【クラス】ルーラー
【真名】ジェームス・ロード・ピアポント(言峰綺礼)
【容姿】綺麗な綺礼だよ!ほんとだよ!
【英雄点】35点:令呪1画消費
【HP】45 / 45
【筋力】A:5
【耐久】B:4
【敏捷】A:5
【魔力】A:5
【幸運】E:1
【スキル1】真名看破:相手サーヴァントの容姿を確認した時点でキャラシートを閲覧できる。
【スキル2】不屈の意思:HPを15増やす。HPが0になった時、一度だけHP1で耐える。
【スキル3】聖夜の聖人:宝具使用時に自陣営の判定結果を±1の範囲で変更できる
【宝具1】『聖夜に響く祝福の鈴(ジングル・ベル)』 1/1
【ランク・種別】対聖夜宝具
【効果】
交戦フェイズ開始時に発動可能。物理攻撃と魔力攻撃と物理防御と魔力防御に補正値5とダイス面1を得る。
また、前衛に存在する全てのサーヴァントは自身の聖杯にかける願いと聖杯戦争におけるスタンスを告白することで1d10を振り出た目に対応した効果を交戦フェイズ中に得ることが出来る。その際令呪などによる振りなおしは出来ない。
1:サーヴァントのHPを15回復する。この効果は上限を超えて回復する
2:魔術攻撃時と魔術防御時、補正値3を得る。
3:先手判定に補正値3を得る
4:物理攻撃時と物理防御時、補正値3を得る。
5:奇襲防御判定に補正値3を得る
6:魔術攻撃時に一度だけ補正値5を得る。その際敵前衛全てに攻撃ができる。
7:相手の攻撃時、一度だけ攻撃対象を自分に変更できる。
8:物理攻撃時に一度だけ補正値5を得る。その際敵前衛全てに攻撃ができる。
9:相手の攻撃対象変更を無効にする。
10:物理攻撃と魔力攻撃に補正値5と物理防御と魔術防御に補正値3とダイス面1を得る。
【宝具2】『この夜、全ての祈(メリー・クリスマス!)』
【ランク・種別】対界宝具
【効果】
セッション終了時に発動可能。この宝具はクリスマスセッションでのみ発動可能
セッション参加者に幸せを齎す
参加者のクリスマスっぽい願いを叶える
叶えられる願いの範囲はGMに丸投げ……もとい、一任する
【その他】
・キャラクター詳細
第4次聖杯戦争においてジェームス・ロード・ピアポントを召喚した言峰綺礼の辿る未来。
召喚直後こそカソリックとプロテスタントと言う事もあり反発しあったがジェームスの無意味な繰り返しの人生に思うところがあったのか、問わねばなるまいと判断し共に行動する。
ジェームスとのコミュニケーションを通して、自分は妻を愛していたのだと悟った綺礼は綺麗な綺礼になり、「美しいものを美しいと思えないのであれば、それは誰もが目を背けるような悲劇に進んで関わり人々を救う為に神が与えた祝福なのだ」と変な方向に覚醒する。
連続誘拐事件を解決したり間桐の家を燃やしたり時臣の顎鬚を引っこ抜いたり時計塔のロードの夫婦仲を取り持ったり死んだ魚の目をしたテロリストと戦ったりと大暴れした。
聖杯戦争の最終局面で溢れだした聖杯の泥を食い止めるべく傷付き倒れたジェームスと融合し疑似鯖となって冬木を救った。
聖杯戦争後はカレンを引き取り共に暮らしながらも人々を救うために東奔西走の大活躍を繰り広げた結果、聖人認定されて座に召し上げられる。
これにより、ジェームス・ロード・ピアポントの力を持つ英霊綺麗な綺礼が誕生したのだ!
……なんてことが本当にあったのかどうかは誰にもわからない。
あったかもしれないし、ただ単にガワだけ借りているのかもしれない。
真相は彼のみぞ知る。
【宝具】
『聖夜に響く祝福の鈴(ジングル・ベル)』
対聖夜宝具 ランク:A+
ジェームス・ロード・ピアポント作曲の『ジングルベル』が宝具化したもの
所有しているだけで全てのステータスが上昇する
また、鈴の音は聴いた者に奇跡を起こすがその効果は多岐にわたり、下は道端に1円玉を見つけた程度から上は色彩する運命だった人物の死の回避まで様々である
何が起こるかわからない上に敵味方関係なく恩恵を与えてしまう無差別パルプンテ
『この夜、全ての祈(メリー・クリスマス!)』
対界宝具 ランク:EX
聖夜にのみ発動可能なチート宝具
全人類の聖夜への祈りによって発動するため魔力を必要としない
宝具そのものが願望器として機能し、全ての人々に祝福と幸福を齎す
良き者には祝福を、悪しき者にも等しく雨を降らせと言う問答無用で全人類を祝う祝福宝具
デメリットとして聖杯戦争の意味がなくなる
【以下ジェームス・ロード・ピアポントの泥】
1
彼は自らの事を人生の失敗者だと呼ぶ。
その人生で、名にも成すことができず、何も得ることができなかったのだと
彼の人生は大学卒業までは順調であった。
しかし、そこから人生の転落が始まる。
最初は教師になった。
だが失敗した。生徒に優しすぎたからだ。
次は弁護士になった。
また失敗した。金にならない仕事ばかり引き受けたからだ。
今度は織物商人になった。
失敗した。客に気前が良すぎたからだ。
その次には詩を書いた。
失敗した。誰が何者にもなれずにいる彼の詩に目を向けるというのだろう。
それでもめげずに、今度は牧師になった。
そしてやはり、彼は失敗した。奴隷解放運動へ参加した、その優しさが原因だった。
もうすっかりいい歳になっていたが、彼の苦難は続く。
政治に屈した教会に怒り、奴隷制度廃止のために政治家になろうとした。
『奴隷制度廃止党』と『自由土地塔』へ出馬したが、そのどちらも落選した。
南北戦争が始まり、兵士たちの心を支えようと従軍牧師に志願した。
しかしその時には彼の年齢は76、体力が続かず脱落することとなった。
最期には、彼は役場の文書整理係になった。
やりがいの欠片もない仕事を5年間勤め、そして死んだ。
あらゆることに挑戦して、そのこと如くを失敗して死んだのだ。
そんな、失敗だけを繰り返した男であるが彼の名は後世に伝わっている。
それは彼が、この世にたった一つだけ残したものがあるからだ。
1つの歌。世界中の人間が、誰でも知ってる歌。
『ジングルベル』
時代を超えて歌い継がれる、不屈のクリスマスソング。
何一つ報われることのなかった男が、この世にたった一つだけ残した奇跡。
与えたのに与えられず、救ったのに救われず、愛したのに愛されず。
それでも、彼がこの世に残したのは、祝いの歌だったのだ。