- 種族
- 海竜種(海竜目 海獣竜亜目 泡狐竜下目 タマミツネ科)
- 英語表記
- Apex Mizutsune
- 危険度
- MHRise・MHR:S:★9
- 登場作品
- MHRise, MHR:S
目次
生態・特徴
- 熾烈な生存競争を潜り抜けた結果、周域のモンスターを支配するほどの影響を持つようになった特異なタマミツネ。
歴戦を経た傷だらけの威容は恐ろしいもので、人々は畏敬の念を込めて「ヌシ」と呼ぶ。
通常のタマミツネよりも遥かに巨大な体格であり、体色も黒みを帯びている他、
まるで嵐に巻き込まれたかのような傷跡が全身に見られる。
この傷跡の影響か、本種は常に怒りと恐怖に支配された様な振る舞いを見せている。
また、百竜夜行においては群れを成している過程で、それを統率するに至ったようだ。
- 本種の尾は通常種と比較して著しく発達しており、執拗な攻撃は相対する者の希望も闘志も水泡に帰す。
加えて、咆哮によって自身の怒りと恐怖を周囲に波及させ、率いている群れを活発化させる事もある。
さらには、通常のタマミツネには有効であった罠への耐性も有している。
これらの脅威により、この個体は生物学的にはタマミツネと同種でありながら、
かの大型古龍やそれに匹敵するモンスター達と並ぶ危険度を有するとも目されている。
- また、滑液も特殊なものに発達しており、≪ヌシの泡立つ滑液≫と呼ばれる。
本種の滑液は幾多の死線を潜り抜けてきたからか、特殊な性質を有している。
その為、通常種のそれとは別物として扱われており、カムラの里では特殊な武器の作成に使用される事がある。
概要
- MHRiseで初登場した、「ヌシ」の名を冠するタマミツネの特殊な個体。
発売前からCMにてチラ見せがあり、天眼タマミツネと同じ狐火泡らしき青い泡には注目が集まった。
全身は黒色に染まっている他、背ヒレはひび割れ、その下から不気味な赤い光が明滅している。- タマミツネの特殊な個体には、他にもMHXXで初登場した「天眼タマミツネ」がいるが、
あちらとは違い全盲ではなく、閃光玉も問題なく通る。
ただし、発生させる泡は全て狐火泡らしき青い泡となっており、通常の泡を使うことはない。
そのため、体に泡をまとってスライドしながら放つ水レーザーなど、泡をフルに使う技は使用して来ない。
- タマミツネの特殊な個体には、他にもMHXXで初登場した「天眼タマミツネ」がいるが、
- 怒り状態になると一回転しその場で泡を纏いながら、他のヌシと同様禍々しく歪んだ咆哮を放つ。
この直後にはもう一回転し、青白い狐火泡を放つ。
この時ヒレは血塗られたように赤黒く不気味に光り、尾の毛は青白い鬼火のような物を纏うようになる。- なお、咆哮の際に一回転するために一見してわかりにくいが、
その前後で頭の位置はほぼ変わらないため、カウンターを狙うなら通常個体と対処はほぼ同じである。
ただし、その後の狐火泡を放つ一回転は少し後ろに下がってしまうので注意。
- なお、咆哮の際に一回転するために一見してわかりにくいが、
- 他のヌシ同様操竜待機状態になっても鉄蟲糸を振り払う様な動作をして操竜を強制的に拒否してくるが、
ヌシ・タマミツネの鉄蟲糸振り払いはなんとその場で一回転ジャンプすると言うもの。
こんなところまでしなやかさと優雅さがあるのはある意味天晴れかもしれない。
とはいえ、この一連の動作を隙と見做せば大きな攻撃チャンスになるのでこの間に殴って少しでもダメージを与えておこう。
- ハンターノートでは通常種とは別種として扱われており、
危険度はあのラージャンやドス古龍たちを超える★9となっている。- ヌシ・タマミツネ自体も関門を容易く破壊するなど相当の強者であるが、
