呉剛

Last-modified: 2016-06-24 (金) 20:48:23

【名前】呉剛
【クラス】アサシン
【HP】15 / 15
【宝具】 1 / 1
【筋力】E :1
【耐久】C :3
【敏捷】EX:8
【魔力】E :1
【幸運】A++:7
【スキル1】気配遮断:先手判定時、補正値5を得る。同盟を組んでいない場合でも相手前衛に対し、奇襲攻撃を行える。
【スキル2】仙人(偽):令呪を1つ失う代わりにサーヴァントの英雄点10を得る。
【スキル3】久遠の罰:HPが0になった際、一度だけHP1で生き残る。
【宝具】呉剛伐桂(とがびと、かつらをきる)
【ランク・種別】C:対人宝具
【効果】脱落しても霊木の森に再度出現する。
【容姿】みすぼらしい服を着た青年。目が覚めるほどの美形だが、性格は一目で不真面目とわかる。
【その他】桂男でも真名看破は成功とする。

 
 

[解説]
呉剛は中国の伝説に登場する仙人。
怠け者で日がな一日夢想して生きていたが、ある日仙人になるべく妻を置いて旅に出てしまう。
妻は信じて待ち続けたが、ついには諦め、他の男と結婚して子をなしてしまった。
帰ってきた呉剛は驚き、怒り、結婚相手の男を殺害してしまう。
その男は炎帝の子孫であり、炎帝は大いに怒ったが、他人の妻を寝取った子孫にも非はある。
結局、呉剛を望んでいた仙人にした上で月に連れて行き、桂の巨木を切るまで帰れない、という罰を与えることにした。
桂は切っても切ってもすぐに再生してしまうため、さすがに呉剛も真面目に木を切り始めた。
人間界にいる妻は呉剛に負い目があり、三人の息子達に大きくなったら月に行って呉剛を手伝うよう言いつける。
一番上の息子は蛙になり、二番目の息子は兎になり、三番目の息子は楽師となり、月に昇っていったという。
満月の夜に月に見える影は、呉剛とそれら3人の子の姿である……とされるのだが。
……無論、呉剛の妻がとうに死んだ今も、月の影はその姿を変えない。

 

通常の枠組みで呼ばれたサーヴァントではない。
世界と契約することで永劫の果てから召喚されうるが、この英霊は月における状況でしか召喚されない。
聖杯を手に入れればあるいは人類史から消滅し月から離脱することも可能かもしれない。
……無論、今も月の影はその姿を変えない。