- 種族
- 古龍種
- 別名
- 冥晶龍(めいしょうりゅう)
- 英語表記
- Nef-Garmat
- 登場作品
- MHXR
- 狩猟地
- (タブラディン群島)
目次
生態・特徴
- 結晶を喰らいし 煌めき纏う冥晶龍。
人類未踏の地とされてきた「断裂群島」、
その中の「タブラディン群島」にて存在が確認された未知のモンスター。
断裂群島に潜んでいた主とされ、赤い眼や砂色に近い黄金の甲殻、そして鳥の羽にも似た形状の大きな翼を持つ。
更に、青い結晶や青い光を操る様も目撃されている。
この青い結晶は、断裂群島の地下にある「感応結晶」と呼ばれるエネルギー群から引きずりだしたものである。
ネフ・ガルムドの尻尾は先端部分が放射状に展開する特徴的な構造となっており、
広がった尻尾の先に青い結晶を吸い寄せて装着、そこからエネルギーを吸い上げていく。
十全にエネルギーを得ているネフ・ガルムドは体の一部に結晶を纏い始めるほか、
頭部や翼部などが結晶と同じ青い色に発光し、その外観が大きく変貌する。
このように感応結晶から得られるエネルギーを糧にすることで活動を行っているとみられる。
この性質上、ネフ・ガルムドは島に眠るエネルギーを頻繁に吸い取っており、
活発に活動することでタブラディン群島を荒廃の危機へと陥れていた。
(本種が感応結晶を摂取すると地震が発生し、岩盤のバランスの崩壊、砂漠化や島の沈没等の二次災害を引き起こす。)
戦闘能力もイビルジョーを手負いにして凶暴化させるなど高く、
ギルドではこのモンスターを危険視し古龍種へと分類、その生態の調査を急いでいる。
- 断裂群島には数々の秘宝が存在することなどから、
かつては古代文明が栄えていたことが明らかとなっている。
また、断裂群島からは他の地方でも見られたことのない特殊な武具が発見されることもあるが、
ネフ・ガルムドはこの古代文明や武具と何らかの関わりを持っていることが示唆されている。
事実、ネフ・ガルムドはこの文明が用いたであろう青い結晶を操作する能力を有しており、
地中から古代文明が築いた建築物を表出させ、敵対者に飛ばすという特異な性質が見られる。
- 古代文明が遺した碑文にも「地を統べる冥晶の龍」などの記述が見られ、
「天を征す天晶の龍」とは対の存在であることが示されている。
言い伝えによると、冥晶の龍が喰らいし大地には、天より天晶の龍が舞い降りるという。
ネフ・ガルムドの騒動より後、伝承に語られた天晶龍エオ・ガルディアと思しきモンスターが発見された。
その姿はネフ・ガルムドとの共通項が多いが、その関連性については不明な点が多い。
概要
- モンスターハンター エクスプロア初の大型オリジナルモンスターとして登場する古龍種。
MHXRではリオレウス豪火種やジンオウガ不死種といった特殊種がオリジナルの種として存在するが、
モンスターそのものがオリジナルというのはネフ・ガルムドが初。
公式サイトでは「冥晶を統べる」とも紹介されている。
MHXR ver5.0アップデートは2016年9月28日より行われたが、
ネフ・ガルムドはその時点では装備・HRが固定となる体験クエストのみの配信となり、
装備が入手可能な強襲クエストはそれより少し遅れた10月1日から解禁となる。- ちなみに、体験クエストではネフ・ガルムドの体力を4分の1程度まで削ったところで撃退となり、
クリアすると記念として★3の操虫棍「ボーングレイブ」がプレゼントされる。 - なお、体験クエストではHR(=ハンター自身のステータス)と装備がかなり高水準のものとなっており、
ネフ・ガルムドから受けるダメージは大抵100にも満たない。
そのため、4人がかりで挑めば容易に撃退はできるだろう。
- ちなみに、体験クエストではネフ・ガルムドの体力を4分の1程度まで削ったところで撃退となり、
- ver5.0以降はこのネフ・ガルムドがメインモンスター(アプリアイコン)となっている。
それまではリオレウス豪火種が担当していた。
- 全体的にエジプト風の雰囲気を持つモンスターである。
後ろへ伸び、上方へ反り返った一対の角は耳のようにも見え、
漆黒の顔面も相まって一般的にイメージされるアヌビス神を髣髴とさせる見た目になっている。
