イオラオス

Last-modified: 2021-08-12 (木) 00:32:16

キャラシート

 
 
【クラス】ライダー(元クラス:ランサー)
【真名】イオラオス
【容姿】敬々しい従者
【英雄点】40点(ステ25点・スキル15点):神性、令呪0画消費
【HP】50/50
【筋力】A++:7(8)
【耐久】A++:7(8)
【敏捷】E:1
【魔力】A:5
【幸運】C:3
【スキル1】『重ね熾きる星火燎原』(ラス・アルゲティ):A
5点:交戦フェイズごとに1回まで、自分の手番に自分のHPを(耐久値D6)回復し、付与されているデバフを解除する。
【スキル2】神性:B
5点:キャラシート作成時、サーヴァントの英雄点10を得る。
【スキル3】従者の献身:A
5点:最大HPを15増やす。相手の攻撃時、攻撃対象を自分に変更できる。
【宝具1】『第二の試練』(ヒュドラ・ハント) 1/1
【ランク・種別】B:対不死宝具 レンジ:1~100 最大補足:100人
【効果】援護時のみこの宝具を使用できる。援護時、更に補正値5を与える。
    援護した攻撃によって相手にダメージを与えた時、相手の最大HPを同じだけ減らす。
【宝具2】『冀望への大脱走』(エクソダス・サルディニア) 1/1
【ランク・種別】D:対軍宝具 レンジ:1~999 最大補足:1000人
【効果】防御時、対象を自身のみに変更する。
【属性】混沌・中庸・天 女性 神性
【その他】

キャラクター個人データ

真名:イオラオス
クラス:ライダー
出典:ギリシャ神話
性別:女性
身長・体重:168cm・59kg
地域:ギリシャ
属性:混沌・中庸・天
好きなもの:英雄らしくある人、ヘラクレス
嫌いなもの:女性を隷属的に扱う人、イアソン

ステータス

筋力:A++
耐久:A++
敏捷:E
魔力:A
幸運:C
宝具:A
 

クラス別スキル

・騎乗:B
 ヘラクレスの従者として戦車の御者を務めた。
 競技祭で勝利する等優れた腕前を持つが、Bランクであるため幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。
 

保有スキル

・神性:B
 ヘラクレスを叔父に持ち、彼と同等の神性を有している。
 
・従者の献身:A
 自らが定めた主人に対する無私の献身。
 自分自身のためでなく主人のために働く時こそ最大のパフォーマンスを発揮する。
 また、主命を果たすための行動にはランクに応じたボーナスが加算される。
 翻って、主命に関わらない行動には状況に応じたペナルティが発生し最悪行動不能に陥ることもある。
 
・勇猛:C
 威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。
 ヘラクレスの従者として知られれるイオラオスであるが、自身もまた英雄であり主に恥じない勇猛さを備えている。
 しかし自分が置かれている環境から多くの英雄と肩を並べられる程ではないと認識しており、
 その精神性からスキルのランクは低くなっている。
 
・一意専心(忠義):A
 精神の絶対性。不屈の意志の源泉。
 大英雄ヘラクレスこそがいついかなる時代においても世界最高の英雄であり、彼への忠誠心は微塵も揺らがない。
 例えヘラクレスの傍らにいない時でも、忠道、あり方を忘れて振る舞うことはない。

宝具

『第二の試練』(ヒュドラ・ハント)
ランク:B 種別:対不死宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:100人
 ヘラクレスの難行の一つ・ヒュドラ退治にて傷口を焼き、蘇生を妨害した炎。火属性付与。
 手にした松明に森一つを焼き尽くすほどの炎を凝縮しており、その熱量は対サーヴァント戦闘において単純な攻撃力しても必要十分であるが、
 この宝具の真価は蘇生・回復の阻害でありこの炎によって焼かれた傷はそれ以上の神秘でなければ癒やすことが不可能となる。

『冀望への大脱走』(エクソダス・サルディニア)
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~999 最大補足:1000人
 ヘラクレスの子孫を引き連れサルジニアへと移住した逸話。大軍を安全に、確実に目的地まで運ぶ移動宝具。

『重ね熾きる星火燎原』(ラス・アルゲティ)
ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大補足:1人
 エウリュステウスとの戦いにおいて若返りを願い、一時的に全盛期の姿を取り戻した逸話が昇華した宝具。
 常に全盛期の姿である聖杯戦争においては治癒能力とほぼ等しい効果になるが、
 状態を逆行させた結果の治癒であるため通常の手段では治せないダメージも回復することが可能である。

性格

 この世の何よりも未知を愛する、冒険心(エンタープライズ)に満ち溢れたハイテンションなフライングガール。決まりごとには縛られない、とかく奔放なお転婆娘である。
 英霊としての形を得ることで初めて“自意識”と呼べるものを持ったことから、身の回りの全てに興味津々。
 少しでも目を離したが最後、どこへともなく飛び去って、自分の気が済むまで好きなように行動することだろう。
 質の悪いことに、聖杯によって社会常識を知識として与えられてはいるが、フォーリナーとして召喚された為に、本質的に人類社会と馴染むことが難しく、
 また馴染もうと努力をすることに価値を見出していない為、突飛な行動をすることに対するブレーキがない。
 一方で、人間という存在に対しては、その夢見る心、そしてその夢を達しようとする意志を輝かしいものとして、
 心底からの敬意を抱いており、これを害することを基本的に望まない。
 常識を持たないことも合間って、仮令それが社会的な悪であろうとも、人間を直接攻撃することは殆ど無い。
 

動機・マスターへの態度

 元々が従者であるためマスターに従うことを苦とはしない。
 但し、その行いがかつての主であるヘラクレスへの忠義に背かない場合に限るのだが。
 その一方、能力や精神性を認められるような人物であれば、聖杯戦争のマスターとサーヴァントという関係を超えて忠を尽くしても良いと考えている。
 その為マスターの目的を果たすことが自身の目的となるが、その行いが自らの根底にあるヘラクレスへの忠義と相いれない時は迷いなくマスターを切り捨てる判断を下すであろう。
 

史実上の人物像

 ギリシャの大英雄ヘラクレスの甥であり、彼の戦車を任された従者。
 十二の難行に同行し、ヘラクレスの死後は彼の子に仕えた。
 晩年はヘラクレスの子孫を連れサルジニアへと移住し、多くのヘラクレス神殿を建てたと言われる。
 ヘラクレスとは同性愛関係にあったとする説もあり、イオラオスの墓所はゲイの聖地とされている。
 なお、TRPGでは女性とする。
 

聖杯戦争TRPGにおける人物像

 かつては英雄ヘラクレスの縁者として自身も英雄となることを望んだこともあったが、
 古代ギリシャにおいて一般的に女性の地位が低く男性の所有物として扱われていたこと(無論例外はあるのだが)、
 そしてヘラクレスが他に並ぶ者の居ない大英雄であったことから共に歩む英雄ではなく、彼に仕える従者の道を選ぶ。
 その道を選んだこと自体に後悔はなくむしろ誇りであったのだが、ヘラクレスの子そしてまたその子と仕えるうちにいつしかコンプレックスを抱えることになる。
 つまり『女性である自分は強き男性に仕えるのが本来の在り方である』と、初心を歪めてしまう。
 一方でそれを否定したい思いも持っており、召喚された際は女性の権利が認められる世であることを知るために余計に葛藤を抱えることになる。
 その為内に秘めた本当の願いは『女性は男性の為にあることの否定』であり、
 ひいてはかつての主人に仕えていた時に持っていた想いの復活、つまり『男性・女性といった枠に囚われない主との出会い』である。