クリームヒルト

Last-modified: 2019-05-23 (木) 02:05:24

【クラス】アヴェンジャー
【真名】クリームヒルト
【容姿】肌と髪が白すぎるほどに白い、喪服を着た女性
【英雄点】40点(ステ25点・スキル15点):令呪X画消費
【HP】 50/50
 
【筋力】E(A):5
【耐久】E(B):7(8)
【敏捷】E:1
【魔力】C+(A+):8(10)
【幸運】E:1
 
【スキル1】忘却補正 A
5点:同盟を組んでいない場合、自分の筋力・耐久・敏捷・魔力・幸運を2ランク上げて扱う。(上限10)
【スキル2】悪竜現象
5点:キャラシート作成時、英雄点10を得る。
   魔性特攻と竜特攻の対象となる。
【スキル3】破滅の美姫 A-
5点:同盟を組んでいない場合、魔術攻撃と物理防御時に補正値5を得る。
 
【宝具】『断頭大剣・怨嗟鉄槌(バルムンク)』 1/1
【ランク・種別】A-・対人宝具
【効果】魔術攻撃時、補正値10を獲得する。
攻撃対象が男性かつ誰かを裏切り、殺したという逸話が存在する場合補正値を更に5獲得し、攻撃対象はこの攻撃に対してスキルによる補正値を獲得できなくなる。

【その他】混沌・悪 人属性 魔性 竜 女性
     ハーゲンは千回産まれようが千回殺す

マテリアル

真名:クリームヒルト
身長:151cm / 体重:41kg
出典:ニーベルンゲンの歌
地域:ドイツ
スリーサイズ:B88/W58/H82
属性:混沌・悪 / カテゴリ:地
性別:女性
イメージカラー:濡羽色
特技:編み物、掃除、料理、計画立案、帳簿管理
好きな物:ジークフリート、英雄譚、信頼できる人 / 苦手な物:ハーゲン、裏切り者、期待、悲恋譚

ブルグントの美姫。愛する存在の破滅を夢で知り、涙を流し愛を拒絶しようとした悲劇の人。愛に狂い、全てを滅ぼした傾国の美女────

北欧にて伝えられる多くの勇者を巻き込み、悲劇を生み出した美しい『復讐者』
ニーベルンゲンの歌の後編における事実上の主役であり、万夫不当の大英雄ジークフリートの妻。
彼女の想いはあくまでもジークフリートへと向けられており、シグルドやジークフリートの面影を感じる存在を夫と同一視することはない。
日常生活においては非常に穏やかかつ、時折こぼれ出る微笑みはサーヴァントとして戦場に出るとは思えないほどの平和さを感じさせる。
しかしそれに惑わされてはいけない。逸話において復讐を果たしきろうとも。例え何百何千何万回と本懐を達成しようとも。彼女が復讐者であることには変わりはない────

 

【人物】
一人称は「私」。二人称は男女関係なく大体は「貴方」。ただし、ジークフリートに関してのみ「あなた」。
純潔にして悪辣。善性にして破綻者。博愛主義者にして復讐者。そのどちらも彼女であり、接する相手によって態度を大きく変える。裏表が激しいのではなくそのどちらも素。
大抵の相手に対しては姫君として目上の態度で接するが、英雄として認めた相手には恭しく接する。特に、誇りの前には自らの命の安否を省みず、矜持を重んじ、誓い言を決して曲げない存在に対しては敬意を持って接する。
ただし、往々にして魔術師とはそれらの案件を達成せずに目的の為ならば他者を利用し、傷つけ、誓い事を破り、無関係の存在を傷つけ兼ねないため横暴な態度を取る。
所謂同族嫌悪に近い感情を持ってしまうのか、魔術師らしい魔術師から自らの感情を理解されることを非常に嫌う。逆に、善性の存在から距離を保たれるあるいは間違いだと断じられることに関しては、事実として受け入れているようだ。

 