また、顎にはやや前方へと突き出した突起が存在するが、
これはかのツタンカーメンの黄金のマスクにも見られる特徴である。- 開発インタビューによると、やはりモチーフはアヌビス神であったようだ。
- ネフ・ガルムドは三角柱型の特徴的な尻尾を持つ。
更に先端部がまっ平らとなっており、異質さが際立っている。
ただし後述の形態変化を行うと尻尾の先端に感応結晶が装備され、竹のように割ける。
このような特徴を持つ尻尾は珍しく、ネフ・ガルムドの大きな特色となっている。- ネフ・ガルムドはこの結晶から得られるエネルギーを餌として活動しているようだ。
前述の尻尾を装備した際、背部から尻尾まで続くライン状の部分が発光を始めるが、
この光は尻尾から背中の方に向けて流れる特徴があり、エネルギーを吸いだしているように見える。
「大地を喰らう」とも称され、ネフ・ガルムドが島に大きな悪影響を与える一因となっている。
- ネフ・ガルムドはこの結晶から得られるエネルギーを餌として活動しているようだ。
- 後年のアップデートで「天晶龍エオ・ガルディア」なるモンスターが追加されている。
名前が冥晶龍ネフ・ガルムドとそっくりであることからも判る通り、その姿はかなり似ている。
しかし両者は同種の雌雄というわけではなく、具体的な関係性は不明である。
詳しくは個別ページを参照されたし。- 開発によると、エオ・ガルディアは元々ネフ・ガルムド亜種を検討する内に産まれたとのこと。
結果的にはほぼ別物のエオ・ガルディアが採用されており、本種の亜種は構想だけに終わっている。
- 開発によると、エオ・ガルディアは元々ネフ・ガルムド亜種を検討する内に産まれたとのこと。
戦闘概要
- ネフ・ガルムドの属性は土属性。
そのため、ベリオロス凍氷種やウルクスス鋼膜個体といった氷属性モンスターの装備が有効。
- 破壊可能部位は頭部と両翼。頭部を破壊すると左目に傷が付く。
- 体験クエストの難易度はかなり易しいが、問題は強襲クエスト。
参加可能となるのはHR70からであり、これは(ver5.0にて緩和された後の)特殊種などと同等だが、
特殊種も含む他のHR70クラスのクエストが危険度6・難易度絶級であるのに対し、
ネフ・ガルムドの強襲クエストは危険度7・難易度超絶級というワンランク高い扱いとなっている。
- 突進や咆哮、ネコパンチなどのモーションは、クシャルダオラなどと同じ。
ただし体躯が大きいため突進による攻撃範囲が広い。
また咆哮後に前方へ倒れ込む際には、ダメージは微量ながら攻撃判定が発生する。
- 仮想パッドでの操作という点を加味しているためか、全体的に隙は大きめ。
危険の少ない体験クエストでもほぼ全ての攻撃を披露してくれるため、
まずはそちらで動きに慣れておくと強襲クエストでも対応しやすくなるだろう。
- ネフ・ガルムドが地中から感応結晶を引きずり出して形態変化を行うと、
四肢や尻尾の結晶、角などが眩く発光し、甲殻の隙間からは青い光が漏れ出す。
この形態では攻撃力の増加、肉質硬化、一部攻撃の強化といった要素が発生する。
ただし尻尾の結晶は奪い取ることが可能であり、これがネフ・ガルムド戦における鍵となる。
ネフ・ガルムドが結晶を装備するとコックピットに結晶マークの青いボタンが出現し、
このボタンをタップすることでターゲットが尻尾の結晶に切り替わる。
そして一定値のダメージを与えると結晶が剥がれ落ち、
その結晶に近寄るとハンターが結晶を装備する。
装備とは言っても、大きな結晶をただ頭に被るだけというかなりシュールなもの。
結晶を装備した本人、及びその周囲にいるハンターはネフ・ガルムドへと与えるダメージがアップする。
ただし攻撃に被弾してしまうと装備した結晶を落としてしまい、更に一定時間後には結晶は消えてしまうが、
かなりのダメージアップが見込めるものとなっている。
- 以下は、ネフ・ガルムドが使用する特徴的な攻撃。
- ボディプレス
- 空高く舞い上がった後、急降下して岩盤砕きを伴うボディプレスを行う。
判定は一瞬であるため、慣れるとフレーム回避も容易。
なお、舞い上がる前にホバリング動作を挟む場合もある。
- 尻尾叩きつけ
- 俗に言うビターン系列の攻撃。
