TIPS/速度改善方法&PC最適化/続編

Last-modified: 2024-01-21 (日) 17:18:21
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「用語集」 「速度改善方法&PC最適化」
環境改善1のあと設定
:便利である、お勧め   :効果有、推奨   :効果有、パフォーマンス優先

PowerShell/コマンドプロンプト

コマンドプロンプトのコマンドは大抵PowerShellで動作します、違いは古いか新しいかでPowerShellの方が新しいのでこちらを使用します。
Win64bitならx86でない方のPowerShellを呼び出し管理者権限で起動してください。使いやすいようピン止めした後、管理者で開くようにプロパティの詳細設定で適用します。
コマンドを打ち(張り付け)、Enterし閉じた後シャットダウン又は再起動をしてOSに適用させます。

場所
PowerShell
スタート>Windows PowerShell
 
レジストリエディター
システム構成>ツールタブ>レジストリエディター
 
基本的なレジストリのコマンド編集の仕方
Set-ItemProperty "[ルートキーを入力:サブキーを入力。パス名]" -name "[値の名前を入力。エントリ名]" -value "[データ値を入力。エントリ値]"
ルートキーHKEY_LOCAL_MACHINEの場合、HK[HKEY]L[LOCAL]M[MACHINE]:なのでHKLM:\サブキー
 サブキーはルートキーの配下のフォルダ、エントリ名はフォルダ内にある名前。
Set-ItemProperty ":" -name "" -value "" ←テンプレ
 
新しいレジストリエントリ名の作成
New-ItemProperty -Path "[ルートキーとサブキーを入力。パス名]" -Name "[値の名前を入力。エントリ名]" -PropertyType [値の型を入力。値の種類。基本的に32bit値のDWORD] -Value "[データ値を入力。エントリ値]"
New-ItemProperty -Path "" -Name "" -PropertyType DWORD -Value "" ←テンプレ
注意
コマンド、レジストリはここ以外も調べて確認してから打ち込むことをお勧めします。
打ち込む前にレジストリエディターを開き現在のレジストリをSSDに保存して置くことをお勧めします。レジストリエディター>ファイル>エクスポート
中には配布されているアプリにより設定できるのもあります。
紹介されているもの以外にも速くするコマンドやレジストリありますがほぼ効果がなく不具合の原因となりかねないので必要最低限だけ記入。

IPv6よりIPv4を優先にする

初期値では初めにIPv6に接続するようになっています。
それをIPv4に初めに接続するようにすることでスムーズに接続できるようにします。
イーサネットのプロパティでIPv6を無効にするのは、非推奨。IPoE接続でないなら、優先順位を変える。

  • 優先順位の確認
    netsh interface ipv6 show prefixpolicies
ディフォルト内容
優先順位は上から
::1/128 ←IPv6ループバックアドレス
::/0 ←IPv6デフォルトルート
::ffff:0:0/96 ←IPv4マップでIPv4の優先度
2002::/16 ←6to4
2001::/32 ←Teredo (項目がないかも?)
fc00::/7 ←ユニークローカルユニキャストアドレス(廃止?)
fec0::/10 ←サイトローカルユニキャストアドレス(廃止)
3ffe::/16 ←6bone-IPv6実装実験用(廃止)
::/96 ←IPv4互換アドレス(廃止のはずまだあるよ)
  • 順位の入れ替えIPv4優先
    netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::ffff:0:0/96 50 0
    netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::1/128 40 1
    netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::/0 30 2
    netsh interface ipv6 set prefixpolicy 2002::/16 20 3
    netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::/96 10 4
  • 順位の入れ替えIPv6優先(デフォルト・元に戻す)
    netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::1/128 50 0
    netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::/0 40 1
    netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::ffff:0:0/96 30 2
    netsh interface ipv6 set prefixpolicy 2002::/16 20 3
    netsh interface ipv6 set prefixpolicy ::/96 10 4
     
    (::ffff:0:0/96、IPv4の優先度は3番目の位置だが何故か殆どのサイトで紹介しているデフォルトに直すコマンドでは最後になっている)

High Precision Event Timer[HPET]

BIOSで無効にしていればOS側も無効になっているとは思いますが確認してください。
タイマー系の機能で有効だとゲームパフォーマンスが落ちます。
この機能を有効にする場合、BIOS側とOS側の両方のオプションが有効になっている必要があります。

  • 確認方法
    bcdedit
    Windowsブートローダーに[useplatformclock Yes]という項目があればOSレベルで有効になっています。
  • 削除方法
    1.項目をまず出します
     bcdedit /set useplatformclock true
    2.再起動してください
    3.項目を削除します
     bcdedit /deletevalue useplatformclock
    4.再起動します

TCPグローバルパラメーター

default:ディフォルト disabled:無効 enabled:有効

  • 現在の状態を確認
    netsh int tcp show global
  • これらの有効無効等の説明
    netsh int tcp set global help
  • RSS
    netsh int tcp set global rss=disabled
     
