ヒュパティア

【クラス】アーチャー
【真名】ヒュパティア
【容姿】黒い衣服を纏い、その手に天体を収める女性。
【英雄点】３０点：コストなし
【ＨＰ】２０　／　２０
【筋力】Ｃ：３
【耐久】Ｂ：４
【敏捷】Ｄ：２
【魔力】Ａ：５
【幸運】Ｅ：１
【スキル１】単独行動　Ａ
５点：移動フェイズで任意の１エリアに他のマスターがいるか、誰がいるかを知る事が出来る。
【スキル２】人間嫌い　Ａ
５点：人類に対して物理防御と魔術攻撃時、補正値５を得る。
【スキル３】道具作成　Ｂ+
５点：移動フェイズ時、味方陣営１体のＨＰを５Ｄ６回復する。
【宝具】『我が掌に納まれ、天体の理』（ハイパティア・アストロラーベ）　１／１
【ランク・種別】Ａ：対星宝具　レンジ：1～99　最大補足：－
【効果】交戦フェイズ開始時に発動できる。アーチャーの現在ＨＰと最大ＨＰを２倍にする。
　　　　交戦フェイズ終了時に現在ＨＰを半分にする。（最大ＨＰはそのままとする）
　　　　また、この交戦フェイズ中に１度だけ受けるダメージを半分にする。
　　　　その際に相手の攻撃対象を自分に変更できる。
【その他】秩序・悪　人属性

【絆Lv1】
身長／体重：164cm・47kg
出典：史実
地域：ローマ帝国エジプト属領・アテナイ
スリーサイズ：B84/W56/H87（Dカップ）
属性：秩序・悪　性別：女性
理路整然とした数学者であり、神秘学であることを否定する。
そのため逸話に反してキャスターで召喚されることはない。

【絆Lv2】
征服王イスカンダルが建設を命じたエジプト支配の中枢都市アレクサンドリア、その大図書館の最後の館長の娘。
教えを請う人、智慧を求める人のその全てが熱を上げたというその美貌もさることながら、
その頭脳はそれ以上に明晰であり、彼女が発明したとされる天体観測計算機「アストロラーベ」は
原始的なコンピュータにも近いほど精巧であり、18世紀に六分儀が発明されるまで、
実に1000年以上もの間、船乗りの間で重宝され続けてきたのだ。
また、液体比重計「ハイドロスコープ」も一説によってはヒュパティアの発明品であるとされる。
当時の世相において、最も聡明な存在だったことは否定のしようがないだろう。

【絆Lv3】
「我が掌に納まれ、天体の理」
ランク：Ａ　種別：対星宝具
レンジ：1～99　最大補足：－
ハイパティア・アストロラーベ。
彼女の最大の発明品「アストロラーベ」の具現。
天体解析。彼女の保有するスキル「術理解明」を増幅させ、世界の理をヒュパティアの掌の中、天体観測球に納めてしまうもの。
極小の宇宙モデルを作成するようなものであり、それはとある次元に存在する
人理継続保障機関フィニス・カルデアに存在する疑似地球環境モデル・カルデアスと似通っている。
ヒュパティアはその宇宙モデルに手を加えることで、現実の宇宙における世界の法則を改変することが可能。

ただし、度が過ぎた改変は抑止力の対象となる。
そのため実質的には人間一人分に対する法則に手を加えることが精々の限度であり、
聖杯戦争TRPGにおいては「自分自身のスケール感の変更」によって、自身の耐久性を高める程度に留めている。

天敵であるアイザック・ニュートンの保有する宝具
「知恵の林檎」「空に堕ちよ」と基本的な原理は似通っている。
或いは人造・星の開拓者とでも言うべき宝具。
なお、アストロラーベの語源は「astro(星を)」「labe(取る)」から来ている。

【絆Lv4】
４世紀当時のエジプト・アレクサンドリアにはキリスト教が既に伝来していたが、
プラトン主義の創始者プロティノス、および分派の創設者イアンブリコスという
高名な学者２人から教えを受けたヒュパティアはキリスト教の在り方に疑問を持っており、
常々から「考える権利を持ちなさい。誤っていても、考えないよりはマシです」、
「真実として迷信を教えることは、とても恐ろしいことです」と常々から人々にそう伝えていた。
だが、彼女のそういった言動はキリスト教徒にとっては神の教えの冒涜とされ、
次第に権力者や教え子たちに守られる彼女と、彼女を排除せんと狙う教徒の対立構図は浮き彫りになっていった。

そして、当時のローマ皇帝であったテオドシウス一世が異端に対する迫害を強め、
エジプトにおける非キリスト教の神殿・宗教を破戒する許可を与えたことによって、
当時最多の文化遺産を所蔵していたアレクサンドリア大図書館も果てには破壊されてしまうこととなる。

【絆Lv5】
………彼女の最期。それは一段と凄惨なものであった。
とある日の朝、いつものように講義を行うために馬車で学園に向かっていたが、
その最中でアレクサンドリア総司教キュリロスの命を受けた修道士たちの手によって馬車から引きずり落ろされ、
神聖な場であるはずの教会に連れ込まれて陵辱の限りを尽くされた。

それでもキリスト教への誓い立てを拒む彼女に対し、
教徒たちは牡蠣の殻で彼女の肉を削ぎ落とすという身も毛もよだつような拷問を執り行い、
生きながらにしてほぼほぼ骨だけの状態にされるという残虐な手法によって殺害される。

……そして、これを命じた総司教キュリロスは、
アレクサンドリアから異教徒を排除した功績者として称えられ、
教皇グレゴリウス一世や聖ベルナールらと同じく、聖人として「教会博士」に列された。

【「？？？」をクリアすると開放】
？？？