MHP3から登場したへビィボウガンの一つ。
主に鉱石素材にて作られるが、太古の塊から出てくる事もあるので、炭鉱夫ならばおなじみかも知れない。
目次
概要
- ヘビィボウガンとは思えない、流星を象ったような細くて華奢な外見及び特徴的な効果音が耳目を引く。
一般的な星のイメージからくる、原色の黄一式の派手な外見(強化によって緑色になるが)と
流星のきらめく様、そして流れる様を模したかのような様々な音色がなかなか印象に残る逸品。- 特にキラリン☆という音は落とし物の音によく似ているのでPTプレイではしばしば間違われる。
- 作成に要求されるのは主に鉱石系の素材だが、一部でモンスターの素材も要求される事になる。
性能
- ブルームスター→メテオリト→ミーティアと強化されていく。
MHX系列ではレベル制強化に伴い、ブルームスター→ミーティア→アステールと銘が変化する。
MHP3
- 水没林にてシーブライト鉱石を集めて生産する方法と、太古の塊からの鑑定の二つの入手法がある。
初めからヘビィ一筋というハンターにはシーブライト鉱石で生産するのがよくあるコースだろう。
- 以下に最終強化系であるミーティアの詳細な性能を記す。
- 攻撃力
- 攻撃力:200(ブーストで215、PB込みで235)、リロード:やや遅い、反動:中、スロット2
上位中盤で作れるヘビィボウガンとしては平均値といった所。
この後攻略を進めればもっと癖の強い銃や平均値で上回る銃も出るが、それまでの繋ぎとしてなら使える。
- 装填可能な弾種(攻撃)
- 通常弾 LV1:5 LV2:6
貫通弾 LV1:3 LV2:4
LV3が非対応。ヘタをするとライトボウガンよりも装填数が少ないレベル。
全体的に装填数が少なく、第一線で戦うには心もとない。散弾の運用もデフォルトでは不可能である。
残念ヘビィとして有名なバイクといい勝負だろう。
と言うか鉱石武器とタメを張るパッケージモンスターって…。
他には徹甲榴弾のLV1と2が2発ずつ撃てるが、反動やや小で同じような性能の物はいくつかある。
拡散弾はLV2のみが1発装填。
- 装填可能な弾(補助)
- LV1麻痺弾、LV1減気弾:2発 電撃弾、滅龍弾:3発 斬裂弾:3発
補助役としても装填数の少なさがネック。
何気に滅龍弾を3発装填できるのはこのミーティアだけであるのだが、それ以外がこれでは…。
- しゃがみ撃ち
- LV2貫通弾、LV2拡散弾、斬裂弾
しゃがみ撃ちのラインナップからして貫通と拡散で攻めろと言わんばかり。
しかし貫通銃としては貫通命である亜ナル砲こと烈風砲【裏黒風】、
ブレとマイナス会心が痛いが貫通弾全LVのしゃがみ撃ちに対応、攻撃力も高いバズディアーカ、
拡散銃でも全LV3発装填可能の上徹甲榴弾しゃがみに対応した海造砲【灰燼】、
高攻撃力に通常特化で拡散しゃがみもできる轟砲【虎頭】があり、
総合力で言えばメテオキャノンにかっさらわれる。
ならば作成難度で勝負、と行きたいところだがシーブライト武器なので、あのいにしえの龍骨を使う。
しかし、凍土へ行くための緊急クエストはナルガクルガである。
後はお察し下さい。
MH3G
- ブルームスターのレア度自体は3と位置的には下位相当の武器だが、
作成にカブレライト鉱石とモンスターの濃汁を要求される為、入手ができるのは上位に入ってからになる。
要求される素材の種類自体は少なめだが、メテオリトへの強化でユニオン鉱石を、
そしてミーティアへの強化で大竜玉といにしえの竜骨と、地味に手に入りにくい素材を複数要求される。
- MHP3から殆どその性能に変化はない。
