阿弖流為

Last-modified: 2020-11-15 (日) 15:12:35

キャラシート

鬼霊剣豪真剣勝負※依り代の桜も含む

【名前】古桜の枝
【容姿】花びらが散りかけている古き桜の枝
【願い事】????????????
【バッドエンド】桜の花びらがすべて枯れ果てる。
【グッドエンド】???????????????
【令呪】 0 / 0
【HP】10 / 10
【筋力】D:2
【耐久】D:2
【敏捷】D:2
【魔力】D:2
【幸運】D:2
【スキル1】仮の依り代:契約サーヴァントのHPを15増やす。
【スキル2】忘れざる故郷:移動フェイズ時、自分のサーヴァントのHPを(耐久値D6)回復する。
【奥義】『絶等寸の 山の峰の上の桜花 咲かむ春へは 君し偲はむ』1/1
【効果】移動フェイズ時、自分のサーヴァントのHPを(10D6)回復し、デバフを解除する。
【その他】属性なし 無機物 特異点において咲いていた季節外れの桜を、彼は依り代とした。

【真名】阿弖流為
【クラス】セイバー
【容姿】一対の角をはやした美麗なる鬼
【英雄点】45点(ステ:32・スキル:13):令呪3画(ステ3)
【HP】70/40+30
【筋力】A+++:8(10)
【耐久】A+++:8(10)
【敏捷】D:2
【魔力】A:5
【幸運】A:5
【スキル1】血流昂錯 A
5:物理攻撃時、ダイスの面数を1増やす。相手によるダイスのマイナス補正を受けない。
【スキル2】鬼種の魔 B++
5:物理攻撃時、補正値4を得る。HP15を得る。
【スキル3】反骨の相 B+
3:物理攻撃時、補正値5を得る。
【宝具】『北天に舞う桜吹雪』(アクロザクラ)1/1
ランク:D+ 種別:対軍 レンジ:1~30 最大捕捉:200
【効果】物理攻撃時、補正値10を得る。スキルによる攻撃対象変更を無効にする。
ダメージ処理後から宝具回数を回復するまで自身の魔性属性を抹消する。
【属性】秩序・悪 男性 人属性 魔性

キャラクターデータ

真名:阿弖流為
身長・体重:172㎝・68㎏
地域:日本
出典:史実
特技:狩り、素潜り
好きなもの:自然の中の暮らし
嫌いなもの:環境の破壊、主に『源頼朝』に連なる武士・武家
天敵:???

ステータス

筋力:A+ 
耐久:B++ 
敏捷:A+ 
魔力:A 
幸運:D++ 
宝具:B+

クラス別スキル

・騎乗:B
「剣士」「騎兵」のクラス特性。
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
また、英霊の生前には存在しなかった未知の乗り物(例えば古い時代の英雄にとっては見たことも無いはずの、機械仕掛けの車両、果ては飛行機)すらも直感によって自在に乗りこなせる。
基本的に「騎兵」クラスは非常に高ランクでこのスキルを持つ。
Bランクでは大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。

・対魔力:D
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
なお、魔力によって強化された武器や、魔術によって作られた武器(士郎の投影魔術など)による物理的な攻撃は効果の対象外。
「剣士」「弓兵」「槍兵」「騎兵」のクラス特性。
最高位の幻想種である竜種の血が混じっている英霊は高ランクで保有している。
Dランクでは、一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

保有スキル

・血流昂錯:A
阿弖流為の固有スキル。阿弖流為の体内を駆け巡る人の血と鬼の血の交錯。
阿弖流為はその実態のほとんどが不明であるが、鬼であり坂上田村麻呂によって退治されたという悪路王と同一視されている。そして、この阿弖流為は人と鬼の混血であり、人としての理性と鬼の血による反転衝動に苦しめられていた。
ランダムで判定が発生し、様々なメリット・デメリットを問わない様々な効果を自身に付与したうえでその筋力・耐久ステータスを上昇させる。また、このスキルが発動している間は外的な精神的干渉に対して抵抗力を持つ。

・鬼種の魔:B++
鬼の異能および魔性を表すスキル。
鬼やその混血以外は取得できない。
天性の魔、怪力、カリスマ、魔力放出、等との混合スキル。
魔力放出の形態は「熱」にまつわる例が多い。
阿弖流為の場合は「熱風」となる。
北国の厳しい寒さの内に、彼はその身を保存した。
高い筋力パラメーター及び怪力と魔力放出の合わせ技による魔の一撃は、驚異的破壊力となって対象を破壊する。

