星見一族

Last-modified: 2016-12-12 (月) 21:36:41

●所属者
星見 冴:星見一族の分家の娘。実家は神社。
星見 灯:星見一族の分家の娘。レズ。
星見 静:星見一族の分家の娘。一族としては珍しく時計塔に行き、カルデア職員となる。
星見 怜:冴の娘。
星見 奏:星見一族の分家の娘。実家は神社。

 

祭祀に携わっていた一族が、外国から渡来した魔術という概念に触れることで魔術師の家系となっていった。
起源が祭祀や天神地祇信仰であるせいか、一族の魔術特性は基本的に「浄化」。属性としては水属性が多く、全体の4割ほどを占める。

 

神霊と通じることで根源への到達、あるいはそれに近い結果を得ようとしていたが、神秘が薄れていく時代においては不可能であり、現在では完全に手詰まりとなっている。

 

特徴としては神道や仏教、修験道などの宗教に携わる人間が多いことと、分家がやたらと多いこと。
そのため分家ごとに魔術師としてのスタンスはバラバラで、幼い頃から子供を魔術師として鍛えて時計塔に行かせる家もあれば、一般家庭と大差のない家もある。

 

一族の中でも特に古い家柄によって構成された最高意思決定機関のようなものもあるが、その決定によって一族が統率されているとはいい難い。
というより、分家を把握しきれてすらいない。

 

魔術師の一族としてのレベルが高いとは言えないが、寺社仏閣などは重要な霊地の上に建立されているケースが多いので、日本のかなりの霊地を押さえているという点では侮れない。
また、寺社仏閣には歴史上の人物の遺品が収められていることが多いことから、やろうと思えば日本の英霊であればかなりの数の触媒を用意できる。そのため、触媒を用意することで貸しを作ったりつながりを持ったりしている相手も国内外を問わず多い。
そして何より、分家が日本中に存在するので、日本で起きる魔術的な事件についてはほぼ把握しており、つながりがある一族内では一瞬で共有される。

 

最近では、優れた才能を持ちながらも留学して時計塔に行くのを嫌がる子供が増えていることや、魔術師をやめて一般人として暮らす分家が増えて末端から崩壊が進んでいることに上層部は頭を痛めている。

 

ちなみに、女の子が産まれた場合には一文字の名前を付ける風習がある。今となっては理由は定かではないが、造化三神や三貴子のように、「3」という数字に宗教的意義があったのではないかと考えられている。
余談だが、なぜか黒髪ロングの美少女率が高い。