ヨハンネス・リヒテナウアー

Last-modified: 2018-03-18 (日) 23:59:05

【クラス】セイバー
【真名】ルース・リヒテナウアー(ヨハンネス・リヒテナウアー)
【容姿】メイドの剣士。
【英雄点】35(ステ20+スキル15):令呪1画使用
【HP】25/25
【筋力】A:5
【耐久】A:5
【敏捷】A:5
【魔力】E:1
【幸運】B:4
【スキル1】マイスター:A+
5:物理攻撃時、補正値5を得る。先手判定時、補正値2を得る。
【スキル2】守護騎士:D
5:奇襲防御時、補正値5を得る。相手の攻撃時、攻撃対象を自分に変更できる。
【スキル3】騎士の矜持:B
5:HPが0になった時、1度だけHP1で耐える。。
【宝具】『友に捧げる剣戟指南』(ゲゼルシャフト・リヒテナウアーズ) 1/1
【ランク・種別】D・対人宝具
【効果】交戦フェイズ開始時に発動する。
    この交戦フェイズ中、合計10の補正値を自身の任意の判定に割り振って
    補正値とすることが出来る。
    ただし、補正値の上限は攻撃・逃走:5 防御・先手:3を上限とする。
    この宝具は交戦フェイズ終了時に霊地にいる場合、使用回数が回復する。
    
【その他】秩序・善/人属性/人間

 

ドイツ有数の剣豪ヨハンネス・リヒテナウアー。
ヨーロッパを席巻した一大剣術体系を築き、騎士道精神を提唱したこの者の人物像はあまりにも不明である。
単に時を経て記録が紛失したのか、あるいは……その存在を隠さないと不味い事情があったのか。
例えば──多くの若き騎士を育てたこの剣士は女流だったとすれば。

 

騎士の父と農奴の母の間で生まれたルース・リヒテナウアーは剣の才に恵まれた。
責任感のある父は彼女をよく育ち、騎士の物語も読み聞かせた。
面白半分に剣術の基礎を仕込んでみたら、ルースはたちまち驚くほどの成長を見せた。
数年もしないうちに荘園の中では敵なしとなり、噂を聞いて訪ねてきた遍歴騎士たちその冴えた技に感服し、
やがて彼女に師事する人が現れ、剣術とともに彼女が口にする理想の騎士像に共感する人もいた。

 

彼女は優秀だった──それが、いけなかったのだ。

 

中世において婦人は男に従属し、男に守られるか弱き者であるべきだ。
それなのに剣はおろか、騎士道精神まで婦人から教わったことが知られては、騎士たちの面目が立たない。
彼女はこれを承知している。故に、自ら弟子たちに真実を隠すように提案した。
『ヨハンネス・リヒテナウアー』として、その教えは多くの者に受け継がれた。

 

ルースの名はついに表舞台に上がることはなかったが、
『偉大なる師リヒテナウアー』の教えと名は、弟子たちのおかげで現代まで伝えたことを知れば、
彼女も満足して胸を撫で下ろす気持ちになるのだろう。

 

ルース(Ruth) => ヘブライ語『友愛』=>『愛されし弟子』聖ヨハネ
=> ヨハンネス・リヒテナウアー => 『リヒテナウアーの友』。

 

 

西暦2088年の世界では、その容姿と信奉する騎士道由来の忠誠心で、
クラス:『メイド』で家庭や機関に広く利用されている人気サーヴァントである。
彼女がもし英霊召喚の神秘がまだ濃かった時代に居る場合、剣士(セイバー)としての本来の力(ステータス)を取り戻せるだろう。

 

○マイスター:A+
何かの芸を極めた者に与える称号。
そのことを行う時のみ、無窮の武練・宗和の心得の効果を得られるスキル。

 

○守護騎士:D
正式に騎士ではなかったルースには持ち得なかったスキルだが、
『メイド』のクラススキル『奉仕の心得』の名残が、クラスがセイバーに変わるとともに変化したもの。

 

○『友に捧げる剣戟指南』
ゲゼルシャフト・リヒテナウアーズ。
ルースの武術が、剣術家の集団『リヒテナウアーの友』により広められた。
およそ3世紀の間無数の騎士たちに使われ、洗練され、派生の技術も多く作成された。
これはその技術体系が宝具として昇華されたもの。
ルースが教えていたものは剣技のみではなく、バックラー、乗馬戦、組み討ちなどに関する技術も含められている。
武芸百般。初見ゆえの不利をある程度減軽し、二度目以降では同じ技が彼女に通用しなくなる。
また、あらゆる判定において有利補正を得られる。