彼女にとって第一の基準が愛する夫への感情であり、それをあざ笑ったり下に置くような真似をさせようものならばマスターであろうとも手にかけかねない地雷。
主従関係あるいは協力関係を保ちたいのならばいっそそのことについて一切触れない事務的な対応を取ることもベターな選択肢である。
非情に意固地。一度大目標をそれと決めたのならば、例え如何なる障害が待ち受けていようが、困難が待ち受けていようが躊躇というものを持たない。
柔軟さを捨て、何か一つのことに特化するからこそ産まれる異常な集中力と目的へと進み続ける意志力こそが彼女の最大の武器である。
武芸を身に着けていない彼女が名だたる英雄へと立ち向かい、死線へと向かい傷つき砕け死ぬことを恐れないのは自身が聖杯へと願う目的ただ一つに大目標を絞り込んでいるため。
百度敵わないのならば百一度。千度敵わぬのならば万度。一人で叶わぬのならば財も名誉も身体すらも渡そうと進み続ける。切り捨て続ける。それが彼女だ。

 

────そういった復讐者としてのクリームヒルトを姫に戻せる存在がいるとするのならば、それは恐らく彼女が心から英雄と認める存在ならば、と言ったところだろう。
そのうえで様々な英雄を巻き込み復讐を達した彼女を変えることなど、聖杯に願う価値があるほどに難しい話なのだろうが。

 

【ステータス】

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具備考
主人公 (Grand Order)EEEC+EA-
加茂 久敏ECEC+EA恐らく、何かしらの霊基干渉によって本来よりも戦闘に向いた能力を持たされている
 

【クラススキル】
・復讐者:EX
恨み・怨念が非常に溜まりやすい。
北欧の英雄叙事詩において成功し無残に死ぬことを含めて『復讐者』として信仰される彼女は決して愛する夫を失った日の恨みを忘れない。
千回産まれれば千回愛し、万の苦しみを復讐対象に与え続け、そして死ぬ。
復讐者として定義付けられた彼女の恨みが晴れることはない。復讐者として完成しきった彼女に新しく憎悪が産まれることはない。

 

・忘却補正:A
時がどれほど流れようと、彼の英雄との蜜月の日を忘れないだろう。
時がどれほど流れようと、彼の英雄を失った日は忘れないことだろう。
恨みより素晴らしいことなどとうの昔に知っている。知っているから、全てを使って仇を成す。
・自己回復(魔力):A
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
バルムンクから支給されるエーテルと悪竜現象によって獲得した疑似的な竜の心臓が二重となって回復させるため、疲れ知らず。

 

【保有スキル】
・破滅の美姫:A-
周囲を惹きつけるカリスマ性。麗しの姫君は悪性へと転換した。
ただ存在するだけで自分を守る騎士たる人物は引き寄せられるだろう。だがその運命は破滅へと固定され、いずれクリームヒルトをも死へと誘う。

 

・未来視(偽):C
確定した未来ではなく、数ある未来の中から可能性の高いものを予測し、夢として視認する。
正確には彼女の瞳は制御しきれていない妖精眼(グラムサイト)であり、現実に移すはずの視点がズレたことと、王族としての嗜みとして習得した初歩的な魔術が合わさってしまったために産まれた事故めいた案件。
魔力の非常に大きい存在が他の魔術の気配・魔力・実体を持つ前の幻想種といった存在と接した末に如何なる結果を産み出すかという演算の末の予測。
そのため、予測が出来る対象は英雄レベルに魔力が大きい存在かつ、予測した結果も可能性が高くはあるが変えられる可能性もある不確定な未来である。
魔力が大きい英雄や生物が多く集まる聖杯戦争やカルデアにおいては計算内容が非常に多量にわたるため彼女の思考能力が安全装置を働かせ機能しない状況となる。
(TRPGにおいては基本的に使用されない)

 

・姦計:B
対象を破滅させることに特化した思考能力。悪辣な手法。
長期的かつ綿密な準備をするほどに、所持するものをつぎ込めばつぎ込む程に効果が期待できるようになり、最終的には対象としたその存在が集団や集落と言った広い範囲不特定多数の人物にまで広げてもなお、途中障害があろうが達成する。

 