カムラの里においてこれほどの危険度に定められているのは、
やはりモンスターが大挙する“百竜夜行を率いている”という点が重視されているのではないかと思われる。
実際にヌシとしての咆哮で他のモンスターが活性化する場面などもあり、
百竜夜行における彼らの影響力は非常に強い。
- ヌシ・タマミツネ自体も関門を容易く破壊するなど相当の強者であるが、
MHRise
- ヌシ系モンスターに共通する仕様として、Ver.1.1.2までは百竜夜行の最終Waveでしか出現しなかったが、
Ver.2.0アップデートにて集会所★7にヌシ・タマミツネの討伐クエストが追加され、
いつでもヌシとだけ戦う事ができるようになった。
詳しい内容は後述。- 他のヌシ同様、討伐クエスト出現条件は百竜夜行でヌシ・タマミツネを討伐すること。
撃退ではクエストが出現しないため注意。またHR45以上も条件。 - 関係ないモンスター達を撃退しなければならなかった百竜夜行と違い
直ぐに戦える為、「ヌシの泡立つ滑液」が欲しい時にはもってこいである。
また、高い難易度に応じてハンターランクポイントも相応に貰えるほか、
装飾品の製作で大量に要求される瑠璃原珠が非常に多く手に入る事も魅力。
- 他のヌシ同様、討伐クエスト出現条件は百竜夜行でヌシ・タマミツネを討伐すること。
- 他のヌシと同じく、公式ガイドブックに記載されていた生息フィールドと
ガイドブック発売時点での実際のゲーム内で戦えるフィールドに差異が存在しており、
当初は通常フィールドだと単体クエストの寒冷群島にしか出現しなかったが、
後に配信されたイベントクエストにて水没林と大社跡でも戦えるようになった。
- 本種はヌシではあるものの天眼とは違い、
流石に通常種の最大金冠ラインが特殊個体の最小金冠ラインとなる程大型化する訳では無いようで、
こちらは通常種の最大金冠と比較して一回り大きい程度に留まっている。- Ver.3.1.0までの話ではあるが、獄泉郷限定で2700オーバーの天眼サイズが存在していた。
これは不具合の類だったようで、現在では幻のサイズとなってしまった……
と、思いきやプレイヤーには不評だったのかVer.3.3.1からは再び規格外サイズが出現するようになった。
- Ver.3.1.0までの話ではあるが、獄泉郷限定で2700オーバーの天眼サイズが存在していた。
戦闘能力
- 本種は百竜夜行のモンスター達を束ねる「ヌシ」だけあり、通常種とは比べ物にならない実力を持つ。
やはり特筆すべき点は狐火泡らしき青い泡で触れると爆発して凄まじい勢いで吹っ飛ばされてしまう。
そして火属性やられになってしまう…と思いきや、なんと鬼火やられになる*2。- 天眼タマミツネの狐火泡は、捕食したハレツアロワナ/バクレツアロワナの成分が長年体内に蓄積された結果、
唾液や泡の性質が変化し、可燃性物質が含まれることによって起こるものとされてきた。
ヌシ・タマミツネの場合、上記の泡とは状態異常が異なるため、似て非なる物と考えられる。
単体クエストでの食事は今作で初登場したチャッカツオを食べている様子。
チャッカツオは火薬粉の材料となるので、この成分が爆発する泡の元となっているのだろう。 - マガイマガドの発する鬼火同様、疾翔けなどでフィールドに残したものに
ヌシ・タマミツネが触れるとダウンを取る事が出来る。
しかもマガイマガドより遥かに長くもがいて隙を晒す為、鬼火やられになってしまった場合積極的に狙いたい。
ただし二回目以降はマガイマガド同様、転倒耐性が付くので狙うのは最初だけで十分だろう。
- 天眼タマミツネの狐火泡は、捕食したハレツアロワナ/バクレツアロワナの成分が長年体内に蓄積された結果、