    RSSは無効にしてください、TCPの受信処理を複数のCPUスレッドに分散させて処理させる機能です。
    無効にした場合1つの特定のスレッドで処理されます。利用すると接続ごとに別々のコアに分散され、複数のコアを利用しながらもTCPパケットの受信順序を保持したまま処理を行うことができます。
    また、受信したパケットに対する応答はその受信を処理したコアから行われるため、結果として送信処理も複数のコアに分散されます。
    Win10では気にならないレベルになりましたがサーバー用でないCPUコア数が少ない一般的なものはそれでも処理が遅くなっています。
    有効にすると副次的にリモートセキュリティが向上します。
  • TCP ChimneyオフロードとNetDMA
    Win10ではNetDMAは非実装であり、TCP Chimneyオフロードはver1804以降項目が無くなりました。
  • 受信ウィンドウ自動チューニングレベル
    netsh int tcp set global autotuninglevel=highlyrestricted highlyrestrictedは規定値を超えて保守的に拡大し縮小ます。
    netsh int tcp set global autotuninglevel=normal normalは国内のサーバーではほとんど問題なく速くほぼ違いはありません、シナリオに合わせて規定値内で拡大縮小します。
     
    受信ウィンドウを自動で調整する機能で、大きくしたり小さくしたりする機能です。受信速度の設定です。
  • アドオン輻輳制御プロバイダー
  • RFC1323タイムスタンプ
    netsh int tcp set global timestamps=disabled
    1%程速度を落とし安定させるとのことだが有効にしなくて良い
  • 初期RTO
  • Receive Segment Coalescing状態
  • 非SackのRtt回復性
  • 最大 SYN 再送信数
  • Fast Open
  • Fast Open フォールバック
  • HyStart
  • ペーシング プロファイル

ディスク

  • NTFSの8.3ファイル名の使用
    現在は初期状態で無効になっているので、設定不要・弄らない。
    • fsutil 8dot3name set 1 無効
    • fsutil 8dot3name set 0 有効

ショートネームを作成する・しないの設定です。昔のファイル名が8文字でないと扱えないアプリが沢山あったころの名残です。既定では8文字を超えるファイルネームがあっても、8文字+拡張子3文字の短い名前は生成しません。
(今のアプリは、普通に長い名前のファイルを開ける。)

  • NTFSのアクセス時刻更新の停止
    ファイルのプロパティを見るとアクセス日時と言うものがあります。
    文字通りそのファイルにアクセスした日時を示します。SuperFetchを有効にしているなら弄ってはいけません。
  • fsutil behavior set disableLastAccess 値
    • 0 - ユーザー管理、最終アクセス日時の更新が有効
      1 - ユーザー管理、最終アクセス日時の更新が無効
      2 - システム管理、最終アクセス日時の更新が有効
      3 - システム管理、最終アクセス日時の更新が無効
      値に数字を打ち込み(システム管理、無効)と出てくれば成功です。
    • fsutil behavior set disableLastAccess 3
      (再起動は不要です)

ルートキー HKEY_LOCAL_MACHINE【省略形HKLM】

システム固有の各種構成情報の場所。システム全体の設定。
他サイトでCurrentControlSetとControlSet001のどちらかを編集して紹介されていましたがControlSet001はCurrentControlSetの代替バックアップなのでCurrentControlSetを編集します。

  • カーネルメモリをPFに置かない
    Set-ItemProperty "HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management" -name "DisablePagingExecutive" -value "1"
    Winのあまり使わない微々たる一部のデータをPFに置かせないようにすることでほんの少しだけ動作がよくなります。
    RAM量が8G以上あり動作量がコスパ的にある人のみ。
  • TTL
    Set-ItemProperty "HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters" -name "DefaultTTL" -value "64"
    ネットワークにおけるパケットの寿命でIPv6ではHop Limitとも呼ばれている。
    ホップ数の限界値を指し、データがループしてしまった場合に必要である。
    各ルーター(DNSサーバー等)を通る時に支払うチップ数であり経路が保存され、更新する目安であり、なくなるとデータは破棄される。
    更新したあとは消費するまで確認しない。
    低い数値だと更新頻度が高く余計なトラフィックが発生するのと寿命の問題で海外ゲームを遊ぶ人は推奨値とし128をお勧めする。
    ただしあまりにも長い値にすると通り道のルーターを業者が更新、変更、切り替え時に更新不具合が起こり古いコンテンツが表示されたりする。255が最長。
    その場合DNSキャッシュリセットなどをすること。

電源に関するコマンド

レジストリエデターのHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\54533251-82be-4824-96c1-47b60b740d00の配下それぞれのフォルダのAttributesを0、1、2のどれかで電源管理の詳細にあるプロセッサの電源管理に項目が増え編集することができます。
基本的にディスクトップでは編集しなくてよい。電源プランによってここの詳細が違う。

