『波旬』

Last-modified: 2020-12-07 (月) 19:33:38

キャラシート

【名前】『波旬』
【容姿】血みどろの羽織を纏った、対峙するだけで吐き気を催す醜悪な気配を纏う男
【願い事】%E3%81%93%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95
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【令呪】 -3 / -3
【HP】  1 / 1000
 
【筋力】E:1
【耐久】E:1
【敏捷】E:1
【魔力】E:1
【幸運】E:1
 
【スキル1】外よりの%E6%82%AA%E6%80%A7%E6%83%85%E5%A0%B1
このマスターが受けるダメージは全て回復となる。
 
【スキル2】虚数魔術・外悪降臨
任意のステータス1つがEX:10(他全てE:1)の乗騎『%E5%A4%96%E3%81%AE%E6%82%AA%E6%80%A7』を2体召喚する。
この乗騎が受けたダメージは召喚者も受ける。この乗騎は防御判定を行えない。
 
【EXスキル】第六天魔王の嘲笑
HPが0になった乗騎を復活させる。このスキルは一度のセッションに何度でも使用できる。

■特殊ルール
HPが1000以上になった状態で回復した場合、HPは強制的に0となる。
 

いつか来たる終わり

【クラス】%E3%83%80%E3%83%BC%E3
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【真名】“第六天”の降臨者
【容姿】ノイズにより身体中の至る箇所が欠損している不気味な人間
【英雄点】-点(ステ-点・スキル-点):令呪-画消費
【HP】80/80
【筋力】A:5
【耐久】A:5
【敏捷】A:5
【魔力】A:5
【幸運】A:5
 
【スキル1】外なる者

  • 点:戦闘開始時、あらゆる制約を無視して、自身のキャラクターシートを任意に改竄する。
    また、自身のキャラクターシートの任意の部分を隠匿することができる。
    ただし、隠匿した部分に示された効果が発動した時、もしくは宝具が無効化された場合、隠匿は無効化される。
     
    【スキル2】虚無嘲弄
  • 点:このスキルは、1ターンに1度、自身を除く味方陣営の前衛一人に使用することができる。
    以下のうちから任意の効果を1つ与える。
    ①対象が次に行う攻撃の対象を、「1つの敵陣営の前衛全体」に変更する。
    ②対象が次に行う攻撃の対象を、「敵陣営の前衛、もしくは後衛1体」に変更する。
    ③対象が次に行う攻撃に、「ターゲット変更効果を無効にする」効果を与える。
    ④対象の行動回数を1回増やす。
     
    【スキル3】敗喪の怨嗟
  • 点:このスキルは、1ターンに1度、自身を除く味方陣営の前衛一人に使用することができる。
    以下のうちから任意の効果を1つ与える。
    ①対象が次に行う攻撃時、ダイスの面数を2与える。
    ②対象が次に行う攻撃時、固定ダメージを(攻撃対象の耐久値×3)追加する。
    ③対象が次に行う攻撃時、「補正値を得るスキル効果を無効にする」効果を与える。
    ④対象が次に行う攻撃時、「与えたダメージの半分(端数は切り上げ)だけ、自分を回復する」効果を与える。
     
    【奥義】『名前のない怪物(█████・デッドコピー)』 ∞/∞
    【ランク・種別】?:対??? レンジ:?~? 最大捕捉:?人
    【効果】この宝具は以下の効果を持つ。
    ナーサリー・ライム〔イマジナリ・ゲヘナ〕?がフィールドにいない間だけ、自身のHPが0になった時、自動発動する。
    HPを0にされた後、自身をセッションから除外する。
    その後、味方陣営が受けたダメージが合計50を超えた時、自身を再びセッションに加え、HPを(5d6)回復する。
    ②交戦フェイズ中に復活した場合、自身のスキル2、スキル3に存在する「自身を除く」の文面を削除し、このセッション中に奥義によって復活した回数x10の補正値を得る。
    ナーサリー・ライム〔イマジナリ・ゲヘナ〕?がフィールドに現れるまで、この奥義の効果は以下の『』中の文面に偽装される。
    また、この偽装効果はスキル1による偽装とは別に扱われるため、奥義効果が発動しても真の効果は公開されない。
    「俺は負けてない。負けてないのにどうして死んでやる必要があるんだ?」

「俺は優しいからなぁ」
 

プロフィール

【氏名】波旬
【性別】無(肉体上は男性)【年齢】-
【出身】秘匿情報
【身長・体重】191cm・41kg
【肌色】灰【髪色】血色と金の二色【瞳色】紅
【イメージカラー】吐瀉物
【属性】混沌・邪
【魔術属性】虚数
【起源】『嫌悪』
【特技】人の神経を逆撫で上げる事
【好きなもの】人間の悲鳴、苦痛、負の感情総て
【苦手なもの】霊長種
 

■外見・容姿

まるで全身に腐敗した臓物を浴びた遺骸の如き、対峙するだけで吐き気を催す醜悪な気配を纏う男。
その雰囲気は見る者全てを不快にさせる、蛆虫や毒虫の如き根源的な嫌悪感に近い。
外面"だけ"なら見た目麗しいが、その持つ不快感が麗しさを覆い隠す。
 

