御木本幸吉

キャラシート

【クラス】キャスター
【真名】御木本幸吉
【容姿】飄々とした老人。
【英雄点】30点（ステ10点・スキル20点）：令呪0画消費
【ＨＰ】10／10
【筋力】E：1
【耐久】D：2
【敏捷】E：1
【魔力】B+：5
【幸運】D-：1
【スキル1】道具作成（宝）：D
10点：移動フェイズ時、味方陣営1体のHPを（耐久値D6）回復する。
交戦フェイズごとに1回まで、味方陣営の任意の判定に補正値5を与える。
【スキル2】概念改良（格）：B
5点：魔術攻撃時、補正値3を得て、相手のスキルによるダイスのプラス補正を無効にする。
【スキル3】不退転の決意：B
5点：セッション中に1回まで、HPが0になった時、HP1で耐える。
【宝具】『天地に輝け、我が人造宝珠』（オリジナイター・オブ・アーティフィシャル・パール）1／1
【ランク・種別】D：対人宝具 レンジ：1～2 最大捕捉：999人
【効果】敵前衛全体に対し、補正値5を得て魔術攻撃を行う。
①対象が"宝石やそれに伴う価値・美しさに対し、通常以上の執着を持つ"設定を特に持つ場合、更にダイスの面数を1得る。
②対象が女性である場合、更に補正値1を得る。
③対象が中東地域出身者である場合、更に補正値2を得る。
④対象が"宝石やそれに伴う価値・美しさに全く興味がない、或いは嫌っている"設定を特に持つ場合、②と③の特攻効果は発揮されない。
【属性】混沌・悪・人 男性
【その他】

泥

キャラクター個人データ

真名：御木本幸吉
クラス：キャスター
出典：史実
性別：男性
身長・体重：164cm・48kg
地域：日本
年代：1858年～1954年
属性：混沌・悪・人
好きなもの：故郷の海、商機
嫌いなもの：大切な者への侮蔑の声

ステータス

筋力：E
耐久：D
敏捷：E
魔力：B+
幸運：D-
宝具：E
　

クラス別スキル

・陣地作成：D
　自らに有利な環境・性能を備えた陣地を作り上げる。
　ランクDであれば“結界”を作成することが可能だが、キャスターの作成したものは、全て、真珠の養殖に適した環境を整える“環境結界”になる。。
　
・道具作成（宝）：D
　魔術的な道具を作成するスキル。
　キャスターが作成する道具は、必ず自身の作成した真珠をあしらった装飾品の形を取る。効果が劣る訳ではないが、任意の形にできないので、やや扱いにくい。

保有スキル

・一意専心：B
　一つの物事に没頭し、超人的な集中力を見せる。
　キャスターの場合、真珠の養殖とその品質改良、或いは加工しての販売などの行為に対して発揮される。また、道具作成スキルに対するプラス補正としても働く。
　
・概念改良（格）：B
　古今東西、あらゆる道具に更なる長所を付け足す反則特権。弓はより強く、剣はより鋭く、斧はより分厚く。但し、キャスターの場合は、道具の持つ「格」を上げることで、他者から道具に見出される価値を底上げするものとなる。
　ランクによってどこまで改良できるかが異なり、Bであれば、本来飛び抜けた価値を見出されないような品を、格別の一級品に仕立て上げることが可能。
　
・不退転の決意：B
　如何なる状況下においても、これと決めた一事を遂行する絶対の覚悟。危機的な状況下に陥った時、受けた肉体的・精神的ダメージによる行動制限を無視する他、自らを意図的に危機的状況に追いやることで、火事場の馬鹿力的に各種ステータスをブーストすることができる。
　時に絶望し、時に悲嘆し、しかしキャスターは諦めることを知らない。その一念は、或いは、文字通りに岩をも砕くことだろう。
　
・真珠王：A
　発明王エジソンすらできなかった人工真珠の大規模養殖法確立を成し遂げ、真珠養殖業を産業化することで世界中にその輝きを届けた功績から獲得した固有スキル。
　自身の作り上げる人工真珠に対し、概念改良（格）スキルで付与した価値に見合うだけの魔術的な意味を付与する。具体的には、宝石魔術などに利用されるような、価値に相応しいだけの「歴史」を与え、自然霊の形成を促す。
　有史以来人間が宝石の類に見出してきた価値は、単純にその美しさによるのではなく、商業上の利益を獲得する為の印象操作の賜物でもあり、魔術的には、大地に眠る間に形成された自然霊が魔術刻印として有用だからという実利的な価値があるからでもある。現在これらが混淆され、最早本来あるべき宝石の価値というものが失認されたことを逆手に取り、先んじて商業的な価値を引き上げ、それに見合うだけの実際の価値を、魔術的に有用な自然霊の形成という形で補うのである。
　

宝具

『天地に輝け、我が人造宝珠』（オリジネイター・オブ・アーティフィシャル・パール）
ランク：D　種別：対人宝具 レンジ：1～2 最大捕捉：999人
　彼が常に持ち歩いている、一本の杖。産業として真珠養殖を大成させ、真珠王と称されるようにまでなった彼の偉業の体現。
　この杖の芯には、真珠を作るアコヤ貝の幼生を大量に含んだ海水が仕込まれており、杖を振るうことでこれらは飛散し、急速に水塊を形成する。この中でアコヤ貝は一気に成長し、仕込まれたガラスなどの異物を核とする養殖真珠を形作る。これらの真珠を魔術的な媒介として水流を発生させて操ることで、キャスターは攻防を行っている。
　また、真名開放時には、貝が作り上げた真珠が一斉に連なり、巨大な首飾りを形成。敵対する目標に襲いかかり、その首、或いはそれに相当する急所を締め上げ、多大なダメージを与える。特に、彼自身が生前に天皇の御前で言い放った「世界中の女性の首を締め上げてご覧に入れる」という言葉が実現された逸話から、女性に対する強い特攻性能を発揮する他、彼の真珠が中東地域の天然真珠産業を壊滅に追いやった影響から、中東地域を出自とする英霊に対しても同様に特攻性能を発揮する。
　他方、「真珠の美しさに魅了された相手の防御を緩める」ことで攻撃力を底上げしている関係上、全く宝石などに興味を持たない相手に対しては単なる首飾りによる束縛と圧迫以上の攻撃とはならない。