆逐艦や潜水艦を高い砲戦火力や爆雷を駆使して迎撃する、守りの動作に寄った艦艇である。