黒百合姫

Last-modified: 2017-10-19 (木) 04:19:29

キャラシート

【真名】黒百合姫
【クラス】アヴェンジャー
【容姿】黒っぽい尼僧…巫女?
【英雄点】30点(ステ10・スキル20)
【その他】混沌・中庸・人属性。真名は小百合姫でも可能。
【HP】5/5
【筋力】C:3
【耐久】E:1
【敏捷】D:2
【魔力】C:3
【幸運】E:1
【スキル1】復讐者:A
10点:宝具の使用回数が無制限になる。
【スキル2】軍略:C
5点:1巡に1度、自陣営の対軍宝具と乗騎の攻撃時、補正値5を与える。相手の乗騎・宝具を使用した攻撃の物理防御と魔術防御時、補正値3を得る。
【スキル3】黒百合の巫女:A
5点:乗騎の最大HPを10増やす。自陣営が攻撃対象となった時、自身の乗騎1体に攻撃対象を変更出来る。
【宝具】呪詛祭文・黒百合姫(じゅそさいもん・くろゆりひめ)
【ランク・種別】B・対界宝具
【効果】移動フェイズ中、陣地を作成する。この陣地は一つ目の設置以降、再度設置しても消滅しない。陣地内では20点の乗騎『穢黒百合』が召喚される。
    『穢黒百合』はアヴェンジャーには追従せずそのエリアに留まる事が出来る。また任意のタイミングでアヴェンジャーのいるエリアに召喚出来る。
    ただし『穢黒百合』が発生した陣地を離れた場合、そのターンの終了時にそのエリアの『穢黒百合』と自身の陣地は破壊される。

【クラス】乗騎
【名前】穢黒百合
【容姿】黒百合で飾ったような植物の竜。
【HP】20/20
【筋力】D:2
【耐久】D:2
【敏捷】B+:5
【魔力】EX:8(10点消費)
【幸運】E:1
【その他】花が咲いたよ。

【キャラクター詳細】
 中世末期より修練者等により語り継がれてきた女性。
 多くの逸話を残した戦国武将、矢島五郎満安の娘とされる。

 

【パラメーター】

筋力■■■■■C耐久■■■■■D
敏捷■■■■E魔力■■■■■C
幸運■■■■E宝具■■■■■B
 

【絆Lv1】
身長/体重:141cm・39kg
出典:羽黒祭文『黒百合姫』
地域:日本
属性:他】混沌・中庸/人属性 性別:女
『鶴姫』『於藤』等呼び方は複数あり、この黒百合姫伝承においては『小百合姫』と呼ばれている。
 謎の多い女性だが黒百合姫伝承によると武芸に長けていたらしい。

 

【絆Lv2】
 出羽国由利郡――今の秋田県南部の一部区域は戦国時代、由利家に代わり十二の豪族『由利十二頭』が統治していた。
 由利十二頭は鳥海山の薬師如来に見立て、それを守る十二神将に自らを当てはめる事によりその神通力を一部借用することで力を得ていたが、内乱が長く続いた。
 それを収めるべく矢島氏の矢島左衛門尉義満は妻に鳥海山の龍神を下ろし概念受胎を行う。
 それにより生まれたのが矢島五郎満安であり、その一人娘である小百合姫にも龍神の血が流れている。

 

【絆Lv3】
 矢島五郎満安の自害による矢島家の没落。その際に一人娘の彼女は龍神の巫女『月光』に託された彼女は鳥海山へと落ち延び龍神の巫女と矢島氏の遺子としてすくすくと育った。
 仁賀保氏への復讐に燃える彼女であったが、ある日見知らぬ男性に恋をしその子を身篭ってしまう。出産後、その子は緑丸と名付けられた。
 その際、鳥海山に咲く鶴間ヶ池の百合が黒く染まった事がお家再興の兆しと見て決起。矢島五郎の家臣であった金子安倍太郎らと共に仁賀保家と戦う。
 最中に降伏した仁賀保蔵人良俊が緑丸の父だと気付き連れ立っていた我が子を差し出して和解した。
 しかし、史実において仁賀保蔵人良俊に子はおらず、鶴姫こと早百合姫はその後挙誠の側室となった。

 

【絆Lv4】
○黒百合の巫女:A
 龍神の加護に信仰の加護等が加わった複合スキル『龍神の加護』の派生スキル。
 己の復讐心をそのまま魔力へと転換し、同時に龍神の血を活性化させる事で相乗効果を生み出す。
 そうして霊基より溢れた過剰魔力が大地へと浸透し、黒百合となって彼女の周囲に咲き始める。
 そしてこの黒百合により彼女は復讐心をより強めることになる。怨嗟の無限地獄にある者が保有するスキルの一つ。

 

【絆Lv5】
『呪詛祭文・黒百合姫』
ランク:B 種別:対界宝具
レンジ:99 最大補足:99
 土地に自身の魔力を込める事でその土地を汚染し、黒百合を咲かせる。
 この黒百合はその土地とそこに住まう生物の魔力を吸って瞬く間に成長し、やがて穢黒百合という強力な花竜となって黒百合姫に付き従うようになる。
 ただし一度咲いた土地を離れると穢黒百合は徐々に魔力を失い、やがては萎れ枯れてしまう。
 またその土地に根付いた黒百合姫の魔力も穢黒百合に真っ先に吸収される為、再度穢黒百合を咲かせるにはその土地へと足を運ぶ必要がある。

 

【「咲き誇る黒百合」をクリアすると開放】
 矢島残党と仁賀保氏の戦いは、結果からみれば仁賀保氏の勝利に終わる。
 であるのにも関わらず降伏した仁賀保蔵人良俊が許されるわけが無かったが、彼は現当主仁賀保挙誠の長男であり一応は仁賀保氏の次期当主であった。
 彼には選択肢が二つあった。降伏を贖うべく自害するか、再び反乱の狼煙にされかねない緑丸を仁賀保の為に殺しなかったことにするかである。
 そして彼は後者を選んだ。その時の彼女の恨みは何があろうとも晴れる事は無いであろう。
 黒百合は咲き乱れる。仁賀保氏を恨み憎む彼女の呪いによって。同時に仁賀保の存続を許した日本そのものも彼女は許さないだろう。
 彼女が聖杯に望むのは復讐。この世の全てに自らの恨みの念の篭った黒百合を咲かせる事こそ彼女の望みであると。

 余談だが佐々成政の側室『早百合姫』は懐妊している子が成政の子ではないと噂を立てられ、成政の怒りを買い一族諸共殺されてしまう。
 彼女は死の間際に『立山に黒百合が咲いた時、佐々家は滅亡するだろう』という予言を遺した。その後、佐々家は残ったものの成政は切腹させられてしまう。
 黒百合は復讐の華。花言葉は『恋』と『呪い』であると。