タイタス・クロウ

Last-modified: 2021-08-11 (水) 21:54:42

キャラシート

【クラス】ディティクティブ(キャスター)
【真名】タイタス・クロウ
【容姿】真っ白なボロボロコートを着た長身・細身の男
    髪型は長めで、頭の側面からは2房ずつツインテールの様に髪が飛び出ている。
【英雄点】35点(ステ15点・スキル20点):令呪1画消費
【HP】 10/10 
【筋力】D:2
【耐久】D:2
【敏捷】C+:4
【魔力】B+:5
【幸運】D:2

 

【スキル1】調査続行:C+++
10点:移動フェイズに陣地を作成出来る。
陣地内では魔術攻撃と物理防御と魔術防御と奇襲防御時、補正値5を得る。
また、遠距離攻撃フェイズで受けるダメージを無効にする。

 

【スキル2】数秘術-真名看破-:B
5点:一巡に一度、真名看破に成功している相手への攻撃時、
もしくはその相手からの防御時に補正値5を得れる。

 

【スキル3】夢見人:A++
5点:遭遇フェイズ時、天/地属性のサーヴァントの姿を視認した際1d3を振る。
1が出た場合真名看破に成功する。この判定は以降そのサーヴァントを視認する毎に面数が1減る。
視認した相手が神性を持っている場合、無条件で真名を看破する。

 

【宝具1】『我が生涯よ神を焼き尽くせ(タイタス・クロウ・サーガ)』 1/1
【ランク・種別】ランク:B+++ 種別:対神 レンジ:1 最大捕捉:1
【効果】魔術攻撃、補正値10を得る。攻撃対象がスキル:神性を持っている場合面数を1増やす。
スキル:領域外の生命を持っている場合、令呪全てを消費することで攻撃対象のHPを加える。
【その他】秩序・中庸 人(地)属性

 

 

''『誰だって聞きたそうな顔をしてるから答えてやるぜ!!
我が名はタイタス・クロウ!!神を屠り、外よりの使者を追い返す!!新時代の抑止の使者なり!!』''

 

キャラクター個人データ

【元ネタ】クトゥルフ神話?
【CLASS】ディティクティブ
【マスター】(非常時の場合は単独顕現もする)
【真名】タイタス・クロウ
【性別】男性
【身長・体重】181cm・71kg
【肌色】白【髪色】銀【瞳色】白っぽい蒼色
【外見・容姿】真っ白なボロボロコートを着た長身・細身の男
       髪型は長めで、頭の側面からは2房ずつツインテールの様に髪が飛び出ている。
【地域】イギリス(基本所在地)、旧神郷エリシア(自称)
【年代】1950年代~(タイタス・クロウとしての活躍時期)
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人!人です!(本来は地)

 

【イメージカラー】:パールホワイト
【特技】:惰眠
【好きなもの】:ワイン、ブランデー
【嫌いなもの】:神
【天敵】:強盗(神性が無いし力が強いし…)
【願い】:とりあえず俺が働かなくて済む世界をくれ

ステータス

筋力■■■■■D耐久■■■■■D
敏捷■■■■■C魔力■■■■■B
幸運■■■■■D宝具■■■■■EX

クラス別スキル

・単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

 

・調査続行:C+++
調査に対する妨害を切り抜ける能力。あるいは性格の悪さ。
本来はCランクの為、ある程度の妨害があった場合すぐに諦めて別の案件へ移る。
ただし、そこに神性が関わっている場合は話が別であり、Aランクすらも凌駕する勢いで調査する。
例え途中で神や抑止力や、挙句は根源の妨害があろうとも彼は止められない。

 

保有スキル

・神殺し:A-
その神を殺す存在意義、及び数々の邪悪なる面に堕ちた神性を屠り続けた事により得た称号。
神霊特効。神霊、神性、ついでに魔性を有するサーヴァントへの攻撃に圧倒的プラス補正がかかる。
この拳、この信念、この一撃を極めれば、神さえ殺して見せようか。生きているなら神さまだって殺して見せる。
ただし宝具の特性上、相手の真名が分からない場合はほとんど機能せず、また機能しても効果に大きくブレがある。

