董海川

Last-modified: 2017-10-21 (土) 02:27:04
日帰り聖杯戦争

【クラス】アサシン
【真名】董海川(とうかいせん)
【容姿】滿服※姿の、中性的な容姿の武術家。
滿服:満州族、つまり清王朝時代の服装。
【英雄点】35点(ステ21、スキル14):令呪1画消費
【HP】10/10
【筋力】C:3
【耐久】D:2
【敏捷】EX:8(10)
【魔力】E:1
【幸運】A:5
【スキル1】気配遮断C
10点:先手判定時、補正値5を得る。交戦フェイズ中に相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。
【スキル2】中国武術EX
3点:奇襲攻撃時、補正値5を得る。
【スキル3】八卦走圏A
1点:先手判定時、補正値2を得る。物理防御時、補正値1を得る。
【宝具】八卦転掌・行雲流水(はっけてんしょう、こううんりゅうすい): 1 / 1
【ランク・種別】-:対人奥義
【効果】補正値10とダイス面数+1を得て、任意の敵前衛に対して奇襲攻撃を行う。
    この場合、対象が1人より多ければ、その数だけ補正値は-3する。

マテリアル
 

清時代の武術家。三大内家拳の一つ、八卦掌の開祖。
50代の時に朝廷に入って宦官……つまり去勢された官吏となり、
その容姿は中性的になっている。

 

【Lv1】
身長/体重:172cm・69kg
出典:『史実』
地域:中国
属性:秩序・善
性別:男?
聖杯戦争において体力的に全盛期の若時代で召喚されるが、
『アレ』はないままである。
本人は「邪魔なので」と言って持って来なかったらしい。

 

【Lv2】
董海川という人物は確かに存在したが、
その出身も没年も諸説がある。
一説によれば、董海川は幼い頃から武術を好み、各地の高名な師を訪ねて、やがては独自の技法を編み出した。
19世紀の太平天国の乱の時、鉄拐道人なる人物は首領の洪秀全に皇帝の暗殺の提案した。
それで朝廷に送り込まれた人物が董海川である。
結局この計画は失敗に終わり、彼もそのまま朝廷に仕え続けることになった。
ある時、武術を嗜んでいることが知られて、務めている粛王府の護衛隊長と勝負することになったが、
高齢にも関わらず簡単に勝利を収めた董海川は新たな護衛隊長となった。
その名は広く世に知れ渡り、多く武術家は彼に腕試しを申し出たが、誰一人敵うことはできなかったという。

 

【Lv3】
そんなある日。
北京を訪ねた形意拳の名家郭雲深は思いがけず董海川と出会い勝負を挑んた。
二人は三日三晩戦い、結局決着がつかずに終わり、
お互いの武術に相通じる部分があることに気づき、それぞれの技を交換して取り込んだという。
後に形意・八卦のどちらを学ぶ者の多くは、もう片方も習わせられることが多くなり、
『形意八卦門』なる流派も存在している。

 

【Lv4】
○中国武術(八卦掌):EX
董海川が考案した武術。
八卦掌というのは後で付けられた名前とされ、
董海川自身は『走圏』という独特の足運びから『転掌』──『回る拳法』と呼んでいたそうだ。

 

特殊な歩法を使い、相手の死角に取った攻撃を得意とする。
その動きは連環不絶にして千変万化。打・投・極の全方面の技を有している。
簡潔さで知られている形意拳とは対極である。

 

董氏死後、弟子により『硬掌』の尹派と『柔掌』の程派と、二大流派に分岐した。
余談だが、尹派二代目、宮派八卦掌を開いた宮宝田の弟子の一人が、後の天字第一号劉雲樵である。

 

【Lv5】
『八卦転掌・行雲流水』
ランク:- 種別:対人奥義
はっけてんしょう、こううんりゅうすい。
技法『転掌』の概念が宝具と昇華した奥義。
神出鬼没且つ流れるような動きで、『必ず』相手の死角から攻撃を繰り出せる。
純粋な技による擬似因果逆転。心眼、直感などのスキルで防御はできても範囲内であれば回避は不可能。
判官筆と組み合わせることで、点穴術による最短且つ致命的な突きは相手が絶命するまで止まることはない。

 

【幕間をクリア】
聖杯に託す願いは、全盛期の姿で郭雲深と再び戦うこと。
得難い好敵手に老齢の体で試合挑んだことは、彼は生涯悔やんでいたのだろう。
願わくば、今度こそ全力を尽くそう。

【Weapon】
‧判官筆
筆の形をした、両端を尖らせた鉄棒。
中ほどのところに指を通す輪が取りつけられている暗器。
八卦掌の戦法との相性は極めて良いとされる。