タマラ

Last-modified: 2017-08-06 (日) 20:53:03

【クラス】キャスター
【真名】タマラ
【容姿】高貴な衣服をまとった、黒髪黒眼の美しい女性。
【英雄点】35点(ステ17点・スキル18点):令呪1画消費
【HP】25 / 25 
【筋力】D:2
【耐久】C:3
【敏捷】C:3
【魔力】B:4
【幸運】A:5
【スキル1】陣地作成 B
10点:移動フェイズに陣地を作成出来る。
    陣地内では魔術攻撃とマスター含む全ての防御時、補正値5を得る。
    また、遠距離攻撃フェイズで受けるダメージを無効にする。
【スキル2】麗しの女王 A+
5点:1巡に1度、自陣営の対軍宝具と乗騎の攻撃時、補正値5を与える。
   相手の攻撃時、攻撃対象を自分に変更できる。
【スキル3】戦場の雌獅子 B
3点:物理防御時、補正値3を得る。最大HPを10増やす。
【宝具】『女王に捧げられし物語』(ヴェプキストカオサニ) 1/1
【ランク・種別】C+:対人宝具 レンジ:1~99(陣地内) 最大補足:1人
【効果】宝具発動時、令呪を1画消費する。
    陣地内で、任意のタイミングで英雄点25点を持つ乗騎「豹皮の勇士」を召喚できる。
    乗騎にはキャスターの陣地効果が適用される。
    陣地が消滅した場合、乗騎も消滅する。
【その他】秩序・善/人属性/人・女性・王・キリスト教/非処女

 

【クラス】乗騎
【真名】豹皮の勇士
【容姿】豹皮をまとった騎士。
【HP】35 / 35
【筋力】A++:7(8点)
【耐久】A++:7(8点)
【敏捷】C:3
【魔力】A:5
【幸運】E:1
【その他】人・男性・騎士

 
 

以下泥

 
 

【クラス】キャスター 【真名】タマラ
【性別】女性 【出典】史実 【地域】グルジア
【属性】秩序・善 【身長】171cm 【体重】62kg
【筋力】D【耐久】C【敏捷】C【魔力】B【幸運】A【宝具】C+

 

【クラススキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地である「工房」を作成する。
自身の治世下でグルジアの国土を大幅に広げ、グルジアに黄金期をもたらしたタマラは、
時間と魔力を消費することで一定規模の土地を「領土」にすることができる。

 

道具作成:D+
魔力を帯びた器具を作成する。
グルジアの女性の嗜みとして刺繍などの裁縫関係の技術を身に着けているため、低ランクで所持している。

 

【保有スキル】
麗しの女王:A+
極めて優秀な統治者(女王)であったことに加え、周囲の国々から求婚の申し出が集まるほどの美貌の持ち主だったことに由来するスキル。
王として、女として、一個人として人を惹きつけるカリスマ性の発露。
Bランク相当のカリスマも含んだ複合スキルである。
Aランク以下の精神干渉系効果にレジスト判定が発生し、団体戦闘においては自軍の能力を向上させる。
政治と軍事の両面において優れていただけでなく、その人格からも民に慕われていたタマラの下においては兵の士気が大いに上昇する。

 

領土拡大:C
自身の陣地の範囲を広げ、陣地を「領土」にすることができる。
領土内では知名度補正とステータスが向上し、領土が広がるほどそれらの効果は増大する。
歴史全体から見れば、最盛期ですらグルジアの領土は特筆するほど大きいとは言いがたい。
しかし、周囲を複数の強大な勢力に囲まれた中で国土を大幅に広げ、それを見事に治めきったタマラは女王として傑出した存在である。

 

戦場の雌獅子:B
Cランク相当の軍略を含んだ複合スキル。
対軍宝具の使用や対処に有利な補正がかかるだけではなく、魔力の消費量を増加させることで近接系ステータスを最大1ランク上昇させることが可能。
領土を広げる戦いの中で、タマラは優れた指揮官としてだけではなく強靭な戦士としてもその勇名をはせた。

 

【宝具】
女王に捧げられし物語(ヴェプキストカオサニ)
[ランク]C+ [種別]対人宝具 [レンジ]1~99(陣地内) [最大捕捉]1人
ヴェプキスト・カオサニ。
詩人ショタ・ルスタヴェリによってタマラに捧げられた、グルジア語による大叙事詩である「豹皮の勇士」に由来する宝具。
魔力を消費して陣地内で「豹皮の勇士」を召喚する。
豹皮の騎士はサーヴァント未満の存在として召喚されるので、宝具は保有しない。
それでも近接戦闘能力はかなりのものであり、宝具抜きならば並のサーヴァント相手に互角に戦え、上位サーヴァントでも多少の足止めは可能。
タマラの領土のバフ効果を受けることができるので、領土が十分に広がっていればサーヴァントを倒す可能性もある。
倒された場合でも再召喚は可能だが、タマラの魔力量の関係で消滅即召喚は難しい。