後方を見つつ尻尾を鞭のようにしならせた後、思い切り叩きつける。
おおよそ初見でも何が来るか分かりやすいモーションであり、そのモーション自体も長め。
ネフ・ガルムドの後方から退いてしまえば攻撃チャンスにもなる。
- 回転攻撃
- 体をひねらせた後にその場で回転し、周囲のハンターを一掃する。
比較的使用頻度が高く予備動作も短めなので、防御力が低いとこの回転攻撃が脅威となり得る。
一方で相応の防御力や耐性スキルを整えておけば、
ネフ・ガルムドが持つ攻撃の中では威力が低めということもあり余裕をもって耐えられる。
とはいえ、何度も被弾してしまうとさすがに厳しいが。
- 溜めフック
- 構えをとった後、ネフ・ガルムドから見て右→左へと前脚でかち上げるような引っかき
(技名通りに言えばフックだが)を行う。
他シリーズで言えばハルドメルグのそれと類似したモーション。
- 急反転突進
- 一度後方へ飛び退き、すぐさま反対方向へ猛スピードで飛びかかる。
その速度ゆえに、分かっていても対応しきれない場合もある要注意攻撃。
- 流砂ブレス
- バックジャンプしつつ砂のブレスを放つ。
着弾したブレスはしばらく地面に残留し吸引効果を発揮する。
残留したブレスは一定時間後に炸裂する。これこそがブレス攻撃の本命である。
吸引速度はハンターの走る速度よりも少し遅い程度。一応、走って逃れることはできる。
なおバックジャンプからは着地するか滞空するかの2通りあるが、
その後にはボディプレスを行うことが多い。
形態変化時にはブレスが青い光になる。
- 振動地上爆破
- 尻尾を地面へ突き刺し、周囲の砂が沸き立つ。
その後、砂が噴出してハンターを打ち上げる。
ネフ・ガルムドから少し離れた地点で噴出が起こるため、密着していれば当たることはない。
ただし形態変化時には砂と共に青い光が噴出し、
ネフ・ガルムドに密着していても当たってしまうようになる。
- 吸引→形態変化
- ネフ・ガルムドは時折、戦闘中に尻尾を地面へと突き刺してハンターを吸い込む流砂を発生させる。
最初の吸引速度こそ遅めだがそれは徐々に強くなり、最終的には全力で走っても逃げられないほどになる。
更に流砂の発生中はあちこちで青い光の地雷が発生し、
ダメージこそ少ないもののハンターの足止めとしては十分に機能する。
そしてこの後は尻尾に感応結晶を装備し、青い光を大放出しつつ咆哮し強化形態へと移行する。
当然、放出する光にも攻撃判定はあるため、
流砂によってネフ・ガルムドの周囲へ引きずり込まれてしまうとまともに喰らいかねない。
この一連の行動は怒り状態への移行時には確定で使用するので、
ネフ・ガルムドが怒るのを確認した時点で一気に距離をとってしまうのも手。
- 遺跡共鳴
- 追い詰められたネフ・ガルムドが使用を解禁する大技。
明らかに人の手で作られた無数の巨大な柱を地中から引きずり出し、
それをハンターへ向けて飛ばす。
ルコディオラの瓦礫飛ばしに酷似した技だが、
こちらは飛ばすものの大きさが大きさであるため離れていると回避が困難。
長い予備動作の間にネフ・ガルムドの近くへ移動しよう。- 引きずり出された柱には青い紋様が浮かび上がっており、更にこの青い紋様をよく見ると、
MHXRオリジナル装備の「エクスプロアシリーズ」のエフェクトとして現れるものと酷似している。
公式サイトでもネフ・ガルムドとエクスプロアシリーズとの関連性を匂わせる記述があり、
何かしらの関わりがあるのだろう。 - ちなみにこの柱を引きずり出す際、ネフ・ガルムド自身は何も手を触れていない。
電撃のエフェクトは確認できるが、いかなる力を持ってして柱を引きずり出しているのかは不明。
ルコディオラは磁力を用いて瓦礫を持ち上げているが… - 後年登場したエオ・ガルディアの大技においても、この柱のような物体が出現する。
ただしネフ・ガルムドのものは青色に発光しているのが特徴だったが、
エオ・ガルディアが用いる物は紋様が赤く発光し、印象はやや異なる。
- 引きずり出された柱には青い紋様が浮かび上がっており、更にこの青い紋様をよく見ると、
武具
- ネフ・ガルムド素材の防具として「ネフェルシリーズ」がある。
素材元のイメージ通りエジプト系の見た目となっており、
