『痛いの、痛いの、飛んでいけ』

キャラシート(旧ルール)

【クラス】アーチャー
【真名】『痛いの、痛いの、飛んでいけ』
【容姿】目つきの鋭い女性。
【英雄点】３５：令呪二画
【ＨＰ】　６５　／　６５
【筋力】Ｅ　：１
【耐久】ＥＸ ：８
【敏捷】Ｄ　：２
【魔力】ＥＸ ：８
【幸運】Ｅ　：１
【スキル１】単独行動　：移動フェイズで任意の１エリアに他のマスターがいるか、誰がいるかを知る事が出来る。
【スキル２】痛覚残留　：最大ＨＰを２５点増やす。 また物理防御時、耐久値で判定を行う。
【スキル３】全痛保有者：交戦フェイズ中、アーチャーの現ＨＰ未満のダメージが発生した場合
　　　　　　　　　　 そのダメージをアーチャーに移し替えることができる。
【宝具】『痛いの、痛いの、飛んでいけ』　１／１
【ランク・種別】Ｃ+：対痛・対人宝具
【効果】キャラクターシート作成時、令呪を一画減らす。 宝具の効果を二つに増やす。
　
　　　１)アーチャーを含む陣営との交戦フェイズが発生しなかった場合のターン終了時に一度、
　　　　 同エリア、もしくは隣接エリアに存在するアーチャー以外のＰＣ１体のＨＰを５Ｄ６回復し、
　　　　 回復した分の1/4(端数は切り捨てる)点アーチャーのＨＰを減らす。
　　　　 またはマスターのＨＰを１点減らし、アーチャーのＨＰを５Ｄ６点回復する。
　　　 　この効果は宝具回数を消費せず、宝具回数０でも使用可能。 また、宝具名を宣言しなくてもよい。
　
　　　２)交戦フェイズ中のアーチャー行動時、行動回数と宝具回数を消費することで発動可能。
　　　　 自陣営全員(マスターも含む)のＨＰを６Ｄ６点回復し、
　　　　 現在の一巡終了時まで自陣営に対してかかっているバッドステータスを以下のルールに従って無効化する。
　　　　　 ・ＨＰ以外に作用しているもの。 複合系の場合、ＨＰ以外のみを無効化。
　　　　　 ・『精神』関連によって引き起こされるバッドステータスは無効化できない。
　　　　 その後、出目の1/2(端数は切り捨てる)を補正値として加えた魔術攻撃、
　　　　 あるいは出目の1/4(端数は切り捨てる)を補正値として加えた敵前衛全てに対しての魔術攻撃を行う。
　　　 　ＨＰ回復の際に令呪を使用することはできないが魔術攻撃時は使用可能。
【その他】痛みを飛ばすからアーチャー。
【属性】人型／女性／秩序・善／ 属性／非処女？
　

泥

【キャラクター詳細】
　 「『痛いの、痛いの、飛んでいけ』。
　　 その苦痛が、必要以上にあなたを苛むのならば」
　
【パラメーター】

　
【クラス別スキル】
　○単独行動：Ｃ
　　マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
　　ランクＣならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
　
　
【保有スキル】
　○戦闘続行：Ａ
　　往生際が悪い。
　　瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
　
　○痛覚残留：Ａ
　　痛みこそが彼女の存在証明。
　　数多の痛みを引き受ける彼女はありとあらゆる苦痛にその身体を苛まれている。
　　耐久値を大幅に引き上げ、またどれだけのダメージを負っても行動にペナルティがかからない。
　
　○全痛保有者：Ａ
　　オールペイン・ホルダー。
　　痛みの権化たる彼女の逆説的スキル。
　　『おおよそ』の痛みを知る彼女は『あらゆる』の痛みを知り尽くす。
　　周囲に発生した痛みの尽くを吸収し、自身に記録する。
　
　
【絆Lv.1で開放】
　身長／体重：？cm・？kg
　出典：民間伝承
　地域：？
　属性：？
　性別：？
　一般的に母親が唱えることが多いため、殆どの場合女性体をとる。
　
【絆Lv.2で開放】
　古来より唱えられてきた呪いの擬人化。
　数多くの子供、そして大人たちの痛みを取り除いてきた癒しの英雄。
　――ではない。
　
【絆Lv.3で開放】
　人々が選出、あるいは夢想、あるいは定義した、
　『飛んだ痛み』を引き受けるのに都合の良い存在こそが、彼女である。
　そのため厳密に言えば『痛いの、痛いの、飛んでいけ』という言葉は彼女の真名ではない。
　しかし彼女を表す記号がそれしかなかったために、聖杯に真名として与えられている。
　
【絆Lv.4で開放】
　あらゆる痛みの否定者にして肯定者である彼女は必要以上に発生する苦痛を嫌う。
　確かに『痛み』は重要だろう。 人にとって必要な構成要素の一つである。 しかしそれによって必要以上に苛まれることは悪に他ならない。
　だからこそかの呪いは口々に唱えられるのだ。 で、あるならば――。
　
　あらゆる痛みを引き受けてきたアーチャーは、
　あらゆる痛みによって紡がれる思考の中で、
　あらゆる痛みは自らに帰ってくるべきだと考えた。
　
　彼女の苦痛抽出に敵味方は関係なく、また余程のことがない限りはそれを実行しようとするだろう。
　それが彼女の存在意義でもあるからだ。
　
【絆Lv.5で開放】
　『痛いの、痛いの、飛んでいけ』
　ランク：Ｃ+　種別：対痛・対人宝具　レンジ：1～99　最大捕捉：1～100人
　
　アーチャーの知覚領域内に存在するありとあらゆる苦痛を抽出、自身に貯蓄する宝具にして彼女自身。
　そしてそれをアーチャー自身に対して唱えることで、彼女を苛む膨大な苦痛を対象に飛ばすことができる。
　上記の『痛みは全て私に帰るべきである』という考えからか彼女はこちらの効果を使いたがらない。
　この宝具は唯一、精神的苦痛だけは抽出できず、結果として彼女は心の痛みを理解できない存在となっている。
　
【幕間クエスト『最初のお友達』をクリアすると開放】
　そう、アーチャーはそういう存在だった。
　そういう風に在って、これからもそうである筈だった。
　
　――あの日、あの時。 聖杯戦争という戦場に召喚されて。
　　　マスター、文傘 亜寺乃に出会うまでは。
　
　無痛症の彼女。 そのせいで孤独であった人。
　痛みの権化とも言うべきアーチャーにとってその姿はどんなものに映ったのだろう。
　身体の痛みがわからないマスターと、心の痛みを理解できぬサーヴァント。
　
　けれど、それでも。
　あまりにもチグハグで性格も何もかもが正反対であったとしても。
　その出会いは奇跡で、その歩みは運命であったに違いない。
　
　だからこそ。
　聖杯を手に入れ、マスターを苛む無痛症を治し、役目を終えて彼方へと消え去ったのだとしても。
　
　泣きながら交わした言葉は。
　笑いながら通じ合った心は。
　忘れたくないその思い出は。
　――彼女にもらった、たくさんのものは。 アーチャーの心に在り続けるのだろう。
　
　痛みを覚えた、その心に。 きっと――いつまでも。
　
　
一人称：私　二人称：あなた　三人称：彼、彼女
　
　

参加歴