  • スロットルの状態を使用する
    Set-ItemProperty "HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\54533251-82be-4824-96c1-47b60b740d00\3b04d4fd-1cc7-4f23-ab1c-d1337819c4bb" -name "Attributes" -value "0"
    ノートPCを使用している場合、このコマンドを打ち、電源管理の詳細を開きで無効にします
  • プロセッサパフォーマンスの向上モード
    Set-ItemProperty "HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\54533251-82be-4824-96c1-47b60b740d00\be337238-0d82-4146-a960-4f3749d470c7" -name "Attributes" -value "0"
    ノートPCを使用している場合、このコマンドを打ち、電源管理の詳細を開き無効にします
  • 究極のパフォーマンス
    powercfg -duplicatescheme e9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61
    電源プランに究極のパフォーマンスオプションを追加します。
    Win10 April 2018以降、高パフォーマンスをベースに細かな設定を変更させ遅延を少なくしたものがコマンドを打つことにより出現します。
    しかし高パフォーマンスとほぼ性能は変わりません。
    ディスクトップPC向けの設定なのでノートPCでは使用しないでください。

Windowsセキュリティ

WindowsDefenderの除外設定をコマンドでする方法
[コマンドレット] [除外リスト] "[除外するアイテム、名]"
コマンドレット、Add-MpPreferenceは一覧への追加 
除外リスト、-ExclusionPathはフォルダーやサブフォルダーの下の全てのファイルまたは特定のファイル
除外リスト、-ExclusionExtensionは指定されたファイル拡張子をもつ全てのファイル
除外リスト、-ExclusionProcessで除外するプロセス名
Add-MpPreference -ExclusionPath "" ←テンプレ指定フォルダ
Add-MpPreference -ExclusionExtension "" ←テンプレ指定ファイル拡張子
Add-MpPreference -ExclusionProcess "" ←テンプレ指定プロセス
 
Add-MpPreference -ExclusionExtension "avi","aif","dsf","dff","flac","mtff","mov","mxf","mp3","mp4","ogg","pmi","pmx","pml","pmf","pms","pad","pmw","rtss","rtdll","wav","wsd",
Add-MpPreference -ExclusionProcess "Launcher.exe","TERA.exe","xxd-0.xem"

おまけ

  • Windows10の消せないアプリを消す方法
    中にはバックグラウンド通信等をするためゲームのラグを引き起こしているとのこと。
    使わないなら削ると良いでしょう。

「3D Builder」
Get-AppxPackage *3d* | Remove-AppxPackage
「カメラ」
Get-AppxPackage *camera* | Remove-AppxPackage
「メール」と「カレンダー」
Get-AppxPackage *communi* | Remove-AppxPackage
「マネー」、「スポーツ」、「ニュース」、「天気」
Get-AppxPackage *bing* | Remove-AppxPackage
「Groove ミュージック」と「映画 & テレビ」
Get-AppxPackage *zune* | Remove-AppxPackage
「People」 [tip] 1903以降消せなくなった
Get-AppxPackage *people* | Remove-AppxPackage
「モバイル コンパニオン
Get-AppxPackage *phone* | Remove-AppxPackage
「フォト」
Get-AppxPackage *photo* | Remove-AppxPackage
「Microsoft Solitaire Collection」
Get-AppxPackage *solit* | Remove-AppxPackage
「ボイスレコーダー」
Get-AppxPackage *soundrec* | Remove-AppxPackage
「Xbox」 [tip] 1903以降消せなくなった

消せたかどうかの確認
Get-AppxPackage *xbox* | Remove-AppxPackageをもう一度入れる

PS C:WINDOWSsystem32> Get-AppxPackage *xbox* | Remove-AppxPackage Remove-AppxPackage : Deployment failed with HRESULT: 0x80073CFA, Removal failed. Please contact your software vendor. (Exception from HRESULT: 0x80073CFA) error 0x80070032: AppX Deployment Remove operation on package Microsoft.XboxGameCallableUI_1000.10240.16384.0_neutral_neutral_cw5n1h2txyewy from: C:WindowsSystemAppsMicrosoft.XboxGameCallableUI_cw5n1h2txyewy failed. This app is part of Windows and cannot be uninstalled on a per-user basis. An administrator can attempt to remove the app from the computer using Turn Windows Features on or off. However, it may not be possible to uninstall the app. NOTE: For additional information, look for [ActivityId] 1d60accb-cb8d-0003-d5b8-601d8dcbd001 in the Event Log or use the command line Get-AppxLog -ActivityID 1d60accb-cb8d-0003-d5b8-601d8dcbd001 At line:1 char:26 + Get-AppxPackage *xbox* | Remove-AppxPackage + ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ + CategoryInfo : WriteError: (Microsoft.XboxG...l_cw5n1h2txyewy:String) [Remove-AppxPackage], IOException + FullyQualifiedErrorId : DeploymentError,Microsoft.Windows.Appx.PackageManager.Commands.RemoveAppxPackageCommand Remove-AppxPackage : Deployment failed with HRESULT: 0x80073CFA, Removal failed. Please contact your software vendor. (Exception from HRESULT: 0x80073CFA) error 0x80070032: AppX Deployment Remove operation on package Microsoft.XboxIdentityProvider_1000.10240.16384.0_neutral_neutral_cw5n1h2txyewy from: C:WindowsSystemAppsMicrosoft.XboxIdentityProvider_cw5n1h2txyewy failed. This app is part of Windows and cannot be uninstalled on a per-user basis. An administrator can attempt to remove the app from the computer using Turn Windows Features on or off. However, it may not be possible to uninstall the app. NOTE: For additional information, look for [ActivityId] 1d60accb-cb8d-0001-d9b9-601d8dcbd001 in the Event Log or use the command line Get-AppxLog -ActivityID 1d60accb-cb8d-0001-d9b9-601d8dcbd001 At line:1 char:26 + Get-AppxPackage *xbox* | Remove-AppxPackage + ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ + CategoryInfo : WriteError: (Microsoft.XboxI...l_cw5n1h2txyewy:String) [Remove-AppxPackage], IOException + FullyQualifiedErrorId : DeploymentError,Microsoft.Windows.Appx.Packag
とでればOKです。