【宝具】
『断頭大剣・怨嗟鉄槌(バルムンク)』
 ランク:A-
 種別:対人宝具
 レンジ:1~20
 最大捕捉:1人
由来:ジークフリートより受け継ぎ、復讐を成す際に使用したことから。
魔剣としての属性を持つ黄昏の剣は怨念によって完全に魔剣へと堕ちた。柄に填め込まれた真エーテルが貯蔵された青の宝玉は血色の如く変色し、脈動している。
大英雄ジークフリートなればこそ真名を解放した際に発生する黄昏の波を剣気として放出する芸当が出来たが、クリームヒルトには大英雄に並ぶほどの技量があるはずもない。
武勇も、武芸も、戦士としての栄光もない一人の女はなおも諦めず、剣から放たれる真エーテルに身を灼き焦がし、地獄の苦しみに耐えながらにしてようやく対人規模の一撃を放つ。
ただ死が近づくだけの痛みのなんと楽なことか────ただ生きながらに死に続け、最早来る事のない夫を待ち続ける苦しみに比べれば。
この男ならばと信用した存在に裏切られ、愛する夫を失った苦しみに比べれば。諦めを許容し、ただ安穏と生きることが常識だと自らを騙し続ける苦しみに比べれば。
故に、彼女は躊躇なく魔剣と化した剣を手繰る。
武名を成し、栄光を手に取った英雄ハーゲンの栄誉を奪い取り、抵抗を許さぬままに殺したという逸話から武勇をもって名を立てたような正当な英雄を相手取るならば効果が高まり、対象の動きを封じる効果を持つ。
そこに裏切りの逸話を所持していた場合はその威力と拘束力は跳ね上がり、事実上の即死とそれに対する無抵抗を強いられる恐怖を与えることとなるだろう。

【真名】
クリームヒルト。「ニーベルンゲンの歌」におけるブルグントの美しき姫にして竜殺しの大英雄ジークフリートの妻となった女性。
ブルグントの王グンクラートの娘として生まれたクリームヒルトは戦士として優れた三人の兄弟グンター。ゲールノート。ギーセルヘアとその部下たちに護られ、栄華の暮らしを続けていた。
しかしクリームヒルトは夢を見る。猛々しい鷹が二匹の鷲に引き裂かれ、それを傍観し続けるという夢を。
それが愛することとなるまだ見ぬ夫を失うという予知夢であること。夫を失うことによって、多くの民が、多くの民を護る多くの勇士達が失われるということ。
それを知り、彼女は純潔の誓いを立てた。愛する母から、これから先出会う騎士とは誰よりも自らを幸せにするであろう英雄であると言われても、素晴らしき騎士と結ばれることこそが女性としての幸せだと諭されても、その決意は、出会うまでは変わらなかった。

 

愛を諦めた────それが家族と民の為だと信じて。
楽しい日々を送った────何か欠落しているという感情からは目を背け続けて。
そのような日々を続けていけば、誰もが不幸にならず、自分は幸福に生きていけるのだと、そう信じていたはずなのに────
出会いが、女を変えた。

 

女は、騎士と出会った。騎士の武勇は並外れて強く、多くの武功を立てついぞ邪竜ファグニールの討伐を成し遂げた。名を、ジークフリート。北欧の大英雄と今現在にても伝えられる騎士に、クリームヒルトは恋をした。
ジークフリートとの暮らしは今までの暮らしが無色透明なものに思えるほどの色を持ち、熱を持ち、仮に地獄に落ちたとしても冥府で責め苦を味わい続けようとも愛する人と過ごした日々は一日足りとて忘れることはないだろう。
恋は愛へと変わり、二人は夫婦となり子を成した。騎士は英雄として謳われるようになってもなお、人々の願いを聞き叶え続けた。やがて、運命の時が来る────
────女は、復讐者となった。

 

誓いによって愛を諦めた姫は出会いによって恋する少女となり、愛を知って妻となった女は、愛を失い復讐者へと堕ちた。
多くの英雄を利用し使いつぶし、多くの英雄を破滅させ────本気で、頼る相手もいるにはいたが────復讐を成し遂げた女が聖杯に臨む願いは『一人の個人に負担を押し付けすぎない世界』
あの日々を消すつもりはない。あの復讐が間違いであるはずなどあっていいはずがない。それでも、もしも、同じようなことが起きてしまったのならばそれはとてもとても悲しいことだから────

