防具/ミツネシリーズ

Last-modified: 2023-07-17 (月) 08:52:57

MHXより登場したメインモンスターの一角、泡狐竜タマミツネの素材を用いた防具。

目次

概要

  • 蛇や霊獣、特に狐を想起させる幻想的な雰囲気を持つタマミツネの装備らしく、
    全体的に「和」をイメージしたデザインが施されている。
    その中でも特に「狐の嫁入り」がモチーフと思われ、ガンナー装備では狐の「面」が装備され、尻尾も存在する。
    • この「面」、男性は普通に顔全体を覆う形で被っていて、
      女性は顔の横に斜めに被る形で装着されるため顔を覆わない。
  • 色は白を基調とした、裾の桃色とのコントラストが際立つ。
    この赤色は少し抑えめの赤がデフォルトになっているので、濃くしたり全く違う色に変更してみると、
    また一風違ったミツネ装備を楽しむことが出来る。
  • 剣士装備は、男性は「和服」、女性はその中でも「振り袖」をイメージしていると思われる。
    防具説明にも「婚礼装束」とある通り、結婚式に用いられる艶麗な婚礼装束そのものである。
    剣士用の胴装備の説明文によれば、
    三国一の御両人のため、神職にある織女が百夜をかけて織りあげたという。
  • ガンナー装備はその結婚する男女の「お付き」の者のようだが……
    どうやらその「お付き」は、縁結びの神の遣いである狐が化けたモノのようだ。
    • 「油揚げの匂いがする」「たもとにおやつのおいなりさんが隠してある」「肉球が見え隠れする」
      などとあるように、どうやら化けのスキルはそう高くないらしい。
    • 余談となるが、化けるといえば葉っぱを頭に乗せてドロンと変身するのをイメージしやすいが、
      狐の変化は狸と違って、出来る限り「似せる」場合もある。
  • 四天王装備共通の特徴として、上位装備であるミツネSシリーズとデザイン・説明文に一切の違いはない。

性能

MHX

  • 下位装備で発動するのは、新スキルである泡沫(うたかた)の舞腹減り半減、及び雷耐性弱化
    • 泡沫スキルは「回避行動を3回取ることで、タマミツネが繰り出してくる泡攻撃に触れると罹る状態異常、
      泡状態自らなる」というもの。
      この状態では回避性能+1体術+1の効果を同時に得ることができる。
      更に泡やられ【大】を無効化し、【小】に留めるという効果も持つ。
      腹減り半減については、あれば便利ではあるが戦闘に直接関わるスキルではないというのが残念。
      一応空いているスロットは3つなので、
      ここに無食珠【1】を差すことで腹減り無効にまで持っていくことは出来る。
    • 四天王装備の例に漏れず、弱点属性である雷耐性が、剣士で-35と恐ろしいことになってしまっている。
      これでは雷属性の攻撃を受けた時点で致命的なダメージを受けること間違い無しなので、
      間違ってもライゼクスなど雷攻撃を得意とするモンスターに着ていこうなど考えないように。
  • 上位では、スキル構成は雷耐性弱化が無くなり、代わりに窮地のスキルポイントが+9振られている。
    • 窮地スキルをあと1ポイント足すと、またもや新規スキルである「死中に活」が発動する。
      こちらは、「状態異常中、攻撃力【大】の効果を得る」というもの。
      つまりは泡沫で自ら泡を身に纏えば、その状態異常によって、
      回避性能+1体術+1、そして攻撃力【大】の3つのスキルを発動しているのと
      同等の状態へと自分を強化できるのである。
      勿論その状態を維持するためには常に泡を身に纏う必要があり、
      相応に高いプレイヤースキルが必要となる。
      ガンナーならば被弾率が低いことから剣士よりは泡の維持がし易い、という意味で相性が良いだろう。
      難しいと感じたならば、
      狂竜身毒テングダケなどを用いて自ら他の状態異常を発症するのも一つの手だろう。
    • 空きスロットは3つだが、基本的にそのうち1つは窮地珠【1】で埋まってしまう為、実質2つとなってしまう。
      もう一つスキルを付けたいならばお守りや武器スロットに頼らざるを得ず、少々心許ないスロット数である。
      が…メインモンスターの見栄えが良い防具ということで、
      装飾品で死中に活を発動させずに使っているふんたーが一定数いたのも事実である。
      更なる向い風として防御力が50/25と、星6モンスターの防具の中でも頭一つ抜けて低い*1
      どの程度か言うと星5で出てくる砂まみれの海竜と同じ数値。レア度4のEXザザミを下回る有様である。
      見栄えありきのふんたーや毒に侵されながら戦うには如何せんリスキーと言わざるを得ない。
      数字だけ見ると「ヤツは四天王の中でも最弱」所ではない。
    • なお、腹減りを諦めるなら一部部位は矛砕で代用可能(レベル6にする必要もない)。
      ただし、あちらは防御力を上げるのが非常に面倒なので、
      「単なる代用」と言うには少々重すぎる感はある。
      事前に矛砕を作っているなら使い回せる程度か。