男性用剣士防具の頭部位はアヌビス神、またはヘリオスXヘルムにも似ている。
性能としては、土の技玉を多数有する高性能防具となる。
また下記の武技の発動条件を加味してか、腰部位は土の技玉に加えて氷の技玉も有する。- 名称は古代エジプト王朝のファラオの妃「ネフェルティティ」または「ネフェルタリ」が由来と思われる。
- 武器は「冥晶」の名を冠し、ver5.0アップデートにて追加となった操虫棍も含む14武器種全てに存在する。
ネフ・ガルムドの持つ黄金の甲殻をベースとし、隙間からは鮮やかな青色が見えるものとなっている。
いずれも土属性武器として最高峰の性能を誇るが、
一部武器は武技の発動に必要な技玉の数が「土8・氷1」といった、
初の複数属性の技玉を必要とする武技を有する。
氷の技玉はネフ・ガルムドの感応結晶の色をイメージしていると思われる。
氷の技玉を必要としない武技もあるが、いずれにせよ土の技玉の必要数は非常に多い。
実装から当面の間は、ネフェルシリーズとの併用が前提となるだろう。- なお、武器名までもが全てエジプト関連のものとなっている。
以下に全武器種と、それぞれの元となったと思われるものを記す。
武器種 名称 元になったと思われるもの 大剣 冥晶大剣アウル 「フクロウ」を意味する英語「アウル」(owl)*1 太刀 冥晶刀フェデク 「切り離す」を意味する古代エジプト語「フェデク」 片手剣 冥晶曲剣ケペシュ エジプトにおける鎌型の剣「ケペシュ」 双剣 冥晶翼ベヌウ エジプト神話に伝わる不死鳥「ベヌウ」 ハンマー 冥晶槌メゥト エジプト神話に伝わる神「ムト」(古代名:メウト) 狩猟笛 冥晶棺メレウト 「愛」を意味する古代エジプト語「メレウト」 ランス 冥晶槍イシェド エジプト神話に伝わる聖樹「イシェド」 ガンランス 冥晶銃槍ウジェン 「重い」を意味する古代エジプト語「ウジェン」 スラッシュアックス 冥晶剣斧アージュ 「糸巻き」を意味する古代エジプト語「アージュ」 チャージアックス 冥晶盾斧アーペイ エジプト壁画における翼を持つ太陽「アーペイ」 操虫棍 冥晶杖セケム 古代エジプトにて信じられていた癒やしの力「セケム」 ライトボウガン 冥晶銃シュト 人間を構成する霊魂のひとつ「シュト」*2 ヘビィボウガン 冥晶砲アジブ 古代エジプト王のひとり「アジブ」 弓 冥晶弓エセル エジプト神話に伝わる神「エセル」*3 - なお、武器名までもが全てエジプト関連のものとなっている。
余談
- 外伝作品のオリジナルモンスターとはいえ、
古代文明との関わりがここまで前面に押し出されたモンスターはネフ・ガルムドが初である。
とは言っても、メインシリーズなどの舞台における古代文明と、
MHXR、もとい断裂群島における古代文明にはかなりの差異もあるのではあろうが。
- 戦闘フィールドは大砂漠となっており、撃龍船もきちんと停泊している。
ただしMHXRにおけるフィールドは全て「断裂群島内に存在するもの」として扱われており、
見た目が同じでもそのフィールドそのものという訳ではないのだが。
- タブラディン群島の第三章及び第六章における、
探検手帳の秘宝に関するページには、
ネフ・ガルムドと関係が深いと思われる以下の記述が存在する。
後にこれは登場人物の口から度々語られており、ストーリーで重要な記述となる。
探検手帳の第三章のページによれば、ソーピンド遺跡から採取した文字列を解読した物と記されている。
また、解析の結果、古の祭壇の秘宝を入れ替えた記録でもあると考えられている。・・・蒼き光は冥王の臓物也・・・
肝を保つは緑石に、青には腎を置き、
胆に準するは黄、肺の清は白を以って、
紅石には心の臓を納めたり
我、暗き魂を戴きてその後は冥王の代理となりにし
最初に納められた秘宝は打ち捨てられ、
「冥王の臓物」と呼ばれる石(下記の感応結晶)の様な物に入れ替えられていたようだ。
現段階では不明だが、「蒼き光」と「臓物」は感応結晶、
「冥王」はネフ・ガルムドを指していると思われる。
秘宝として扱われる、感応結晶を収めた各封石は、
それに相当する器官として色で分けられている。
しかし、記述では5つだが、ストーリーでは6つあると言われているが…?
