MHXで追加された状態異常の一種。
目次
概要
- ハンターの全身を泡が包み込んでいる状態のこと。
2段階の状態が存在しており、それぞれハンターに及ぼす影響の度合いが異なる。
泡狐竜タマミツネが扱う状態異常として登場し、
現在でも使い手はタマミツネ系統(一部除く)とガノトトス激流種のみという、
ごく限られた状態異常となっている。
- この状態について、ゲーム内では「泡状態」「泡まみれ」など表現にばらつきが見られるが、
本記事ではMHX公式Webマニュアル内に記載されている「泡状態」の表記を採用する。- MHRiseでのゲーム内説明によると、1段階目/2段階目はそれぞれ「泡やられ【小】/【大】」という名称であり、
「泡状態」はこれら【小】と【大】をまとめた総称のようだ。
- MHRiseでのゲーム内説明によると、1段階目/2段階目はそれぞれ「泡やられ【小】/【大】」という名称であり、
作品ごとの変遷
MHX(X)
- 初登場作品。
前述の通り泡状態には2段階あるが、泡やられ【小】(1段階目)は胴体部分に泡が付着するのみで
特にメリットもデメリットもない。
そして泡やられ【大】(2段階目)に移行すると、強制的に納刀状態になってしまい、
ほとんどのアイテムが使用できなくなる。
また、移動時に地面の上をツルツル滑るような挙動になるため、移動しづらくなってしまう。
その上、回避行動は強制的に緊急回避になり、大きな隙を晒すことにもなる。- 基本的にはタマミツネの泡攻撃に1回当たると泡やられ【小】に、
2回以上当たると泡やられ【大】に移行する。
つまり、1回だけ受ける分には特に影響はないという珍しい状態異常となっている。
しかしながら、中には1回喰らうだけで【大】まで発症する攻撃も存在しているため、
油断せず泡攻撃には冷静に対処した方が良い。 - タマミツネが各種行動でばら撒く泡の中には赤色や緑色のものが混じることがあるが、
これらの泡に触れると攻撃力上昇や体力回復の効果を得ることができる。
上記の通り泡やられ【小】では特にデメリットも何も無いため、
余裕があるなら色付きの泡をわざと喰らうのもアリ。
- 基本的にはタマミツネの泡攻撃に1回当たると泡やられ【小】に、
- 泡やられ【大】は「だるま状態」に含まれるため、だるま無効のスキルや、
耐だるま状態の旋律効果で防ぐことができる他、後述のスキル:泡沫にも泡やられ【大】を防ぐ効果が内包されている。
なお、【小】は狩猟笛の旋律「全状態異常無効」でのみ防ぐことができる。
- MHXXに登場する天眼タマミツネは、ハンターが泡状態になると、
それに呼応して「天眼状態」と呼ばれる怒り状態へと移行する性質を持っている。
天眼状態では攻撃が苛烈になる一方で肉質が大幅に柔らかくなるため、
猛攻を捌ける自信があるなら敢えて泡に当たりに行くのも手である。
- なお、ハンター自ら回避を繰り返すことで自発的に泡やられ【小】になれるスキルというのも存在する。
案の定というか、このタマミツネ自身の防具にもこのスキルが付いてくる。
この状態でタマミツネの泡を食らうとヤバそうに見えるが、
このスキルに泡やられ【大】への耐性が付いてくるのでご安心を。- このスキルによって泡状態になると、体術+1・回避性能+1の効果が付与される。
このことから勘違いされやすいが、スキル未装備の状態で泡やられ【小】になっても、
体術と回避性能の効果は得られないので注意。 - なお、天眼タマミツネはこのスキルによる自発的な泡状態移行にも反応して怒り出す。
理不尽である。
- このスキルによって泡状態になると、体術+1・回避性能+1の効果が付与される。
MHR(:S)
- MHRiseでは泡状態の影響が変わり、【小】では回避距離が伸びる効果が追加された(スキルLvは不明)。
また【大】で強制的に納刀されることが無くなり、抜刀も出来るように変化した。
更に回避行動が緊急回避に固定される仕様もなくなり、普通の回転回避やステップも使用可能になった。
ただし、泡やられ【大】では滑りやすくなる効果に加え、
歩き開始時や回避後によろけるようなモーションを取り、大きな隙ができてしまう。
回避を立ち回りに織り交ぜることが多い武器種では、思うように動けなくなるだろう。
- なお、本作にはだるま無効スキルが存在せず、狩猟笛にも対応する旋律が無いため、
泡やられ【大】を予防したいなら泡沫スキルを発動するしかない。
ただし上述の通り仕様変更によって危険度は下がっているため、
どうしても苦手というのでもなければ無理に発動させる必要はないだろう。
MHXR
- タマミツネの実装と同時に導入された。
(通常個体では)1段階目になんの効果もないのは導入元のMHXと同様だが、
続けて泡攻撃を喰らい2段階目となってしまうと、
ツルツルと滑っての移動以外が不可能となる。
つまり、本作では緊急回避が行えないのである。当然ながら武技も使用不可能。
それに加え、この状態で泡、または泡を伴う攻撃に被弾してしまうとダメージが加算されてしまう。
仮想パッドを連打すれば解除を早められるが、
それなりの時間は無防備な状態でタマミツネの攻撃に晒されることになるため、
そもそもの泡攻撃自体の威力が大幅にアップしているということもあり、
極力被弾しないよう立ち回るべきだろう。
大げさに移動して避けても決してやりすぎではない。
- タマミツネ雷泡種は定期的に雷泡を放ってくるが、
この雷泡は泡状態のハンターを自動追尾するという性質を有しており、
しかも追尾効果は第1段階から発揮される。
追尾速度こそ走っていれば逃げられる程度ではあるものの、
まともに立ち回ることが困難となるため、通常個体以上に注意が必要である。
- 更に、タマミツネ系統以外で初となる泡状態の使い手として、
ガノトトスの特殊種であるガノトトス激流種が存在する。
こちらはタマミツネ雷泡種のような特殊仕様こそないものの、
強化状態である泡流まとい中は各動作時に大泡が放たれるようになり、
そして別名である「鞠水竜」の通りに大泡は鞠のようにフィールドを跳ね回るため、
その脅威性はタマミツネにも勝るとも劣らない。
- ちなみにMHXRにおける泡状態防護スキルは泡沫の舞ではなく、
単に「泡耐性+◯◯%」である。
泡状態を使用するモンスター
余談
- 1段階目ではメリット・デメリットが無く、2段階目に移行することで行動に制限がかかるようになるという特徴は、
粘液やられ・骨まみれ状態と類似している。
MHXで初登場、特定のモンスターのみが用いる、消散剤やだるま無効スキルで対処可能と、この2つには共通点が多い。