 

・数秘術:B
魔術系統の一つであるカバラを使用できることを表す。ただし彼の場合多少用法が違う。
かつて軍に従属し暗号を解読していたことに由来し、真名の看破や調査、解読に主に用いる。
相手の情報を全て収集・理解・把握し、それ等全ての中の『数値』を組み合わせ、対象の『聖数』を得た時に真なる力を発揮する。
その対象に対し、その『聖数』をかざすことで極々微弱な神明裁決と同じ効果を発動することが出来る。効果は一度きり。
逆に自身の情報(誕生日など)を偽装することで、対象に疑似的な気配遮断を行うことも可能。

 

・夢見人:A++
予知夢や啓示等をどれほど受信するかと言うスキル。言ってしまえば感受性の高さ。
このスキルが高ければ高い程、自分自信や参加した聖杯戦争に今後どのような未来が待っているのかを知れる。
彼は以前から常人より非常に高い感受性を持っていたが、あるきっかけにより更に10倍の感度を得た。
その為A++と言う非常に高いランクとなっており、その様はもはや未来予知レベルとなっている。
ただし、ランクが高すぎるため精神に干渉するスキルを常人以上に受けやすくなってしまっている。

 

宝具

『我が生涯よ神を焼き尽くせ(タイタス・クロウ・サーガ)』
ランク:B+++ 種別:対神 レンジ:1 最大捕捉:1

 

―――遥か昔、人が神と生きし時、『世界』は人間に力を授けた。
神とは人間に理解が出来る物ではない。いずれ、離別の時がくるであろう、と―――。
それは、神への抑止力。人間の持つ集合無意識によって作られた、神々の「権能」よりの世界の安全装置。
『これを得た物は、それが正しく穢れ無き者なれば、権能を受け付けず、そして神を打倒する大いなる力を受けるであろう』
紆余曲折を経てその霊液を、残さず浴びた赤子がいたそうだ。その時点では何も知らぬ、穢れ無き者だった。
その赤子の名は、こう名付けられていた。―――美しき『9』文字の子、タイタス・クロウ(Titas・Crow)と―――。

 

彼が生まれた際に浴びた聖水に混ざっていた霊液によって受けた人智を越えし身体能力、並びに『抑止力』の具現。
それに、彼の今まで生きてきた『神殺し』の神秘探偵としての生涯、および”存在意義”が混ざり合って生まれし宝具。
戦闘を行う相手の神性が高ければ高い程自身の能力を底上げする宝具。どの程度かと言うと、
神の血を継ぐ程度ならばある程度応戦が可能になり、神と人の相の子となれば殴り合いもある程度可能となる。
そして神霊そのものとなれば、例え相手がどれほどの力を有していようとも対等以上の力で戦闘を行える。

 

……とはいっても、最初の段階ではただ『神性持ちがどこかにいると感じる』程度の宝具である。具体的に言うと夢などで。
そしてその勘を頼りに、聖杯戦争の被害やその残留を調査し、徐々に『召喚された神性は何か』『どの神話の神か』等を推理していく。
これにより得た情報を同盟のサーヴァントやマスターと共有することで、真名看破に有利補正を働かせることが可能。
そしてその犯人(神性持ち)を特定し、真名を看破したその瞬間に彼の『神殺し』たる本領が発揮されるのだ。

 

このような手順を踏む理由は、もともと世界の裏側へと移った神性群の暴走に対する切り札である彼が、
無理やり外宇宙の生命や高位存在に対するカウンターガーディアンとしてジョブチェンジしたことが由来になっている。
抑止力ならば既存の神話体系群に対しては非常に強いが、今まで歴史上に存在しなかった外宇宙の存在に対して力はない。
その為どちらにも対応できるように、このようにどちらに対してもまどろっこしい手順を踏まねばならぬようになったのだ。
ただし、特異点やカルデアなど『世界の為の神殺し』の場合は、かつてあったことのある神性ならばこの手順を飛ばし本領を発揮することが可能。