MHXX

  • G級タマミツネ登場に伴いミツネXシリーズも登場。
    • 発動スキルは腹減り無効、泡沫の舞、死中に活。
      装飾品で補わなくても死中に活が発動するようになっている他、腹減りが半減から無効にグレードアップ。
      前述のふんたーさんもこれで安心。え? どっちにしろ穴あきチーズだって?
      スロットは1・1・2・2・1で合計7つ。
      • ガンナー装備で頭を剣士用に変えても腹減りのスキルポイントが14になるだけなので、
        剣士用頭で防御力を確保しやすいのも嬉しい。
  • 例によってミツネ素材だけでは作成できず、
    青熊獣の重腕甲真珠色の艶皮なども要求される。
    ただ、それよりも上位ミツネ素材である泡狐竜の上錦ヒレを胴部位の作成に6枚も使うのが
    何気にめんどくさいので注意。

MHRise

  • タマミツネの復帰に伴ってミツネシリーズも帰ってきた。
    • 下位のスキルは一式で水属性強化LV3に、泡沫の舞と満足感がLV2。
      • 今作では自力で泡を纏うには泡沫はLV3が必要だが、
        下位ではこれを補うことが出来ず、ミツネの泡を食らわなければ効果が無い。
        だがミツネ相手では水属性強化が腐るので一式で使われる事は無いだろう。
    • 上位のスキルは満足感LV2に泡沫と死中に活がLV3。
      • 泡沫シチューも帰ってきた。
        今作の死中はXX時代の攻撃力アップ効果に戻っておりXX当時の運用を再現できる。
      • スロットはLV3が脚に1つ、LV2が頭・腕・腰で計3つ、LV1が計5つと拡張性もある。

MHR:S

  • タマミツネが継続参戦しているため、ミツネXシリーズが登場。
    • 搭載スキルは上位ミツネから継承の泡沫Lv3、満足感Lv3、死中に活Lv3に加え、
      新たに回避性能Lv3と体術Lv5が追加されている。
      • スロットはLv4が腕・腰で2つ、Lv3が脚に1つ、Lv2が頭・胴で2つ、Lv1が計6つと今回も多め。
        このスロット数はこちらと同様の泡沫シチュー路線に踏み込んできたマカルパXとの差別化ともなる。