・反骨の相:B+
一つの場所に留まらず、また一つの主君を抱かぬ気性。自らは王の器ではなく、自らの王を見つける事ができない流浪の星。
同ランクまでのカリスマを無効化する。
阿弖流為は蝦夷の長であるが、長としてやったことといえば、京より来たる侵略者に立ち向かったことだけであり、王としての器を持つとは言えない。しかし、その生き様と最期を以て彼は蝦夷の民にとっての『王』、そして英雄として今も伝わっている。

宝具

『北天に舞う桜吹雪』(アクロザクラ)
ランク:D+ 種別:対軍 レンジ:1~30 最大捕捉:200
阿弖流為が根城していたという達谷窟の垂れ桜。その樹の下で、彼は『人』として京へと牙をむいた。それは、鬼・『悪路王』としての自身を解き放ち、『人』へと変ずる、彼や彼を慕った蝦夷の民とその子孫たちの想いで紡がれる、乾坤一擲。権力者達への反抗(リベリオン)。
彼の持つ「彫透柄の横刀」に、鬼としての力を魔力に変換して込めて相対する相手に向けて一気に放出する。これを使うことで、阿弖流為は悪路王としての自身を喪失する。

出典説明

平安初期に東北において朝廷に抵抗した『蝦夷』の長、『北天の雄』。
巣伏の戦いで朝廷軍を破ったこと、そして征夷大将軍に任ぜられた坂上田村麻呂に降伏した後、部下の母礼と共に京にて処刑されたことが伝わっている。
華やかなりし坂上田村麻呂とは対照的に阿弖流為はほとんどが後世に伝わっておらず、坂上田村麻呂伝説に登場した悪路王と同一視する説もある。

人物説明

人でありながら鬼としての力を宿す存在。人と鬼の混血でありながら、生まれ持った美貌とカリスマ性を以て、蝦夷の長となった。色と酒と自然を愛し、それを妨げるものには容赦しない。特に、中央より来たりて略奪をしたり、自然を焼いたりするならず者達には非常に大きな害意と敵意を持って戦ったとか。
しかし、坂上田村麻呂との戦いにおいては圧倒的な力を前にして敗れたが、戦いの後で二人の間には一切の蟠りはなく、そこで田村麻呂は阿弖流為にこう、提案した。
「俺が、帝や公卿に『阿弖流為に蝦夷を任せれば憂いはない』と言ってやる。だからお前も京に来てくれ」
阿弖流為は快諾した。この男なら間違いはない、と。
しかし、その田村麻呂の申し出は悲劇を生んだ。公卿は阿弖流為の頭の角を見ると怯え慄くと、田村麻呂の言葉には一切取り合わず、阿弖流為を斬首に処したのだ。
そののち、阿弖流為は阿弖流為という英雄としてだけでなく悪路王という鬼として後世に伝わった。
阿弖流為は、自身の死とその原因となってしまった田村麻呂に対する恨みなどは一切なく、仕方がないことだと思っている。しかし、その後に彼がいた地域を焼き払った源氏の棟梁とその流れを引く武家の者どもに対してはあまりいい感情を持っていない。
性格は、竹を割ったような快男児であるが、『主君』のような上の存在を忌避しており、また反抗者としての反骨心が非常に強いため、マスターによる使役は非常に難しい存在である。

※鬼霊剣豪真剣勝負でははぐれとして現界していたが、もしカルデア陣営と遭遇しなければ鬼霊剣豪になっていたかもしれない。

武器

・彫透柄の横刀:悪路王が持っていたと伝えられる横刀。鬼が使っていたといわれているためか、とても大きくいびつに歪んでいる。阿弖流為が悪路王としての力を行使する端子ともいえる。

関連人物

・坂上田村麻呂
宿敵にして戦友。蝦夷の民以外の数少ないかけがえのない友人。
・母礼
別の部族の長にして腹心。最期を共に迎えた者であり、親友だと思っている。
・源頼朝
奥州藤原氏を滅ぼし、平泉並びに蝦夷を焼いた存在。決して許さず――というか、征夷大将軍を名乗るな。