 

この宝具で得れるのは身体面と魔術の補正のみであるため、相手が宝具や武器を使用してきた場合は推し負ける可能性が高い。
故に、神性を持っている英霊であろうともかの黄金の英雄王やギリシャの大英雄には、その逸話や信仰の高さ故に
押し負けて敗北する可能性が極めて高い。あくまで彼は、信仰の少ない英霊を殻にした抑止力である。

 
 

『星時を越えし掛け時計(アストロクロノグラフ・ウォールクロック)』
ランク:A 種別:対時空 レンジ:∞ 最大捕捉:300
彼の親友にして助手にして相棒であるアンリ=ローラン・ド・マリニーの所持していた四本針の掛け時計。
かつて彼がこれをそのマリニーから預かっていたというのもあり、半ば強引に自分の宝具として引っ提げてきた。
本来ならばありとあらゆる時空・空間・そして時を超えて所持者の望む場所へと所持者とその仲間を運ぶという魔法すら超える超科学的乗り物。
だがしかし、英霊と言う殻に抑え込まれている為そこまでの効力は発揮できず、移動できる範囲はこの地球上に限られてしまっている。
ただし抑止力による単独顕現という理由をつければ、英霊一人ぐらいは同乗させて別世界へと移れるかもしれない。
これにより彼は、神性の気配を感じる場所へと全速前進する。中はとても快適広々空間。だが飯は出ない。

 

更に、最終手段として対神性特攻ビームを出す事が出来る。
ある神性が付属させた機能であるらしいが、魔力はしっかり消費する為連発は不可能。
また莫大な魔力を持って行くため恐らく現界中1回か2回放つのが限度であると思われる。

 
 

『不滅なりし神殺者達(ネヴァーエンド・デッドエンド)』
ランク:B+ 種別:対人 レンジ:- 最大捕捉:1(自身)
様々な時代・場所・世界を彷徨った末にサイボーグへと転生した、と言うストーリーを元に半ば強引に組み上げた宝具。
神性、もしくは神性を持つサーヴァントにより彼が殺された場合に幸運判定を行う。成功した場合、彼は自らの霊基を
その以前の肉体よりも強化した機械の身体へと再構築して再顕現する。言うなれば、対神性限定凄い戦闘続行。
再生には結構魔力を使うため、マスターがいる場合かつ魔力が十分でないと復活は出来ない。

 

この宝具により得た新たな霊基は、筋力・耐久・敏捷が1ランクアップし、更にロケットパンチなどによる遠距離攻撃も可能となる。
だがそれでも並より少し強いサーヴァント程度であり、やはり神性持ち以外にはめっぽう弱い。宝具の打ち合いとなれば瞬時に消し飛ぶ。
何度でも発動できる宝具で、その度に霊基は強化されては行くが、幸運判定に失敗したり、また神性以外の存在に殺されると
一瞬でゲームオーバーになるという、役に立ちそうであんまり役に立たなそうな宝具。

 

解説

クトゥルフ神話”冒険譚”、「タイタス・クロウ・サーガ」の主人公。
数秘術や神話の知識を駆使するオカルト探偵。様々な蔵書と知恵で神々を狩る。
相棒にして助手にして親友のアンリ=ローラン・ド・マリニーや、知識人達による対邪神組織
『ウィルマース・ファウンデーション』と共に数々の邪神たちをその手で屠ってきた。
―――─という事になっている。

 