クリームヒルトは復讐を成し遂げて物語を終えた復讐者だ。しかし、完全には終えていない。まだ、愛する英雄が死んだ原因を取り除いていない。故に彼女は憎み続ける。
当事者を。愛する夫を英雄へと仕立て上げた民衆を。それを面白おかしく物語とした詩人を。何よりも、死すべき時に傍にいることができなかった自分自身を────

絆レベル

【絆Lv1】
未来視(偽):C
「夢を見ました────猛々しい鷹が、二羽の鷲に引き裂かれる夢を。私は、それを見ていることしかできなかった」
妖精眼による魔力探知、探知した強大な魔力を睡眠することによってそれへの影響のみに思考を絞ることによって産まれる演算結果によって図る疑似的な未来視。限りなく正解に近い予測。
もしも運命というものが決まっているのならば、彼女が生涯を通して愛することとなる存在を探知し、未来を視てしまったのは決して偶然とは呼べないのだろう。

 

【絆Lv2】
○姦計:B
目的を達成するための悪辣な手法。対象を破滅させるための計略能力。あるいは、どれほど悪辣な手に躊躇しないかを表すスキル。
多くの英雄を巻き込み、利用し、自らと共に破滅させた逸話がスキルとなったもの。
計算し、思考し、目的のままに行動する。自らの破滅が待ち受けようと、そのために周囲がどれだけ被害を被ろうと、歩みを止めることはない。

○破滅の美姫:A-
確かに、彼女の美貌は彼女を護る騎士を惹きつけるのだろう。しかし、彼女が自らを含めて破滅へと向かい行動するが故に惹きつけられた存在も破滅を迎える。

 

【絆Lv3】
────果たして、武勇も武名も武芸も身に着けていない彼女は、英雄を貶められるのだろうか?拘束できるのだろうか?拘束できたとして、その命を奪うことは出来るのだろうか?
○悪竜現象
ファヴニール。ただ悲しむだけの運命に、宿命に耐えきれぬ女は、力を欲した。殺意によって、欲のままに力を欲した。
ただ個人を滅ぼそうとするだけでは人間のままに生涯を終えただろう。しかし、彼女の憎悪は英雄を求める民衆そして世界をも呑み込むことを欲していた。
強欲は身を包み、かつて英雄に愛された金の髪は純白へと変化し、愛する者を想うために喪に伏した衣装は肉体と一体化し、女の肉体は大英雄が振るった宝具を手に持つ力を手に入れ、その感情は竜殺しの武装を魔剣へと変転させた。

 

【絆Lv4】
『富功名誉無為無価値』(グラス・オリジン)
【ランク・種別】B:対軍宝具 レンジ:1~40 最大補足:500人
ファヴニールから勝ち得た黄金は呪われていた。それは人が持つにはあまりに魅力がありすぎた。しかし、女にとってすれば使えど尽きぬ膨大な量と価値があろうと、夫を在りし日の姿に戻せぬ財など無意味なものでしかなかった。

 

その時は、意図せぬものではなかったのかもしれない。しかし、聖杯はそれをラインの黄金を譲渡した逸話を持つ者として、サーヴァントが所持する宝具として登録することとなった。

 

彼女の持つ、ラインの黄金その譲渡。黄金を与えられたものは1ターンごとに精神力判定を行い、失敗したものは黄金の虜となりより一層黄金を求めるための悪辣な暴漢となり、忠実な下僕となり、場合によっては彼女に危害を加える敵ともなる。
仮に都市部にてこの宝具を発動させた場合には制御不能の暴漢が大量発生し地獄絵図が発生するだろう(TRPGにおいては基本的に使用されない)

 

【絆Lv5】
『断頭大剣・怨嗟鉄槌』(バルムンク)
【ランク・種別】A-:対人宝具 レンジ:1~20 最大補足:1人
大英雄が竜殺しに使用した大剣。所持する者によって聖剣にも魔剣にも変転するそれは、復讐を望む美姫が所持することによって魔剣へと変転した。

 