  • 通信経路の調べ方
    pathping [サーバー名]
    打ち込むとサーバーまでの経路が調べられる。【】は通信相手のIPアドレスでもいいしネトゲのロビーサーバー、ロビーロードバランサ等のIPでもいい。
    一番下のmsが最終的なping値のはず。またこのコマンドではどこで遅延が発生しているかを見れます。
  • ping値の調べ方
    ping [サーバー名]
    打ち込むとサーバーまでの経路が調べられる。【】は通信相手のIPアドレスでもいいしネトゲのロビーサーバー、ロビーロードバランサ等のIPでもいい。
  • NICの再起動、ネットのクリア、初期化
    NICの設定をした後、再起動することにより安定します。
    またTERAをダウンロードする時、サーバーにうまく繫がらない変に通信が重い時、基本的にはこれら4と6をまず試すか、全て試してみてください。
  1. DHCPの再取得
    前のネットワーク情報が残っている時、ルーターの切り替え時などに使います。
    ipconfig /releaseで、PCがDHCPで取得したIPアドレスを解放します。
    ipconfig /renewで、再度DHCPサーバからIPアドレスを取得しに行きます。
    Ipconfigのみで、自分のPCのIPアドレスを見れます。
    ipconfig /allでどのDHCPサーバからIPアドレス取得してるか、DNSサーバがどこを使うようになっているかが見れます。
  2. ネットワークアダプタの再起動
    ネットワーク共有センターに行きアダプターの設定の変更を開き再起動したいローカルエリア接続、又はワイヤレスネットワーク接続を右クリックし無効にします。数十秒後、有効を選びます。
    1をしてDHCPのIPアドレス再取得してつながらないときにします。
    PCの再起動でも大丈夫です。
  3. ネットワーク・インターフェイスの初期化
    netsh interface ip reset c:\reset.log 又は netsh interface ip reset のみ。
    置き換えてc:\resetlog.txtにしてもいいみたいです。
    初期化処理。1と2をして治らない方が打ち込みます。
    取得がおかしい場合も同様です。例えばデフォルトゲートウェイが本来192.168.1.1等ルータのアドレスではなく違う数字になる時、回線がおかしい時にします。
    TCP/IP関連のレジストリ、コンポーネント関連を削除し、初期値に戻します。
    大きな変更があった場合にします。
  4. Windows Socketの初期化(ウィソック)※ある意味効果あり。
    netsh winsock reset
    Winsockカタログというアプリケーションとネットワークの間を取り持つものをリセットします。
    大抵NIC、回線系の設定をした後はこれを打ち込みPCの再起動をすれば安定します。
  5. TCPパラメータの初期化
    netsh interface tcp reset
    ネットワークの最適化やソフトで設定されたパラメータを初期化する。
  6. DNSキャッシュクリア
    キャッシュの確認 ipconfig /displaydns
    クリア ipconfig /flushdns
    DNSをPCやルーターで設定した場合、クリアしておかないと通信がおかしくなります。
    ルーターの場合再起動がさらに必要です。
    またWindows Socketの初期化(ウィソック)も試してみてください。
    終わった後はPCの再起動をしましょう。
ダウンロードできない不具合
これら全てを試すか手動でhostsファイルから該当エントリを削除してみてください。
こちらはコマンドではありませんが、ここに載せておきます。
  1. 【C:\Windows\System32\drivers\etc】パス名をコピーしエクスプローラーなどフォルダを開く
  2. 【アドレス】 バーにパス名を貼り付け
  3. hostsのファイルをメモ帳で開き該当エントリを削除します。例:teraと書かれているもの
  4. コマンドプロンプトでipconfig /displaydnsを入力し該当エントリが消えているか確認します

 

