杉原千畝

Last-modified: 2018-10-22 (月) 23:19:08

キャラシート

 
「さぁ、イキナサイ! 無事の旅路を、あなたの神と共に!」
 
【クラス】ルーラー
【真名】杉原千畝
【容姿】眼鏡を付けた白髪のおじさん
【英雄点】45点(ステ30点・スキル15点):令呪3画消費
【HP】55/55
【筋力】A++:7(8)
【耐久】A++:7(8)
【敏捷】E:1
【魔力】A++:7(8)
【幸運】A:5
【スキル1】神明裁決:A+
5点:交戦フェイズごとに1回まで、真名を看破している自分以外の味方陣営に対して自害以外の令呪1画分の効果を使用できる。
【スキル2】学芸百般:B
5点:物理防御と魔術防御時、補正値3を得る。自身のHPを5増やす。
【スキル3】諜報:C
5点:奇襲防御時、補正値5を得る。相手の攻撃時、攻撃対象を自分に変更できる。
【宝具】『諸国民の中の正義の人』(ハシデイ・ウモト・ハオラム)1/1
【ランク・種別】E:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
【効果】交戦フェイズ中、味方陣営の防御判定時に発動可能。
攻撃対象を「自分のみ」に変更し、防御判定時に補正値5を得る。
攻撃者が「無辜の民を傷つけたもの」である場合、更に補正値2を得る。
【属性】秩序・善・人 男性
 

キャラクター個人データ

真名:杉原千畝
クラス:ルーラー
出典:史実・外交史
性別:男性
身長・体重:175cm・56kg
地域:日本・リトアニアなど
年代:1900年~1986年
属性:秩序・善・人
好きなもの:信仰、人の善性
嫌いなもの:抑圧、攻撃

ステータス

筋力:E
耐久:E
敏捷:E
魔力:C
幸運:D+
宝具:EX

クラス別スキル

・真名看破:C
 直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。
 
・神明裁決:A+
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した全サーヴァントに2回令呪を行使することができる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。
 ルーラーの場合、特に『無辜の民を救う』事に令呪が用いられた時、その効力をブーストする事が出来る。
 

保有スキル

・道具作成:EX
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 ルーラーが作成可能なのは、生前の逸話に基づき、それを所持する限り一切の直接的戦火を逃れる事を保証する護符として機能する”ビザ”のみ。
 しかし、その効力は著しく、規格外の幸運若しくは『対魔力』などの魔術に対抗するスキルを持つ者による干渉がない限り、所持者が聖杯戦争で被害を受けることはない。
 
・反骨の相:C+
 一切の社会的・組織的圧力を退けてでも、人間理性と人倫を以て行動規範とした「正義の人」。或いは、「ペルソナ・ノン・グラータ」。
 同ランク以下の『カリスマ』スキル等による精神的な影響を無効化する他、人民を害する意志を持つ者のそれに対しては、効力が倍加する。
 
・学芸百般:B
 類まれなる学術の才能。
 持って生まれた頭脳の明晰さに加え、多種の言語に精通し、政治・経済を深く理解し、これらを元に国家の戦略にさえ精緻な考察を加える事が出来る。
 ただし、これらの能力は戦闘に活かされることはなく、寧ろ、自身が現在、人々の為にどう行動するのが最も良いか、という判断の為に用いられる。
 
・諜報:C
 生き馬の目を抜く様な情報戦の世界を駆けた経験。
 このスキルは気配を遮断するのではなく、気配そのものを敵対者だと感じさせない。
 ランクCであれば、綿密な調査を行い、確たる証拠を得ない限り、ルーラーが敵対者、更に言えば『裁定者のサーヴァント』であることに気付くことは難しい。
 
・困窮:D
 あらゆる局面に於いて、経済的困窮に見舞われる。黄金律とは真逆のスキル。
 ルーラーの場合、辛うじて生活を維持していくだけの金銭を確保する事は出来るものの、それ以上のものは、全て他者の為に使ってしまう。
 しかし、そうして生活し、その事を誇りもしない彼の姿は、多くの人々の心を打つ。
 

宝具

『無事の旅路を、神と共に行け!』(ヴァヤ・コン・ディオス!)
ンク:E 種別:対民宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:6000人
 ルーラーが遺した最大の業績を、今を生きる民衆を対象として再現する。言わば対民救済宝具と呼べる代物。
 聖杯戦争に巻き込まれた無辜の民に対し、彼が『道具作成』スキルで作成したビザを与えると同時に、「聖杯戦争の舞台から、五体満足で離脱する」という結果を規定。これを現実に固定する事で、因果逆転の呪詛を発動し、ビザを与えた全ての人民に、「聖杯戦争に一切これ以上巻き込まれない」という過程を発生させる。
 リトアニアへの任官以降、戦争からの人の救いを模索し続けたルーラーにとって、最も忌むべき事象とは、無辜の人々が戦火に巻き込まれることである。それを回避させるこの宝具こそは、彼の精神性、そして人々を救済した業績を、忠実に再現したものであろう。
 
『諸国民の中の正義の人』(ハシデイ・ウモト・ハオラム)
ランク:E:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 ルーラーに与えられた称号と、そこに紐付けられた「正義の体現者」という観念の複合による絶対の弾劾権限。
 戦争から遠ざける宝具を持つ彼が全力を尽くし、それでも無辜の民を守りきれなかった時、彼は「正義の人」として、悪逆に立ち向かう力を得る。民を害した者の罪を、その存在自体によって雪ぎ、以て正義を執行する。その過程に立ちはだかるあらゆるものは正義の敵であり、何人たりともこれを妨げることはできない。
 正義の執行者としての権限により、自身が民を害したものに対して行うあらゆる判定に有利な補正を得る。また、その権限執行を妨害するものは、正義の敵として運命に偏差を生じ、自然に『正義に討滅されやすくなる』状況に追い込まれていく。
 また、真名開放時には、「諸国民の中の正義の人」として認められた人々の名が刻まれた、イスラエルに実在する壁───「名誉の壁」を召喚。刻まれている正義の執行者達の名によって、この壁は“無辜の民を守護するもの”という観念を備えた強固な概念防御として機能し、民を傷つける意志を持つ者からの攻撃を食い止める。