- 他にもヌシの大技限定でオレンジ色の泡を発生させることがある。
この泡に触れると青い泡と同様、凄まじい勢いで吹っ飛ばされ爆破やられになる。
ちなみにVer2.0まではコイツとイソネミクニのレア行動でしか爆破やられにならなかったので
爆破やられは裂傷共々リストラされていると勘違いされた。- このオレンジ色の泡は、後述の通り飛ばなければ当たらない攻撃である。
翔蟲で移動しようとしたり、操虫棍などで上空から攻撃する際は自分から当たりに行かないように注意したい。
なお、この攻撃は周囲の設備にダメージを与える為のものであり、
放っておけば周囲の施設が瞬く間に使えなくなってしまうので注意。
- このオレンジ色の泡は、後述の通り飛ばなければ当たらない攻撃である。
- 肉質は通常個体と比較すると、斬・打属性は頭部が若干硬化しているくらいになっている。
一方で、弾肉質の硬化が全体的に凄まじく弱点特効は背ビレにしか効果がない。
怒り時には尻尾に青く輝く滑液を纏うためか、通常個体の泡纏い時同様肉質が柔らかくなる。
ただし、天眼のように尻尾攻撃に泡やられが付随することはない。- この弾肉質の硬さ故に、百竜夜行の高速周回に使われる放散弾はあまり有効打にならない。
攻撃範囲に全身が入るように撃つと、頭や尻尾に大部分が吸われてしまうのである。
一応、ヌシ・タマミツネの上空に照準を合わせ、攻撃範囲の下側で背ビレをかすめるように撃てば、
背ビレのみにヒットさせることは可能。
ダウン時に横たわっている場合も、背ビレだけに当てることを意識したい。
- この弾肉質の硬さ故に、百竜夜行の高速周回に使われる放散弾はあまり有効打にならない。
- 発売当初は百竜夜行でのみの登場だったが、Ver.2.0より単体で狩猟するクエストも追加された。
寒冷群島での狩猟になるが、比較的エリアが広く平坦なのでかなり戦いやすい。
ただし、洞窟近くなど暗い場所ではその黒く染まった体躯が溶け込んでしまい
視認しづらくなる場合がある。夜間は特に気をつけたい。
注意点として、関門を攻撃する必殺技の最後の水ブレスがハンターを正確に狙って放たれる様になっている。
百竜夜行ではこちらを向いて来なかったので意識から外れていたハンターも多いだろう。
軸合わせもかなり優秀なのでモーションをしっかり見てから回避しよう。- 他のヌシにも言えることだが、虹色ヒトダマドリで簡単にフルパワーになれたり
囮としても戦力としても優秀な兵器に頼ることができない通常狩猟では
ヌシと真っ向からから向き合うことになるので体感的な強さが急上昇している。
特にヌシ・タマミツネは初期の三体の中でも頭ひとつ抜けた強さを持つ為、
百竜夜行補正が抜けてしまうと最高危険度を誇るヌシ・ディアブロスの百竜夜行クエストよりも
難易度が高くなっていると感じるハンターも多い。
素の体力で大技を受けると剣士でも即死があり得るので準備は欠かさないこと。
ソロなら環境生物や他のモンスターの操竜なども積極的に活用しよう。
特に非ターゲットモンスターとしてマガイマガドがいる事があるが、
ご存知の通りマガイマガドの操竜は非常に強力。
エリアに乱入してきたら是非ともその高い戦闘能力を存分に利用させてもらおう。- Ver2.0からマガイマガドが百竜夜行に乱入する様になったが、ヌシの出現するWAVE3に出る事はない。
そのため、マガイマガドとヌシモンスターが顔を合わせる数少ない機会でもある。
百竜夜行を利用しモンスターをしたたむマガイマガドに対して、
古龍に追われて百竜夜行を統率するヌシ達は何を思うのだろうか。
- Ver2.0からマガイマガドが百竜夜行に乱入する様になったが、ヌシの出現するWAVE3に出る事はない。
