MHR:Sより登場した環境生物。
罠型生物に分類される黄色いカエル。
概要
- G級相当作品であるMHR:Sから登場した両生種に分類される新環境生物。
ガスガエルのような丸々とした黄色の身体にトゲトゲした表皮、
水掻きのある小さな四肢に青紫色の伸縮性に長ける舌を持つ。
新フィールドである城塞高地にのみ棲息している。
- 温和な顔をし、大型モンスターが近づくと怯える様子を見せるガスガエルらとは対照的に、
モンスターに飛びかかって食らいつくというとんでもなく獰猛な性格をしている。
伸縮性のある舌は捕食に用いられる他、先端にある吸盤で樹木や外壁にくっつくためにも使用され、
城塞高地では壁に張り付いて上へ登ろうとする様子も見られる。そしてずり落ちて登るのを繰り返している。
全身のトゲトゲと体内にある強酸性の胃液が武器で、
他の環境生物の例に違わず大型モンスターすら怯ませる威力を誇る。
- 城塞高地のエリア13に存在する「樹液の沼」に密接に関わるギミックを持った罠型生物である。
普段は沼の中にある切り株の上や樹液が流れ込んでくる壁に複数匹で張り付いているが、
ハンターや大型モンスターが近づいてくると樹液の沼の中に飛び込む。
実はこの樹液の沼の中にはクイツキガマが大量に棲息しており、
大型モンスターが近づくと飛びかかって噛みつき、吸盤のある舌でくっついてしまう。
この状態でクイツキガマが食いついた部位に攻撃を加えると追加ダメージを与える事が可能で、
更に攻撃を加え続けると膨らんで限界に達し、大型モンスターをも怯ませる強酸性の胃液を放って退散する。
こっちに向かってこない仕様でホントによかった。- 1回1回のダメージも数十ダメージとなかなかの量を出してくれる他、
樹液の沼にはクイツキガマが大量に棲息しているため、「同時に」「何度も」使用する事が出来るため、
この場に長く拘束すればするほどクイツキガマの恩恵を受けられるだろう。
特に樹液の沼はダウンしたモンスターに絡み付き、ダウン時間を伸ばす効果もあるため、
非常に局地的ではあるが狩猟が優位に働くギミックが揃っているエリアであると言えよう。
- 1回1回のダメージも数十ダメージとなかなかの量を出してくれる他、
余談
- MHWで飛竜種であると明言されたウロコウモリに続き、
クイツキガマも両生種であると明言された珍しい環境生物となる。
魚竜種もいた?MHRiseからはアイテムに戻っちゃったし
甲殻種らしき環境生物や翼竜の一種とは言われている環境生物も明言はされていなかったため、
しれっと両生種であると記載されていたことに驚くハンターもいたようだ。
- クイツキガマが食いつく部位は様々で、尻尾が長い種であれば尻尾に何匹もぶら下がり、
モンスターによっては胴体や翼、果ては顔にまで容赦なく食いついてしまう。
特にクイツキガマの紹介で掲載されたような、
ベリオロスの鼻の穴に舌をくっつけてぶら下がる様子は必見。
- 公式設定資料集ではクイツキガマについて触れた内容もあり、
城塞高地が廃墟になる前(約50年前)からこの地に生息していたようだ。
また、大型モンスターに襲いかかる理由はモンスターの体液を目的としての事らしい。
曰くモンスターの濃密な体液を好み、踏み入った生物に喰らい付いて体液を吸い尽くすのだという。
という事はベリオロスは鼻の穴から体液を吸われて…!?
なお、ハンターが無事なのはヒトの体液は好まないかららしい。
- クイツキガマのモチーフは今のところ不明。
というのも、全体で見ると合致しないが部分的に合致する生き物自体はそこそこ多いためである。
自分より大きいものにも喰いつく獰猛さや食欲はツノガエルっぽく*1、
全身にトゲ状の突起を付けているというと、似てはいないがトゲヒキガエルっぽい。
そして全体のバランスや幅広の水かきを持つ短い手足の特徴は魚類のカエルアンコウを彷彿とさせる。
沼地に潜んで生物に吸着するというと、ヒル等の生態も参考にされている可能性もある。
関連項目
システム/環境生物
フィールド/城塞高地
モンスター/両生種
システム/環境生物/ガスガエル - カエルの環境生物仲間
システム/環境生物/ヒオウギカワズ - 同上