山中の王

Last-modified: 2018-06-27 (水) 13:56:13

キャラシート

【クラス】アルターエゴ
【真名】山中の王
【容姿】槍を携えた山羊の獣人。この姿は一例に過ぎない。
【英雄点】40点(ステ20点・スキル20点):令呪0画消費
【HP】30/30
【筋力】A++:7(8)
【耐久】A:5
【敏捷】E:1
【魔力】C:3
【幸運】C:3
【スキル1】目覚めの室:C
10点:移動フェイズに陣地を作成できる。
陣地内では魔術攻撃と物理防御と魔術防御と奇襲防御時、補正値5を得る。
また、遠距離攻撃フェイズで受けるダメージを無効にする。
【スキル2】未来の約定:D
5点:英雄点10を得る。属性"神性"と"王"を得る。
”山中の王”とされる英霊のものに姿(立ち絵)が変化する。
【スキル3】救世の声:A
5点:最大HPを5上げる。魔術防御・奇襲防御時に補正値3を得る。
【宝具】『歓喜の時来たれり、其は我らを救うもの』(キング・イン・ザ・マウンテン)1/1
【ランク・種別】A:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1
【効果】HPが0になった時、耐久を(自身を除く味方陣営の生者の数)だけ引き上げ、HPを(耐久値D6)回復する。
引き上げられたステータスは、交戦フェイズ終了後元に戻る。
【属性】秩序・善・地 男性
【その他】真名看破時は、「キング・イン・ザ・マウンテン」「ベルク・エントリュックング」「山の歓喜」あるいは同義の言葉でも可。「アーサー王」「フランシス・ドレイク」などの具体的事例では不可。
 

再臨の時が来た
【キャラクター詳細】
 山中の王、キング・イン・ザ・マウンテンとは、主に欧州地域に見られる伝承である。
 遥かな未来、国に危難の訪れる時、一時の眠りに就いていた嘗ての偉大なる王や指導者が帰ってくる。アーサー王を始めとする数多くの存在が、その様にして語り継がれている。
 このサーヴァントは、そういった山中の王の概念を束ねた存在。今回の現界では、山羊を擬人化したような獣人の姿を得ている。
 
【パラメーター】
筋力■■■■■A++耐久■■■■■A
敏捷■■■■E魔力■■■■■C
幸運■■■■■C宝具■■■■■A

 
【絆Lv.1で解放】
 身長/体重:251cm/344kg
 出典:民話
 地域:全世界に遍在
 属性:秩序・善・地 性別:男
 今回の現界での姿。時と場合によってはステータス諸共姿も変わる。
 
【絆Lv.2で解放】
 山中の王、或いは類型の概念は幅広く全世界に分布しており、例えば、アステカ神話に於けるケツァルコアトルなども、いつの日か復活することを宣言してトゥーラの地を追われている。
 ヨーロッパ圏に於いては、アーサー王やナポレオン、ヴラド三世にカール大帝などの王が挙げられる他、ヴィルヘルム・テルの様な“民衆の味方”や、フランシス・ドレイクの様な“偉大なる功績を挙げたもの”、マーリンを始めとする“超常的な力を持つもの”なども山中の王とされる。また、日本に於いては、金剛峯寺の地下で行を続けているという空海上人なども、類型の存在として数えることができる。
 宗教の中でも、こういった存在は多く語られ、キリスト教では福音記者ヨハネ、イスラム教ではムハンマド・ムンタザル、若しくは“神の子”それ自体もまた、この範疇に含まれることだろう。
 時代と場所を越え、全世界に普遍的に見られるこのような概念は、即ち、民衆の願いの結実である。閉塞し、先の見えなくなった世界に於いて、だからこそ嘗て存在したものに縋る。「どうか我々を導いてほしい」と、最後の望みを託されたのが、彼ら、或いは彼女ら“山中の王”なのである。
 
【絆Lv.3で解放】
 こういった点から、山中の王をサーヴァントとして召喚する場合、通常は上記した様な具体的人物が召喚されることになるが、この霊基では例外的に、それらの情報を複合した不可思議な存在として、独立した人格を持っての現界となっている。
 不思議なことに、この霊基における獣人の様な姿をした王というのは、どの地域の伝承や神話にも見られない。ユダヤ系の人々の間に伝えられる“プラハのゴーレム”など、人ではないものがいない訳ではないが、それらにまで範囲を広げても、山羊の特徴を持つものは存在しない。
 ただ、出典こそ不明なものの、この姿での性格は極めて穏健であり、且つ必要なだけの武力を振るうことを厭わず、戦闘における目もあると、単純にサーヴァントとして見た場合、かなり優秀な部類ではある。
 マスターが悪逆を為そうとするのではない限り、彼はマスターを守るべき民として、全力で守護することだろう。
 
【絆Lv.4で解放】
 ○目覚めの室:C
  『id-es(イデス)』と呼ばれる、アルターエゴたちが生まれながらに持つ特殊能力。
  スキル『陣地作成』から変化したスキル。いつか来たる目覚めを促す、守護にして剣を備えし室。
  世界のあらゆる場所に遍在する山中の王という概念を束ねた存在であるこのアルターエゴは、即ち、己自身も遍在することが求められている。
  故に彼は、常に自身の周囲に移動式の結界を張り巡らし、更にそれを要所に固定することで、自分の存在を広範囲に刻み、空間転移や自身の霊基補強など、あらゆる機能を付与して、“山中の王”の知名度に応じた力を獲得することができる。
  但し、通常の召喚ではこの能力は限定的なものとされ、普通の陣地作成スキルによる陣地と、効果や規模はさして変わらないものとなる。
 
 ○未来の約定:D
  人々に願われて結実した、帰還の約定。それを果たす為に、山中の王は力を振るう。
  自身の召喚時、召喚者がイメージする“山中の王”の姿を基本のものとして、容姿やステータス、一部スキルを変化させる。
  更に、戦闘などに突入するまでは、霊基の情報に揺らぎが生じ、山中の王足り得る何者かのものに姿が次々と移ろいゆく。
 
 ○救世の声:A
  霊体での召喚という形ではあるが、山中の王は確かに再び現世へ戻ってきた。
  その事実により、“復活”という概念による霊基補強が為され、それを妨げる攻撃による耐性として機能する。
 
【絆Lv.5で解放】
 『歓喜の時来たれり、其は我らを救うもの』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 キング・イン・ザ・マウンテン。
 民衆が願う、救済者としての山中の王の復活。
 その想いを取り込み、自身の中で増幅することで、これを魔力に転じ自身の損傷を修復する。
 更に、想いが自身と同一化することで、霊基強度自体を底上げする。
 
【幕間の物語『???』クリアで解放】