その正体は、世界―――特に人類を長く存続させようとするアラヤの抑止力の結晶。
神性や魔性によって人類の存続が揺るがされるような事態が発生する場合に限り、代々顕現する『神性特攻人類』の一人。
その神性に対する特攻を、あるきっかけにより近づいた外宇宙への対抗策として作り直された、新時代の抑止の使者である。
抑止力が普通の人間に宿ったわけであり、抑止でありつつ人間の英霊でもある。例えるならアラヤの抑止力の疑似サーヴァントに近い。
その為厳密に言うと真名や姿形、宝具や見た目などは時代や世界によって違うが、此度は外宇宙の脅威を屠るという役割上最も適した、
そしてその抑止の使者として顕現した中で一番有名で信仰のあるタイタスとして顕現した。

 

本来ならば彼は時代の裏で人に仇なす邪悪に堕ちた神々を屠り、有り得ない外宇宙の存在を消し去り、
そして歴史に名を残さず消えていき、未来永劫孤独に神性と外宇宙の脅威を屠り続けていくはずであった。
しかし、1950年代頃、彼の活躍を聞いた一人の作家が、彼の活躍を元に一つの物語を綴ったという。
脚色を加え、そして自身の知るある神話体系になぞらえた物語として―――。

 

結果、彼は多少ではあるが信仰を獲得してしまい、そして英霊の座に名を以って登録されてしまった。
故に彼は、実はそんな活躍をしていないと言う事柄まで記憶に在る。英霊によくある現実と空想の混在だ。
しかし最近、その作家が知る神話体系が現実ににじみ出ている為、何処までが彼の人生で何処までが空想なのか分からなくなってきている。

 

肉体そのものが抑止力そのものとなっている為、ディティクティブの癖に魔術による攻撃や肉弾戦(ステゴロ)を好む。
ステゴロを好む理由は他に、サイボーグとなった後の生活が長いせいで力技での解決癖が抜けないと言うのもある。
神性を持たない通常の英霊相手には普通に魔術で戦闘を行う。たがそれでも一般英霊には遙かに劣る為、
その場合は専ら裏方に隠れて、各陣営の真名の調査や『聖数』調査に追われることになる。

 

神性殺しのエキスパートであるが、例えアラヤの抑止力そのものの身でも真名が分からなくては苦戦する。
実際生前は真名が分からない無貌の神性や対処法の分からない地を穿つ神性に対しては非常に苦戦していた。
コレは神性の行使する権能が抑止力以上の力であることを示す。故に相手の真名を知り、そこに一点集中の攻撃をする必要がある。

 

人物・性格

知識や能力は晩年~復活後のものをごちゃ混ぜにした物ではあるが、
その性格は30代前後の、戦争が終わり無職になった彼のもので固定されている。
理由は、その彼が記された短編が彼の活躍した物語の中では一番有名だからだとか。
そのタイミングでの彼は、職を失いなおかつ戦時中の興奮とストレスが燻っていた状態の為、非常に言葉遣いや行動が荒い。

常に気だるく、何に関してもめんどくさいと思いながらしぶしぶ行動するような不精な性格。
容姿は良い方ではあるのだが、全くと言っていいほど手入れはしておらず最低限の風呂と歯磨きのみの為女も寄り付かない。
常に眠そうな目をしており、聖杯戦争に対しても消極的。しかし、参加者に神性の気配を察知すると眼の色が変わる。
口調も荒々しいものとなり、マスターをあっちへこっちへと引っ張りまわす。

存在意義からして、”人類に迷惑かける神性ぶっ殺すマン”なので神に対しては非常に不機嫌かつ辛辣に接する。
ただし人類に味方したり、有効活用できるような神性に対してはこの限りでは無い。
あと、髪型を指摘するとキレる。何故そんな髪型になったかと言うと、寝癖らしい。

好きな物は贅沢と酒。生前の彼はそこそこ裕福ではあったため、その頃の癖が抜けていない。
故に現界した場合は常に金銭面で困っている。贅沢をまずやめろと言いたいが、浪費癖と言うものは抜けないモノで、
やたらと外食をしようとしたり上等なブランデーを飲んだり3000円のコーヒー啜ったりする。