ポッケ農場や森丘、密林などあらゆる場所で取れる素材。
専用のフィールドオブジェクトも用意されている。
概要
- フィールド上のクモの巣のオブジェクトを調べればまず簡単に手に入る。
現実では見ると気分が悪くなる(特に自分の部屋など)が、
モンハンの世界ではハンターは喜んで飛びつく。
なぜそこまで喜ばれるのかというと、落とし穴や
投網マシーンを使うのに必要となるネットの調合素材だからである。
- 無印~MHPでは初期状態の村の道具屋でも買うことが出来たが、
以降の作品ではクモの巣は売られていない事が多く
(逆に、落とし穴のもう片方の素材のツタの葉は、以前と違って普通に買えるようになった)、
農場やフィールドから採集してこなければならず、何かと不足しやすい。
それほど手に入りにくいことはないので、面倒でも密林や森丘に赴いた際は採集しておこう。
- MH3では交換屋で不定期に交換することができた。
ただし、交換するアイテムがモンスターの体液or土砂竜のコインと、
どちらも入手が非常に面倒な素材だった。
それ故か、これが交換可能な日に限って、求人区にブナハブラ街が増えたという。- オンラインがサービス終了した現在は当然、交換屋の利用は不可能である。
モガの森の探索などで地道に集めるしか手はない。
- オンラインがサービス終了した現在は当然、交換屋の利用は不可能である。
- MHP3では買ったり交換したりすることはできないが、渓流と水没林と孤島で容易に採取できる上、
農場でも虫篭と虫の木で虫素材のおまけとして手に入るため、入手は容易になった。
- しかし、MH3Gでは採れる場所が大幅に限られてしまい、
一転して不足しがちな素材になってしまった。
また、渓流以外では専用のフィールドオブジェクトがなくなってしまった。
一応、フィールドによっては、植物のフィールドオブジェクトを調べたり、
虫あみポイントで採取ができるが、そもそも何も知らない序盤で、
そんなところにクモの巣があるなんて誰も思うはずがない。
こうした事情も入手の難しさに拍車をかけていると言えるだろう。
上位以降、渓流に行けば専用のフィールドオブジェクトがあるため、
相変わらず安定して採取することができるようになるが、
最序盤では昼のモガの森くらいでしかまともに採取できない。
そのため、クモの巣を取りに行くためだけに、
わざわざモガの森へ足を運ぶハンターもいたらしい。- ただMH3Gではチャチャかカヤンバを連れて行ける状況なら、
「落とし穴のお面」を使う事でクモの巣(=ネット)を節約できる。
連れて行ける状況で落とし穴を使いたいなら是非。
また持ち込み調合は当然できないが、交易で落とし穴を特産品と交換してもらえる。
通常時だと、5個プラス竜の爪1個で交易品ゲージがMAXになるようだ。 - また、ふらっとハンターを「水没林の虫退治!」、若しくは
「オルタロスの性質を学べ」というクエストに行かせると、クモの巣を取ってきてくれることがある。
その他、不足しがちなモンスターの体液系やマボロシチョウなども持ち帰ってくれるので、
できるだけ活用したいところ。 - 実は、序盤でも水没林に行けば大量に採取することが可能。
ベースキャンプのすぐ隣のエリア1にある植物のオブジェクトを調べると高確率で入手できる上、
オブジェクトはリポップするので、運が良ければ10個近く集めることが可能。
- ただMH3Gではチャチャかカヤンバを連れて行ける状況なら、
- MH4では専用オブジェが復活した上、マカ錬金屋で増やす事が出来る。
さらに竜人問屋で売られる事もある等、入手環境は劇的に改善された。
- MHXではさらに入手のしやすさが大きく改善されている……というか、やり過ぎなほど。
交易窓口でキノコ系アイテムを増やすように注文すると、副産物として大量のクモの巣が得られるのだ。
その量は半端ではなく、一回につき7~8個ほど持ち帰ってくることもザラ。