天眼シリーズ

  • MHXX初登場となった二つ名個体・天眼タマミツネの素材で作る防具。
    落ち着いたカラーリングが特徴だったミツネシリーズの系譜と違い、かなり赤みが強い配色となっている。
    また、全体的に布地が減っておりどこか身軽な印象を受ける。
    • 女性用はミツネシリーズの雰囲気に近いが、男性用はほぼ天眼を擬人化したようなデザインで、
      手足には赤く鋭い爪が、頭は隻眼の狐の面に派手な鬣が付いた被り物になっている。
      腰部分は大きな尻尾状の飾りが束ねられている。これは九尾の狐といわれる妖獣を意識したものだろう。
  • 発動スキルは「泡沫の舞」・「軽業師」・「天眼の魂」。
    天眼の魂は「見切り+3」と「挑戦者+1」の複合スキルとなっている。
    内2つが複合スキルとなっており、正確に表すのならば
    「泡沫の舞」・「体術+1」・「回避性能+1」・「見切り+3」・「挑戦者+1」の計5つが同時発動している。
    • 強化を重ねると「真・天眼の魂」が発動し、挑戦者+1→+2へとレベルアップする。
    • 「泡沫の舞と軽業師で内包するスキルが丸被りしているのでは?」と思う方もいるかもしれないが、
      案ずることなかれ、泡沫の舞は厳密には複合スキルではないので、軽業師と効果が重複する
      つまり、実質的なスキル構成は「体術+2」・「回避性能+2」・「見切り+3」・「挑戦者+2」となる。
      白疾風シリーズとはまた違うベクトルで回避と会心に比重を置いた構成であるが、
      斬れ味関連のスキルは一切ないほか、
      見切りや挑戦者とあわせて使いたい超会心もなければ、泡沫の舞と相性の良い死中に活も発動しておらず
      武器スロットと御守りだけではこれらから精々1つしか追加できない。
      その上、回避性能はブシドーでは効果がないので、この装備の出番は
      「素で十分な斬れ味を持つ武器をブシドー以外のスタイルで使う時」とそれなりに限定されてしまう。
      その関係上やはり相性が良いのは鎧裂武器や白疾風武器とストライカースタイルを合わせ、
      狩技をガンガン使う方式だろうか。
    • 超会心と死中に活を追加するには混合装備が前提となり、その上窮地のスキルポイントが多めに振られていて、
      尚且つ真・天眼のスキルポイントとスロットが最大限にある神おまと
      武器スロットを活用してようやくといったところ。
      そしてその場合、回避術や斬れ味関連スキルの発動は不可能である。
      素で長めの斬れ味と会心率、そして十分なスロットを持つ武器は…あったりする
    • 超会心を搭載しないのであれば、ティガレックスやディアブロスらの武器との相性はいい。
      どちらも高い攻撃力、ケア可能なマイナス会心をもつ武器であるため、
      これを逆転できれば火力の増強が見込める。
  • ちなみに天眼本人との相性は抜群にいい。
    「泡状態になると怒り状態になる」という天眼のギミックと泡沫、挑戦者の複合で
    怒り状態の天眼をいなす腕があれば泡やられ【大】を無効化しつつ超火力を発揮できる。
    この装備を作った後にまだ狩るかと言われると微妙なところだが
    防具だけ完成させ、武器製作のストッパーになりがちな天眼の尻尾集めや、超特殊許可に着込んでいくなら悪くない。

陰陽ノ者シリーズ

  • MHR:S初登場のタマミツネ希少種の素材で作る防具。
    蒼みの強い表皮と水色の燃焼ガスを反映し、紅色ベースのミツネXに対してこちらは青色基調になった。
    衣装の構造自体はミツネXとほぼ同様なので、重ね着では色合わせに応じて使い分けできる。
  • 新スキル「煽衛」が特徴。
    煽衛は敵視を取っている間、モンスターを怒りやすくする代わりに回避性能とガード性能を強化するため、
    回避・ガード・怒り状態と煽衛で活用できるスキルも同梱されている。
    • 回避性能そのものはセットされていないが、煽衛Lv3で上限である回避性能Lv5並に延長される為
      死にスキルと化すのを防ぐためであろう。敵視を取れるまでが大変なのだが
      一方、ガード性能強化部分はチューンアップLv1と同じくスキルのガード性能と独立しており、
      三者を併用するととてつもなく堅牢なガードが実現できる。
    • また、脚防具は弱点特効Lv2と攻めの守勢Lv2、ひるみ軽減Lv3、そしてLv4スロットを持っており、
      早くもランサーの呪い装備と化した。
    • ソロプレイ時においては事実上煽衛が常に発動しているのでガード性能や回避性能を全く積まない構成が可能となる。
      • ver14以前では煽衛が装飾品となっていなかったため、
        ランスにおいてガード性能Lv5の代わりに煽衛Lv3を採用する場合、胴腕腰が固定され、
        脚も上記の通り非常に強力なのでよほどの神おまや傀異錬成がない限り外せず、なんと4部位が陰陽ノ者になる。
        ここからさらに火力を盛ろうとすると、見切りLv3超会心Lv1のカイザー頭が高確率で引っかかり、
        まさかの全身呪い装備状態となっていた。
  • 地味に挑戦者もついており、怒りやすくなる煽衛とは相性がいい。
    おまけでついてくるスキルとしてはまとまってついているのでそこそこの性能で嬉しい。
  • 月光シリーズで搭載された巧撃を有するのもポイント。
    フレーム回避重視で巧撃をLv3にしたいが、匠や闇討ちは特にいらないという場合、
    月光の腕にこちらの頭または腰を合わせるという選択肢が有効になる。
  • ちなみに製作難易度だが、今までの装備は何だったのかと言わんばかりに高い
    なんと各部位に様々なモンスターの天鱗が要求される。
    必要な天鱗は頭パーツから順にアンジャナフ・リオレウス・タマミツネ希少種・オロミドロ亜種・リオレイア…と
    火属性を使うモンスターばかりとなっている。