 

【人物】
[一人称]私(わたくし) [二人称]あなた。マスターはマスター。 [三人称]彼、彼女、彼ら など。

 

◯性格
女王らしく高潔かつ誇り高い性格の持ち主。
高潔であるが潔癖ではなく、誇り高いが傲慢ではない。
美点が欠点に反転しないよう、常に己を律している。
ただ、状況によっては冷徹さを感じさせるほど現実的で非情な面を見せることもある。

 

……というのは、女王としてのタマラの性格である。

 

個人としての彼女は、極めて温厚で寛容。
親しい者には愛情を、弱き者には庇護を、過ちを犯した者には赦しを与える。
身内には甘くなる傾向すらある。夫や子供が大好き。
趣味は狩り。

 

◯動機・マスターへの態度
最初は女王として一線を引いて接してくるが、マスターが信頼に足る人物である場合、徐々に個人としての優しさを見せてくるようになる。
優しいといっても単純に甘やかすわけではなく、時には厳しく叱ることも愛情の一部である。
敬虔と質素を旨とするタマラは特にだらしないことや浪費が嫌いなので、気が抜けたところを見せるとビシビシ指摘してくる。
それが信頼してくれた証といえる。

 

◯史上の実像・人物像
中世グルジアに黄金期をもたらした女王。
1160年にギオルギ3世の娘として生まれる。
他に嫡出子がいなかったため18歳で父の共同統治者となり、父の死後は単独で国を治めた。
有能かつ母性的な君主として国民から強く敬慕される。
1187年にキエフ大公の息子ゲオルゲ・ボゴリュブスキを、軍事指揮官としての期待を込めて夫に迎える。
しかし、この夫は酒飲みで放縦だったため、質素と敬虔を重んじるタマラとは性格が合わず、跡継ぎができなかったこともあり、2年後に離婚して新たな夫を迎える。
これ以降、タマラは内政のみならず軍事にも携わるようになり、その才能を開花させていく。
国内的には抵抗する貴族たちを見事に粛清・鎮圧し、国外的には積極拡張路線を採って戦勝を重ね、グルジアの領土を大幅に拡大した。
タマラの下で西は黒海から東はカスピ海まで、北はカフカス山脈から南はヴァン湖までという、ロシア、イラン、アルメニア、トルコにまたがる版図を得たグルジアは黄金期を迎える。
都市や商工業は発展し、首都ティフリス(現在のトビリシ)は人口10万人という世界有数の大都市となる。
その富を背景に絵画、音楽、建築などの文化事業も大いに隆盛する。
その中でタマラに捧げられたのが大叙事詩「豹皮の勇士」である。
タマラは1212年に権勢と人気の絶頂で崩御し、国民から大変惜しまれたという。

 

タマラは人間的には非常に寛容で、最初のダメ夫を離婚する際には多額の財産を持たせて送り出し、その夫がタマラ打倒を図って捕まった時にも殺さずに解放したという逸話もある。
ちなみに、グルジア正教会によって聖人として列聖されている。

 

◯聖杯戦争TRPGにおける設定
特に捻らず素直に鯖化。
性格的には大当たりだが、ステータス的には決め手に欠けるのでやや力不足気味。
とはいえ、スキルで最大筋C耐B敏Bになれるパワー系キャスターなので、相手が純粋な戦士でなければガチンコで倒すこともありうる。
指揮官としてだけではなく戦士としても戦場に立っていたので、近接戦闘能力はステータス以上のものがある。
陣地を領土化してそれを広げることによってどんどん強くなっていくので、長期戦になれば相当怖い存在になるかもしれない。
高い指揮能力と必要十分な戦闘能力を持っているので、聖杯大戦なんかだと輝きそう。

 

かつて自分が治めていた土地に住む人々の幸せが彼女の願いである。
しかし、現在のグルジアは政治・軍事的に極めて困難な立場に置かれており、そのことに心を痛めている。

 

◯因縁キャラ
・ルスダン……息子ゲオルギの後にグルジア女王の座を引き継いだ愛しい娘。
       タマラの死後すぐにモンゴル帝国の侵略が始まっていたが、
       ちょうどルスダンの治世下でグルジアがモンゴルの支配下に入ったため、
       歴史的には「母タマラから受け継いだのは美貌だけの淫蕩で愚昧な女王」という
       散々な評価をされている。
       「相手が悪すぎたと思いません?」
バトゥ……グルジアに攻め込み、首都ティフリスを陥落させたモンゴル軍の指揮官。
        それが歴史だから仕方ない……などと征服王のように割り切れてはいない。
        「私モンゴル帝国きらい!」
・ナルト全般……自国の伝説に登場する英雄たち。
        目にしたらとても興奮するが、すぐ我に返って咳ばらいでごまかす。
        彼女の夫の名はダヴィド・ソスランで、ナルト叙事詩最大の英雄もソスランである。
        ソスランはグルジアでは一般的な名前らしい。