ラミア(リリィ)

Last-modified: 2016-06-16 (木) 13:57:24

【真名】ラミア
【クラス】アヴェンジャー
【HP】15/15
【宝具】∞
【筋力】C:3
【耐久】C:3
【敏捷】B:4
【魔力】B:4
【幸運】E:1
【スキル1】復讐者:宝具の使用回数が無制限になる。
【スキル2】神性:サーヴァントの英雄点10を得る。
【スキル3】宝具複数所持:宝具を追加で一つ所持する。このスキルにより宝具使用回数は増加しない。

 

【宝具1】貪欲たれ怨霊の女神よ(ラミュロス・レムレース)
【ランク・種別】A:対人宝具
【効果】戦闘開始時、使用を宣言する事でその戦闘中「狂化」スキルを得る。
    宝具1使用した戦闘中、スキル【吸血】を得る。
    好きなタイミングで宝具1を解除する事が出来るが、戦闘途中に使用する場合は令呪を使用しなければならず、また宝具1使用中は宝具2を使用出来ない。
【スキルEX】吸血:5点以上の物理ダメージを与えた時、1d6を振り出た値の分だけHPを回復する。その際HPの上限は超えない。

 

【宝具2】嘆きを知らぬ少女の唄(ソング・オブ・ラミア)
【ランク・種別】C:対軍宝具
【効果】各サーヴァントの攻撃フェイズ時、使用を宣言した場合1d6を振る。
    その攻撃フェイズ中、出た値によって対応する効果を自己を含めたアヴェンジャーの任意のサーヴァントに付与する。その際効果を複数のサーヴァントに与えても良い。
    この宝具は何らかのスキルを所持していても各攻撃フェイズに一度しか使用出来ない。

・ダイス対応表
1「一度だけダイスを振り直しても良い」
2「判定値が半減する(端数は切り捨てる)」
3「各対象毎に、アヴェンジャーの指定したスキルが1ターン消滅する(パラメーターには影響しない)」
4「宝具、もしくは乗騎を使用した、もしくは使用している場合無効化される」
5「HPを5点回復する(HP上限を突破する)」、
6「アヴェンジャーはダイス対応表から最大一つの効果指定する。対象サーヴァントはその効果を得る」
 

【容姿1】ギリシャ風の黒いドレスを身に纏った少女。雰囲気は神秘的且つ、気品もあり、愛に溢れ、そして…瞳には恨みが籠っている。
【その他】宝具1を使用時、容姿が変更される。詳細は【容姿2】。
【容姿2】上半身は半裸の女性、下半身は蛇の怪物。その目には恩讐と狂気が宿っている。

 

マテリアル(泥):
【ステータス】
筋力B+ 耐久B+ 敏捷A+ 魔力B 幸運E

 

【クラス別スキル】
・復讐者:E-
 ■■■■■■■■■■■――――こほん。
 私、生憎まだ復讐者たる条件は揃っておりませんので。

 

【固有スキル】
・怪力:E+++
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
 ――――今の私は持ち合わせていないに等しいですけどね。

 

・神性:C
 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。
 父が海神ポセイドンとの混血であり、水辺においては若干のステータス向上が見られる。

 

・魅惑の美声:A
 人を惹き付ける魅了系スキルであると同時に、
 王権による力の行使の宣言でもある。
 彼女の歌は聞く者全てに何かしらの影響を与えるだろう。

 

【宝具】
「貪欲たれ怨霊の女神よ(ラミュロス・レムレース)」
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 未来の姿である半人半蛇の怪物へと変身する。
 アヴェンジャーであると同時にバーサーカーのクラス補正も発生し、怪力等のスキルが大幅にランクアップする。
 子を奪われた母親の恨みは、例え子を産む前の自身であってもその恨みを強要する。
 この宝具の使用中はマスターの令呪は「視戒令呪」に変化し、バーサーカー化した彼女を制御する事が出来る。

 