オトモ用装備

ミツネネコシリーズ

  • MHXにて登場した、泡狐竜タマミツネの素材を用いて作られた
    雅なデザインのオトモ用装備。
  • 番傘のような武器「ミツネネコ華傘」は、
    東の国伝来の柄が施されており、オトモ界でも注目の逸品だという。
    • 水属性を扱うタマミツネのイメージに合っている中々良いデザインなのだが、
      折り畳まずそのまま背中に背負うため、納刀時には見た目が少し残念な事になってしまう。
    • 上位になると銘が変わり「ニャつくさの深緋の傘」となる。
      "ニャつくさ"とは何? と疑問に思う方もいるだろうが、
      これは枕詞の一つである"夏草の"のもじり。
      夏に生い茂る草のイメージで、後に続く言葉は"深し"や"繁く"など。
      (深)緋色の素となるアカネは夏に花を咲かせることから、深緋へ掛かる詞としたのだろう。
      ミツネ武器は最終強化後の銘が、枕詞+それが掛かる言葉となっており、一応これに則っている。
    • 上位ミツネ登場時点では、近接122水32/遠隔116水22/会心率5%斬れ味青と、
      ブーメランニャンター用武器としてそこそこ優秀。
      水・打撃ブーメランとして、猛ハプルネコ銃槌までの繋ぎには充分だろう。
    • 獰猛化タマミツネを倒すと、さらに上位の「猛ミツネネコ番傘」が作れる。のだが・・・
      こちらは近接126水36/遠隔120水18/会心率0%斬れ味青。
      獰猛化ミツネの強さのわりにイマイチどころか、性能が近接に寄ってしまったため
      水弱点の敵に充分に育ったネコがブーメランを投げた場合、「ニャつくさの深緋の傘」より弱い。
      大丈夫?設定ミスってない?
      • G級素材から作られる「獰ミツネネコ番傘」は遠隔属性値がニャつくさと並んだ上に、
        近接属性値は今作の水オトモ武器トップの45まで伸びた。攻撃力181・斬れ味白と他のスペックも上々。
        近接水属性武器としては今作トップクラスの性能となっている。
    • ハンターの物と違ってこちらは他の四天王、空の王海の王らと比較して遜色無い防御力に仕上がっている。
      ……それはそれで奇妙な気もするが。
  • XXから可能になった防具の着彩設定には、
    頭防具は笠の紐部分、胴防具は衿・袖口から見える襦袢・スカート状の部分*2が対応している。