- 他のヌシにも言えることだが、虹色ヒトダマドリで簡単にフルパワーになれたり
- 実はヌシの中でも一番の体力自慢である。ヌシの大技の中で唯一発動中に攻撃チャンスがあるからだろうか。
ただ威嚇が多い、転倒しやすい弱点も据え置きのため、強烈にタフという印象は抱きにくいであろう。
しかし、あまり慣れていない時は叩きに行けるチャンスを逃してしまうことも少なくない。
- 体力以上に問題となるのが部位破壊。
本作のタマミツネはやたらグネグネと動き回る上に全身の耐久値が高いため、
部位破壊がかなり難しいモンスターに仕上がっているが、ヌシはそれに輪をかけて難しくなっている。
特に頭の破壊は1段階壊すだけでも450と結構な部位ダメージを叩き込まなければならず、
2段階目に至ってはそこから更に怯み3回分、数字にして1350という異次元レベルの数値を要求される。
尻尾の耐久値も破壊に350、切断に650と通常種のそれ(破壊300、切断500)を上回っている。
そのため単体クエストでも破壊王Lv3無しで全破壊を達成するのは至難の業、
体力が低下する二頭クエや連続狩猟では全破壊は不可能となってしまっている。
部位破壊で手に入る素材は通常種と殆ど変化がない上、部位破壊で大きく弱体化するような行動もなく、
全破壊を狙うプレイでも興じない限り部位破壊は考えず弱点を叩いた方が早い。
- 討伐に成功すると鮮やかだった部分は完全に色褪せ、全体的に黒ずんでしまう。絶命したことがよく分かる。
主な攻撃方法
- 行動面では天眼タマミツネを思わせる行動が多い。
- なお、攻撃名称の多くは公式ガイドブックに書かれている正式名称である。
一部、正式名称が不明なものは仮称での表記とする。
- なお、攻撃名称の多くは公式ガイドブックに書かれている正式名称である。
- 落下
- ヌシの共通行動。出現時にのみ使用。
何の前触れもなく中空から落下し、落下地点のハンターと防衛施設にダメージを与える。
また、狐火泡を思わせる青い泡もばら撒いてくる。
- 強咆哮
- ヌシの共通行動。戦闘中に怒り状態になると使用。
強咆哮のため、耳栓スキルでは完全に防ぐことはできない。
また、周囲のモンスターも怒り状態にする。
- 泡まき回転レーザーブレス
- ヌシの共通行動であるヌシの大技に相当する技。
ヌシ・タマミツネの場合はバインドボイスのない咆哮をしながら力を溜めるのが発動の合図。
上半身を浮かせた体勢で、数多のハンターをBCに送り返した水ブレスを下→上→下へと何度も回転させ、
やがて周囲の狩猟設備やハンターを巻き込み攻撃し、最後は一直線に水レーザーを放つというもの。
夜の寒冷群島でのこの技は、暗さやヌシ特有のカラーリングと相まってまるで怪獣映画さながらの迫力がある。
この際に大量の青い泡を発生させる他、上記の通り百竜夜行でのこの技限定でオレンジ色の泡を上空に発生させる。
この泡に接触すると、爆発と共に爆破やられになる。
飛ばなければ当たらない攻撃だが、翔蟲で移動しようとしたり、操虫棍などで上空から攻撃する際は注意したい。
討伐クエストの時はオレンジ色の泡は発生しないが、最後の水レーザーは極めて正確にハンターを打ち抜いてくる。- 一方で上半身を浮かせた体勢であるため、最初の水ブレスを回避した後は真下や側面に潜り込める。
ただし、真下は必殺技フィニッシュの直撃範囲でもあるのである程度叩いたら回り込もう。 - 泡のいくつかは関門に飛んで行ったりしばらく漂って妨害してくるが、
クナイや弾丸で泡を割って被害を軽減することも可能。
- 一方で上半身を浮かせた体勢であるため、最初の水ブレスを回避した後は真下や側面に潜り込める。
- 昇竜回転尻尾攻撃
- 高く跳び上がって背中と尻尾で相手を圧し潰す、所謂ボディプレス。