プロフィール:
【キャラクター詳細】
 ギリシャ神話に登場する怪物――の前身。
 ゼウスの寵愛を受ける以前の、王女としての側面を残したままの彼女である。
 しかしアヴェンジャークラスで召喚されてしまった為、将来の記憶や恨みも実感として持ち合わせている。
 狂っていないのは一重にまだ至っていないが故。しかし彼女の確定した未来はそうならない事を許さないだろう。

 

・Lv1
身長:163cm / 体重:46kg
出典:ギリシャ神話
地域:ギリシャ、リビア
属性:混沌・善 性別:女性
アヴェンジャークラスであるが故に未来の自身に苛まれる。

 

・Lv2
 母として子を想い、そして子を奪われ怪物になってしまった彼女は救われる事のないまま永遠に狂い暴れ続ける。
 しかし確固たる事実としてそれ以前の彼女も存在した。
 バーサーカークラスでは怪物のまま召喚されるだろうが、今の彼女はゼウスの子を産む前の少女である。
 本来若年期の姿で召喚された場合、意識は当時の状態が再現される。しかし彼女の場合、座の本体の影響が強すぎた。
 元より少女時代に適合クラスの無い彼女は、座からの影響でアヴェンジャーとなる。

 

・Lv3
『貪欲たれ怨霊の女神よ(ラミュロス・レムレース)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 それは既に至っている確定した彼女の未来、己が子を奪われ挙句の果てに怪物へと変えられた彼女の未来の姿。
 魔力の繭に包まれ少女は美女へと成長するも、即座に下半身が蛇の尾となり慈愛に満ちた美貌は狂気と恩讐へと歪み変貌する。
 怪力がAランク相当に強化され同時に狂化スキルが付与、バーサーカーと変わらないステータス補正を受ける。
 この際、マスターの令呪は目を連想させる形状に変化する。
 これは「視戒令呪」といいアヴェンジャーより魔術的に貸与された彼女の視界であり、マスターの意図に反して暴走する事を防止する為の処置でもある。

 

・Lv4
 彼女は未来の自分から逃れられず怪物となる。
 座に存在する『ラミア』の恨みは強く、別の時代の自分が召喚されようともその恨みを伝播させ強制的に子を奪われ狂気に歪んだ自分を再現させるのだ。
 しかし、それとは別に彼女が本来持つべきだった役割もあるはずだ。
 それは愛を謳い、子を守り、そして戦場で戦う者達を鼓舞する女神となる未来。
 もしも彼女が望んだなら、そんな未来も掴めるかもしれない。

 

・Lv5
『嘆きを知らぬ少女の唄(ソング・オブ・ラミア)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1~100人
 戦場に響き渡る彼女の美しい声は戦士達を鼓舞しただろう。あるいは、敵の兵士は骨抜きにされただろう。
 そんな有り得た、しかしもう届かない未来を具現化したのがこの宝具である。
 元より神性をもつ彼女は皮肉にも怪物となった事で一種の神霊へと昇華されており、その結果を反転させる事でこの宝具を成立させている。
 彼女は替わる。愛と勝利を司る優しき女神へと。

・幕間クエストをクリアすると開放
 バーサーカーとして召喚されたなら無論、子供を取り返す事が彼女の望みだ。
 しかし過去でもある現在の彼女の望みは違う。そもそも、ゼウスの子を産まない事が彼女の望みである。
 あと、とりあえず鬱陶しい恨みの波動を送ってくる座の自分を切り離して自由に生きてみたいとも思っている。
 何かを恨むのは、中々に疲れるのだ。

 

TIPS:

【視戒令呪】:
アヴェンジャーはその宝具を使用する際、過度な暴走を避ける為マスターに「眼」を預ける。
ただし物理的にというわけではない。令呪による繋がりを媒介にした魔術的な移植であり、
その際霊呪が眼を模した形状が変化する。
効果は通常の令呪の他に、視界の代替も行うがどちらかというとソナーのように微弱な魔力を放出
する事で対象との距離感を掴み、これにより視点の差を補う。
バーサーカーと化したアヴェンジャーを沈静化する方法はそこまで難しくない。
令呪に魔力を通し、何かで令呪を隠せば彼女の視界は塞がり、逸話に違わずやがては大人しくなる事だろう。