回復LV2は撃てなくなったが、LV3拡散弾やLV2麻痺・LV2減気が1発だけだが装填できるようにはなるなど、
多少の性能改善はされているが、やはりカブレライトキャノンには総合的に後れを取っている。 - 反動も相変わらず中なので、LV2貫通弾をメインで使っていくならば反動軽減がないとお話にならない。
- 一応G級まで強化できるが、鉱石素材メインの武器という事もあってか、
性能的には辛うじてG級の中盤までは頑張れる程度。
そもそも貫通ヘビィならば、リロード速度も反動も勝る扱いやすい1丁であるペンギンヘビィ系が、
だいたい同時期に作れてしまうので、普通はそちらが選ばれてしまうだろう。
そうでなくても似たような性能のカブレライトキャノンに性能的に後れを取っているので、
これを担がざるを得ない機会はせいぜいLV2拡散を使って拡散祭りをやる時ぐらいである。
- そんなわけでヘビィ愛好家、或いはコレクターでも無い限りはまず作られる事もなく、
そして担がれる事も殆ど無いこの武器は、殆どのハンターにとって
「炭鉱夫をしていると貰える、換金用ヘビィボウガン」程度の認識になってしまうだろう。
尤も、名前だけでも覚えて貰えるだけでもまだマシなのかも知れないが。- ただ、その特徴的な外見と効果音は間違いなくオンリーワンな代物であり、一見の価値はある。
炭鉱夫をしていればいずれ手に入るので、一度ぐらいは即売りせずに担いでみるのも悪くない。
- ただ、その特徴的な外見と効果音は間違いなくオンリーワンな代物であり、一見の価値はある。
MH4(G)
- 残念ながら未登場。太古の塊から出るのはボーンバスターになっている。
ちなみにシーブライト武器で唯一のリストラである。一体この武器が何をしたと言うのか…。
MHX
- MHXにてようやく復活。やはり一発生産か太古の塊からの鑑定で手に入る。
ただし生産に使うのはシーブライト鉱石ではなく、獄炎石である。
最終強化ミーティアの性能は攻撃力200、リロード「やや遅い」、反動「中」、そしてスロット1つ。
LV1通常弾4発、LV2通常弾5発、LV1貫通弾6発、LV2貫通弾3発。装填できる物理弾は以上である。
そして拡散弾は一切装填できなくなった。
武器内蔵弾は烈光弾、閃光弾、LV1斬裂弾で、しゃがみ撃ちはLV2貫通弾と烈光弾。
かなりレアな烈光弾しゃがみであるが、持ち込み数は5発しかない。つまりしゃがみ1回で撃ち切る。
そして調合も不可能なのでそれ以降は一切撃てない。
一瞬だけ美しい軌道を描き、そして消える。まさに流星の如し。- しかしLV1貫通弾の装填数だけでも実用レベルに至ったのは評価できるところ。
そしてLV2貫通弾をしゃがみ撃ちできるので、反動さえ何とかすれば貫通銃として使えないこともない。
武器内蔵弾を使えば閃光弾で足止めして貫通しゃがみという芸当だってできる。
間違いなく、歴代で最も実用的なミーティアであろう。
なお、閃光玉と絶対回避【臨戦】を使えば他のヘビィでも似たようなことはできるものの、
ゲージ蓄積の手間や、閃光からしゃがみ開始までの時間差、臨戦に充てる狩技枠のフリー化など、
諸々を考慮すると、やはりほかの銃には真似できない唯一無二の戦術となる。
PTにミーティアが複数集まれば、閃光ハメまがいの撃ち放題も実現してしまう程。 - ちなみに強化に際しては、ノヴァクリスタルやら重甲エキスやら古龍の血やらいにしえの龍骨やら、
やたら需要が多い上に手に入りづらい素材ばかりを要求される。
最終強化に至っては発光する上粘液、つまり集会所ラスボスの素材まで。
生産だけなら上位★5到達直後に採集だけで可能だが、そこから先は当分お預けである。
攻略においての実用性はお察しである。