レジストリ

エントリ名の打ち込みが難しいのでレジストリエデターを開き直接打ち込みます。

基本的な打ち込み方
ファイル内で右クリック>新規>値の種類>エントリ名を入力>ダブルクリック>値のデータを基本的に16進数で入力
  • 遅延ACK
    サブキー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces\[使用しているNIC]
    エントリ:TcpAckFrequency
    値の種類:REG_DWORD、数値
    有効な範囲:0 ~ 255
    デフォルト値:2
    推奨値:1

1の値にすると大量のデータをダウンロードする場合などNICによりパケットがドロップされている場合特に役立ちます。
パフォーマンス カウンター [Network Interface\Packets Received Discarded]を使用して確認できます。
ただし大容量のデータをある程度まとめて送るのではなく用意できた分すぐに送るようになるので一度のデータ量は少なくなります。
またオンラインゲームでは基本的にデータ量は少なくpingが大事なので大いに役立ちます。

サービス管理ツール

サービスとは、Windowsの様々な機能を実現するソフトウェアの一種です。バックグラウンドで多くが実行されます。これを管理するツールがサービス管理ツールです。
Windowsを正常に動かす上で重要なものがあり、不用意に停止するとセキュリティの低下、操作が出来ない、アプリが使えないなど不具合の原因になります。
Windowsの不具合が起きていない・わからない時は弄らないのが良い。こうしたリスクのある操作をする時は、システムドライブ全体をバックアップしてから行うことを推奨します。一覧から必要なもの以外をよく調べて無効、適用します。

  • Offline Files
    Windows10 Ver.1803以降なくなったので、現在は対処不要。
    家の複数のPCをつないでいない・ネットワークドライブでファイル共有していない場合、不要なサービス。
    このサービスが有効な場合、負荷が軽いときにオフラインファイルを作るので、ゲーム中にディスクアクセスが増加したり、ネットワーク帯域を圧迫してパフォーマンス低下となるので無効にします。

製品について

ストレージ

OSやアプリを記憶させたりの読み込みに必要な記憶装置。
ストレージの速度は主にゲームではロードの短縮にある。マップの切り替わり、ゲームの起動時間、ID入場や試合開始に良く影響する。
豆知識で永久欠番のA、BドライブはFDD(フロッピー)やカセットテープのこと、日本だけHDDが入る。
接続場所で変わるが大体の速度順は
?>Xpoint>NVMeSSD>SATASSD>>SSHD≧mSATASSD≧HDD

ディスプレイ

主に現在主流の『液晶パネル』を基に書いています。
ディスプレイは『表示』モニターは『監視』の意味だが今ではどちらも同じに言われている。
ディスプレイ選びと設定はしておかないとパフォーマンスがでないので結構重要である。
ドット抜けは基本気にしなくてよく宝くじに当たる確率しかないです。当たってしまった場合は取り換えが効くならそうするか、オーバードライブや電源を強くして各色の点滅を繰り返す動画などを見つけ抜けている部分を数時間1日放置して祈りましょう。

種類

デメリットは大体の認識で技術により無くしその分技術代として値段が高くなります。
液晶パネル…現在の主流で長寿。焼け付きの発生は遅く、安定している。しかしドット抜けの可能性や、応答速度、動きの解像度の低さ、薄くするのに技術が必要で、コスト削減が難しい。残像感等についてはパネルの種類の最高の半分ぐらいのHzで対処できると思っておけば良い。
有機EL…寿命の短さ、長期使用と高fpsで焼け付きが早くに発生する。コンストラスト、応答速度が速く、視野角の広さ、残像感の低減、曲面にしやすい、薄くしやすいのが特徴。

視野角

上下、左右から見た場合の画像の見易さ。
TVやいろんな人と見る場合は広視野角を選ぶがPCでは普通前に座って視線を固定する為別に少なくてよい。ただし表記は企業によって違うので左右と上下が逆の場合もあるので注意。
パネルの種類によって基本的に綺麗さと視野角が大きく変わる。

液晶パネルの種類

パネルの主流は3つ。
残像感を消して快適にしたいと思うなら最大Hzの半分から少し増やした程度か、検証サイトがあるのでそちらで確認して買うこと。

  • TN
    比較的安価で、発光効率が高く、低消費電力
    応答速度が5msと速くGTGは遅く安定しない。ピークは80ms
    視野角が狭く、画質が悪い、白っぽく見える、逆に防止策としてはアリ
    応答速度などの振れ幅が大きい

事務向きで色を気にしないなら最も安価でコスパが良いと言われているFPS等で人気

  • VA
    TNをIPSに近づけようとしたもの
    ほぼ全てにおいて中間の位置だが黒表現コンストラスト比、色再現が良い
    応答速度5msでGTGが遅く安定しないピークは80ms

映画鑑賞、ゲーマー向きとは言われている

  • IPS
    値段が高い
    視野角が最も広い
    色度変移が少ない、色再現性が良い
    発光が強くギラギラしすぎと感じやすい。
    応答速度が15msと少し遅いがGTGとレスポンスは良く安定している。ピークは30ms