宝具の真名解放によって剣から発生するエーテルは所持者の身体ごと焼き焦がすほどに強烈な出力を発揮し、剣の持つ出力の殆どを個人用に圧縮した斬撃によって敵対者の首を断つ。

 

この宝具は仮に、彼女が恨みを持つべき存在でなく、彼女が罪の有る存在と考えていない相手に発動した場合は、剣の持つ出力こそ強力ではあるが武芸のない存在が振るう刃にしか過ぎない。

 

だが、彼女の恨みが増加するほどに。彼女が罪の有る存在だと認識する度に。回避行動にマイナス補正がかかり、最終的には回避不能。防御不能の必殺の一撃へと変化し、迫りくる死の恐怖を味わいながら無抵抗に振るわれる刃を待つこととなる。

 

【それでも、私はあなたを────をクリア】
復讐をしたことは間違いだとは思っていない。悲しむだけであの人が蘇るなら一生悲しむままで終わっても良かったけれどそうではないから。
復讐者として召喚された私は、ええ。反英雄と呼ばれる存在なのでしょう。ですからきっと、『世界』よりも目的を優先してしまうかもしれません。

 

そうなってしまったら、マスター。あなたは、私を止めてくださいね?もしも止めるというのならばあの人に止めてもらうのが一番でしょうが、そうなった私はきっと、命を失わなければ止まらないのでしょう。ですから、私はあの人に止めてもらいたくはない。あの人の手を私の血で汚したくはない。傲慢かもしれませんが───悲しみを与えたくはない。

 

わがままな女でごめんなさいね?ええ。私は悪辣で、身勝手な女ですから────自分の命は、信頼する方にしか預けたくはないのです。
ある日、そう優しく微笑みながら、夢から覚めた君に彼女は思いを伝えた。それにこたえる日が来るかどうかはわからない。それでもどうやら、命ぐらいは預けて良いという信頼は獲得できたようだ。

セリフ集


一人称:私 二人称:貴方、(ジークフリートにのみ)あなた マスター:マスター、(マスターの名前)