- しかしLV1貫通弾の装填数だけでも実用レベルに至ったのは評価できるところ。
MHXX
- 究極強化でアステールへと銘を変える。
新規対応弾はLv3貫通弾(4発)・Lv1拡散弾(2発)・Lv2麻痺弾(1発)だが、総じて装填数は今一つ。
しゃがみ対応弾は変わらず、限界突破で烈光弾や閃光弾が1発増加するだけと、なんとも言えない強化となる。
- 作成時期に目を向けてみても、一応ラスボス前に完成させることが可能になったものの、
バスターランシエルダの究極強化手前、バスターブラスターLV5が一歩早く強化出来るうえ、
物理性能がほぼ同じ・スロット2つと同列・あちらは反動補助が不要と勝ち目がない。
- ライバルが強力すぎてこれを担ぐ必要が無いという最大の問題点こそ抱えているものの、
腐ってもLV2貫通弾しゃがみと斬裂弾を保持しており、しゃがみヘビィとして戦えるスペックはある。
Lv3貫通弾に対応し、閃光弾も変わらず扱えるため、MHX時のものをさらに伸ばした運用が可能で、
この武器単体の実用性という点では歴代トップに燦然と輝いているだろう。
- 余談として、本作には彗星なる大技を使う古龍がメインモンスターとして新登場を果たしている。
シーブライト武器には他にも武器名で古龍に無謀極まりない戦いを吹っ掛けている武器があるので、
あちらに倣ってブルームスター系列を持ち出して彗星対決としゃれこむのも乙な物だろう。
ちなみに該当の古龍は体長が長めで閃光玉に弱い為、アステールとの相性は割といい方だったりする。
MHF
- MHFでも遷悠武器として導入。
特定の素材は使わず、ハリセンネコのきんぴか小判G(ガチャ)を回すことで入手できる、
FP(フロンティアポイント)を用いて生産する。
その為実質課金武器に近い*1扱いである。
- ミーティアの性能は攻撃力714、リロード「やや遅い」、反動「中」、弾速「遅い」。
LV2通常弾9発、LV1・LV2貫通弾6発、電撃弾6発が主な装填弾で、
リロードさえカバーできればG級武器LV50と比較しても全く引けを取らないものとなっている。
装着+2スキルを発動させて貫通弾と電撃弾をメインに使っていくことになるか。
実用性は非常に高いのだが、問題はFP武器はいずれも入手難度が(いろんな意味で)高い事。
G級武器LV50と比較して突出している点も少ないため、狩場では殆ど見かけない重弩となっている。
余談
- 初期段階のブルームスター(Broom Star)は直訳するとほうき星(=流星)となる。
続くメテオリト(meteorites)、ミーティア(meteor)は共に英語で隕石と、武器名は一貫して流れ星から取られている。
- MHXXで追加されたアステール(Aster)はギリシア・ラテン語で星の意。
ある世界のクロスボウ使いの努力家の新人ハンターとは同名だが、特に関係ないと思われる。
なお、本作ではメインモンスターの武器群が流星の名を冠しているが、
ヘビィボウガンはかの悪名高いバイクを思わせるような残念性能であった…。- 続くMHWではこの武器は他のシーブライト武器諸共リストラされてしまったが、
拠点の名前の由来がアステールとほぼ同一となっている。
- 続くMHWではこの武器は他のシーブライト武器諸共リストラされてしまったが、
- 防具のUSJシリーズの一つに本武器と非常に似た名称の防具があるが、特に関連性はない。
関連項目
武器/シーブライト武器
武器/レギオス武器 - 星座を構成する天体の名を冠する武器。
武器/ガロア武器 - 星座、及びその星座に含まれるα星の名を冠する武器。
武器/バルク武器 - 彗星の名を冠する武器。