目次
概要
- 体力の赤ゲージ回復速度に関係するスキル。
自然回復の速度を上昇させることにより、間接的に回復アイテムの節約となる。
また回復の手間も省けるため、手数の上昇にも繋がる。- +10ポイントで回復速度【小】、+15ポイント*1で回復速度【大】が発動し
逆に-10、-15で回復速度低下【小】回復速度低下【大】のマイナススキルが発動する。
- +10ポイントで回復速度【小】、+15ポイント*1で回復速度【大】が発動し
効果
- 体力の赤ゲージの回復速度を上昇させる。
- 回復速度【小】で2倍、
- 回復速度【大】では4倍になる。
- 実は初代MHから登場している最古参スキルなのだが、いまいちパッとしない。
交戦中は細かい部分まで見ている余裕がなく、効果を実感しづらいせいだろう。
発動させるにも5スロスキルではなく重めで、被弾が前提なのも採用されづらい要因。*2- ただ、効果自体は馬鹿にならない。基本的に被ダメージの半分は赤ゲージになるため、
それを全快できれば「ダメージは実質半分になる」ということである。
更にMHXでは獰猛化による追加ダメージはまるまる赤ゲージになることから、
この状態のモンスターと戦う際に発動させておくと効果的。
- 剣士・ガンナー問わず恩恵はある。
剣士は、短いながらも比較的頻繁に現れる赤ゲージを少しずつ回復させられ、結果的にかなりの回復に繋がる。
ガンナーは低防御力のため赤ゲージ自体が長く、被弾そのものは少ないので赤ゲージが完治しやすい。- 特に相性が良いのはランスとガンランス。
ガードを固めることで赤ゲージの回復を狙いやすく、納刀→回復の手間を軽減できる。
ただしガードしてもノックバックが生じると赤ゲージが消えてしまう点には注意。
- 特に相性が良いのはランスとガンランス。
- ただ、効果自体は馬鹿にならない。基本的に被ダメージの半分は赤ゲージになるため、
- 実はこのスキル、他の回復速度上昇・自然回復力UP効果と重複する。
そのため「活力剤」を用いることでさらに倍にすることができる。- よって回復速度+2(4倍)に活力剤を飲むことで8倍速で回復させられる。
こうなると赤ゲージがみるみるうちに緑色に塗り替えられていく。
ポーチの容量が許すようなら併用したい。 - 実用上はそれで十分なのだが、この他に狩猟笛の回復速度の旋律や、
特定の猟虫の回復速度+1のエキススキル、さらには狩技「ヒールゲイン」とも重複する。
併用するとそれはもう、とんでもない勢いで回復する赤ゲージを見ることができる。
あれ、作品を間違えたかな……
- よって回復速度+2(4倍)に活力剤を飲むことで8倍速で回復させられる。
- 一方のマイナススキルは逆に回復速度が低下する効果。
これが発動した場合、自然治癒は諦めた方がいい。- 基本的に利点はないが、MHXにて少し状況が変化。
逆上という新たなスキルが登場し、効果は「赤ゲージが存在していると攻撃力+20上昇」というもの。
赤ゲージの長さは効果に関係ないため、回復速度マイナスが発動していれば火力増加を維持しやすくなる。
- 基本的に利点はないが、MHXにて少し状況が変化。
MHP3~MH4G
- MHP3~MH4Gでは「ユクモ温泉たまご」や「タンジアチップス」、「モスジャーキー」といった、
手軽な赤ゲージ回復アイテムが登場したせいで、存在意義がかなり危うかった。
わざわざ時間をかけて回復を待つより、これらのアイテムを使った方が多くの場合手っ取り早いためである。
さらに、4シリーズではマガラ種や狂竜化・極限状態のモンスターと戦う頻度が多く、
狂竜症の発症中は赤ゲージ自体が現れなくなってしまうということも逆風である。
MHX(X)
- MHXでは相対的に立場がやや戻った。
上述の通り、赤ゲージの多く残る攻撃を行う獰猛化個体の登場や、
MH4で猛威を振るった狂竜症を発症する機会がほとんどなくなったことなどが要因である。
また、各種赤ゲージ回復アイテムのモスジャーキーやユクモ温泉たまご等のアイテムなどが、
手に入りはするものの、過去作品ほど入手が容易ではなくなった事も挙げられる。
- MHXXではブレイヴスタイルの登場によりさらに需要が高まった。
ブレイヴスタイルには、専用アクションとしてイナシがあるが、
受けたダメージは全て赤ゲージの形で残るため、このスキルの圧倒的回復速度によって実質ノーダメージとなる。
G級古龍モンスターや、二つ名モンスターは、イナシを成功させても多くの赤ゲージダメージが残るため、
活力剤共々価値が上昇した。
活力剤と回復速度+2を併用した場合、超特殊許可でもガンガンイナシが発動でき、回復薬切れの心配も無くなる。
- ただし、+2まで発動させようと思うとなかなか厳しい。
