クーニカ・アジャータシャトル

Last-modified: 2018-06-15 (金) 12:38:56
 

「あなたが受け取った命が、どうか永く健やかに。そして誰かに、無事、受け渡されますように」

 

ランサー.png

 

【クラス】ランサー
【真名】クーニカ・アジャータシャトル
【容姿】奇妙な穂先の槍を携えた少女。右手の薬指などが人形に置き換わっている。
【英雄点】35点(ステ21・スキル14):令呪1画消費
【HP】55 / 55
【筋力】B+ :5
【耐久】EX:8(10)
【敏捷】E :1
【魔力】C+ :4
【幸運】E :1
【スキル1】仕切り直し:B
5:交戦フェイズごとに1回まで、先手判定時に自分のHPを(耐久値D6)回復し、付与されているデバフを解除する。
【スキル2】頭痛持ち:D
4点:物理防御と魔術防御時、補正値3を得る。
【スキル3】カリスマ:B
5点:奇襲防御時、補正値5を得る。相手の攻撃時、攻撃対象を自分に変更できる。
【宝具】『七獄牢塔、罪を焦がせ』(ラージャグリハ) 1/1
【ランク・種別】A+:結界宝具 レンジ:1~30 最大補足:10人
【効果】防御判定に補正値10を得る。
    発動以降の交戦中、ランサーは毎ターン先手判定時に1D6ダメージを受ける。
    ただし、その際にマスターが同じ配置に存在していればダメージを受けない。
【その他】属性:秩序・悪。天地人:地。女性。非処女。真名は「アジャセ」「阿闍世」でもよい。

 
絆レベル

【キャラクター詳細】
前5世紀頃のインドはマガダ王国の国王。
対外戦争を繰り返して中インドの盟主となり、仏教を庇護したと伝えられる。

 

【パラメーター】

筋力■■■■■B耐久■■■■■
敏捷■■■■E魔力■■■■■C
幸運■■■■E宝具■■■■■
 

【絆Lv1】
身長/体重:161cm・52kg
出典:史実・仏典
地域:インド
属性:秩序・悪 性別:女
その名は“敵無き者”を意味する。無敵王アジャータシャトルである。

 

【絆Lv2】
マガダ王ビンビサーラと王妃ヴェデーヒー(素性に諸説ある)の間に生まれる。
生まれる以前、ヴィプラ山の聖仙が死後生まれ変わり王子となると予言された。
聖仙の死を待ちきれないビンビサーラは聖仙を殺害するが、
怒り狂った聖仙は自分の来世において王を殺害すると予言する。
いずれ自分を殺すであろう王子を王は厭い、生まれるや楼閣の上から投げ落とすが
一指を折るのみで事なきを得たという。
長じて父の害意を知ったアジャータシャトルはデーヴァダッタに唆されて
父を牢に幽閉し餓えるに任せ、それを救おうとした母をも宮殿に幽閉した。
ビンビサーラは己が罪を悔い、王子に親殺しの罪を負わせないために自ら命を絶つ。
ここに至り王子は自身の行いを深く後悔し、懊悩から頭痛を伴う病に倒れた。
大臣の勧めで釈尊に相対したところ頭痛が収まったため、以後仏教を庇護したとされる。

 

【絆Lv3】
仏教に帰依したと伝えられるが、ジャイナ教の庇護者としても知られている。
ジャイナ教の伝えるところによれば嘗て世界を統治したとされる伝説の聖王である
転輪聖王たろうとしていたとされる。
中インドを苛烈な侵略事業によって制した覇王でありながら、
一方で罪業を重く捉え、殺生を戒める教えに敬意を払う二面性があった。

 

【絆Lv4】
アジャータシャトルは自らが殺した父王ビンビサーラと同じく、
息子によって殺害されたと伝えられている。
釈尊の入滅後24年目のことであった。
釈尊は言った。
「父王は自らその罪による報いを受けただけで、そなたに罪はない」と。
では、アジャータシャトルにかかる無惨な最期を与えたのは、如何なる罪であったのか――。

 

【絆Lv5】
「七獄牢塔、罪を焦がせ」
ランク:A+ 種別:結界宝具
レンジ:1~30 最大補足:10
ラージャグリハ。
父ビンビサーラを幽閉した王舎城の七重の壁に囲まれた牢塔。
普段は凝縮され槍型の概念武装となっているが、真名開放することにより本来の牢塔に戻り、
幽閉した対象を七重の壁で外界から遮断し、魔力を搾り取ることでダメージを与える。
本来は敵を幽閉し継続ダメージを与える対人宝具であるがランサーはその使い方を好まず、
自身を幽閉し継続ダメージを代償に七重の壁で防御する結界宝具として使用する。
逸話から来る性質上、攻撃用としては牢内に魔力の補給源があると攻めきれなくなるという弱点がある。

 