イラストを描いたり色を気にする人、MMO等やニッチな(ゲーマー)に人気。

光沢

  • グレア
    平たいので光沢があり綺麗に見え色彩がはっきりしやすい
    光を反射し周りの物が映るので邪魔になりやすい、何らかの対処が必要となる可能性がある。
  • ノングレア
    ざらざらにしているため非光沢で綺麗に見えなく白っぽくなるが、反射しないので目に優しくストレスがかかりにくい
    最もPCやゲームは緊張しやすいので長時間するなら向いている。

入力と応答速度について

応答速度、GtGこれらはオシロスコープという高額機材を使わなければ測定するのが難しい。
入力遅延に関しては残念ながら企業は処理遅延を基本的に公開しておらず、もしディスプレイが暗部視認やエッジ、黒注入など様々な処理をしていると入力遅延が当然発生する。しかしきちんとされた製品であれば今はほぼ気にしなくてよく、どんなに早くても1fps後である。60Hzの1fpsが理想で2fps以下が普通。

リフレッシュレート、Hzについて

ディスプレイが60Hzだと100fpsだとしても制限が掛かり60fpsでしか表示れない。
画像を増やすことにより滑らかに見え、人は滑らかな映像であればストレスが掛かりづらくなる。
高いHzのが必要と言われているゲームは少しでも多い情報量と入力遅延はどんなに早くても1fps後に描写されるため素早い操作が欲しいから。120Hzで1fps8ms、240Hzで3fps11msの有利となるが人外しか意味がないかもしれない。
Windows8(7は解除可能)以降に常に+3fpsされるAeroは120以上のディスプレイあれば軽減されて見える。
Hz以上に無理させすぎるとティアリングが発生しやすくなり、下げるとヒールロックオンなどの処理が体感的に遅くなる。
ちなみに初期の映画(フィルム)では24fps、テレビでは30fpsが採用された。
 
理想速度は安定性の為、平均値より下限に収まっていること。
60fpsの平均値は約16.6msである。1msは0.001秒でfpsは1秒に表示する画像数なので1秒÷?msとなる。もし20ms60fpsだと1.2秒で約3.35msほど表示に間が開く遅いディスプレイとなる。
表記は企業により基準が違うためこの場合は約1秒とか何度かにとかそういうので、ひどい場合は時々50ms行く場合があるので鵜呑みにせず応答速度、GtG、入力遅延はそれぞれ別と思うこと。重要なのはHzとfps、オーバードライブを色をあまり劣化させず残像(ブラー)がないよう調整することが望ましい。

60Hz…35Hzで普通人の目は飽和されて見えだすと言われており現在の標準的なもの。5msのがMMOでは良いと言われ、動きが激しい映像を表示しても十分に見え、不満に感じるほどではないとされている。15ms以下、常人レベル。
120Hz…動画の視聴やゲームプレイに適した液晶モニター。FPS系では最低現必要と言われている。8ms以下、人?レベル。
144Hz…さらに追求した液晶モニター、120Hzとの違いを認識するのは難しい。6ms以下、ハトレベル。
240Hz…ここまで高くなると120Hzとの滑らかさの違いが認識できるほど。4ms以下、昆虫レベル。
480Hz…プロトタイプ発表。2ms以下、昆虫?レベル。

黒等を挟み疑似的にレートを上げている倍速とそのまま映し出すネイティブとで別れる。
Hzが高くなればなるほどもろに値段の差が出てきやすい

機能と設定

  • モード設定
    製品に予めカスタムされた設定。
    ECO、最小電力というのに設定してある場合、速度が著しく減るので最大やゲーミングモード等にします。これらは下記機能を用途にあわせカスタムされている。
  • 明るさ(輝度、ブライトネス)
    部屋の明るさ、距離、視力に合わせて調整。基本的にディスプレイは明るいので少し下げるとよいが映像がきれいなのは最大。GPUの設定では光量は変わらない。
  • コントラスト
    明るさに合わせて好みで調整。濃いほうがメリハリが付き奇麗だが人によりギラついて感じる。
  • ブルーライト軽減
    普通色彩設定で代替えできるので意味なし
  • フリッカーフリー
    疲労、眩暈、吐き気を起こしやすい低いHzや明滅によるチラチキ(フリッカー)を軽減する。対処法として輝度を100%にするのと、フリッカーが起こるのはPMW方式なので原理的にならないDC方式の製品にする。
  • 暗部低減視認モード
    会社によりが違う名前。暗部に隠れた敵、建物などを見やすくしてくれる機能
    Black eQualizer、SmartInsight2とか
  • エッジ処理
    輪郭や髪の毛、文字をくっきりさせる度合い。基本GPUの処理で十分ではあるがさらに奇麗に見える。
    Smart Resolutionとか
  • 黒注入
    画像の間に黒を挟むことにより残像感を低減させるがフリッカーが起こりやすい。
  • 倍速駆動
    前後の画像情報から中間画像を作り挟み込むことにより、2倍4倍にする。
    ブラーリダクションとかターボ240とか
  • G-SYNC(NVIDIA)とAdaptive-Sync/FreeSync1(VESA/AMD)
    垂直同期の一種。ディスプレイ側からするので画像処理や遅延などが少なく優秀。
    対応していれば大抵謳い文句がついているが独自機能なので長所、短所が違って存在する。
    利用するには対応ディスプレイ、対応GPU(APU)、対応グラフィックスドライバ、使用できる回線が必要。
    NVIDIAはディスプレイ側に専用の機械を埋め込むため値段が高い。
    業界標準化団体VESAは2014年AMDのプログラムを元にDisplayPort1.2a以降で規格側で引き受けており安く、AMDはこれを活用し取り組んだものでありNVIDIAは417.71ドライバ、GTX1050Ti以降Win10で互換使用可能。

