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添付【クラス】アーチャー
【真名】ウィリアム・テル
【容姿】クロスボウのおじさん。
【英雄点】30(ステ20スキル10)令呪１画消費
【ＨＰ】15/15
【筋力】A++:7(8)
【耐久】C:3
【敏捷】A+:6(7)
【魔力】E:1
【幸運】E:1
【スキル１】単独行動 B
５点：移動フェイズで任意の１エリアに誰がいるかを知る事が出来る。
また、自分に遭遇フェイズが発生しない場合は遠距離攻撃フェイズを行える。
【スキル２】射撃（クロスボウ） A++
３点：物理攻撃時、補正時５を得る。
【スキル３】千里眼 C
２点：物理攻撃時、補正時４を得る。
【宝具１】林檎一射（パラドックス・オブ・テル・アンド・アポー） 1/1
【ランク・種別】D・対人宝具
【効果】
作成時、令呪を-１する。この宝具は、このターン遠距離攻撃フェイズが発生しなかった場合、
次のターンの始まりに使用回数を１回復する。
(1)単独行動により対象を捕捉した場合、対象をPLごとに”りんごマーク”をつける。
(2)遠距離攻撃フェイズ時、宝具回数を消費することで、りんごマークの付いている対象に対して、
”物理攻撃時、相手のクラススキル以外のスキルによるダイスのプラス補正を無効にする。”もしくは、
”物理攻撃時スキルによるプラス補正を得られず、遠距離ダメージ無効効果を無視する。”のどちらかを得る。
【宝具２】狩人は二度射つ（ゲスラー・ダブルタッピング） 1/1
【ランク・種別】C・対人宝具
【効果】
先手判定時、自分の宝具１による攻撃を受けたことのある前衛対象１人を選択して発動する。
アーチャーはこの巡の間、その対象に対して先手判定時に補正値５と面数１を得る。※
対象はこの巡の間、アーチャーの攻撃に対しては【幸運】で防御判定しなければならない。
【その他】混沌・善/人/地
※A(マーク）:10d=40、B:10d=60、アーチャー:(10d7=39)+(5d7=26)=65 の場合は、B>アーチャー>A（マーク）になります。
代官様が定めたルールが気に食わないからって、代官暗殺から独立運動までこなした１４世紀のスーパーDQNテロリスト。
自由の戦士など勝手に周りから呼ばれているけど、本当は息子を人質に使ったあのデブ代官がクッソムカつくから暗殺しただけである。
願いはラブ＆ピース。世界中の子供たちを幸せにしてあげたい。うぇいー。
○林檎一射（パラドックス・オブ・テル・アンド・アポー）
今でもその光景は男の脳内に焼き付いてる。
泣きじゃくる息子。
厭らしくにやける太ましい貴族の代官様。
そして、息子の頭上に置かれた赤い林檎。
代官は、あの林檎を射抜いたらお前の罪を許してろうと要求した。罪と言っても、ただ敬礼をしなかっただけだ。
助けるためとは言え、息子に向けて引き金を引ける父親は果たしてこの世にどれくらいいるのだろうか。
少なくとも、男は違う。
「安心しな。とーちゃんがなんとかするからな」
息子には撃てない、なら最初から視野の中に入れるな。リンゴを、リンゴだけを見ろ。
丸みのある赤い果実。そうだ、これを、あの憎き代官（ゲスラー）の心臓と見なせば──。
人質にされた子供の背筋に一瞬、冷たいものが走る。
父の目は慈父のそれから獲物を見る狩人のものになったからだ。
あとのことはもう、語られている通りだ。男は”二本の矢”を取り、見事をリンゴ射抜き、息子を解放した。
矢の突き刺さった林檎。
それがこの男の、最も知られている象徴（シンボル）である。
ウィリアム・テルがリンゴを撃ったのか。
リンゴが初めから射抜かれいたのか。
何れにせよ、その結果は既定事項だ。
○狩人は二度射つ（ゲスラー・ダブルタッピング）
さて、代官は男に二本の矢の訳を聞くと、
『ああ、これか。あんたのために取っておいたんだよ』と男は答えた。
この発言で監獄に移送された男。
……物語はリンゴ撃ちだけでは終わらなかった。
子供をあんな胸クソ悪い思いをさせたあの悪代官には償って貰わねばならない。この手でぶち殺すまでは、終わらない。
男は移送の途中で脱走し、猟師の本領を発揮して、察知されることもなく村へ戻った。
憎き代官がすぐそこに。狙いはあの心臓──”丸みのある赤い林檎”。
「あんたのために用意したんだから。受け取ってくれよ」
”一度は殺した獲物”を、もう一度撃ち抜くのに何か難しいことはありましょうか。
「くたばれ、ゲスラー──ッ！」
二本目の矢を放つその瞬間こそ、ウィリアム・テルの物語は完成する。
アーチャーは物語の終点にたどり着くための力を与えられ、一度林檎とした撃たれた対象に対してすべての判定が有利になる。