【「王舎城の悲劇」をクリアすると開放】
彼女の病は癒えてなどいない。釈尊の言葉でさえ、彼女を癒せてはいない。
父は自分を愛していた。憎みながらも、確かに愛してくれていた。
自分に罪が無いというなら、彼を失ったこの悲しみと苦しみには誰が帳尻をつけてくれるのか。
座に召し上げられてなお脳髄を苛むこの悲しみを、誰が消し去ってくれるというのか。
ゆえにアジャータシャトルは聖杯に手を伸ばす。
望むのは罪の忘却という絶対の救済なのか。
それとも――……自己の消滅という、絶対の断罪なのか。

 
セリフ集

●クーニカ・アジャータシャトル
一人称:私 二人称:あなた マスター:マスター
・キーワード
:両親大好きガール。
:秩序・悪なので割と手を汚すことに躊躇いはない。躊躇いはないがそれはそれとしてモラルは高い。
:FGO父上と同じく第一次影葉で吹っ切れたのか自殺願望はない。

 
召喚「……我が名は“敵無き者”。
 クーニカ・アジャータシャトル。召喚に応じ参上しました。
 今宵より私があなたの槍となりましょう」
レベルアップ「ご配慮、痛み入ります」
霊基再臨「一先ずは動きやすければよろしい」
(第二形態。露出度が上がる。)
「……じろじろ見ないでください。不敬ですよ」
(変化無し)
「私は王です。襤褸布でよい、とはいきません」
(第三形態。髪飾りやマントが追加)
「……大丈夫。私はもう、逃げたりしない。
 この罪から、己の無力さから」
(最終再臨。牢塔にて祈る)
戦闘セリフ
戦闘開始「侵攻を開始する。我が名の意味を知るがいい!」
「マスター、離れないでくださいね」
スキル「くっ……頭が……」
「未来永劫、呪われるがいい……!」
カード「はっ」
「いいでしょう」
「やれますとも」
宝具カード「我が罪を……見よ!」
アタック「えぇいっ!」(Aは薙ぎ払い)
「これでどうです!?」(Qは多段突き)
「終わりだっ!」(Bは貫いた後に抜剣し首を打つ)
EXアタック「牢塔よ、裁きを下せ!!」(EXは跳躍からの投擲。着弾と同時に火柱が敵を焼く)
宝具「縛鎖よ、我を縛れ」
「渇きよ、我を苛め」
「七壁よ、我を捕らえよ」
「天地神仏、一切衆生、森羅万象!嘲笑を以って我を辱めよ!」
「“父殺し”は、ここにいるぞ!」
「『七獄牢塔、罪を焦がせ(ラージャグリハ)』ァァァッ!!」
ダメージ「ああっ!?」
「膝を折るわけには!」
戦闘不能「悔いはない……これで終わったとしても、悔いは……」
「私は……誰かに、受け渡せただろうか……?」
勝利「言った筈です。私に、敵は無いと」
「良い聖杯戦争でした」
マイルーム会話
「マスター、仕事が痞えています。お早く」
「ご心配なく、王佐の経験もあります。……いえ、その立場こそ私にとっては望ましい」
「ご安心を。私は女ですが、戦いは得意です。
 少なくとも兄弟の誰よりも、父上よりも」
「再び轡を並べる機会を得たことを、感謝します。
 えぇ、今回も前衛は任せてください」
(お初(初島伝説) 所属)
「あなたも来ましたか、バーサーカー。
 正直、味方としてはこれ以上頼もしい相手もいません」
(各務元正 所属)
「また会いましたね、異国の王。
 ……此度もまた、善き聖杯戦争を」
(オロデス2世 所属)
「……この戦いが終わるまでは捨て置きます」
(デーヴァダッタ 所属)
好きなこと「家族、でしょう。……そのくせ、私は自らそれを壊してしまいましたが」
嫌いなこと「……私自身です。こればかりは、この後も永劫変わりますまい」
聖杯について「もはや聖杯に望みはありません。
 私の命の答えを、教えてくれた人たちがいるから」
絆Lv.1「アジャータシャトル。アジャータシャトル……です。え? 長い?」
Lv.2「では、少し気恥ずかしいですがクーニカ、と。……アジャセとは呼ばないでください」
Lv.3「響きに違いはありません。けれど、そこに込められた意味は違う」
Lv.4「我が名は敵無き者。あらゆる敵を打ち倒す者。
 ……けれど、きっと父の望みは“敵を作らない者”であれと。
 そういうことだったのでしょう」
Lv.5「我が名は敵無き者。あなたが望むままに、敵を打ち倒しましょう。
 ……そして、もしあなたが望むならば。
 私はあらゆる敵とも手を結びましょう」
イベント「何か起きているようですね。
 機を失うわけにはいきません。マスター、参りましょう」
誕生日「おめでとう、マスター。
 今日という日まであなたが在ることに、心から感謝を」