予備動作として背ビレ辺りに攻撃判定のない小さな泡を発生させ、とぐろを巻くような体勢をとる。
飛び上がる直前までサーチが続くので、変なタイミングで回避行動をしてしまうと被弾する。
虹ヒトダマドリの効果を受けられる百竜夜行だと分かりにくいが、
半端な防御力のハンターは一撃でキャンプ送りにする程の威力を持っている。
さらに、この攻撃の真の恐ろしさは飛び上がった瞬間にも判定が発生する点。
飛び上がっている間に避ける間があるプレス本体と違い、こちらは密着した状態だと
事実上ノーモーションからの即死級攻撃が発生するのと同義になるため要注意。- この攻撃の脅威はイベントクエスト『称号・ライバルの心』で特に顕著に現れており、
虹ヒトダマドリ無し、ヌシ・ジンオウガとの同時狩猟というただでさえ難易度の高いクエストの中で、
あまりにも出が早く威力の高いこの攻撃は、多くのハンターを乙に追いやってクエスト失敗へと導いていった。
生半可なパーティでは誇張抜きで【跳べば誰かが死ぬ】を味わう事になるだろう。アレ?デジャヴ…
- この攻撃の脅威はイベントクエスト『称号・ライバルの心』で特に顕著に現れており、
- 螺旋爪突撃
- 姿勢を低く構えた後、身体をくねらせながら物凄い勢いで突っ込んでくる。
予備動作として背ビレ辺りに攻撃判定のない小さな泡を発生させ、体を折りたたむような体勢をとる。
こちらも威力が非常に高い。
複数の判定が発生した天眼タマミツネと違い、本種は単ヒットの判定のみ。その為カウンター系の技を合わせやすい。
また攻撃後に確定で威嚇するので、回避すれば反撃のチャンス。
- 爪叩きつけ攻撃
- 非怒り状態では通常個体同様に1回しかしてこないが、怒り状態時に限り、
MHXXのG級個体のように前脚叩きつけを2連続で行ってくる。
天眼タマミツネはこの後に昇竜回転尻尾攻撃か螺旋爪攻撃を確定で行ってきたがヌシ・タマミツネはこの限りではない。
MHR:S
- 大型アップデート第1弾(Ver.11)から実装された傀異討究クエストにて、
ヌシ・アオアシラとヌシ・リオレイアが姿を見せるようになって以降も長らく音信不通だったが、
大型アップデート第3弾(Ver.13)より、ついにヌシ・リオレウスと共に再登場。
Lv.121以上の傀異討究クエストにおいて、傀異化モンスターのオトモとして登場する様になった。
- 前作MHRiseにおいても高い火力と凶悪なモーションにて数々の悪夢を量産しただけに、
MHR:Sの傀異討究クエストにおいてもその猛威を存分に振るっている。
ヌシモンスター共通の特性として、罠や操竜を無効化してくるので拘束しにくいのが厄介な所。
プレイヤースキルやスタイルにも依るが、クエストの狩猟対象に含まれる場合は
メインターゲットである傀異化モンスターよりも前に、真っ先に狩っておくと良いかも知れない。
- Ver.13時点では、傀異討究クエスト1周で得られる精気琥珀・王の量が特に多いとして、
左側がEX★7、右側がヌシミツネの2頭30分、通称「右ヌシミツネ」が注目を集めるに至った。- これはメインターゲットである傀異化モンスターのオトモとして、
古龍、希少種、特殊個体、ヌシといった特に強力なモンスターが配置された場合、
精気琥珀と討究コインが多く貰えるのだが、それがヌシミツネとヌシレウスで特に多かった為。
難易度自体はVer.11~12で一世を風靡したディアバゼやナスバゼよりも更に高く、
とりわけ野良マルチにおける事故率・クエスト失敗率が非常に高いことも知られている。 - これはメインターゲットである傀異化モンスターのオトモとして、
- 原因はRiseの項目でも述べられている通りの、昇竜回転尻尾攻撃。*3