上記の探検手帳の第三章の秘宝に関するページにも、
『6つの石が「臓物」と呼ばれるならば、それを収める「身体」の存在も推測できる』
と書き残されており、
タブラディン群島の最後の島をよく見ると、モンスターの形にも見えるようだが…?
- この記述は、カノプス壺に由来すると思われる。
古代エジプトでは、ミイラを作る際、魂が宿るとされていた心臓を除き、
特に重要と考えられていた臓器を取り出し、それらを保存するために使われていた。
その中で特に主要なものは以下の4つ(ホルスの4人の息子)である。
・イムセティ:人間の姿をしており、肝臓を守る神
・ハピ:狒狒の姿をしており、肺を守る神
・ドゥアムトエフ:山犬の姿をしており、胃を守る神
・ケベフセヌエフ:隼の姿をしており、腸を守る神
上記の記述に、胃と腸に相当する物は無いが、
まさしく、エジプト関連を匂わせる要素の一つとも言えよう。
- 気付きにくいが、足音など一部のデータはクシャルダオラのものが流用されている。
また、いくつか共通点のあるドスアピポスもドスフロギィがベースとなっている。
ただ、MHXRは、特殊種などの“本家とは一味違う個体”の追加が大型アップデートとして
行われてきたため、「完全新規モンスター」として登場した二種のインパクトは絶大なものであった。
- ファイナルファンタジーシリーズのソーシャルゲーム「FFBE」とのコラボに際し、
FFBEにネフ・ガルムドが登場した。
尻尾に結晶を纏うギミックも再現されており、そのため立ち絵が少々特殊。- ちなみに、MHXR側に登場したのはジンオウガFFBE種。
- MHXRではシステム上、弱点は氷属性のみとなっているが、
FFBEでは氷属性に加えて火属性も有効。
本来、ネフ・ガルムドは火も弱点としているのかもしれない。
また、土属性と風属性*4を複合させた「流砂ブレス」や、
全体に固定ダメージを与える「吸引」を使用するなど、なかなかの強敵となっている。
- 別名の「"冥"晶龍」、冥界の神とされるアヌビス神に似た頭部など、
何かと「死」を連想させるモンスターである。
- 名称の「ネフ」は、エジプト神話において死者の守護神とされ、
アヌビス神の母親と位置づけられるネフティス神が由来だろう。
- 「ガルムド」の部分は北欧神話に登場する狼、ガルムが由来であろうか。
ヘルヘイムにあるヘルの館「エーリューズニル」の番犬であり、
冥界に近づく者を追い払い、冥界から逃げ出そうとする死者を見張るという。
また、胸元には渇いた死者の血が付着している。- 急に神話体系が変わるが、それについてはエオ・ガルディアも共通している。
あちらの「ガルディア」はインド神話に登場する神鳥「ガルーダ」が元となっている。
- 急に神話体系が変わるが、それについてはエオ・ガルディアも共通している。
- カプコンとガンホーが共同開発するデジタルカードゲーム『TEPPEN』にも登場。
MHXR本編では日本語・繁体字表記しかなかった本種の英語表記が、
“Nef-Garmat”であることが初めて判明した。
素材
- 素材体系はMHXRにおける他のモンスターと共通するもので、
「冥晶龍の甲殻」「冥晶龍の爪」「冥晶龍の骨」「冥晶龍の土崩玉」が存在し、
ネフ・ガルムドの部位破壊を達成することで「冥晶龍の部位証I」が入手できる。
また、FFBEコラボでは尻尾に付ける結晶である「ネフ・ガルムドの感応結晶」が得られた。
関連項目
シリーズ/モンスターハンター エクスプロア
モンスター/エオ・ガルディア - ネフ・ガルムドとは対になるとされる存在。別名「天晶龍」。
モンスター/アピポス - 感応結晶を戦闘に使用する点などが共通。
モンスター/アトラル・カ - MHXXで登場した甲虫種。名前が古代エジプト語由来である点や色が金色な点が共通。
世界観/感応結晶
世界観/断裂群島
世界観/古代文明