カニャッツォ

Last-modified: 2019-02-05 (火) 12:06:21

シート

【名前】『歪面(カニャッツォ)』
【容姿】表情の薄い少女
【願い事】聖杯の回収
【バッドエンド】回収失敗
【グッドエンド】回収成功
【令呪】 3 / 3
【HP】 5 / 5
【筋力】 E:1
【耐久】 E:1
【敏捷】 A:5
【魔力】A+:6
【幸運】 E:1
【スキル1】伝承保菌者:英雄点5を得る。サーヴァントに対し、通常のダメージを与える。
【スキル2】教理鎖(プレスト・カテナ):魔術攻撃時、補正値5を得る。
【奥義】限定霊障:魔術攻撃時、補正値10を得る。
【その他】『五の濠(ビトゥーメ)』とかいうよくわからない組織の序列第五位。

マテリアル

 身長:とても低め / 体重:重め / 年齢:記録なし
 属性:中立・中庸 / 性別:女性
 イメージカラー:鋼
 好きなもの:褒め称えられること
 苦手なもの:計算
 
聖堂教会から分派したカトリック系組織『五の濠(ビトゥーメ)』の第五爪、『歪面(カニャッツォ)』。
聖杯による願望実現を悪徳とみなし、欲に惑わされる子羊を救済するための聖杯回収を目的とする。

略歴

本名……というより型式番号はUD,97103729。
その頭三文字、"UD,"を取って『災裾(マラコーダ)』が彼女をユーディ・コロンと名付けた。
 
さて、その出自について話す場合には彼女が自称する「伝承保菌者」というワードが関連する。
実のところ、より正確に言うのならカニャッツォは伝承保菌者ではない。
バゼット・フラガ・マクレミッツに当て嵌めるならカニャッツォはアンサラー球、つまり宝具側の存在。
伝承保菌者を素体として作られたがために神秘と血と遺伝子を引き継ぐ自動人形こそがカニャッツォだ。
 
その血液は何の変哲もない合金を真銀に打ち直し、堅く靭やかな心臓は竜種のように魔力を送り出す。
増産され続ける肉片(パーツ)を圧縮空間の中へと格納し、時に宝具級の武具として撃ち放つ。
カニャッツォも彼女の一族の、かつて彼女だった死体を元に打ち直され一個機関として完成したが、
稼働以前に一族が天変地異に巻き込まれ全滅。カニャッツォも地中深くに眠り続けることとなる。
そして十年ほど前に出土したカニャッツォをとある賢者型の魔術師が古物商から買い取り、
彼女の欲望を破壊して忠実な下僕に改造しようとしたのだがテスト起動中に代行者に殺害され、
ややあって主を失ったカニャッツォは他の実験台の少女たちと一緒に教会に保護されることになる。
 
その後、カニャッツォの性能を見出した聖堂協会は彼女を第八秘跡と認定し運用しようとしたのだが……
第一の問題はカニャッツォが死んだ魔術師以外を主と認識しなかったこと。
第二の問題はカニャッツォの欲望は破壊されていたため伴って共感性等が欠けてしまっていたこと。
第三の問題はカニャッツォという人間、もとい人形が極めて雑な性格をしていたこと。
これらの問題から彼女は射程距離圏内に、それこそ目の前に民間人がいようと仲間がいようと、
即断即決ミサイル発射で焼き尽くそうとするポンコツメカに仕上がっていたので盥回しの憂き目に遭う。
で、なんやかんやあって押し付けられたのが『災踞(マラコーダ)』ことアルメアだったということだ。
言われたことには従うが言われなければミサイルで片付けようとするため気苦労が絶えない胃痛の元。
 
頻繁にパーツが壊れるので『左手』随一の金食い虫。二番手は『猥紊(スカルミリオーネ)』のおやつ代。
燃料代がかからないことだけは幸いだったが日々『五の濠』の帳簿を赤字へとジェット噴射している。

能力

『教理鎖(プレスト・カテナ)』

胸に刻印された第二の魔術刻印より伸びる契約の鎖。
この鎖は宝石魔術の使い手がするように魔力を蓄積することが出来る一種の体外臓器である。
陶酔を司り、鎖で触れている人物を支配して使用者の意のままに操ることができるが、
『歪面』の場合はヒット&アウェイを基本戦術とするため支配より崩しに使うことが多い。

『限定霊障(パウラティム・マルマ)』

『歪面』の限定霊障。「背教者」ヘアリセルを使役し一時的にオリジナルの力を行使する。
霊障の効力は万欲の充足による掌握。或いは欲望の過剰喚起。『示現大罪』の矮小顕現体はドードー鳥。

関連

サーヴァント:白の騎士【ナーサリー・ライム】
現コマンダー:マラコーダ
同盟相手,コマンダー・ヴェラニカ:ヴェラニカ・ヴィクトロヴナ・ベルキナ