MHXで登場したベルダー武器。いわゆる初期装備枠の一つである。
目次
概要
- 龍歴院から提供された化石で製作された銃槍。
砲撃部分は流石に別の素材で作られたものらしいが、外装部分や刀身はその化石を使っている。
ゴツゴツしたものが多いベルダー武器の中では比較的シャープで鋭利な外見。
刀身が砲撃部を半身だけ覆う構造はMHXXで共演できたホワイトガンランスにも似ている。
また竜撃砲を撃つとその化石から放熱ハッチが開き出すギミックも特徴的。
どうやって化石を加工したのかは謎である。- ベルダー、オブシド、エルダーそれぞれ砲撃タイプが異なるため、
斬れ味や攻撃力だけで性能の判断が出来ない重要な要素であろう。
ただの色違いシリーズと一言で片付けられないのはガンランスならではと言える。
ただし上位互換はたくさん存在する。
- ベルダー、オブシド、エルダーそれぞれ砲撃タイプが異なるため、
ベルダーガンランス
- 最初から装備ボックスの中に入っている。砲撃は通常型。
初期段階では攻撃力が頼りなく、何よりガンランスにとって重要な要素である斬れ味が心許ない。
強化しやすいというメリットはあるものの、LV4まで強化しなければ緑が出てこない。
早めに緑ゲージを確保したい場合はアイアンガンランス(LV2)が存在しているため、
進行や素材の有無によって使い分けることが無難かもしれない。
LV4まで強化出来れば攻撃力は100と控えめながら緑60、通常砲撃LV2と砲撃に適した性能になる。- ちなみにLv1のみ、同レベルの他のベルダー武器と比べると斬れ味ゲージが少しだけ長い。
Lv1のベルダー武器は非常にゲージが短いため、
特に斬れ味の消耗が激しいガンランスに対する救済措置のようなものだろう。それでも不安ではあるが。
Lv2からは他の武器種と同じ斬れ味ゲージになる。
- ちなみにLv1のみ、同レベルの他のベルダー武器と比べると斬れ味ゲージが少しだけ長い。
- 上位最終形態サージュガンランスになると
- 攻撃力210と平均的
- 斬れ味は素で青20、斬れ味+2で白20と少々物足りない
- 砲撃は通常LV3
- スロットは1つだけ
- 残念ながらお世辞にも強い武器とは言いがたい。
通常砲撃のガンランスを用意するならば最後まで強化せずに朱鬼銃槍やハードヒッターへ派生させたほうが
末永く頼れる存在になるだろう。
- 作りやすい通常砲撃LV3を目指すならば候補にあがるかもしれない。
大型モンスターの素材が必要とせず、強化素材や資金も苦労せずに作れるのが最大のメリット。
砲撃主体ならば同レベルでは差がないため心許ない攻撃力や斬れ味もそこまで気にせずにすむ。
- MHXXにて究極強化でソフォスガンランスに銘を変える。
性能は- 攻撃力320とまずまず
- 素で白40、斬れ味レベル+2でも白が伸びるだけ
- 砲撃は通常LV4
- まさかのスロット3に
作りやすいスロット3武器としての強みを生かさなければこれより強い武器はたくさん存在するだろう。
オブシドガンランス
- ベルダーガンランスLV5から派生可能になる、藍色がかった外見が特徴の亜種。
砲撃が放射型となり、砲撃や竜撃砲を多用しても落ちない長い緑150のゲージが強みだろう。 - 強化を重ねるとLV6で上位最終強化、歴耀銃槍オルドバに銘が変わる。
- 攻撃力220と平均的
- 斬れ味は素で青50、斬れ味+2で白50と十分な長さ
- 砲撃は放射LV3
- スロットは空かない
とは言え最終強化は古龍の素材が必要なため作成時期が遅れてしまい、
似たような別の武器を用意できる問題が生まれてしまう。
- MHXXではG級にて究極強化、エテル=オルドバとなる。
その性能は…- 攻撃力330と十分
- 素で白50、斬れ味+2で紫30と悪くはない
- 砲撃は放射LV4
- スロットは一気に2つ増える
- 性能の似ているガンランスと見比べてみると、巨剛銃槍ギガドニア、バーンチャリオットの2本が
同等の斬れ味を持ちながら攻撃力でこちらを上回っている。
特にバーンチャリオットは十分な火属性値も備え、匠で出る紫ゲージもこちらより長い。
素の白ゲージによる継戦能力はこちらが上記2本より勝っているので、そこが差別点となるだろう。
- 岩穿のガンランスである渦動鬼銃槍【荒御鋒】と比べたらかなり厳しいと言わざるを得ない。
向こうはこちらより攻撃力が10高く、会心率が+5%な上に斬れ味+2で紫が50も出る。
更には狩技ゲージが溜まりやすい特殊効果もあり、こちらの存在意義を大きく脅かしてくる。
あちらはスロットが一切ないのでそこをどうにか差別点とするしかない。
- 「オルドバ」とは古生代オルドビス紀を指す。
生物の多様化が進み、オウムガイに代表される軟体動物や
三葉虫のような節足動物、筆石のような半索動物が栄えた。
シュールな復元模型が話題になったサカバンバスピスが生息していたのもこの時代である。
エルダーガンランス
- MHXXで追加された化石武器の朱色バージョン。
今までの化石武器から派生せず完全な一発生産でのみ作成が可能。
また砲撃が拡散型となっている。
- G級に入ってすぐ生産ができるほど入手しやすい素材ばかりにもかかわらず中々強力な性能を誇る。
攻撃力260、拡散LV3と突いてもよし撃ってもよしと攻撃面は十分だろう。
斬れ味が白10と物足りないが、青ゲージを含めれば悪くはない長さと言える。
G★2に昇格出来れば強化も狙え、攻撃力280と白40を確保出来るため、
何とかHR解放まで使っていける性能と言える。
- 究極強化の段階ではフィロゾフガンランスとなる。
- 攻撃力320とまずまず
- 素で白70と十分な斬れ味ながら匠で伸ばすことは出来ない。
- 砲撃は拡散LV4
- スロットは最後まで0のまま
業物を発動すればよほど狩猟が長引かない限り白のままで戦い続けることが可能になる。
G級攻略中にも用意しやすいザザミXやセルタスXとの相性がいいことも強みの一つか。
最終的には他の強力なガンランスに譲ってしまうものの、つなぎとしての役割ならば
これ以上はないほど高性能と言えるだろう。
究極強化がHR解放後になってしまうのが唯一の欠点かもしれない。