アタランテーとヒッポメネース

Last-modified: 2023-04-14 (金) 22:44:08

キャラシート

【クラス】ライダー
【真名】アタランテーとヒッポメネース
【異名】キュベレーの戦車
【容姿】ニ頭の神々しいライオン
【英雄点】30+5+10点(ステ25点・スキル20点):令呪2画消費
【HP】 20 / 20
【筋力】A++:7(8)
【耐久】B :4
【敏捷】A++:7(8)
【魔力】E :1
【幸運】B :4
【スキル1】神獣 A
5点:キャラシート作成時、英雄点5を得る。魔術防御時、補正値5を得る。
【スキル2】騎乗(騎兵) B
10点:任意のタイミングで英雄点20点の乗騎を召喚できる。
【スキル3】群れ掛かり B
5点:交戦フェイズごとに1回まで、味方陣営の任意の判定のダイスの面数を1増やす。このスキルは援護時にのみ使用できる。
 
【第一宝具】『アタランテーの徒競走(アタランテー・カップ)』 1/1
【ランク・種別】A:対群宝具 レンジ:5 最大補足:100人
【効果】任意の陣営の前衛全てに攻撃できるが、最も防御判定の判定値が低かったもののみがダメージを受ける【デメリット】
    物理攻撃時、補正値5を得る。
    相手は敏捷を使用して物理防御を行う。
    人間だったころの逸話と適者生存の法則とが組み合わさって誕生した宝具、最も弱い者が獅子の牙を得、他の者は生き延びる 
 
【第二宝具】『神器授与』 1/1
【ランク・種別】A:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人
【効果】令呪(キュベレー)退場時に使用できる。
    対象かその契約するマスターに対して1画までの令呪の譲渡とサーヴァントの再契約を行う。
    加えて対象かその契約するサーヴァントは、今後一回だけ、退場した令呪(キュベレー)からの援護を得ることができる。
    この時対象は女性属性への変更、男性属性の喪失、
    バッドエンドに変身や非業の死を加えるなどのステータス変更を行ってもよい。
 
【その他】中立・善 神獣属性
 

【マスター】
【名前】令呪(キュベレー)
【容姿】強烈な魔力の気配の中に浮いた令呪
【願い事】観察
【バッドエンド】省略
【グッドエンド】省略
【令呪】 1/3
【HP】  5/  5
【筋力】E :5
【耐久】E :1
【敏捷】E :1
【魔力】B :1
【幸運】C :2
【スキル1】霊基補強 Ex
:マスターのスキル枠を1つ減らす。
セッション中に1回まで、HPが0になった時、HP1で耐える。
【スキル2】神性 Ex
:英雄点5を得る。サーヴァントに対し、通常のダメージを与える。
 

【クラス】乗騎
【真名】キュベレーの戦車
【容姿】二頭のライオンの牽く神々しい戦車
【HP】 35/ 35
【筋力】A++:7(8)
【耐久】EX :7(8)
【敏捷】E :1
【魔力】E :1
【幸運】E :2

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泥詠唱
【第一宝具詠唱】
自然選択説(ナチュラル・セレクション)とは、より優勢な者が生き延び、劣勢な者が滅びることにより生物の先鋭化が起こるという、生物の多様性の原因の解釈の一つである。
・アタランテーの矢は選択であり、ヒッポメネースはその選択を生き延びた。
・獅子の狩りは選択である。
獲物のうち、より優勢な者が生き延び、劣勢な者が滅びる。
獲物と獅子のうち、より優勢な者が生き延び、劣勢な者が滅びる。
被捕食者と捕食者により編まれた世界のうち、より高度な先鋭化を成した世界が生き延び、劣勢な世界が滅びる。

・アタランテーとヒッポメネースはキュベレー神の戦車を牽く獅子である。
アタランテーの徒競走(アタランテー・カップ)は、英雄に課せられた選択と応報、そして自然による選択と応報を概念武装とした二頭立て戦車(ビーガ)の突撃であり。
地の母の産み出した生命を耕す宝具、神命による鋤である。
命よ、進化せ(生き延び)よ-『アタランテーの徒競走(アタランテー・カップ)』-

【第二宝具詠唱】
無し、状況に合わせて

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【キャラクター詳細】
 2頭のうち、雄のヒッポメネースは頭胴長2.7m、体重280kg、体高1.5m。雌のアタランテーは頭胴長2.3m、体重230kg、体高1.2m
 直立すれば巨人と看做せる身長であるが、基本的に四足歩行し、前足はヒト科のような器用さを失っている
 両者がライオンでないことは魔術的には容易に視認可能であるが、これが"神罰による変容"であることを考慮し対策を立ててから観察するのが望ましい

 

【パラメーター】

筋力■■■■■A++耐久■■■■■B
敏捷■■■■■A++魔力■■■■■D
幸運■■■■■B宝具■■■■■
 

【絆Lv1】
【キャラクターデータ】
真名:アタランテーとヒッポメネース
体長/体重:270cm・280kgと230cm・230kg(人形態では170cm・67kgと166cm・57kg)
出典:ギリシャ神話
地域:ギリシャ
属性:中立・善
性別:雄・雌
 