ミツネガルシリーズ

  • MHRiseで初登場のオトモガルクの装備。
    アイルーと同様にタマミツネを模したお面を装着し、白を基調とした雅な防具を纏う。
    ミツネシリーズのコンセプトから考えるに、
    さしずめガルクを花嫁を運ぶ馬ないし馬を操る従者に見立てているのだろう。
  • 武器は狐鎚ツキヲイザナイを小型化したような打撃属性の「ミツネガルぼんぼり」。
    近接・遠隔ともに攻撃力95、会心率5%、水属性10とミツネ武器らしいクセの無い性能。
  • 上位になると名前も大きく変わり「狐灯ツキモホノカニ」となる。
    性能も下位のバランスはそのままに攻撃力155、会心率5%、水属性20と順当に強化。
    武器名の「ツキモホノカニ」は、戦国時代の武将・武田勝頼の辞世の句
    "おぼろなる月もほのかに雲かすみ晴れてゆくへの西の山のは"
    が由来と思われる。

天眼ネコシリーズ

  • MHXXで二つ名持ち個体・天眼タマミツネが登場したのに伴い、それに対応したオトモ用装備も登場。
  • 防具は「天眼Xネコカサ」、「天眼Xネココロモ」からなる。
    天端材を使って作られる上位版は「X」が「XX」となる。
    • 見た目のほうは、笠をかぶってお面で顔を隠していた通常種版とは異なって、
      まず、頭防具のお面は通常種防具女性ガンナー版のように斜めに被る形式となり、
      笠に至っては跡形もない。じゃあなんで防具名が「カサ」なんだ
      代わりに天眼の白い毛がカツラのような形で配されている。
      やたらボリューミーなのと装備者がネコなのが合わさって、「たてがみ」っぽい印象も受けるかも。
      胴防具のほうは極端に印象は変わらないが、尻尾状の部分が逆立つ形になっていたり、
      ところどころで毛による装飾が増量されている(こちらの毛の色は赤色)。
      逆立った尻尾はいくつかに分かれるような形となっていることから、
      モチーフには九尾の狐が含まれているのかもしれない。
    • 性能のほうは、二つ名持ち個体の中でも後半に挑める部類ということから防御力は高水準。
      耐性のほうは、水に対しては非常に強く、雷に対してはめっぽう弱い。その他の耐性は0。
      XX版になると1部位ごとの水耐性が8(つまり合計で16)となり、
      食事効果やオトモスキルと合わせると水属性やられを完全に無効化できる。
      水耐性だけが欲しい場合なら最高クラスの防具といえるだろう。
    • 着彩設定には、頭防具ではカツラ状の毛部分、
      胴防具では通常種版の範囲に加えて尻尾状の毛部分が対応している。
  • 武器は、真端材版は「天眼ネコ傘・紅葉良猫」、天端材版は「くれニャいの飽食猫傘」となる。
    通常種武器を踏襲してかバランス型ということになっているが、
    ブーメラン側の属性値が高く設定されているのが特徴。
    バランス型といいつつブーメラン寄りの武器になっている。
    • …というより、「水属性・打撃・ブーメラン特化」の武器を求めた際、
      バランス型のハズのこの武器が最強武器になってしまうのである。
      「前作MHXの隻眼道場では猛ハプルネコ銃槌が大活躍していたはずじゃ…」と思われる方もいるかもしれない。
      実際、あちらもG級の獰端材を使うことでさらに性能が向上しているのだが…、
      • くれニャいの飽食猫傘:ブーメラン攻撃力190、水属性36
      • 獰ハプルネコ銃槌:ブーメラン攻撃力185、水属性32
      この通りである。
      しかもあちらはブーメラン特化型(近接方面の威力はさらに下がる)、
      加えてこちらは二つ名武器の効果でサポートゲージが溜まりやすくなるので、
      どうしようもなく完全上位互換である。
      もちろん、強敵の天眼を倒して作れる装備が高性能なのはいいことなのだが…。
      • この性能差はオトモ武器の作成システム的にしょうがない部分もある。
        今作のハンター用武器と違い、オトモ武器は旧作のボウガンのように買い切りタイプのため、
        どうしても「登場時期≒性能」とならざるを得ない(傾向による差別化は不可能ではないが)。
        G★3で作成可能な獰ハプルと、天眼G4で解禁される飽食猫傘では、
        後者の方がより高性能になって然るべきなのである。
        天眼G4もその気になればG★3で挑めるけど。