正確には副産物と言うより、虫の死骸などのようなハズレアイテムの扱いになっているらしいが…。
アオキノコやニトロダケなどを増やしまくっているだけで、
気が付いたらアイテムボックスに何百個ものクモの巣が入っていた、なんてことも珍しい話ではない。
クモの巣が余り過ぎてボックスを圧迫してしまい処分に困る、なんて悩みを抱える日が来るなんて、
一体誰が予想できたのだろうか…。- ここまでくると、もはやフィールドで巣のオブジェクトを見つけても採取をする必要など一切ないほど。
過去作からずっとやり込んできたハンターほど、大きなカルチャーショックを受けることだろう。
- ここまでくると、もはやフィールドで巣のオブジェクトを見つけても採取をする必要など一切ないほど。
- MHWorldでは植生研究所で増やせるようになった。
ただし本作ではクモの巣(延いてはネット)の使用用途は落とし穴のみに限られている。
なぜか相方であるツタの葉は増やすことができないため、こればかり増やしても…となること請け合い。- ver.3.00にてツタの葉の量産が可能となったため、増やす意義が生まれた。
- しかし植物やキノコならともかく、クモの巣を増やすには当然巣を作るクモ本体が必要なはずである。
現実世界のカイコのように、植生研究所の一画で大量のクモを飼育して巣を作らせているのだろうか…- 今作の環境生物の中には、人の背丈より大きな巣を張るカスミジョロウというクモが登場するが、
アイテムとしてのクモの巣が採れるフィールドオブジェクトは
地面にある袋状の蜘蛛糸の塊であり、またカスミジョロウに関して
「巣作りを見たことがない」という調査員のメモがあるので、
利用されているのは別種のクモの糸かもしれない。
カスミジョロウをマイハウスに放すと巣を張るんだから、誰か調査員に観察させてやれよ…
- 今作の環境生物の中には、人の背丈より大きな巣を張るカスミジョロウというクモが登場するが、
余談
- 現実のクモの糸も太さの割に非常に丈夫なことが知られており、
同じ太さであれば鋼線の5倍の強度、ナイロンの2倍の伸縮率を持つとされている。
この強靭性を利用した技術や、人工的にクモの糸を作り出す研究が日々行われている。
ただし、さすがに大型モンスターのみがかかる落とし穴に使えるほどの強度や太さはないため、
こちらの世界にいるクモとはまた違う種類のクモだろう。- ちなみに、近年の研究でミノムシの糸がクモの糸より更に強靭な繊維である事が判明している。
- ヨーロッパではクモは幸運を呼ぶ生き物として信じられており、
クモの巣は幸運を絡め取って離さないラッキーアイテムの一種として見られる事もある。
また、ネイティブアメリカンの間ではクモの巣は良い夢を引き寄せ、家に幸運をもたらすと同時に
悪い夢を捉えて消滅させると言い伝えられている。
嫌われ者のイメージが強いクモだが、世界に目を向ければ見方が変わってくる…かも。- 日本でもイメージだけで言えばクモは不快害虫というイメージが強いが、
生態的にはクモはむしろ益虫(人間の生活に利益をもたらす虫)の部類である。
クモは他の昆虫を捕食する肉食の虫だが、農作物に付く害虫や、家屋に出没するハエ・ゴキブリ等を悉く捕食してくれる。
もっとも、これらの生態で有名な「アシダカグモ」はクモの巣を張らない性質のクモだが…。
- 日本でもイメージだけで言えばクモは不快害虫というイメージが強いが、
- MHFでは雪クモというクモが素材として登場していたものの、肝心のクモそのものは長らく未登場であった。
そして近年、蜘蛛型モンスターの分類カテゴリーとして「鋏角種」が新たに追加された。
初の蜘蛛型モンスター・ネルスキュラとその亜種、
炎を操るヤツカダキとその幼体のツケヒバキの存在も確認されている。 - ネルスキュラの登場を皮切りに、MHのクモ界隈は地味に盛り上がりを見せている。
クモ嫌いの人からしたら地獄だが。