■来歴

それがいつ、どこで発生したのかは、今は誰にも分からない。
分かるのはただ1つ。それがどうしようもなく人類に害しか齎さないという事だけだ。
今まで幾度となくこちら側へと干渉を試みた"それ"は、ある大正の特異点において形を以て顕現することとなる。
それは自らに、仏教に語られる魔王の名を冠した。加えて自らの具現のプロセスと重なり合う、人知無能の真正悪魔の概念を当てはめた。
特異点という特殊な状況下で生まれ、即座に人理渾然という有り得ざる異変が重なった事により、それはこの世界に根付き災厄を振りまく人類の脅威として大成した。
咒を波旬。在り方を、第六架空要素。然してその正体は、あり得る事すら許されない外よりの破滅。それこそがこの魔なる者の正体である。
 
肉を得てこの世界に立ち、根を張り巡らせこの世界の内側に収まったそれは、人類を深く"嫌悪"していた。
故にこそ、人類が大きく嫌悪を抱く行為を嬉々としてそれが行うというのは必然的な帰結と言っても過言ではない。
人間の怯える姿が愉快で堪らない。人が自分たち同士で憎しみ合い殺し合う様がおかしくて堪らない。人が醜悪な姿で息絶える姿も堪らない。
理由なぞ無い。あえて言うなれば、波旬と定義づけられしそれがそういう存在だからとしかいう事は出来ない。ただ人類を嫌悪し、人類から嫌悪されるだけの存在と言えるだろう。
故に相互理解など不可能。故にそれは特異点、人理渾然という2つの人類の脅威を超え、通りすがった全ての人間たちを吐き気を催すかの如き結末へと染め上げ続けた。
そしてやがて、彼は自らと同じ"外よりの存在"が作り上げた組織、サンヘドリンへと辿り着き、その一員として醜悪なる悦楽を極め続ける事となる。
 
サンヘドリンでは33あるロッジ(支部)の内、2つ目のトップを務める幹部となり研究を続けた。
内容は言うならば、人間の肉体的限界を伸ばすというものであったが、そんな物は建前であり、実態はただ波旬の趣味を満たすためだけの空間だったと言っていい。
人間の肉体に対する度の過ぎた化学・魔術双方面からの人体実験、ダズ・ダードック?より受けた魔獣らと人間の交配実験。そして人間と英霊の肉体的融合、アルターエゴの製造実験。
1日に10は下らない命が失われ続け、それを波旬は楽しむように過ごしていた。サンヘドリンの持つ非人道的部分の最右翼こそ、この第2ロッジであったと言えるだろう。
 
それだけの事をしても見過ごされ続けたのは、隠匿が上手かったことと、サンヘドリン最高統括指令たるアーベルデルト本人からの守護があったゆえだろう。
だがそれでも、その根源から湧き出るかの如き醜悪性は隠せなかったらしく霧六岡六霧?などごく少数を除くサンヘドリン幹部からは揃って嫌われていたとされる。
しかしアーベルデルトの右腕と言っても過言ではないその立場から、彼に対して表立って異議を唱えることが可能な者も少なく、結果として彼はその全霊を以てして人類に死と悲嘆をばら撒き続けた。
 
だが彼の続けた人類への嘲笑は、その極致ともいえる大儀式にて終焉を迎える事となる。
人類の貯め続けた汚泥ともいえる悪性情報の凝り固まった英霊デマゴーグを用いた、人類の大絶滅計画を取り仕切るも、アザミ?が密かに反旗の為に流した情報を基に集った魔術師達の手により妨害される。
「彼自身が丹精を込め準備した極上の愉悦を」「自分よりも劣る人類に邪魔をされた」という2つの事実が彼にとって我慢ならなかったのか、彼は邪魔をした魔術師達を屠るべく行動を開始。
だがそれは結果として英霊7基を相手取る事となり、敗北。加えて彼らを追い詰めるべく取った人質からサンヘドリンの最重要機密が漏洩するという墓穴を掘る形と成った。
 

いつか来たる終わり

敗北をした彼は、敗北者たちが吹き溜まる喪失帯と呼ばれるテクスチャ内部の異世界へと流れつく。
そしてその後、その王たる存在ナーサリー・ライム〔イマジナリ・ゲヘナ〕?と接触。交渉を行う。
王は自らという物語を捨てた汎人類史に。彼は自らの敗北をなかったことにするためにそれぞれ結託。
汎人類史の人間たちを夢を通じて誘う事で、ゲヘナを汎人類史へと浮上させようと画策したが、英霊と魔術師の結託の前に敗北。
今度こそその存在は、文字通り一片残すことなくこの世界から消失した。

 
彼の今までについてはこちらに詳しい
 

■魔術・礼装

『虚数魔術』
虚数ポケットに様々なものを出し入れする魔術。
彼の場合、人間をストックし人質にする事や相手の正気を削るといった使い方をする。
他にも今まで多数の人間を弄んだ経験から、相手の内臓に的確に物体を送り込み僅かな魔術で致命傷に至らせるといった行為も可能。
 
光明名『第六天魔王・波旬』
彼がサンヘドリンに誓った名前。
「同胞たるサンヘドリン幹部に手を出さない」代わりに「あらゆる面で自分の"愉悦"の為整った条件がそろう」というもの。
これにより彼は"材料"の確保や非道な人体実験の隠匿などを続けた。
ただし、「サンヘドリン幹部」からの邪魔立ては防げない。
 

■人物・性格

人の神経を逆なでるためだけに存在すると言っても過言ではない存在。
その正体は魂から湧き上がる"嫌悪"という感情そのもの。人間のみならずこの世界そのものに対して根源的な嫌悪感を抱いている。
故にこそ通常の人間が嫌悪を催すような真似をばら撒き続け、人類を弄び嘲笑する。そこに意味もなければ大義もない。
言うならば、この世界に存在することそのものが間違っている生粋の邪悪。それこそがこの波旬という生命である。
 

因縁キャラクター