正面に正対した状態からなら見てから左右に避けるのも不可能ではない。
しかしマルチにおいて、弱点部位である尻尾を側面や背面から攻撃していると、
他人を狙ったこの攻撃の初動で密着していた後脚や胴体、尻尾に引っかかって被弾する形になりやすい。
こうなるとヌシミツネの巨体とモフモフ尻尾による視界妨害もあって、反応は非常に困難となる。- しかも、そんな出が早くて回避困難な技でありながら、
緑ヒトダマトリMAXの剣士体力が一撃で7~8割消し飛ぶ超威力。
結果、Rise時代の重大事変タマミツネ野良マルチにおける地獄絵図が、再び顕現する事態となった。 - 実際はRise時代と比べると根性(通常スキル)、剛心、狂化、お団子防護術といった、
対処策としての優秀なセーフティガードが豊富に用意されている為、あの頃ほどの理不尽はない。
ただそれでもそれらが切れている状態で食らうと、剣士でもほぼ一撃でキャンプ送りになる。 - またガンナーもガンナーで、上記の防護スキル群が発動しなかった場合、
大きめの予備動作から爪や尻尾を叩き付けてくる攻撃類は、ほぼ全てがワンパン即死と思って差し支えない。
サイズが非常に大きいのもあって、位置取りミスにより壁際に追い詰められてしまうと
巨体で覆い被さってくるような攻撃に為す術なく、容赦なく1乙まで持っていかれてしまう緊張感がある。
- しかも、そんな出が早くて回避困難な技でありながら、
- 威嚇や転倒ダウンが非常に多いためヌシの中でも御しやすいと喜ぶプレイヤーがいる一方、
そういったあまりにも高い攻撃力から来る緊張感や、罠や操竜待機による拘束が通用しない点から、
琥珀効率が良かろうとも右ヌシミツネに苦手意識を持ち、忌避感を抱いて避けるプレイヤーも多い。
実際、傀異討究Lv.200においても、敢えて前Ver.からのナスバゼの方を回すプレイヤーもいる。
この辺は琥珀効率は上昇したが、周回難易度も上がった結果の順当な多様化と呼べるだろう。
武具
- ヌシ・タマミツネ固有の武具は存在しない。
しかし、後述のヌシ専用素材と百竜撃退の証、他モンスターの素材を用いることで、
各武器種で百竜派生の武器『百竜〇〇(武器種の名が入る)IV』に強化できる。
余談
- 討伐クエスト名の『千紫万紅』とは、色とりどりに咲く花、もしくは様々な色彩の事。
なるほど確かに、ヌシ・タマミツネ本体も出す泡も、大変鮮やかで多種多様の色合いである。
- 発売前のPVなどには登場せず、一部CMなどでのみ姿を見せていた。
……そのせいなのか、後発で登場したヌシ達はしっかり載っているにも関わらず
ヌシ・リオレイアとラスボス夫婦とひっそり乱入したバゼルギウスと並んで
公式サイトに載っていないという不遇な名に遭わされてしまった。- ただ完全に無視されているというわけではなく、公式Twitterなどでは立ち絵と共に紹介されている。
なら尚の事公式サイトに追加してあげればいいのに……。
- ただ完全に無視されているというわけではなく、公式Twitterなどでは立ち絵と共に紹介されている。
素材
- 二つ名個体とは違い、基本的に得られる素材は通常種と変わらないが、
ヌシ専用の素材が1種類のみ追加されており、上位・MRともに共通素材となる。
- ヌシの泡立つ滑液
- 泡狐竜のヌシが有する泡の滴。
どんな死地もほんの数滴で、極楽の如し泡沫の海に変える。
関連項目
シリーズ/モンスターハンターライズ
モンスター/タマミツネ
モンスター/タマミツネ希少種
モンスター/天眼タマミツネ
システム/ヌシ
システム/百竜夜行
クエスト/ヌシ・○○重大事変 - 超強化された本種を狩るクエスト「ヌシ・タマミツネ重大事変」について記述あり