防具でポイントを大きく稼げるのはG級ズワロの頭、G級フルフルの頭と腕、G級獰猛フルフルの胴・腰・脚あたり。
他には大雪主シリーズ一式で+2が発動する。
下位・上位フルフル一式でも+1が発動するが、こちらは作成の手間のわりにはやや微妙か。
早い時期から発動させたい場合は、古びたお守り(第2スキルに最大+12がつく)を集めるのが良いだろう。
ちなみに、G級クエストで採掘可能な風化したお守りには回復速度がつかない。
古びたお守りは、風化したお守りと同じ手段で錬金を使用すれば素早く集めることができる。
MHW(:I)
- スキルLvが3までとなり、Lv1で2倍、Lv2で3倍、Lv3で4倍となった。
MHWは他作品より自然回復が早く1.5秒毎に回復するため、Lv3なら0.375秒ごとに1回復する。 - 今作から被ダメージモーション中にも赤ゲージの自然回復が行われるようになった。*3
特に吹っ飛ばし攻撃を受けて地面に伏せている間はハンターが無敵状態になるため、
スキル発動時はあえてすぐに身を起さず待つことで赤ゲージをぐんぐん回復できる。
- 活力剤(回復速度2倍)と回復速度Lv3(回復速度4倍)、そして笛の旋律である体力回復速度UP【大】(回復量+3)を合わせれば、
回復力はなんと通常の32倍。数値にして脅威の21.3/秒。
ダメージを受けて吹っ飛ばされても起き上がる頃には赤ゲージが消えているほどであり、実質的にダメージを半減できる。
MHR(:S)
- Lv1で2倍、Lv2で3倍、Lv3で4倍の回復速度になる。Worldと同じ効果。
- なお基本の回復速度はMHW以前の2秒毎に1に戻ったため、Lv3発動時の回復は0.5秒毎に1となる。
- 今作では自然回復に体力回復量UPが適用されるようになったため、防具スキルやおだんごスキルと併用することで回復力を高められる。
- 今作でも回復速度の効果は赤ゲージのみに作用するため、
弓の曲射や狩猟笛の旋律、こんがり魚といった今作で増えた体力自動回復効果には効果がない。
- 治癒珠・早食珠・持続珠といった生存力を高める装飾品がLv2になったものが多い中、
早復珠のみLv1のままのため、空いたLv1スロットに入れやすくなった。
とはいえLv1スロットには砥石使用高速化やひるみ軽減が優先されやすく、相手によっては各耐性珠も候補に挙がるため、
あまり出番はないだろう。
- 翔蟲受け身の存在からダメージを受けても即座に回復に移れるようになり、
回復薬を口につけた瞬間に回復する仕様も相まって自然回復が殆ど役に立たない場面が増えたが、
クールタイムの長い鉄蟲糸技を多用してゲージがない時や、
今作で追加された逆襲やハイパーアーマー付き攻撃を活かしてダメージを受けながら戦う場合など、
活用できる場面も増えている。自分の戦闘スタイルに合わせて採用するか考えたい。
- MHR:SではLv4装飾品で早復珠III【4】が追加、Lv4スロットがあれば簡単に最大Lvまで上げられるように。
また単体で回復速度Lv3が発動する防具も多数登場した。
中でもクシャナXディールは匠/装填拡張Lv2にLv2スロット×2と優秀であり、スキルシミュレーターでもヒットしやすい。
匠や装填拡張目当てに装備したら回復速度Lv3がついてきた、というケースが増えてきたのだ。
MHF
- MHF-G1からは双剣がスタミナの代わりに体力を減らしていく「真鬼人解放」を使用できるようになったが、
この時減少した体力は丸ごと赤ゲージとして残る。
そのため鬼人解除時に、体力の速やかな回復に利用されることがある。活力剤などと併用されることも。
ただし回復速度スキルそのものではなく、後述するスキルで発動させることが多い。
が、当然ながら1発でも足踏みなどに当たってしまえば全部無駄になるので、他の回復手段も用意すべき。
2018年2月以降は吸血の存在により、意図的に活用されることはまずない。
- 今のところMHFのみだが、複合スキルや、条件次第で同等の効果を発揮するスキルが存在する。
余談
- 伝統的にフルフルシリーズの防具一式で発動することが多い。
これはフルフルの素材からにじみ出る液体が、傷薬と同じ効能を持っているためだとか…。
有り難い話ではあるが、あまりお世話になりたくない効果である。- ちなみに、フルフルの体液と言えばアルビノエキスであるが、
それ自体は活力剤の調合素材になったりはしない。
アルビノエキスとは別の、何か異なる液体の効能なのだろうか。
まさか血液…
- ちなみに、フルフルの体液と言えばアルビノエキスであるが、
関連項目
システム/自然回復
モンハン用語/赤ゲージ
アイテム/活力剤 -近い効果を得られる、時限強化アイテム。