【絆レベル2で解放】
 肉食、魂食性であるが、制止すれば比較的容易に食餌を中断させることが可能(サーヴァントであること、聖杯による知識を得ていること、なによりキュベレー神によりよく躾けられていることが影響していると考えられる)
 ヒトであるためか逸話によるものかは不明だが、発情期は存在せず、状況が許せば交尾を始めることがある
 擁する時間はネコ科の動物に従うのか10~15秒、地母神の加護を受けているのか幼獣の出産から成長までは極めて早く数時間で狩りに参加できるまで成長する
 仔のうち、雌は群れに留まるが、雄はやがでヒッポメネースと群れの長の座をかけて争うことがあり、現在のところ例外なく退けられている(魔力のパスを切られれば消滅してしまう仔等に勝利のチャンスはほぼ無いと考えられる)。
 
【絆レベル3で解放】
スキル
群れ掛かり B
 ライオンとしての恐るべき狩りの技術を表すスキル。
 このスキルの対象になった者の回避とカバーリングの成功率にマイナス修正を与える。
 アタランテーとヒッポメネースのものは、二頭がヒトであった頃の狩りや英雄行の経験も合わさるため、対動物系のスキルで抵抗することができない。

神獣 A
 神格の加護を受け、存在の格を引き上げられた獣であることを表すスキル。
 筋力、耐久、敏捷、幸運のステータスがランクアップする。対魔力も強化されおよそヒトが敵対し得る存在ではない。

【絆レベル4で解放】
宝具
アタランテーの徒競走(アタランテー・カップ)
【ランク・種別】A:対人宝具 レンジ:5 最大補足:100人
【効果】二頭がヒトであった時の英雄譚を神造兵装『チャリオット・オヴ・キュベレー』の概念礼装としてエンチャントし、対象を蹂躙する宝具。
 複数対象から“自然淘汰”により最適な獲物を導き出し、速やかに屠殺する。
 対象集団のうち、最も弱く、足の遅い者が対象となり、対象への物理ダメージが3ランク上昇する。
 カバーリングは有効であるが、集団全てをカバーできない限り次に弱い者が対象に変更されるだけであるため完全には効果が発揮できない。
 
 ヒッポメネースの面で使用する事も可能で、その場合は逃走用の宝具となる。
 
『神器授与』
(厳密には宝具ではない、ここでは宝具『キュベレーの戦車(チャリオット・オヴ・キュベレー)』の測定値を記す)
「【ランク・種別】A:対軍宝具 レンジ:50 最大補足:3人
【効果】神の移動宝具、軍用ではなく武装は無いが、それを牽く二頭の獅子とその仔獣の群れからなる獅子群の戦闘力のみでも戦闘型のライダー達の宝具に比肩する。
 一方防御性能はそれらを凌駕しており、魔術や呪い、果てはただの罵倒から粛清効果まで、登場者へのAランクを下回るありとあらゆる攻撃をシャットアウトし、解析する。
 例え小さな不敬であってもそれを発した者のあらゆる情報が女神の前に示され、女神が断罪すべきと判断したならその呪いを免れることはできない。
 速度や安定性、操作性といった上記以外の性能も正に神造兵装級。」
 
 アタランテーとヒッポメネースは上記キュベレーの戦車の一部である。
 そして伝説にしばしばあるように、これら神造兵装は英雄達が神より賜る場合がある。
 キュベレー神は既にこの世界に居らず、またその神霊もカルデアに存在しないため、ライダー達のマスターである令呪(キュベレー神の神気)はこの宝具の譲渡権限を一時的に保持していると考えられる。
 かの令呪に与えられたオーダー“観察”に沿い、さらにこの戦車を駆るに足るだけの英雄であれば、この神器の使用を許されることもありえるか…?
 
【絆レベル5で解放】
 結局のところ、彼等のマスターである令呪は、初めて手にした自我を扱いこなすことができなかった。
 南米特異点、■■■/■■■との遭遇下でのライダーの凶暴化は、この令呪が地母神の核という強大な魔力塊を目にして「我を失い」ライダー達への強制命令権(れいじゅ)を乱発したことが原因であったことが、この乱発で魔力量を減らしたマスターの支配≒キュベレーの呪いから一時的に脱したライダー達の証言から判明している。
 かの令呪がどの時点から明確な自我を得ていたのかは定かではないが、“観察”という自己の存在理由から明確に離反した行動であったのは確かだ。
 あげく、令呪は殿を務めるケルズ・ダウル・オルナのランサーにサーヴァントを譲渡した。これは“観察”という命題にはなんの関わりもない行為だ。
 だがこれにより、チーム崩壊の危機であったこの退却戦において、ランサーがライダーの制御権を得て行った車上からの穿ち告げる赤光の槍(ゲイ・ボルグ)が■■■/■■■の心臓を半壊させしめたことに間違いはない。
 
 南米特異点での事件解決後、我々は規定通りマスターへの聴取を行ったが、この際、上記調査結果からライダーのマスターへの聴取が初めて対面で行われた。
 言語どころか表情も持たない令呪への聴取は馬鹿げたもので、我々は結局聴取時間を無駄にしたに過ぎなかったが、退席時、ダ・ヴィンチは彼女に言葉を送った
 「ま、ともあれ、キミは自我を得て初の戦闘でいきなり令呪の使い所に失敗したマスターくんという訳だ」
 「ヤケ酒もいいし、愚痴に同僚を巻き込むのもいい、トレーニングで汗を流してサッパリ忘れるのもアリだ、十分休暇を楽しみ給えよ!!」
 唖然とする我々の前で、令呪が恥ずかしげに縮こまった。
 初めて見た。
 
 ライダー達は現在ケルズ・ダウル・オルナの私室によく出入りしては寝そべっており、ザミウス・アルエ・ヌズェーツや熾波アスカとじゃれ合うのを好んでいるようだ。