 
召喚「───あら、私が召喚されるなんて。
 アヴェンジャー。クリームヒルト。私の憎悪は尽きることはありませんが…ええ、せめて貴方の役には立てると幸いですね」
レベルアップ「剣の出力が増しましたわ。私ですか?武芸にはなにぶん遠い生前でしたから…」
霊基再臨「う、ふふ───あの日の感情を今日のように思い出します。いいえ、違いますね。より私の感情を見つめ直すことが出来たと言うべきね」
「この身体にも慣れて来ましたね。ええ、マスター。貴方のお陰ですわ」
「驚きました?この姿は少し、見せるのは恥ずかしいのですが──
 私は欲深く、己の器に定められた役割を放棄した女。それでも、これがマスターの役に立つのならば、ええ。意味はあるのでしょう」
「……マスター。少しだけ、感慨に浸らせてください。br; ……ありがとう御座います。私は復讐者。そうあれかしと自らを定め、人々から認識された愚か者なのでしょう。それでも、あの日の景色をもう一度見れた。
 ならば、ええ。貴方がどのような道に進もうとも、私はサーヴァントとして貴方の剣となりましょう。」
戦闘セリフ
戦闘開始「……失礼しました。ええ、戦闘ですね。貴方たちを無視してはいませんとも」
「道を阻む存在に対して思考する必要性が薄いのは、サーヴァントの身体は便利ですよね」
スキル「ふふ、うふふふふふふ…!」
「百度生まれ変わろうとも、忘れることはないでしょう」
カード「ええ」
「わかりました」
「そうですか、ええ」
宝具カード「仕方がないですねぇ」
「ええ、それが必要ならば従いましょう」
アタック「ふっ…!」
「怒りを…!」
「上から失礼」
「では」
EXアタック「この怨み、はらさでおくべきか」
「…あハ、はははハはは!!」
宝具「憎悪をここに。私の光は失われ、世界から色は消え去った。
 『断頭大剣・怨嗟鉄槌(バルムンク)』」
ダメージ「ううっ…!」
「うっ……ああああ!!」
戦闘不能「ああ、情けないものですね……」
「……あなた。ジーク……フリー…ト」
勝利「勝利も栄光も、英雄を産み出すのならば虚しいもの」
「怪我はありませんか、マスター。ええ、それならば良かった」
マイルーム会話
「動かなければなにも変わりませんよマスター」
「誰かの指示に従う、というのは不思議な経験ですね。ええ、ですが新鮮な気分ではありますよ」
「私は勝手な存在ですから、場合によっては従わないこともあるでしょう。ええ、ですから従うべき指示を貴方には求めます」
「ジークフリート……ああ、誰よりも誉れ高く、強く高潔なる英雄。あなたならば当然人理を守る戦いに参戦するのでしょう。もはや、最早あなたと共にあることが許されるほど清純なる存在ではないことは理解しています。br; それでも、どうか、どうか戦力として生前叶うことが許されなかった貴方の隣にいさせていただけるのならばこのクリームヒルト。この命、身体の全てをカルデアに、人理に捧げることに躊躇はありません」
ジークフリート所属)
「もしも、英雄と呼ぶべき存在がジークフリート以外に定義するべきなのならば、間違いなくあの方はそう呼ぶに相応しい存在の一人でしょう。
 ベルンの帝王。いずれ来ることを夢見られた騎士たちの王。もし、もしも仮に私がマスターの手を離れ敵となる時が来たとして、彼の王が貴方の側にいるのならば、ええ。私の刃がマスターに届くことはきっとないでしょう」
ディートリヒ・フォン・ベルン所属)
「アトリ王……うん?ここではアルテラと呼べ、と……?
 そうですか、それならばそう呼びましょう。ええ、妻は夫を立てるものですから」
アルテラ所属)
「ええ、いつぞやはお世話になりました。
 不思議な顔をしていますね?ええ、私はアヴェンジャークラスですから、恩も仇も思い出も、忘れ難い性質を持っているのですよ。
 ええ、ええ。少しは明るくなったようですし、談笑でもしませんか?夫自慢などの」
戚夫人/ポボス所属)
好きなこと「信頼できる方は好ましいと感じますよ。
 その信頼を裏切られたのならば、通常よりも大きな感情も持ってしまいますが」
嫌いなこと「期待をすることは苦手ですね。ええ、計画に基づいて、可能であると確信を高めてから行動するのが一番です。
 ですから、マスター。いたずらに出来ると期待して危機に向かうのは控えてくださいね。」
聖杯について「……仮に願いが叶っていたのならば、ええ。きっと私はここにはいれなかったのでしょう。その点では胡散臭いことには感謝しましょう」
絆Lv.1「なにか用ですか?マスター」
Lv.2「喪に伏したままに主というべき存在の前に立つのは少々恥ずかしくはあるのですが……
 ええ、サーヴァントとしての私はこれが正装です」
Lv.3「ここだけの話、実はですね。私、眠ると少しだけ先のことが分かるときも有るのですよ。
 ええ、ですから眠っていた場合は他の方にとっての考え事をしているとき……と思っても構いませんよ。
 ……え?寝顔が穏やかで可愛かった?ふふ、マスター。伴侶を得た存在にそういう言葉は気軽に言ってはいけませんよ」
Lv.4「私は自他共に認める復讐者。ええ、確かに私の復讐は完遂されたものとは思われているのでしょう。
 それでも、私の憎悪が治まることはありません。ともすれば、マスター。貴方に危害を加えることもあるのでしょう。br; その時が来てしまったらマスター、どうか躊躇せずに命を絶ちに来てください。」
Lv.5「……?そんな時が来ないことが一番、ですか。
 ええ。当然ですね、ふふ。私もマスターのような方との敵対は望みたくはありませんから。ええ、ええ。次からの会話はもっと穏やかなものにしましょう。
 ですから、マスター。いなくなり寂しい思いをさせるのはお互いにやめましょうね?」
イベント「騒がしいですね…不吉なことではないと良いのですが」
誕生日「あら、なにか祝うべきことが近づいていると思ったら、誕生日でしたか。
 ふふ、貴方には黄金は必要なさそうですから手編みの刺繍を渡しましょう。」

・参加歴
日帰り聖杯戦争加茂 久敏