新規
編集
添付カンタロスの素材で作られたライトボウガン。
カンタロスの素材でフレーム強度が上げられており、威力も向上している。
目次
概要 
- なにやらカンタロス武器らしからぬやたら複雑な外見をしたボウガン。
…というか初期武器であるクロスボウガンやチェーンブリッツの超微妙なマイナーチェンジである。
弓部分がカンタロス素材になっているほか、ところどころ黒光りしていたり、
カンタロスの腹部のように底面が赤いのが特徴。- ある意味、のちの皮ペタ武器の先駆者とでも言うべき存在である。
性能
- 決して悪くない性能であり、個性もそれなりにあるのだが、
薄暗いジメジメした場所を好む素材元のカンタロスの如く、あまり目立たない武器である。
- 全ての登場作品で最低でも上位からでないと生産できない。
基本的に大型モンスター素材を必要としないので、
下位段階があれば初心者ハンターの助けになれる可能性もあるのだが……。
MH2以前
- 通常弾の装填数が他のライトボウガンよりも一回り多く、
希少な滅龍弾にも対応している、というのがこれらの作品で概ね共通する性能。
また、徹甲榴弾が全レベル2発装填でき、拡散弾もレベル2まで2発装填である。
その特性上、祖龍や黒龍に地味に相性がいいことで知られる。
- しかし滅龍弾以外に属性弾が使えないのがネックになる他、速射対応弾がないのも個性の面では痛い。
多数装填できる通常弾が速射の代わりということなのかもしれないが。
またカンタロス素材を集めるのが面倒くさいというのも大きい。
- 先述の通り生産可能となるのが上位からなので、
既にオンラインサービスが終了しているPS2作品では生産できない。
MHP2(G)
- 性能はMH2までとほとんど変わらないが、素材の要求数が大幅に緩和された。
とはいえ、それでもしばらくは虫退治に勤しまなければ生産できないが。
- MHP2Gでは、ウカムルバス討伐後に生産可能となるG武器として「カンタロスガンG」が登場。
攻撃力が上がっただけなので上位版と同じ感覚で使える。
しかし、あろうことか滅龍弾の速射に対応した奇面族の秘弩、
LV1拡散弾の速射に対応した幻獣筒【三ツ角】なども登場しており、
ただでさえ危うかった立ち位置を一層脅かされることになってしまっている。
MHR:S
- MHP2Gを最後に長らく登場していなかったが、
カンタロスが懐かしの密林と共に舞い戻ったMHR:Sで、なんとカンタロスガンが復活した。
初のG級、もといMR進出であり、さらに強化すると「甲銃カンタロスガン」と名を変える。
- 時代の波を受けてか大幅に性能が変化しており、
通常弾は特別装填数が多いというほどでもなくなり、徹甲榴弾や拡散弾の扱いも苦手になってしまった。
また、滅龍弾は未対応……なのだが、滅龍弾仲間の貫通滅龍弾に鞍替えしただけで、
しかも速射対応という個性は持っている。ただし反動などの関係で扱いにくい上に、
赫絶の輝翼ジェハダルという貫通滅龍弾の速射を持ちつつこちらより扱いやすい強力なライバルがいる。
他の弾は散弾と通常弾がそこそこ入るくらいで特筆すべき点もなく、速射対応弾も他にはないため、
復活したはいいが、残念ながら使い道は特にないというのが現実である。- 一応のフォローをすると赫絶の輝翼ジェハダルが扱いやすいのは滅龍弾関係のみであり、
それ以外はからきしのため、総合力を考慮すると物理弾や状態異常弾をいくらか使えることで、
こちらの方が使いやすいとも言える。もっとも滅龍弾自体が使いにくい性能であることから、
素直にもっと扱いやすい物理弾のボウガンでも使った方が安定するだろう。 - 前述の通り散弾は5発装填とそこそこ良く、鎧怨鬼弩ドシュムルと同じ。
…が、反動・リロード性能まで同じで攻撃力は劣るため、あちらの劣化になってしまう。
あと一段階反動が小さければ、ロングバレル+適正射撃法を良好な取り回しで使える唯一の5発装填となり、
個性を得られたのだが…
- 一応のフォローをすると赫絶の輝翼ジェハダルが扱いやすいのは滅龍弾関係のみであり、
- MHP2G後の長いリストラ期間中、ベースとなるクロスボウガン系のデザインがリニューアルされたが、
今作のカンタロスガンはそれに倣うことなく旧作準拠のまま復活した。
細身で角度のついたシルエット、銃口付近のパーツの形状、横付きのマガジンなど、
古参のガンナーは懐かしく感じるかもしれない。
Ver.12からは武器の重ね着機能が追加されたので、
旧式ベースのライトボウガンを担ぎたければこちらを重ね着にしてみてもいいだろう。- ちなみに一発生産もできるが、派生図を遡っていくとやはり源流はクロスボウガンである。
MHF
- MH2から引き継いでカンタロスガンが存在するほか、
攻撃力強化版の「カンタロスライフル」が実装されている(攻撃力以外の性能は同じ)。
素材が変更され生産額が3倍近くになっているが、製作可能となる時期は全く同じなので、
作るならば少し頑張ってライフルまで手を伸ばしたいところ。
- 上位(旧HR31)から作れる拡散祭り用ライトボウガンとしては悪くない。
なんなら後に控える公式狩猟試験のミラボレアス対策として大真面目に選択肢に挙がる時期すらあった。
ただ、そのミラボレアス撃破後には同じく拡散祭りに適した繚乱の対弩が製作可能となる。
あちらは火竜2種の紅玉を使用する代わりに基礎性能で優れ、またスロット1を持ち拡張性もこちらより高い。
- カンタロスガンはレア度3、ライフルでも4と低いので、旧SR制度下でも序盤のうちから担ぐことができた。
通常弾の優れた装填数は、天ノ型のクイックリロードとの相性も良好である。
余談
- 先にも少し触れた通り、MHP2G以降は長らく登場していなかった。
ただ、カンタロス自体が未登場のMH3～MH4Gはともかく、
復活できたMHXではカンタロス武器の中で唯一復活ならず、続くMHXXでも復活は叶わず。
MHWorldでも引き続きカンタロスが参戦するもやはり未登場、
MHRiseではカンタロス自体が再び姿を消す……と、
カンタロスの名を冠しているカンタロス武器の代表格のはずなのだがどうにも機会に恵まれない。