カミツネシリーズ

  • MHXRに登場する特殊種タマミツネ雷泡種の素材を用いた防具。
    「強襲!タマミツネ雷泡種!」をクリアした際に一定確率で入手可能。
  • 通常種装備とは対象的な蒼色のカラーリングが特徴。

余談

  • この防具を作る上で一番困るのが泡狐竜の爪、及び泡狐竜の尖爪であろう。
    爪の部位破壊報酬なのだが、これが異常に硬く部位破壊がし辛い。
    火力を高めてきたら今度は部位破壊する前にタマミツネを討伐してしまうという困った素材なのである。
    しかもそんな素材を一式揃えるのに10個も要求されるのだから大変。
    この手の素材にしては本体剥ぎ取りでの入手率も高く、数を倒せば一応は手に入るというのが救いか。
    MHXXでは爪の耐久値が引き下げられたことにより、少しは集めやすくなった。
    • とはいっても、最終強化には下位装備で逆鱗、上位装備で水玉が要求される。
      やはり何十頭ものタマミツネを狩ることは避けられない。
      泡沫スキルの副次効果として「泡だるま状態にならなくなる」というものがあるので、
      この装備を身に纏う事で幾分か楽になるだろう。
  • MHXXオープニングでは、ミツネ防具を着込んだイケメンのライト使いが登場するが
    (当然、自慢の得物も銘銃中の銘銃たるミツネの水鉄砲を担いでいる)
    どう言う了見か、頭部だけは素顔を晒してイケメンぶりを大々的に見せびらかしている。
    無論、ピアスなり、羽飾りなり、三眼なり、頭部露出系の防具を装備してはいるのだろうが、
    特徴的な狐面もミツネ防具の最大の魅力の一つなだけに、それよりも自分の素顔を優先させる辺り、
    文字通り、水も滴るイケメンぶりを、よほど自慢したいのか。
    • あるいは防具合成システムでミツネ頭部を別の防具と合わせたのであれば、なおさらの話である。
    • メタ的に考えるとMHXのOPに合わせて、
      顔出し2人、フルフェイス1人、ニャンター1匹の構成で揃える為と思われる。
    • 因みにMHXと比べると金髪や顔に傷を負っているなど防具以外にも容姿の差異がある。
    • ガンナーはモンスターの攻撃に直接身を晒す近接武器ほど装甲が重要でない上に、
      近くにいれば多少視界から外れても振り回せば最悪当たる近接武器と違って目で敵を捉え続ける必要がある。
      実際のところ、手段があるのなら頭防具を取っ払って広い視野を確保することは射手としては理に適っている。
      モンスターとパーティメンバーにイケメンぶりを見せたところで意味ないし。
  • ガンナー用女性ミツネ装備は、ホビーブランドF:NEXよりフィギュア化もされている。
    ハンターのフィギュアとしては歴代でも高額な定価24,800円であり、非常に精巧に出来ている。
    モンスターの攻撃を躱わしつつミツネ素材の弓を構える躍動感溢れるポーズに、
    ミツネネコ装備のオトモやジオラマまでつけた豪華な仕様で、紳士も唸らせる見事な出来栄えである。
    原作MHXの発売から4年という年月を経た2019年7月に発表されたこともあり*3、本装備の人気の高さが窺える。
  • 「狐の嫁入り」は日が出ながら降る小雨、つまり「天気雨」を意味する言葉でもある。
    晴天の下、嫁入り衣装で舞うように水属性を振り撒くイメージだろうか。

関連項目

モンスター/タマミツネ
モンスター/天眼タマミツネ
モンスター/タマミツネ希少種
スキル/泡沫
スキル/窮地
ゲーム用語/四天王
登場人物/四天王装備のパーティー
防具/忍シリーズ - 狐の面を被った防具の先輩


*1 参考までにゼクスSの剣士は56、ディノSは58、ガムートSは66。尚下位やG級では四天王防具の防御力の序列は同じだが、極端に防御力の差は出ない。
*2 本来の和装であれば袴に該当するが、オトモ用にアレンジされてスカート状になっている
*3 シリーズでは当時MHW:Iが盛り上がりを見せていた頃であり、本作にタマミツネは不参戦