ディスプレイ、GPU両方設定して使用する。

  • FreeSync2
    FreeSync1が使用できれば使える技術で同じ名前なのはコンセプトが一貫しているから。
    プログラム側からプログラムが動いているシステムの先に、どんなHDR対応ディスプレイデバイスがあるかを取得する術がとても重要になると考え作られた。
    対応したアプリでなければ使えないが対応していれば自動で切り替わる。
    ゲームエンジンと連携、介入して対応するHDRディスプレイに最適化した色や階調、コントラストでHDR映像を出力し、HDRの表示レイテイシを下げてくれる。
  • G-SYNC HDR
    NVIDIA版のHDR技術。規定を満たすHDR映像体験が可能なG-SYNC対応ディスプレイ(HDR表示に対応したG-SYNC)が必要。フォーマットはHDR10でゲームエンジンに介入しないためゲームを作る側としては取り扱い。
  • オーバードライブ
    カスタムされた電圧を効率よく加えることで中間階調の応答速度を白黒間に近づける技術。
    中間階調が速くなるのでほとんどのGTGの記載があればついている、むしろこれがなければ1msGTGとかの表記が難しい。製品によっては強度が選べれるが当然高くするとOCに近いものなので発熱や製品寿命が短くなるのとオーバー(又はアンダー)シュートと呼ばれる使用上の発光水準値を大きく行き過ぎてしまう現象が起き、色が悪くなるとか残像感が出る可能性がある。
  • 自動調整
    光度とかをセンサーを使い色々と調整してくれるためすぐに使ってもあまり違和感がなかったりする
     
    SDRとHDR
    SDR…スタンダート(標準)のS。輝度、コントラスト、色味の3大欠点があるが最近のは結構DRは高い。通常のディスプレイで映せるもの。
    HDR…主に輝度の幅を広くすることで他の欠点も少なくしたもの。ライトの光を撮ると映る白飛び(ぼやけ)が無く、暗部と明部がはっきりとわかりやすくなった。

映像インターフェイス(接続)

G-SYNC又はFreeSyncが使えるなら、対応している規格を選んでください。
接続なので、つなぐ機器同士が対応していなければ映らなかったり、音が出ません。 

  • HDMI
    PC向けのDVI-Dを元に出来たのがHDMI。ゲーム機やAV機器では1ケ普通についている。
    家電やAV機器のデジタル映像/音声インタフェースを想定したものでSiliconImage、ソニー、東芝、トムソン、パナソニック、日立製作所、フィリップスの7社が共同で規格を策定した。
    シリアル伝送方式でありパケット化は行われない。
    著作権保護やらの手続きが沢山あり、また製品によってはアナログ(D端子)では映像劣化するようにされたものがある。
    長所として音声出力がかなりよく7.1chもかなりのものでヘッドホンなどに使われる場合も。あと変に古くなければほとんどの電気製品に対応している。
    買う場合はハイスピードと書かれていて120Hz/144Hz対応というものが無難な製品。
    またバージョン(1.3以降)によってかなり伝送速度やらが変わり、コネクタ形状も大小あるので注意。
    これ1本で、用が済むので接続の簡便さを重視するならコレがいい。
  • DisplayPort
    DVIの後継品。PCでは主流になった規格。
    パソコン関連のメーカー主導によって規格された。
    MPEG LA社によって必須特許ライセンスやらの手続きが一括して纏められている。
    HDMI以上の超高解像度環境下での利用を想定されており、その膨大なデータ量を利用するため映像伝送はパケット化される。パケットによる処理遅延が気になる所。
    今後飛躍するであろう製品で144hz以上4k8kに対応している。
    買う場合は4kでさえなければver1.2でも大丈夫らしい。
    PCに関してはこれを買っておけば一番無難な製品であり特にパソコン分野についてはコレで統一しようと推し進められている。大小あるので注意。
    綺麗さ高fpsを追い求めるならコレ。
  • D-SubとDVI
    以前は普及した、過去スタンダードなPC用インタフェース。アナログで最も古いのは排他されている可能性あり。
    兎に角映ればいいというだけならコレだった。事務用で解像度とかfpsがどうでもいいとかのもの。
    書くのもどうかと思ったが、ゲームをするなら投げ捨てて早めに買い替えた方が良い。

