氷を纏う氷狼竜の盾斧。獲物を
切り裂くたびに冷たさは増し、
血も凍りつく程の冷気を纏う。
(冷たき月の盾斧)
冷酷な心が封じられた盾斧。
沸々とたまり続ける欲望は、
解放を今か今かと訴えている。
(氷輪盾斧パンセレノン)
目次
概要
- MHR:Sから登場した「王域三公」の一角、氷狼竜ルナガロンの盾斧。
蒼い氷を刃として纏う美しい外見と、盾の中央で炯々と光る赤色が特徴的。
- 斬れ味ゲージの合計が極めて短く、ほとんどの武器が匠込みで右端まで届く中、
バルク武器と同様に匠5でも右端がガラガラ。
性能
MHR:S
- 一発生産は不可能で、必ずカイゼルベアラー改から派生する必要がある。
初期段階の「冷たき月の盾斧」から改に強化する際、天鱗枠の秘氷玉に加えて
何故かメル・ゼナの尻尾を2本要求される。メル・ゼナ武器には1本で良いのに理不尽です- メル・ゼナの尻尾は部位耐久値が非常に高いうえ、肉質も硬めという厄介な素材。
本体の手強さも手伝って、意識していないと全く切れないまま討伐してしまうこともザラ。
そして尻尾破壊報酬80%という半端な確率であるため、思わぬストッパーとなることも。 - とはいえ、氷狼竜派生に移行した段階で素の紫ゲージが出る。
この段階で素紫を持っている武器は非常に限られる上に攻撃力も悪くないので、
繋ぎとしても非常に有用である。
- メル・ゼナの尻尾は部位耐久値が非常に高いうえ、肉質も硬めという厄介な素材。
- 地味に嫌な素材を集めきり、傀異化素材を使うと最終強化「氷輪盾斧パンセレノン」となる。
その性能は、- 攻撃力330。榴弾盾斧の標準値
- 優秀な素で紫40。白30が続く
- 高くはない氷属性32
- 会心率0%
- スロットはLv1が2個
- 百竜装飾品スロットはLv2
- 氷属性の榴弾盾斧には他に、
- 高属性値に平均レベルの攻撃力を得てついに羽ばたいたダオラ=アクパーラ
- 高攻撃力・低属性値にマイナス会心。古き良き榴弾重視を貫いたゴシャ!ギガゴガシャ!
本武器は両者の中間のような性能である。- こちらの独自性としては、やはり素で出ている紫40だろう。
アクパーラは紫に匠必須で、ギガゴガシャも素の紫は10。両者とも紫の維持には匠+剛刃か達人芸が欲しい。
本武器は紫40とそこそこの長さがあるので斬れ味ケアの分を他に回せば、
他の2本には真似のできないスキル構築が可能になる。
属性値の低さは痛くはあるが致命的でもなく、攻撃力と会心を盛りに盛った運用をすれば
先述の2本にも全く引けを取らない。むしろTA等で多く採用されるのはこの武器であることが多い。
- 一見地味に見える性能ではあるが、その実ハイバランスに整っている優等生武器である。
使いやすさも火力も光るものがあるのでうまく運用してやれば、月下に氷狼竜の勝鬨を轟かすことができるだろう。
余談
- この武器は盾部分がアシンメトリーとなっており、
「武器構え」ポーズの5番目を行うと正面から見た時にハンターの顔がちょうど氷部分で隠れるようになってしまう。
せめて盾の端部分のデザインが左右逆だったら良い感じの構図になったのだが…。 - パンセレノンはギリシャ語で「満月」という意味の言葉をもじったもの。元ネタが同じ武器に「月穿ちセレーネ」がある。