LANケーブル

cat.5e以上かどうか、折れ傷ついていないか確認する。再転送やパケットロスしやすくなります。
大抵のケーブルは室内用です。もし外だと劣化や障害が激いのでその場合野外用を買い、CD管(耐燃性、自己消火性なし)PF管(耐燃性、自己消火性あり)鉄パイプ(アース付)などの筒に通しましょう。
また100.0mbpsでもcat6以上を選ぶとよい。ccat5eは伝達帯域に余裕がない為ノイズが発生しやすく、電波障害にあいやすい。
cat.7aはオーバースペックです。基本密集地等の電波障害が強すぎる場所以外では意味がありません。また電波対策が仇となり各機器を定期的に放電させるかアースがなければ電気が溜まり逆に遅くなります。
cat.6a又はeが現状使いやすく良いケーブルです。

  • 単線とより線(撚線)について
    固いから悪い製品だという人がいますがこれは間違い。単線は銅線が太く1つだけで固いですが、30m以上でもスループットが落ちづらいとう特性をもっています。しかし30m以上も使う人や上記の理由、取り回しが利きにくさで人気がなく種類が少ない。
    撚線は銅線が束ねてあり柔らかく取り回しがききやすいが30m以上ではスループットが落ちやすい可能性がある。取り回しがききやすく短距離の人が多いので人気があり種類が多い。
    とあるメーカーでは15m以上は単線、以下は撚線をお勧めしています。
  • 形状による違い
    スタンダード…基本的に太い導線や太目の保護素材を使用しているため電気的特性(直流抵抗値、周波数特性)と強度に優れています。しかし曲げにくい以下2つに比べると曲げにくく無理に曲げないように気を付けてください。
    スリム…スタンダードより細いため、電気的特性や強度が落ちますが配線しやすいです。
    フラット…平たく薄いのが特徴でスリムより配線しやすいです。しかしスリムより強度や耐ノイズ性能が劣ります。耐ノイズ対策ができていれば微々たる程度だがスタンダードより電気的特性が高い。
  • STP、UTPとは
    STP…シールド加工しており長期使っているとシールドに電気が溜まるのでノイズが入りやすい。この対処の為ルーターやPC等にアースが必要で対処しているならスループットが理論上一番高い。時々混じっているので注意が必要。
    UTP…シールド加工されていないもの。これを選ぶのが今の処一番良い。
  • 各ケーブルの規格(カテゴリ)
    cat5e 速度1Gbpsで伝達帯域が100MHz。双方向通信。最低妥協品。
    cat6  速度1Gbpsで伝送帯域が250MHzの正規規格。またこれ以降は片方通信。妥協品。
    cat6e 各会社の独自規格品で工夫されている。速度10Gbps伝送帯域500MHz。変り種。
    cat6a eの後に策定された正規の規格品。速度10Gbps伝送帯域500MHz。普通。
    cat7  速度10Gbps伝送帯域600MHz。またこれ以降は現在シールド加工(STP)ケーブルのみ。上級。
    cat7a 上限周波数を1000MHzに上げた製品。超上級。
    cat8  次世代40Gbpsに対応。中の線1本1本をシールド加工し更に束ねて加工、新素材コネクタ、難燃性素材を採用。
         その為ヨリ線特有の性能誤差や折れ、電波障害がほぼ無い。もはや多少電気が溜まっても気にならないレベル。最上級。

RAID

WindowsReadyBoost

Vista以降で使える機能で、USBメモリ等をハードドライブのキャッシュとし利用し、アプリなどの読み取りを高速化します。
ランダムアクセス速度が重要で複数のUSBメモリがある場合最もパフォーマンスが上がる。(USBのRAIDも同様)
しかし、主にHDDのシークや回転落ちを補償する機能なので、SSDが主流になっている現状メリットがない。
USBを例としたがSSDもキャッシュとして利用できる。
主にノートPCでHDDの換装が難しい、RAMが(8GB以下)少ない場合に恩恵がある(かなり限定される) 勘違いされやすいがRAMの代わりにはならない。近年ではごく一部の超格安PCで使用している人がいるかいないかぐらいの機能である。
これにかわって登場したのが、SuperFetchです。Windows10/11では、有効化(インストール)されている。
大雑把に言うと、空いているメモリを活用して、頻繁に使用するファイル(アプリ)の位置をあらかじめ記録しておくことで起動を高速化する Windowsの機能です。
パフォーマンスを向上させるためには、ある程度(~10GB)メモリーに余裕が必要です。空きメモリが不足していたり、他のプログラムと競合していると逆に速度が低下する可能性もあります。使用可能なら、ReadyBoostより効果が高いと言えます。

アプリケーション

アプリ、ユーティリティは必要なものだけ入れます。機能をよく確かめて導入しないと競合を起こしトラブルの原因となる可能性があります。
Windowsのアプリは不用意に削除すると、かえって不安定になることがあります。不具合が起きていない・わからない時は弄らないのが良い。